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![]() ![]() NO.45 今月も後藤明生である。 それもエッセイ集と評論集です。 とんと文学に疎いので評論本はいまだ読了していません。 ページの途中になつかしい栞が入ったままになっている。 今は存在しない神田の書店のものです。 この書店のように、後藤明生という小説家が、 遠い記憶の彼方に消してしまうことは惜しい。 そんなわけでいつも目にできる本箱に この機会にならべて置くことにして、 ときどき拾い読みをするつもりだ。 ![]()
NO.1 ロシアの旅 後藤明生 1973年12月15日 第1刷発行 北洋社 定価:880円 赤ゲットの滑稽と文学の想像力が織りなすロシア紀行。 NO.2 分別ざかりの無分別 後藤明生 昭和49年(1974)12月31日 第1刷発行 立風書房 定価:890円 カバーデザイン:湯村輝彦 不精者だけが読む本。 酒を飲んでボロを出さないような男は信用するな。 "他人から笑われる覚悟"が必要なのだ。(中略)ラーメンの汁を 啜りながらしみじみ語る苦い笑いのエッセイ集。 (帯びより) NO.3 不思議な手招き 後藤明生 1975年12月10日発行 集英社 定価:980円 装幀:中島かほる 正体不明の何ものかに誘われて‥‥ 好きなスコッチに想いをはせるときも、団地生活への雑感にも、 そしてまた、作家としての足跡を顧みるときにも、 常に手放さない精神の大いなる自由の証し。 (帯びより) NO.4 眠り男の目 追分だより 後藤明生 昭和50年(1975)12月20日発行 インタナル出版社 定価:1200円 挿画:藤井瑞子/装幀:井沢明子 信濃追分での長篇(『挟み撃ち』)書き下ろし生活 著者は、別荘らしくもない追分の住まいで、 初めての書下し長篇『挟み撃ち』に取り組んだ/ これはその間に残されたノートである/(中略)悲壮でも怠惰でもなく、 勝手なマイペイスとしか呼びようのない生活に、 現代作家の人生観が見え隠れする。 (帯びより) NO.6 小説――いかに読み、いかに書くか 後藤明生 昭和58年(1983)3月20日 第1刷発行 講談社 定価:420円 装丁:杉浦康平+鈴木一誌 人は、さまざまな体験や感動をもっている。 それを小説にまとめあげあれたら、どんなにうれしいことだろう。 (中略) 本書は、日本の名作をとりあげ、読むことを通して、 心理描写、文章表現のコツをつかみ、 小説の発想を汲みあげる。 (帯びより) NO.5 小説の快楽 後藤明生 1998年2月25日 第1刷発行 講談社 定価:2800円+税 装画:丸山浩司/装丁:中島かほる 小説の快楽とは何か? 読む=書く。メビウスの帯。 現代文学を走り続ける作家の禁煙体験から「千円札小説論」まで。 (帯びより) ● 最新へ戻る © share a gift allrightsre reserved |
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