HOME >> 演目の紹介 >> 演目の分類(世話物) >> 傾城恋飛脚 >> これまでのあらすじ |
|
今回の『傾城恋飛脚』は、近松門左衛門の『冥途の飛脚』の改作です。『傾城恋飛脚』は「新口村」だけ上演されることが多く、この「新口村」に至るまでのあらすじは馴染みのある原作『冥途の飛脚』で解説しました。
忠兵衛という青年は大和の国から大阪の淡路町の「亀屋」という飛脚問屋へ養子に来て、彼の代になっていました。
忠兵衛は最近、梅川という傾城に夢中になって廓通いに忙しく本業に身が入りません。養母は心配でたまりませんが忠兵衛は梅川を身請けしたい一心です。 梅川を請け出すことができた忠兵衛、何も知らず夫婦になれると喜ぶ梅川。やがて忠兵衛から封印切りの事実を知らされ驚き、嘆きます。 二人は追手から逃れるために廓町を抜け出し、手に手をとって忠兵衛の父親が住む雨の「新口村」へと向かいます。 |
● | HOME >> 演目の紹介 >> 演目の分類(世話物) >> 傾城恋飛脚 >> これまでのあらすじ | ● | ||