HOME:入口に戻ります文楽の解説演目の紹介このサイトについて
HOME >> 演目の紹介 >> 演目の分類
床本Image演目の分類
文楽の演目は三つに分けられます「時代物」「世話物」「景事」です
 
     
時代物についての解説を表示 世話物についての解説を表示 景事についての解説を表示
時代物 世話物 景事

     
 世話物は市井に起こった事件や物語などを題材にしたものです。リアルであることを第一に、そこには涙あり笑いあり、庶民の日常の機微が描かれます。 

 題材は現代の新聞なら社会面の記事、テレビならさしずめ再現ドラマ番組でしょう。違いは浄瑠璃の表現がことさら美しいことです。話題を呼び世話物のジャンルを生み出した「曽根崎心中」の作者近松門左衛門は、そんなお世話な題材?で後世に残る芸術を生み出しました。
曾根崎心中 お初 徳兵衛

代表的な世話物に、次のようなものがあげられます。

 曽根崎心中
  そねざきしんじゅう

 冥土の飛脚
  めいどのひきゃく

 新版歌祭文
  しんぱんうたざいもん

 心中天網島
  しんじゅうてんのあみじま
  曽根崎心中 お初 徳兵衛
 吉田簑助 吉田玉男
 

鑓の権三重帷子 桂川連理柵 新版歌祭文 傾城恋飛脚 夕霧阿波鳴渡