無農薬有機栽培 2009年春〜夏 


2009年4月29日(水)みどりの日

    

畑に遊びに来てくれたクマバチ君。 ずんぶりむっくりした愛嬌のある姿で、せっせと蜜を集めていました。



    

緑肥として種をまいたヘイオーツが、だいぶ大きくなってきました。 根を見てみると、地中深く発達しています。



    

タケノコ掘り。 今年も長男が一人で掘り出してくれました。





2009年5月4日(月)国民の休日

    

 周辺の農家では、 田植えのの真っ最中。
 子供の頃は、夏休みに用水路でざるを使ってどじょうを取って遊べましたが、最近は区画整理で用水路もコンクリー トで固められてしまい、難しくなってしまいました。

 丸々と太ったモンキチョウのイモムシを見つけました。 お腹の白いラインがとってもかっこいいです。 さなぎになる 直前のようですが、周りから丸見えでこのまま捕食されずに無事に蝶になれるのか、心配してしまいます。



    

ソラマメも実がつきました。 名前の通り、空に向かって豆がふくらんできました。



    

種から育てたカボチャの苗が育苗箱に収まらないぐらいになったので、畑に移すことにしました。 大切に育てた箱 入り娘たちに、悪い虫(ウリハムシ)がつくと大変です。 (*^-^;  しっかり苗キャップをかぶせておきました。 



   

こちらは前回、育苗箱から畑に移したキャベツとチンゲンサイ。 ところどころ虫に食われています。
ちょっとぐらいは、分け前として仕方ないですね。



    

ヘイオーツに穂が出はじめました。 雑草化する場合があるので、出穂の前に畑にすきこむ必要があるそうです。 と りあえず、人力で引き抜いておきました。



    

 ヘアリーベッチの花にハチが3匹固まっていました。 一瞬ミツバチかと思ったのですが、妙に長くて太い触角が生 えています。 ネットで調べたところ、ヒゲナガハナバチの仲間で、シロヒゲナガハナバチとニホンシロハナバチとが いるそうです。 羽の模様を見るとどちらかが分かるそうです。 今年もヘアリーベッチの花に、いろいろなハチが集ま って楽しませてもらっています。

 ナナホシテントウムシがあちこちで歩き回っていました。 しばらく観察すると、茎から枝へと一筆書きのように歩き 周り、餌を捜しているようです。 おかげさまで、ソラマメにも大敵のアブラムシも見当たらず、畑でしっかり仕事をし てもらっています。 



2009年5月24日(日)

    

いよいよ待望のソラマメの収穫です。



    

 空に向かっていた莢が地面を向くと食べ頃のサインです。 たった7粒を家族4人で分けて食べました。 とっても甘 く最高の味でした。 来年はもうちょっとたくさん食べられるように、やる気が湧いてきます。



    

カブは、特に手もかからず大きくなりました。 



    

ズッキーニは、ウリハムシに食べつくされました。 キャベツは、順調に育っています。



    

穴だらけになったチンゲンサイを収穫。 寒さで散々やられてしまったタマネギも一応残っています。



    
    
サトイモの芽とヤマイモの芽
芽が出てくるまでが心配ですが、こうやってしっかり顔を出してくると、とっても愛おしくなってきます。





2009年5月31日(日)

    

 1週間後のサトイモとヤマイモ。 ヤマイモは昨年は種芋4つで1つしか芽が出ませんでしたが、今年は植えた9個 からすべて芽が出ました。



    

 キャベツもさらに大きくなってきましたが、虫食いがところどころに。 葉をひっくり返してみると、モンシロチョウの幼 虫が、あちこちにいました。  緑の週末農園のキャベツをおいしく食べてくれていると思うと捕殺する気にはならず、 そのままにしておきました。



    

 モンシロチョウの卵も発見。 次にきたときは、もっと穴だらけになっていることでしょう。 今日は小雨交じりの天 気。いつも動き回っているテントウムシ君も草の陰でじっと雨宿りをしていました。 



    

カボチャも勢いよくツルが伸び、早くも花が咲き始めました。



    

 ウリハムシに葉をかじられたカボチャの葉っぱ。 この虫、葉っぱの食べ方が汚いんだよなぁ。 どうせ食べるならも う少し丁寧に食べて欲しい!  ちょっと憎たらしいウリハムシ殿ですが、この時期のカボチャは、多少かじられて も、それ以上にどんどん大きくなるのでそのままにしておきました。



    

紫ニンニクの収穫です。 ヘアリーベッチ、ヒマワリの緑肥と牛糞で育てました。



    

 思ったほど大きくはなりませんでしたが、とってもきれいな淡紅色になりました。 ホワイト六片も早めに葉が枯れた 分を試し掘りしてみたところ、まずまずの大きさです。 残りは来月収穫の予定ですが、期待できそうです。




2009年6月13日(日) 

   

 ヘアリーベッチの花もそろそろ終わりの時期になりました。 今日は、最後の追い込みをかけるように、ハチたちが 大集合。 蜜を集めて回る姿を見ているととっても和みます。 作業は大休止にして、しばらくビーウォッチングを楽し みました。



   

 本日の収穫作業の目玉は、ニンニクのホワイト六片です。 昨年以上に立派な大きさになり、緑の週末農園の特 産品にできそうです。



    

 こちらはキャベツとタマネギ。 キャベツはなぜか辛い味がしました。 タマネギは結局一口サイズにしかなりません でしたが、ありがたくいただきました。



    

左が去年より少し早く芽が出た根しょうが。 カボチャは順調に実が着いています。




    

 草刈をしていると地面がモゾモゾと動いていました。なんだろうと思って、木の枝でつついてみると出てきたのはウ シガエル君。 しばらく構っていると、迷惑そうに草の中へと消えてゆきました。




2009年7月11日(日) 

    

ヘアリーベッチが枯れて、夏の雑草が伸び始めています。 枯れたヘアリーベッチをめくると、ふわふわの土が顔を 出します。 毎年のことですが、この土を触ると最高に気持ちいいです。



    

 刈払機で伸びはじめた雑草を刈った後に、こまめを出動させて軽く耕しました。 土が軟らかいのでサクサクと作業 が進みます。その後に、緑肥ヒマワリの種を蒔きます。今年の種は赤色に染められていました。昨年の黒い種が少 し残っていたので、いっしょに混ぜてみました。



    

 去年試したところ良い感じだったので、今年も枯れたヘアリーベッチを土寄せしたサトイモの畝にかぶせました。  これで夏の間、土の乾燥を防ぐことができます。 



    

 こちらはスイカの様子。 蔓が雑草とごっちゃになってきましたが、小さな実がしっかりと着いていました。触ってみ ると、プニュプニュとした感触でとっても柔らかいです。 スイカは初めての挑戦ですが、まるで第一子が生まれてき たときのような気分です。 順調に育ちますように!
    

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