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見出し2


ちょっと、ご無沙汰でした。
あれ、夏やせ気味のおふたり、でもないか。
あだなとは大違いの美人OLと飼い犬の犬ちんの
ちょっと軽めの文庫案内です。
今回は、なんと「古典」です。
冷たいものでも召し上がりながらどうぞ…。

表紙

枕草子

角川書店編
角川ソフィア文庫 533円(税別)



ブーちん: 毎日暑くて暑くて、本を読む気にもなれないわよ
犬: ホントですね、わたくしもバテぎみです
ブーちん: でしょ、でもさ、だからといってクーラーをガンガンにきかせる気にもなれなくて
犬: 苦手なのですか?
ブーちん: うーん…なんかさ、クーラー入れちゃうとさ、自然の暑さに負けた!!って感じがして嫌なの
犬: よ、よくわかりませんが、でも会社ではクーラーの中でお仕事していらっしゃるのでしょ?
ブーちん: それは…私が入れてるわけじゃないから、会社が入れてるから仕方ないってことにしてんの
犬: なるほど
ブーちん: ま、こういう集中力に欠ける時期は短編集みたいなのを読むに限るよ
犬: 何を読んでいらっしゃるのですか?
ブーちん: これ
イラスト
犬: 枕草子!?古典ですか
ブーちん: でもほとんど現代語訳と解説しか読まない、別に古典の勉強をしてるつもりないから、あくまでも清少納言が平安時代に書いたエッセイを読むつもりで買ったんだ
犬: ほほぅ
ブーちん: 読んでるとけっこう面白いよ、まじめな事ばっかり書いてるわけじゃないし、
犬: 枕草子なんていうとどうしても古典の教科書で無理矢理読まされるイメージがありますからね
ブーちん: あいつは嫌な奴だみたいな話とか、こういうときはバツが悪いって話とか、他人の悪口は感心はできないけど言わずにはいられないとか、なんだー清少納言も今の私たちと共通点けっこうあるじゃんって思えるよ
犬: アハハ
ブーちん: 後は宮中の季節の行事の話とかも面白い
犬: 華やかな世界と人間くさい世界と両方書かれているのですね
ブーちん: そうそう、それにしても清少納言も千年以上後にも自分の書いた文章が読まれているなんて思いもしないだろうね
犬: そうですね、中には「ちょっとやめてよー、そんなに深く読まれちゃ恥ずかしいよ」って文もあるでしょうね
ブーちん: あるある
犬: さて、パピコでも食べますか
ブーちん: 賛成!あやや気分でね
犬: チューチューチュブリラチュブリララー♪


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