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「上の巻」の前半

 これまでのあらすじに掲載しています
 

 

「上の巻」の後半

この部分が「土佐将監閑居の段」です。

<そのつづき> 
 元信の後を追っていた「銀杏の前」は又平の家にかくまわれます。追手が迫りますが、又平が描いた大津絵の人物が抜け出して追い払ってしまいます。
 

 

「中の巻」

 場所は京都の廓です。元信の味方、名古屋山三は不破入道道犬の息子である伴左衛門を殺します。「遠山」は検使の追求をかわして、山三の危機を救います。元信がやって来て二人は再会するのですが、元信は銀杏の前と結婚しなくてはならないのです。悲しむ遠山は病の床についてしまいました。

 婚礼の日、白無垢姿の遠山が行列を遮って7日間だけでいいから、元信と添わせてくれと哀願します。姫はそれを許し、元信と遠山は二人きりになりますが、そのとき既に遠山は生あるものではなく「亡魂」でした。5日目に遠山は幻の「三熊野詣」をして消えて行きます。

 名古屋山三を捕えに来た長谷部と不破は、悪行がばれて逆に捕らえられます。
 

 

「下の巻」

 狩野元信は禁中の絵師となり、土佐の将監の勅勘(謹慎処分)は許されます。名古屋山三も元の身分に戻り、銀杏の前と元信は国入りして本祝言をし、ハッピーエンドで終わります。
 

 
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