photo diary
2008年2月11日  「 …なんやねん コレ… 」
某レストランから案内状@葉書が届きました。
前に行った時にアンケートに記入しとくと、抽選で
当選者が何名か選ばれるそーです。
嘘こけ。メールでもヂャンヂャン送ってきとるでは
ないか…。
しばらく放置しとりました。
しかし…。私を筆頭に男二人も、「台所立ちたくない」
な日は、こんなしょーもない葉書に目が留まります。
「『海老尽くしコース』やて」
「海老…」
「海老…」
…何を口元だらしなく緩めているのでせうか。
あなたがた、あの店&その系列店で、何度頭から
湯気立てたかお忘れですか。
あ、お忘れですね。すっかりお着替えもすまされて…。
学習能力がないと申しませうか…。
せっかくのフレンチ、フツーならもっと気張った格好に
いたしますが、あの店ならこれで十分ですわ。。。
 
一応、お店の名誉のために。
昔はとってもお味もサービスもいいお店でしたのよ。
ゑゑ、昔は
「海老尽くしコース」、獲れたて甘エビ食べ
放題とか伊勢海老丸ごとピッチピッチなら、
「うほ♪」にもなりますが、この値段で海老
クリームコロッケかグラタンだと、冷凍むき
えびがええトコでせうな。
「とーかちゃん、ダメなの」なモノが揃った
ところで、無難に魚のコース@鰯のソテー。
 
「なぁ、このサラダの上に乗ってるの、シー
 チ○ンかな」
「…やな。ツナ缶ぽい」
「こんな店で使うか…。ぼーの土産に包んで
 帰ろか」
「ご馳走やで。ひっひっ」
「海老尽くしコース(何度もシツコイ)」はサラダも
海老でございます。大きいのが1匹。ブラック
タイガー。むきえびよりは大きいっ。
が、野菜の周りにも海老…ぃ??
 
「それ、オキアミか」
「それは釣りの餌やろ〜。桜海老ちゃうか」
「桜海老…。こないだ、ぼーのカリカリのふりかけに
 買うてやったけど、全然食べへんかった」
「ぼーはグルメやからな(どこがや~~~~)」
「アンタはグルメちゃうん??(聞くまでもない)」
「僕はぎょーさん食べられたらええ」
「…パンのお代わりしたら。(-"- ; 」
ほんで、私のメインディッシュ。
たしか、「真鰯のソテー・なんとかソース
なんやら添え」でしたな。
焦げ焦げやんけっっっっ!!
真鰯のソテー、油で焼くだけちゃうんか。
誰も「七輪で焼いてくれ」とは言うてへんぞ。
そんな上級編なことを、この店に求めは
せんけど、あんまりちゃうかぁぁぁっ。
盛り付けもどやねん。。。
この葉っぱ、なんやねん。。。
←まっくろけー
薬が増えてからアルコールは控えてたけど…。
美味しいものをより美味しく〜♪のために
飲むんだけど…。
見るからにマズソーなものの味を、少しでも
舌をマヒさせる効用もあるかと…。
皿に手をつける前ににこやかにっ、ワインを
頼んでしまいましたわ。
いつ抜栓したんだか、すっかりアルコールの
飛んだぶどう汁ガブガブ。ボトル1本空けても
酔いそーにない。今は意識を失いたひぃ〜。
 
 
意地になってたいらげてデザートを待ってたら、
いつから器に盛って冷凍庫に入ってたのか、
変色しまくりのチョコアイスが出てきた。涙。
もうこんな店、来るもんかっ!!
絶対、来てやんねーっ!!
 
 
 
 
 
怒りにまかせて、融け残った雪を蹴飛ばす。
頭に血が上ると、「下駄が傷む」とゆーこと
にも気がつかない。
 
気がつかないついでに、この怒りも3日も
すれば忘却の彼方、また案内の葉書が
届けば、ほいほい行ってしまうであろー
愚かな家族。。。
2008年2月14日  「 今年もオンナの祭りです 」
今年もやって参りました、バレンタイン・デー。
私には関係ございませんが。。。(-"-#
まぁ、殿方には、「ヨイショ・ベンチャラ・ツケトドケ」、
ご婦人には、「ありがとさま」のチョコレートを買いに
百貨店まで。
* 「殿方」の中にオヤヂは含まず。見返りがない。
            ↑
  去年、このメーカーの真ん前で、「うまいんか」
  「ほんまにうまいんか」「高いなー」「梅干みたい
  やな」と迷語録を残しております。
  今年はどんな迷語録が飛び出すか、それだけ
  楽しみに引き連れて行きました。
  案の定、別のメーカー、短いスティック状のチョコ
  3本で1301円を見て、「高いなーっ、3本やでっ」
  「最後の1円はなんや??(消費税加算やろっ)」。
  こんなオッサンに百貨店の催事場で売ってる
  よーなチョコレートを贈ったところで、英世サンを
  ドブに捨てるよーなものでございます。
  100円均一の袋入りチョコで十分ぢゃわい…。
がっくりしてたら、猫〜♪
 
中身はどこのも似たよな
もんでせうから、私はパッ
ケージで選びます(笑)。
去年はこのカウンターに陳列してあるパッケージ
(建物のイラスト)を自分用買いましたが、ウサギ
柄が売り切れてたんで、今年はそれにしよ〜♪
と思ってたのに、廃盤になったらしく。。。
あ゛っ、嫌だわっ!!
ウチにはもっとマブい♂がいるぢゃない!!
でも…。彼はチョコレート食べるかしらん…。
嫌いぢゃなさそだけど…。
このオジサンみたいにメタボになられてもねぇ…。
あれ、オジサン、たすき替わった??
前は「お助けオジサン」かなんかぢゃなかった??
今度は「幸せを呼びます」って、大盤振る舞いね〜。
幸せを呼ぶお呪いでも知ってんのかしら。
…教えなさいよ。
 
オジサンが幸せになるお呪いを教えてくれた。
「ここでいっぱい買い物しなさい」
買うわ、買うわ、いっぱーい猫のエサ!!
これで私も幸せになれるのねん♪♪♪
帰ってからよ〜く見た。
犬のエサだった(誤爆!!)。
紛らわしいのよっ、色も絵もっ!!!!
ヤケチョコ食ってやるっ!!
2008年2月15日  「 大山崎山荘美術館 」
うしさんのお誘いで、大山崎山荘美術館へ。
ここへは何度も訪れておりますが、冬は初
めて…どころか、袷で来たのも初めての
よーな。
夏は汗ダラダラで坂を上り、冬は「さすが
山の上〜」と震え、次は桜か紅葉の頃にと
思いまする。
この日は辛夷の蕾がもうほっこりしていて、
ウチの近所もまだなのに、ちと驚きました。
こんな三重塔が美術館の隣にあるのも、初めて
気がつきました。
気がついたのは初めてですが…、何度もこの
お寺へは行ってました(爆)。
私、「実家は宮津」でありますが、その前後は
養父母と大山崎に住んでましたので、ここも
実家のあった町ということになりまする。
大山崎小学校に通い、遠足やらなんやら何かっ
ちゅーと、このお寺@宝積寺(宝寺)へ。
記憶もおぼろげ〜な校歌、♪ホニャラーラフニャフニャ
たーかぁらーでぇら〜 とあったのも思い出し
ましたわ。お懐かしや〜。
現地集合だったので、入口付近でうしさんに携帯。
プルプルプル プルプルプル ツーツーツー
ぅぅぅ、いつも遅れてくるから、シカトされてしまった。。。
「あ、ここは山の上で電波が届きにくいんですよ〜」
受付のおねーさんに促されて、外からかけてみる。
「あら、お着きになりましたの。私、ティールームで
 お茶をいただいております。アナタも召し上がる??」
「はい、もー喉カラカラ」
…お茶だけでなく、甘い物もいただいてらしたのね。
今日もいい帯してらして。ぶふ。
何度も来てるのに、このティールームでお茶を
飲んだのは初めてです(初めて尽くしの日)。
ここ、禁煙なので。。。
スモーカーの友人と来た時は、外の休憩所で
蚊に刺されながら、缶コーヒーと煙草で一息
ついてから、見学したことありました。
けど、やっぱ冷えた身体には暖かい部屋と
暖かい飲み物が最高ですわん。
今回の企画展は、『住田啓子 ジュリアードレース展』。
絹糸をかぎ針でモチーフを編み、それを糸でつないでいく手間隙のかかる作業。
(額に入ってるんで、ガラスに背景が写り込んでスンマセン)
帯、見てる分には面白くていいけど、
「締めてみて」と言われたら悩みそー。
ランプシェード。灯りモノ好きとしては、
これは持って帰りたい!!
うし@マダム・フォンテーヌ、
ご自分のお屋敷かのよーで
ござーます。
ばあやもおりますしね、はい。
 
 
 
帯の腹は桜だけだったのが、
お太鼓と垂れに赤いオウムが
おりまする。
「どーしてここにオウムさんが
 いらっしゃるの?? 季節は合っ
 てるの??」なんちゅー無粋な
質問をぶつけると、池へ投げ
込まれそーでやめました。。。
私はいつ来ても、ここで1枚。
なんとなく落ち着く場所でして。
池の水が抜かれてたのが、
ちょっと残念でありました。
 
 
 
この日は天気予報で、「寒い」
よーだったので、暖か系の
紬を着たいところでしたが、
ゴソゴソ探してたら縞の銘仙が
出土したもんで、ついつい…。
部屋に戻ると、
「おばかやりたいんでせう〜♪」
「は〜い、やりたいでーす♪」
しかし、世間に出せるのはここまでです。
2008年2月19日  「 夜の梅 」
今年も梅の季節がやって参りました。
とはいえ、この冬は寒さが厳しくて、
七分から満開なのは八重咲きの花
だけで、白梅はちらほらから三分、
紅梅はまだ蕾。
時期はずれても、順番は同じ。
『ご近所観梅記録』、今年もがんばろ。
 
…でも、今年はここで飲んだりしない
んだから。。。恥
 
 
 
 
大山崎山荘美術館には、もう辛夷の
蕾がほころんでたけど、こちらはまだ
固い蕾も見当たらず。
おんや、そこでおめめぴかぴかさせてんのは、
ぼーのダチではあるまいか。
 
「おばちゃ〜ん」
「お〜、皆、元気でやっとるかいの」
「元気やでー。シマシマはどないや〜」
「シマシマ?? ぼーのことか?? まぁ、のぉ」
「たまには遊びに連れてきたりーな」
「連れてきたいけど、大蘇鉄に上がって
 下りてこれんよーになったことが…」
「ぼんぼんやなぁーーー」
「家の中では虎かライオンぢゃわ(泣)」
「獲れたてのネズミあんねん。シマシマの
 土産に半分持って帰りーな」
「ネズミの開き…(汗)。おおきに、また
 今度にさせてもらうわ。あはは…」
「ほな、こっちは缶詰持ってきてやー」
「憶えてたらな(3分で忘れる)」
八重も紅梅もきれい。
けど、白梅が一番好き。
毎年、満開を見逃して見逃して、
今年はこまめに通って、ゆっくり
愛でませう。
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