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NO.26 ここに掲載したもの以外にも詩集や俳句集をふくめ まだ、どこかに数冊あるはずなのだが見つからない。 "およそ世の中で「雑」といわれて軽んじられている行為のなかにこそ 人間らしい行為の意味がかくされているのではないか。" 若いときから、こんな雑踏の中を歩きながら思考する シャープで切れのいい文章にひかれてきたのだ。 唐突だけれど、清水哲男という平凡な名前がいいなあ。 文字としての見え方がきれいで好きだ。
NO.1 現代感覚ノート 余白を駆けるオートバイ 清水哲男 1976年6月30日発行 フィルムアート社 定価:980円 装幀:平野甲賀 語り手は、ショーウィンドーの街を一台のオートバイとなって走る。 行過ぎるものは、聞き慣れた歌、映画、広告、さまざまな出来事――日常の束。 捲き起こる風に鋭く時代を感じながら。 (帯より) NO.2 唄が火につつまれる 清水哲男 1977年4月20日発行 思潮社 定価:1500円 装幀者:小松桂士朗 「水瓶座の木」「スピーチ・バルーン」の詩人が 軽妙な持ち味を生かしながら自己の詩と生を語り、唄を考え、 白秋から戦後の詩人及び詩について、 シャープな呼吸でていねいに論じた初の詩論集。 (帯より) NO.3 ダグウッドの芝刈機 現代感覚論ノート 清水哲男 昭和53年(1978)1月25日 初版第一刷発行 冬樹社 定価:1600円 装丁:三嶋典東 エッセイ32篇"およそ世の中で「雑」といわれて 軽んじられている行為のなかにこそ、 人間らしい行為の意味がかくされているのではないか。" (帯より) NO.4 玉には夢を 大向こうを唸らしめるわたくし贔屓のアンソロジー@ 清水哲男 1978年3月10日発行 あすか書房 定価:1200円 表紙装画:谷川晃一 「スーパー」は「スクランブル」をのり越えるか!? "雑の雑なるもののなかにも「詩」があるのだとすれば、 これもやがては一篇の「長篇詩」になるようなきがしてくる。" (帯より) NO.5 現代詩つれづれ草 清水哲男 1993年10月25日発行 新潮社 定価:1311円+税 装幀:新潮社装幀室 いまどきの詩はとても面白い。‥‥「ね、ウソじゃないでしょ」 (帯より) NO.6 さらば、東京巨人軍 鞠とゞまるは落つるとき 清水哲男 2001年2月15日発行 新潮社 定価:1400円+税 装画:加藤千香子 装幀:新潮社装幀室 詩人(正統派熱狂的巨人ファン)が、 血涙をもって巨人野球へ叩き付けた絶縁状。 (帯より) ● 最新へ戻る © share a gift allrightsre reserved |