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見出し1


たびたび処分してきたにもかかわらす、
ホコリかぶったり、日に焼けたりしながら
私についてきた金魚のふんみたいな本たちを、
ご紹介して行こうと思います。


東京味のグランプリ1984

著者:山本益博
発行者:加藤勝久
発行所:講談社
東京都文京区音羽2-12-21
装幀:杉浦康平+谷村彰彦
装画:脇田悦朗
地図:森舜治
印刷:株式会社廣済堂
製版所:株式化社堅省堂
発行日:1984年1月20日 第1刷発行
定価:960円

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なぜか、この本を買った時の風景が鮮明に思い出されます。
発行が1684年ですので、20年前のことになるのですが。
当時、渋谷警察の先にある歯科に通っていて、
帰りによく東急文化会館の三省堂書店に立ち寄りました。
そこで、紺のスーツの営業マン風の青年が
新刊書のコーナーで熱心に立ち読みをしている姿が目に入りました。
何の本をあんなに熱心にみているのだろうと
なぜか妙に気になったんですね、そのとき。
で、青年がその本を持ってレジへいったので
興味津々でその本を手にとりました。
それが「東京味のグランプリ 1984」でした。
この類の本を買ったことのない私ですけど
まだ、正月気分の抜けない町の雰囲気などの影響もあったのでしょうか
紺のスーツの青年が店頭から消えるのを見てレジへ歩を運んでいました。

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ここに紹介されている山本氏が身体をこわしてまで集めたお店は、
@すし Aそば Bてんぷら Cうなぎ D洋食 Eラーメンの6ジャンル。
で、これを見てすべての店に行ってみたいと思ったのですが
すしやてんぷら、うなぎあたりは料金的に高く
行きやすいといったらやっぱりラーメンってことになりました。
その後、この本がけっこう評判となり、
この本をきっかけにラーメン屋ブームが起こりました。
そして後に、新ラーメンブームへとつながって
今にいたっているわけですから
ラーメンはじめグルメブームをつくった、
画期的な食の本の登場だったわけですね。

私も金銭的にもいちばん行きやすいということもあり、
多くのラーメン屋さんへ足を運びました。
@すし:3軒 Aそば:10軒 Bてんぷら:5軒 Cうなぎ:4軒 D洋食12軒
Eラーメン:29軒とラーメン屋さんへ足を運んだ回数が断然多い。

その後、1985年版、1986年版、
小さなポケット版の1988−89、1990−91、1992−93が出版されたようです。
今手元にあるデビュー版の一冊は
手垢に汚れ、だいぶ使い込んだ痕跡が見えます。
もう閉店した店も収録されており
値段などのデータ類も古くなって実用的ではないのですが
何か捨てがたくこれからも本箱の片隅に置かれることになりそうです。


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