photo diary
2008年3月3日  「 ひなまつり 」
♪あかりをつけましょ ぼんぼりに〜
「そんなもんより蛍光灯の方が明るいでんがな」
 
毎年毎年、こんな無粋なオナゴのいる家に
お越しにならざるを得んお雛さま、お気の毒で
ございます。
今年は衝立に藤が描かれたのがあり、自分が
お雛さまになったかの如き錯覚・勘違い・身の
程知らずで、連れ帰って参りました。
元はお内裏さまとお雛さまの位置が逆でしたが、
我が家の家風といたしましては、「なんでアンタが
前におるん!?」なので、入れ替えました。あはは…。
2008年3月4日  「 銘仙展@城陽市 」
案内状をいただいて、京都・城陽市まで
『銘仙展』を観に行って参りました。
 
実はあまり乗り気ではありませんでした。
主催は行政かその関係らしいものの、
私は城陽市とご縁がなく、なぜ案内状が
届くかがまず疑問。
たまたまその日に、大阪市内で催される
繊維関係の案内状も届き、照らし合わせ
てみると、あーあー、4年ほど前に行った
京都の『銘仙展』の主催者の名がどちら
にも…。
たしか名刺交換はしたけど、それをあち
こち使い回すのはどないやねん…で。
あの『銘仙展』もイマイチやったしなぁ…。
このポスターと同じチラシ見てもなぁ…。
 
多少の不信感は在りつつも、「銘仙」の
2文字に勝てず出動。
 
が。
あの時の展示会とは趣旨が違い、ただ
見せるのみにあらず…。
梅模様羽織 緯総絣 昭和10年代
 
戦時中、疎開先の女学校の和裁の授業で
縫われた羽織。反物はお母さまが物資が
乏しくなる前に、娘達のお嫁入り支度に
買っておかれたもの。
 
・その疎開先が私の田舎、女学校は後に
 統廃合で私の母校となり、先輩でありました。
会場内は撮影禁止。外で撮れたのが、
上のとこのトルソーの画像。
会場の展示の一部もこんな感じで、織りや
絣の名前、いつごろの品か、出品者名、
エピソードが添えられた品もありました。
これは、「大珍絣模様羽織」「緯総絣」
「昭和28年頃」「○○さん所蔵」。
 
画像ナシでは話にならず。
パンフレットの写真が「転載禁止」とは
書いてなかったので、ちょっと拝借(謝)。
説明がついていたのは、ほとんど城陽
市在住の方のお品でした。
大珍絣模様着物 併用絣 昭和30年頃
 
昭和7年生まれのお姉さまのお嫁入りの際、
おうちで飼っていた牛が高値で売れ、その
代金で揃えたお支度の着物の中のひとつ。
ご本人が嫁ぐ時に、お姉さまから譲られた
もので、柄行もお好きとのこと。
ダイア模様着物 締切絣 大正末期〜昭和初期
 
大正5年生まれのお義母さまがお召しだった品。
 
・今回の展示品の中で、最も古いと思われる着物。
植物模様着物 経絣 昭和5〜6年頃
 
ご本人が生まれて間もない頃、お母さまが
将来、お嫁入りの支度にと求められた品。
戦争が近づいていたこともあり、手に入る
時に少しずつ揃えられ、時々、箪笥から
出してお嫁入りを楽しみになさっておられた。
 
・この他の出品の中にも、お嫁入りやその
 支度のための品が多数あり、ほとんどは
 お母さまが揃えられたお品だった。
防空頭巾 大正10年頃
 
お母さまがお嫁入りに持参された着物をつぶして
作られた防空頭巾。戦争末期、空襲警報が鳴ると
まだ赤ちゃんだったご本人に頭巾を被せて、防空壕
に避難された。ご結婚の時にお母さまから譲られた。
鳳凰と桐丸分様掛布団 緯総絣 昭和10年頃
東京から嫁いでこられたお義母さまの
お嫁入り道具の客用布団。着物の
再利用ではなく、はじめから銘仙で
誂えられた布団。
 
・多分、布団専用の銘仙でやや地厚。
 実は私もこの生地を持っているけど、
 肝心の布団を縫ってくれる人がいない。
前の京都の銘仙展では、柄や展示方法が
メインでしたが、今回は実際に銘仙を貸与
してくださった方々の聞き取り調査や、織り
の手法なども説明され、趣向が異なって
いました(私はこっちが好き)。
 
柄は前回の方が面白い、美しい物が多く
ありました。今回はその点は残念ながら…。
けれど、聞き取り調査のおかげで、その
銘仙が持つドラマ、特に母親の娘に対する
愛情が伝わってきました。
「この柄、イマイチ〜」なんて言ってないで、
その一枚を愛した人がいることを思って、
大事に着ていきたいと思います。
2008年3月6日  「 ♪マ〜ロニ〜ちゃん 」
今夜は鍋です。具は、
白菜・ネギ・白菜・ネギ・白菜・ネギ…、へるしーです。
ぽん酢が切れてたので、コンビニまで買いに行く途中、
近所の“スピーカーおばちゃん”にとっつかまって、
ペチャクチャペチャクチャ ガハハハガハハハ ヘーハーホーフーン
「ほな、またね〜♪」と別れて家路に…、ぽん酢(汗)。
しゃべり疲れてたし、一度家に戻ってお茶。
「鍋か」
「鍋だ。へるしーびんぼー鍋だ」
「…マロニーって、どこにあるんや」
「今日はマロニーはない」
「…やのーて、マロニーの会社」
はぁはぁ、ウチの近所にマロニーの本社があるんですな。
ただ、道の入り組んだ所にあるんで、用事がなければ
通ることもありません。
「見に行くか」
こーしてオヤヂはここへ引っ越してきて10年、初めて
マロニー本社@外観を見学に行くことになりました。
…なんで今頃。。。??
途中、こんな会社もございます@裏口。
どなたさまもこの会社の製品、ひとつやふたつ
お持ちではないでせうか。ホホホ
私はここのなんやらベルトがないと、着物が
着られません。お便利グッズ万歳であります。
はい、こちらが中村玉緒さんの、
♪ マ〜ロニ〜ちゃん
のCMでお馴染み、マロニー本社でございます。
今日はマロニーを買い忘れたし、ボウルを
持ってって、「100円分くださいな」と言いたい
ところですが、パープーのお豆腐屋さんでは
ないから無理…ですわね。
オヤヂ、満足げ(笑)。
 
しかしまー、元はコンビニまで行くだけで、
アップなんぞするつもりもなかったもんで、
「こんな格好で出るなよっ」な姿であります。
何かポイントを探すと〜、毛糸の茶羽織は
里親が機械編みで編んでくれた物でした。
門前の小僧で私もセーターを何枚か編み
ましたが、もうすっかり忘れとりますな。。。
お馴染み、この会社も健在です(笑)。
同じ名前の薬もいっぱいありますが(商標登録が
取れなかったそーで)、飲み比べるとやっぱり
「ラッパのマーク」が一番でありました!!@身贔屓。
一本だけ満開の淡い桃色の梅、一輪の
雪柳、春色も濃くなってきております。
そして、私の春も爛漫でございます。
ぎったんばっこん たのしいなぁ〜♪
ぶふっぶふっぶふっ♪
面白いシーソーを見つけてしまったわ。
腰掛けるだけでやじろべえみたいに、
右が上がりーの左が上がりーの、お尻に
ガッツンガッツンくるのより、ふんわふんわ
気持いぃ〜ん。
昼間はこーゆーの、おこちゃまに占領され
ちまうからね、夜はおばちゃん天国よっ。
…嬌声あげてたら、公園の隣のオバサンが
窓開けて見てたけど…いいぢゃないのっっ、
おばちゃんが遊んだって!!
 
次はすべり台〜。階段がない〜(汗)。
昇り棒とこの網しかない〜。
小さい子や中途半端高所恐怖症おばちゃんは
遊べない〜。
それでも、果敢に挑むぞ!!
あー、なんでこんな日に限って、駒下駄なんだ!?
挫折。。。。。
こんな名前つけといて、
楽しく遊べってのは…。
キビシイと思います…。
 
 
 
 
 
 
 
*上のとは別の公園です
三月中旬のダイアリーはこちら→
なみだのいけゆうえん
ディモルフォセカ