photo diary
2007年10月2日  「 あ〜 しんど 」
ぼーちゃんが我が家にやってきて、はや5日。
………疲れました。ぅぅぅぅぅぅ
ずいぶん片付いたものの、全部片付けたら人間さまが
生活できない。生後60日足らずでも、そこんとこ狙って
ダッシュするんですな。
食っちゃ寝暴れ 食っちゃ寝暴れ 、はい、元気まんまん
ですよ〜。
くたびれると私の布団で寝ております…。
私、これでも病人だもんで、日中に少し安静時間を
取りたいんですが、私臭い布団がお気に入り(泣)。
でなきゃ、べたーっとくっついてお昼寝するから、迂闊に
立てず…、トイレイキタインダケド~~~~~。
 
まだ初回のワクチンがすんでなくて、あと数日は外へ
出さない方がいいんだけど、買い物にも行かなきゃ
ならんし、たまには着物も着たいし、キャリーに押し
込んでお出かけ。
こんな時だけコビコビ鳴いてもダメだぞ。
♪ぼーちゃん キャリーがだいきらい〜 
ほれ、お外だよ〜。
早くお散歩できるよーになるといいねぇ。
だけど、ネズミ捕ってくるのはやめとくれ。
ネズミのオモチャも一週間たたないのに、
もう中身が出てるぢゃないか。
皮はウサギだから、グロイんだよね。
あんたはお気に入りみたいだけど。
ボールとか他のネコヂャラシぢゃ、ダメ
なわけ〜??
 
…そんなことはおかまいなしに、向かいの
焼き鳥屋をぢぃーっと見てる。
ぜいたくを言うでないっ!!
困った時は…オジサン
 
オジサン、私、困ってるんですけど、ほんとに
助けてもらえるんですかっっっ。
ウチの猫…。
ウンチはトイレでするのに、オシッコは座布団
でするんですっ。2枚捨てました。
エサはやってるのに、玉葱や三つ葉を見ると
私の胸をよじ登ってきてほしがるんです。
脱いでちょっと置いといた着物を、座布団
代わりにくつろぐんです。
トイレに入ると外で待ってるんです。スケベ
爪立てた手ではさんで、私の指をおやつに
ガリガリかぢるんです。
オヤヂと息子はベロベロなめるだけなのにっ。
(しょっぱくてウマイのか??)
ワタシ、このまま猫のご飯とウンチの世話に
明け暮れる人生に、耐えていけるでせうか!!
 
オジサン、無言。
買い物だけしてさっさと帰れってか。そやな…。
オヤヂ、またネズミのオモチャ買うてるし…。
この日のおべべは、ぱっと見は銘仙、その実、「染め??」な摩訶不思議な品。
月に見立てた円の中に、蔦・菊・紅葉を描き金泥で縁取り。その円の中をモザイクが走る。
こんなのは見たことありませぬ。金が入ってるなら、もうちょっといい帯してけばよかった。
2007年10月3日  「 うし vs  ねこ 」
毎度コイツでスンマセン(汗)。
うしさんが展示会に出品中で、陣中見舞いの
つもりが、コイツにまとわりつかれ時間切れ。
ほな、おしゃべりでも〜と、ペット可のカフェに
行ったら貸切でアウト。
蚊だらけの公園で美女二人、色気ない〜!!
「まあ、ちっちゃいこと♪
 (ちっ、まだ襟巻きサイズには足らないわ)」
「みーみー
 (おばちゃん、「うし」だって?? サシ入ってる??)」
「あなた、お股を閉じなされ。淑女でございませう」
「閉じませんのよ〜。ほーっほほほ」
「みーみーみー
 (ふーん、モモ肉がウマソだな)」
「たまに粗相をいたします。お気をつけになって。
 (スカンク並みのかほりですことよ。ふふふ)」
「あ〜ら、ほんの普段着ですわ。大丈夫。
 (やれるモンならやってみんしゃい)」
「みーみー
 (お゛ー、言うたな。後でごづいのしたろ…)」
 
 
ヒトもケモノも、腹の中では何を考えているのか、
それは、「言わぬが花」でございます。。。
それをバラしたいのも人の常。ヒッヒッヒッ
この子にとっては、少し遠出。
抱いてる時に何かあっても…「ぎゃー!! なんて
ことしてくれたんだっ、このバカヤロー!!」と叫ば
なくていいものを着ていく。
帯締めてるとまとわりついてくるし、当分は
半幅帯しかしょーがない。
この帯でもガシガシ遊ばれて、締め終わったら
ブカブカ。
 
大正浪漫風に猫抱いて、憂いを纏う姿なんて、
私にはご縁がないよーで。
うしさんを難波までお送りするためにこの子をキャリーに入れ、車に乗った直後。
ごついの”をしてくれました…。「ぐっっっ、窓、開けますっ」、うしさんの負け(笑)。
おべべの上でなくてよござんした。
2007年10月8日  「 結婚記念日@銀婚式 」
10月8日、結婚記念日。
銀婚式。
豪華なディナーもない、プレゼントもない、お祝いもないっ
よくまぁ、25年ももったもんだと、そんな感慨だけ。
とりあえず新しく“家族”になったばかりの子も交えて、記念写真。
こんな時でもないと、もう外へ来て出る根性は
ない銘仙。紅型と間違われることがあったけど、
そんな上等なものぢゃないのよ〜。
唐草・唐花、反物の耳の縞も面白い。
10年くらい前はこんなデンヂャラスなのも造作なく
手に入ったのに、今はもう、「ほすぃ!!」と思わせて
くれるよな銘仙、少なくなりましたわ。。。
 
いつかこれを着る日は、焦げ茶の儒子の帯を…
と思ってたけど、ぼーちゃんが夏物の着物に
粗相をして、ヤケクソで洗濯しててそれどころ
ぢゃなし。
なんか喪の帯みたいな半幅締めて、せめて
帯留しよーと思ってたのも、ボケてて忘れてた。
いつかまた着るぞ!!
オラ、知〜らね。ちょっとちびっただけー。
今日はにーちゃんと遊んでやったら、
喜んでやんの。ちょろいね〜。
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