花マップオヤヂが、また大騒ぎしながら帰って参りました。
「もう桜が満開になっとるで〜!!」
「どこ!?」
「○○の前!!」
「…それは、スモモや」
見もせずにスモモ@李とわかったのは、先日、「例年より早く
スモモが花を咲かせ…」の書簡をくださった方が、毎日、その
前を通られるからであり…、ほんとは“知人”ではなく“恩師”
であり…、○○は私の母校であり…(汗)。
けど、在学当時に李を見た記憶はなくて(春休み??)、これは
見に行くしかないでせう〜♪
 
あ、その前に恒例、「幹に咲く桜@ミキちゃん」観察初日。
まだまだ蕾固しでございます。今年も楽しみだこと。
2007年3月9日  「 スモモモモモモ… 」
photo diary
2007年3月1日  「 ベタです… 」
しかし、この姿でダイエーに行くのは、ちと…。
そしたら、オヤヂが、
「昨日の…白い…花が茶碗みたいな形の…、
 アレがもういっぱい咲いてるトコあった」
「白木蓮かい!!」
日本語不明瞭ながら、鬼嫁のサイトのネタに
貢献すべく、「花マップ」をスカスカオツムに
叩き込んでいるところは評価いたしませう。
この前日も去年、白木蓮や枝垂れ桜がきれい
だった所へ、「まだかいな」と行ってました。
2007/02/28
2007/02/28
おまけ画像。
前日、白木蓮はまだ蕾固し…でしたが、こちらの
花は七分咲き。
寒桜かな…と思ってたところへ、知人からの書簡。
「拝啓 例年より早くスモモが花を咲かせ始め…」
…スモモ@李か?? と調べてみたけど、ちぃっと
違う。「おいしい実」つながりで杏を見てみたら、
お、こっちの方が寒桜より似てる〜♪
真相はワカランのですが(笑)。
              あ〜、スモモ食いてぇ…。
隣街まで車でひとっ走り、やっとオヤヂの言う
白木蓮の…ぉ??
 
「アンタ、コレ、白木蓮ちゃうで。辛夷やっ!!」
「コブシ?????」
「そや、千昌夫の『北国の春』の…」
♪ しらかばぁ〜 あおぞ〜ら みぃなーみかぜー
  こぶしさく あのおか きたぐにの
   ああ きたぐぅにぃのぉ は〜るぅ〜
絶唱いたしました@街中往来激し。
これでオヤヂは二度と、白木蓮と辛夷を間違える
ことはないでせう…。一緒にいて恥ずかしいのは
オヤヂですから。
「辛夷やったら、裏の公園にもあるわ」
連れてってもらっといて、まだ文句言う鬼嫁。
プルプルプルプル
禁断症状が。。。
 
薬ではありません。
 
酒でもありません。
 
ド派手銘仙ですっ。
 
ここんとこ、柔らかものやおとなし銘仙(個人的見解)
ばっか着てたら、無性〜にド派手で濃ゆぅい銘仙、
なるったけベタなのが着たくなり…。
悠長に「生地の風合いが…」「光沢が…」なんてぇ
ことは度外視、グログロハデハデ・真っ赤っかぁに
チューリップ。これをベタと云わずして、何がベタぞや。
羽織はおとなし銘仙…だけど、「紅葉と菊が咲いてる
よぉ♪」な季節の柄。これも度外視。
そして、いつものキマリ台詞。
 
「いいのよ、今日の私はこれが着たかったんだからっ」
帰り道に丁度、あの白木蓮と杏(かも)の
お宅があり、また車を停めて見物。
道端の植え込みの沈丁花も少し咲いて、
甘い香りを放ってました。
が、もっといい香りだったのが、意外にも
そばに咲いてた菜の花。
顔を寄せないとわからない程度だけど、
そうするとびっくりするくらい清々しくて
力強い香りがします。
お雛さまも近いし、菜の花買ってこよっと。
…で。
 
コイツはこの看板の前で、何をしているのだ。
 
ひらがなの赤字の人物を待っているのか。
「そんなヤツの被害に遭った頃もあったわ」
と若かりし頃を懐かしんでいるのか。
「もうそんなヤツに見向きもされなくなった…」
と己を哀れんでいるのか。
 
いずれにせよ、あほーである。
 
ちかんは立派な犯罪です。
被害に遭ったら警察へ届けませう。
「こんな格好でダイエーはヤだよ」
と言ってたものの、晩飯のおかず…。ダイエー。
ジロジロ見られて、こっぱずかしい〜!!
レジだけはオヤヂに任せて、人目につかない所で
待ってると、
「銘仙やねぇ」
ふいに後ろから声をかけられて振り返ると、70代
くらいのおばあさん。笑顔。
「はい、銘仙です」
「まだそんなん着てる人、いてんねんね」
「はい」
「古いモンも大事にせんとねぇ」
「はい」
カートを押しながら去って行かれた。
私はほとんど、「はい」しか言えなかった。
ものすごく緊張してた。
銘仙の全盛期に、リアルタイムでお召しになったで
あろう人の言葉の重み。
ベタだろーがチャラチャラだろーが、やっぱりこれは
大事にせなアカンと、肝に銘じさせられた一幕…。
2007年3月2日  「 亀吉でございます〜 」
2月16日のダイアリーの最後に、『梅酒オフ』のことをちょろっと書いたら、お問い合わせを
くださった奇特な…勇気ある…怖いもの知らず…な方がおられました。亀吉さん。
以前、うしさんともお稽古事でご一緒だったそーで、「では、一度三人でお目にかかりませう」と
急遽、プチオフでございます。
待ち合わせ場所に着いた時、既にお二人はおしゃべりに夢中。
…お二人…。あれ、うしかめだろ。哺乳類と両生類だろ。
どーやって会話してるんだろ。ボディランゲージか、テレパシーか。
人間の私はついていけるんだろーか!? “人間のつもり”の間違いだろ。
エラソーに言いながら、また遅れてったヤツ。
人間さまとの体内時計に時差があるらしい生物。
時差ボケに気づくと放心・号泣、ますます遅れる。
コイツの日本語が最も怪しい。
 
ともかく初対面のご挨拶〜。
「あ、どもども、とーかでございます」
よかった、言葉通じた…。
 
「今日はなんで泣いてらっしゃっいましたの」
「ゑ…、今日はまた帯が短くて結べませんで、
 しばらく泣いておりました。せっかくお初の方と
 お目にかかるから、気張ろーと思いましたの」
「ほほほ、それだけ??」
「…眉のお手入れもしておりました。ぼーぼー
 でしたので、あまりにみっともなく…」
「無駄な努力ではなかったかと…」
わかっておりますわ、そんなことくらい。
締めそこなった春先らしい染めの帯、うらめ
しゅーございます。結局、半幅。
「お初の記念写真でございます。
 あら、お襟が…」
「恐れ入ります…」
 
…なのに、その後の“記念写真”が
残っていないのは、なぢぇでせう…。
おばかデジカメ、申し訳ございませぬ。
それとも、うしさんの陰謀か…。
 
「ちと、用足しに行って参ります」
「ごゆるりと」
「ご覧になりました?うしさんのお鞄。妙〜に
 膨らんでおりましたわね」
「そーいえば…」
「高利貸しのばーさんが、よくあんなのを持って
 おりませんこと??」
「たしかに」
「きっとあの中には実印や…」
「通帳や」
「有価証券に借用書がぎっちりと…」
「持ち歩いてらっしゃるんですね」
「近頃、顔で笑って威嚇する方に憧れてらっしゃる
 よーでございます。浪花千栄子さんのよーな」
「ナニワチエコ?? どなたですか」
「ゑ。。。。」
亀吉さんは、浪花千栄子さんをご存じないっ。オロナイン軟膏のあの浪花千栄子をっ!!
まだおいくつか伺っておりませんでしたが、お歳を知って打ちひしがれました…。
あのCM 、ご覧になったことないのかしらん。。。かもね。。。
 
あ、書き忘れておりました。ここは2005年8月下旬のダイアリーに出てきた、高津宮隣の
GROVE 』でございます。桜の季節にまた来たい…と思ってたけど、ちょっと早かった
ですね。相変わらず店内はまったり、オンナ三人の怒涛のしゃべくりも弾むわ弾むわ…。
で、こんな時刻になっておりました。
いや、この時刻を待っておりました(汗)。
ランチタイムにアルコールは出ません。
ディナータイムに入り、
「小腹が減りましたわね、何か頼みませうか」
のうしさんの一言を皮切りに、お茶会が
飲み会に変貌いたしました。(-"-;
「私は梅酒を」
「私は赤ワインが」
「私は白で」
チーズが食べたかっただけですが…(嘘)。
うしさん@ピザ@マルガリータ
「生地が薄くて美味ですこと。おひとついかが」
「いただきます。…ほんに美味。欲を言えば
 もう少しバジルが多い方が」
「葉っぱごととか」
「いえてます」
「その臭いチーズ、さっさと召し上がって!!」
「ブルーチーズって、口の中でブハッって
 いいません??」
「ブハッ??」
「そーそー、ブハッ、いうわね」
「口の中に胞子を撒き散らす感じですわ」
あなたがたねぇ…。
何食ったって、行き着くトコロは同じなのよっ!!
亀吉さん@レーズンバター
「私、普段は日本酒ばかりですの」
「おほほ、ワインでは物足りませんでせう」
「物足りないのは、このレーズンバターの薄さ…」
「2ミリ…ありますかしら、せめて5ミリ」
「いえっ、1センチほどに切って、それをクラッカーに
 はさんで押しつぶし、むぎゅっとはみ出たのを…」
「それそれ!! 美味でございますわねぇ〜♪」
「私は一本食いの方が…」
「いいえっ、はさんでつぶすのですっ!!」
「そう、それが最高のレーズンバターのいただき方!!」
…私、あんまりクラッカー好きぢゃないんですけど…。
でございます〜
亀吉
はじめまして
とっぷりと暮れても、オンナ三人の怒涛のしゃべくりは続いております。
亀吉さんの後ろにあったストーブに火が入り、「寒い」とおっしゃるうしさんと場所交代。
本日のお召し物〜。
亀吉さんは羽織を脱がれると、てっきりぼかしの入った太い縞と思ってた長着はドッカン矢絣。
この写真でも“矢絣”には…。帯は繻子の唐獅子。
うしさんは結城に麻の葉の絞りの帯。「この暖冬では、結城も今日が最後でございます」
私は帯で失敗して頭混乱、着物まで着替えて…なんで今頃“雪輪”…の銘仙大島。
「柄の色が地色だと、着るのが難しいでせうね」。まさしく、手持ちの一枚、袖を通したことナシ。
談笑してらっしゃるお二人ですが…。
話題は カ ビ でございます。
それもブルーチーズの「ブハッ」やら
「お風呂のカビが…」の次元ではなく、
おっそろしくアカデミック…マニアックな
内容でございます。
着物ネタよりカビネタの方がお好きな
ご様子。。。
 
しかし、こーゆー話になると足元が
オッサンしとりますな。
そして、そんなマニアックな話に
ついてゆけん女は、一人淋しく
タイマーのいらぬセルフ写真を
撮る、と。
「あなたはおいなりさん抱えて、
 場所取りしてらっしゃいっ」
「宮司さんに見つかったら、
 担いで逃げるんですよっ」
 
泣かせてしまいました。。。
「前にここを訪れて以来、桜の頃に来たいと
 思っておりましたが、まだ早かったですわ」
「私もお隣の神社に参ったことはございますが、
 おいなりさんがあるとは存じませんでした」
「今日は油揚げを忘れて、お参りできず…」
「ならば、今年はここでお花見なぞいかが??」
「あら〜、それは素敵ぃ〜♪」
「花見といえば、焼肉・焼きそば・おでん…」
「ほほほっ、ちょこざいな。それしき七輪で
 「私が料理してさしあげますことよ」
「私は梅酒の瓶をせたろーて参りませう」
「では、私も何かお手伝いを…」
気づけば、しゃべくり7時間。夜も更けてお開きとなりました。
瓢箪から駒、『 お花見オフ 』まで話が進み、あれこれ考えて
おります。
お時間のある方は、どうかご参加くださいまし。
現地でこの三人が待ち構えておりまする。。。ビビらないでね。
…とゆーことで、
『 お花見オフ 』のおしらせはこちら→
2007年3月3日  「 ひなまつり 」
雛祭りだから、オヤヂに「花を買ってきて」と頼んだ。
菜の花だけ買ってきた。
頼んだ時に、「こないだの菜の花、きれいやったな」
と言ったのがマズかったらしい。
オヤヂ、一度に二つのこと覚えられない。
オヤヂ、日本語不明瞭。
「雛祭りには桃の花」
来年はそう言おう…。
ハンドクリームの「桃の花」を買ってくる気もするが…。
お〜っ、まさに満開でございますぅ〜♪♪♪
新しい校舎沿いに、並木の如く咲いておりました。
ほとんど白に近い、淡い淡い桃色の花。
桜ほどの華やかさはないものの、十分
見ごたえのある花かと。
私がここに通っていた頃は、この校舎も
李の樹もなかったよな気がします。
道をはさんで反対側の校舎にいたので、
気づかなかっただけでせうか。
 
数年前に母校は改変され、国文学科は
なくなり、統合された学科でも国文は人気
薄で存亡の危機とか…。
恩師も来年で退官、別の恩師は今年で
去られるとのこと、淋しい限りです。
“お花見”ついでに、先日の白木蓮が開いたかどーか、回り道。
咲いてました〜。数はまだ少ないけど。
 
ふっふっふっ、こないだのベタに輪を
かけたよな、派手ドベタ銘仙@木蓮、
着てきた甲斐あったわ〜。
昼間はこんなことしないけど。。。
いいの、今日はダイエーも寄らないって
決めてるからっ。
 
嬉しがって見せてるおはしょりの下、
ちらっと見えてるのは…(恥)。
「次っ、神社前に急行せよ!!」、ここに来る前に満開の白い花が見えました。辛夷かな。
マヂ。。。??
白木蓮@満開。
 
こんないっぱい花をつけた
白木蓮、初めて見ました。
感動~~~~~!!
も、潜り込みたいほど咲いているぅぅぅ。
あまり大きな樹ではなくて、目の前で間近に鑑賞。嗚呼、うれひぃぃぃ。
よそのお宅に植えてある樹では叶わなかった、「白木蓮の中身はどんなん??」のナゾも
必死に腕を伸ばして撮影。へぇー、メシベもオシベもあるんや(当たり前)。
ここで私も写真を撮ってほしかったけど…。
この前の道路で飲酒検問中、オヤヂ、車を駐車
させられず断念。離れた所で待機。
1分かからんやろー!! なんかヤバイことしたんかー!!
大体、7時過ぎに飲酒検問、やるかっ!? (逆ギレ)
仕方なく一人で嫌がらせみたいに、バシャバシャ
花の写真は撮ってきたわいな。
 
…警官の娘の言うことか。。。
また明るい時に行こ〜っと♪
↑ ぱとかー
三月中旬のダイアリーはこちら→
雪柳