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虫干し書棚



NO.43
いくら湯村輝彦さんの絵が好きだからといって
内容はを無視して買ったわけではありません。
私が興味をもっている内容だったり著者だったりしたものが
偶然にも湯村さんが手掛けたものだったということです。
ここに紹介する本は1970〜1980年代に出版されたもの。
湯村さんの装丁本を最近は見かけないような気がする。
こんなところにも時代の保守化の傾向が現れているのだろうか。
昔、「ジャズ三度笠」の奥成達さんとは
デザインを同じ教室で学んだことがありました。


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表紙1

表紙2

表紙3
No,1
No,2
No,3

表紙4

表紙5

表紙6
No,4
No,5
No,6


NO.1
歌・言葉・日本人
富岡多恵子
1972年3月10日 第1刷発行
草思社 定価:760円
装釘・挿画:湯村輝彦
書き下ろし歌謡曲論
私たちは日本人の日常の歌である歌謡曲のポップ精神を
掬いあげることによって芸術という聖域からの歌謡曲への
階級差別を告発し、芸とは何か芸術とは何かをただの人間の視角から
今日的問題としてラディカルに問い直す
(帯びより)


NO.2
分別ざかりの無分別
後藤明生
昭和49年(1974)12月31日 第1刷発行
立風書房 定価:890円
装幀:湯村輝彦
不精者だけが読む本 酒を飲んでボロをださないような男は信用するな。
酒を飲むからは、"他人から笑われる覚悟"が必要なのだ。
不精者をもって任ずる著者が旅・酒<挟み撃ち年代>の悲喜こもごもを、
ラーメン汁を啜りながらしみじみと語る苦笑いのエッセイ集。
(帯びより)


NO.3
アメリカンブラックジャーニー
白石かずこ
昭和50年(1975)12月20日発行
河出書房新社 定価:1200円
デザイン:BANANA BOY &MILL BOY FOR FLAMINGO STUDIO
心やさしく、熱っぽく語るアメリカへの旅。
旅は始まらないうちから始まる。
日本をたつ前にすでにわたしの内側の旅の胎児はみごもる。
胎児にはまだ顔がない。胎児はアメリカである筈だ。
わたしの中のアメリカ発見、またアメリカ絶望、
またアメリカ・ラブである筈だ。
(帯びより)


NO.4
九つの小さな物語
富岡多恵子
1975.年12月20日 初版発行
大和書房 定価:760円
装幀・挿画:湯村輝彦
あなたが出てくる濃縮な小品集
見事な<構成>と練り上げた<機微>と
ハッとする<落ち>のナインストーリーズ
(帯びより)


NO.6
ペンギニストは眠らない
糸井重里
昭和55年(1980)12月20日 第1刷発行
文化出版局<SURE>定価:980円
装丁:湯村輝彦
全ページめくるめく面白さ!! 糸井重里 初めてのエッセイ集
(帯びより)

NO.5
ジャズ三度笠
奥成達
1982年1月20日 初版第1刷発行
冬樹社 定価:1300円
装幀:平野甲賀
イラスト:湯村輝彦


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