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虫干し書棚



NO.37
若い人には1960年代の話をすると
興味津々の態で身を乗りだしてくる人がときにいます。
確かに1970年の初頭までをいうこの60年代は
いまふり返ってみると、政治の時代でもあり
"反"という空気が美術、映画、演劇など
もろもろの表現活動の底にあり
若者たちは悩みや不安をかかえながらも
希望と勢いのあった時代であったと思います。
今月は、押入れの奥から引張り出してきた
なんの脈絡もない6冊をご紹介します。
なんでも食べてみたいという年頃が見られ
ちょっと、照れくさくて恥ずかしい本たちです。


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表紙1

表紙2

表紙3
No,1
No,2
No,3

表紙4

表紙5

表紙6
No,4
No,5
No,6


NO.1
書を捨てよ、町へ出よう
寺山修司
昭和42年(1967)3月15日 初版発行
芳賀書店 定価:450円
装丁・本文レイアウト・イラスト:横尾忠則


NO.2
地下のアメリカ
金坂健二
昭和42年(1967)10月15日発行
学芸書林 定価:480円


NO.3
日本芸能独断
高橋睦郎
1972年10月30日 初版発行
大和書房 定価:950円
装幀:金子國義/写真:倉橋正+松竹写真部

NO.4
SD選書 住宅論
篠原一男
昭和48年(1973)4月30日 第5版発行
鹿島研究所出版会 定価:780円


NO.5
暴力を探しにまちへ出る
鈴木清順
1973年6月15日
北冬書房 定価:500円
限定800部のうち133。

NO.6
デザイン夜講
粟津潔
昭和49年(1974)8月31日 初版第1刷発行
筑摩書店 定価:980円
装丁:粟津潔/写真:渋川育由


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