2007年3月20日(水) 春分の日

約1ヶ月振りにジャガイモの植え付けで畑にやってきました。 ここ1週間ほど寒い日が続いていましたが、昨日東京
で史上3番目の早さで桜の開花宣言があったということで、こちらもポカポカの陽気でした。
ヘアリーベッチは順調に生育し、去年の同じ時期よりかなり伸びています。 暖冬の影響もあると思いますが、昨年
始めたヘアリーベッチにより窒素が土に取り込まれた緑肥効果もあるかもしれません。

昨年、最後にヘアリーベッチの種を播いたところは出遅れていますが、それなりに成長しています。 しかし、先月春
まきしたところは、ほとんど変化がありませんでした。
先月から始まった道路拡張工事は最終段階に入り、畑に資材が山積みになってしまいました。 ちょうどレンゲの種
を播いておいたところなので影響が心配ですが、あと数日で資材が撤去されるそうなので何とか咲いてくれるのではな
いかと思います。
今日は、ジャガイモ(男爵とトウヤを各3kg程)の種植えをしました。 畝立てと肥料は先月完了していたことと、今日
は助手がはりきって手伝ってくれたので、比較的早く作業が終了しました。
2007年4月15日(日)

ヘアリーベッチによる雑草防衛ラインが整ってきました。 くり畑(写真左)はほぼ完璧、昨秋の最後に種まきしたとこ
ろ(写真右)は、出遅れた分だけ雑草が混じっていますが順調です。
しばらく眺めていたら突然目の前にキジが出てきました。 去年に続いて今年もヘアリーベッチの中で営巣している
ようです。

春まきしたところも伸びてきました。 雑草はまだスギナがちょぼちょぼ伸びている程度なので、雑草抑制に間に合
いそうです。

里山はすっかり春を迎えました。 じゃがいも (トウヤ) も順調に芽を出し、ツクシがあちこちで顔を出していました。

こちらは道路拡張の資材が撤去されたところ。 ヘアリーベッチとレンゲの種をまいておいたのですが、
今のところ土が露出したままです。
2007年5月5日(土) 子供の日

まだ全体の5%にもならないぐらいですが、少しだけ花が咲き始めました。 たくさんの花芽がついています。

背丈はさらに伸びています。 2月に春まきをしたところも出揃ってきましたが、昨年秋に種まきしたところと比べる
と、スギナがかなり蔓延って (はびこって) いました。 レンゲですが、残念ながら花はおろか発芽もしなかったようで
す。

てんとう虫やミツバチも集まり始めていました。
根元を見てみると、みっしりと地面を覆って雑草を抑えてくれています。

高いものがあれば何にでも絡みつく、やんちゃなヘアリーベッチ君たち。 梅の木にも巻きつき始めました。 柔らか
い茎なので簡単にどいてもらえます。

子供の日のスペシャル企画です。 アリジゴク (ウスバカゲロウの幼虫の巣) の側に飴を置いておくと、蟻の行列が出
来て次から次へと蟻が落ちてゆくという寸法です。 企画段階から子供に大受けだったのですが、残念ながら蟻は全く
集まらず。 翌朝には飴が無くなっていたので、蟻ではなくて犬か猫が食べていったようです。

タケノコ堀りは小学校3年のチビにおまかせ、手慣れたもので一輪車一台分を掘り出してきました。 その他に小松
菜、チンゲン菜を収穫しました。 昨年のヘアリーベッチが取り込んでくれた窒素+有機肥料90% (10%は化学肥
料) で育ちました。 大きくなりすぎた小松菜は、畑の虫たちのために、そのまま残しておきました。
2007年6月10日(日)


ヘアリーベッチが満開です。 一部でヒメジョンなどの雑草が顔を出していますが、それ以外は完全に雑草を押え込
んでくれています。 ヘアリーベッチを播き始める以前では、この時期はあたり一面が雑草が生い茂り除草作業が大
変だったので、本当に助かります。

一方、こちらは畝を作ったところですが、じゃがいもの両脇にはヘアリーベッチが生えていないので雑草だらけに。
アカザがのさばっています。 それにしても、ずいぶん大きく育っています。

サトイモを植えておいたところにも、一面のアカザが。 小一時間かけて手作業でアカザを一本一本抜いてゆくと、サ
トイモの芽が顔を出しました。 発掘という感じです。 (^_^;)
賛否両論がある中で遺伝子組み替えの植物が開発されています。 この成長力の強いアカザにジャガイモを組み
合わせることができたら世界の飢餓は救えるはず、なんてことを考えながら作業が完了しました。
昨年は7月に一度も草刈りが出来なかったので、雑草の激しい逆襲に会ってしまいました。 今年は7月中旬に一度
草刈りをしたいと思います。。
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