ブーちん: |
犬ちんこれ見て |
犬: |
絵本の表紙みたいですね |
ブーちん: |
話の絵本を3冊まとめて文庫化したものなの、 どうでもいいけど手話っていうと私はつい酒井法子を思い出すよ |
犬: |
ドラマの影響ですね、見てたんですか? |
ブーちん: |
ぜーんぜん! |
犬: |
ハア… |
ブーちん: |
でさーこれは手話の本だけど、テキストって感じでもなくて、内容もそんなに実用的ってものばかりじゃないんだ |
犬: |
なるほど

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ブーちん: |
例えばさー、亀は大きくなりたいから象になりた くて、象は木登りがしたいから猿になりたくて、 その猿は…っていうふうにつながっていくの、も ちろん手話のイラスト付きで |
犬: |
あ、ホントだ、絵もかわいくていいですね |
ブーちん: |
アハハ…見て、このおやすみなさいのところのもぐらが寝てるところなんてかわいすぎー |
犬: |
これは見て楽しい文庫ですね |
ブーちん: |
著者の佐藤慶子さんはあとがきで、本を書いたときの願いのひとつは「創造的な美しい手話」の表現 だって言ってるんだ、主人公が太陽や雲や動物だったりするのは読者の想像を豊かにして美しい手話 が創造されるようにって意味があるんだって |
犬: |
単にかわいいから、というわけではないんですね |
ブーちん: |
この本のカバーの裏は「指文字」の50音表になってんだ |
犬: |
ホー |
ブーちん: |
私犬ちんに言いたいことをさっき指文字で練習してたんだ、やってみるね、 (指文字をする) |
犬: |
何て言ったんですか? |
ブーちん: |
ドーナツください、だよ、隠してもダメだよーさっき持ってるの見たもん!
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