この日は父@養父の十三回忌…でしたが、ふっと前を見ると
卒塔婆が二つ置いてありました。
一つには父の戒名、もう一つには母@実母の戒名。
ほんとは三月に母の七回忌をすべきところ、母は生前から
この家との縁を絶ち、墓に入ることも望んでいませんでした。
さすがにそれはまずかろうと納骨だけはしましたが、ほかは
母の遺志でもあり何もしていません。
七回忌は一つの節目のような気がして、今年は考えたものの、
私自身も気が進まず取り止め。
それに法事は祥月命日の前にやるもの…と思っていたし、
今回も父の法事だけお願いしたのですが、ご住職のはからいで
母の七回忌もすませることができました。
家庭の事情や故人、個人の思いはいろいろあっても、やはり
とても有り難いことでした。
母もしかめっ面しながらも、喜んでいると思います。