無農薬有機栽培 2010年冬〜春 


2010年3月21日(日)

    

 久しぶりに緑の週末農園にやってきました。 まず最初の仕事はヤマイモ掘りです。 畑の表面に残っていた茎を頼 りに手探りで掘り出してゆきます。 だんだんと土が固くなってくるので、スコップとシャベルを使い、さらに掘り進めま す。  


    

 昨春、種芋2本をそれぞれ3つに切り分けて育てましたが、先っちょの小さかった2つの種はほとんど育っておら ず、食べられる大きさは4本でした。
 長男は、自分で収穫したヤマイモをすりおろし、炊き立てのごはんにかけて大満足で食べていました。 子供の 頃、ヤマイモが大好きだった祖父が、この畑で掘り出すのを眺めていましたが、ひ孫が嬉々として掘り出している様 子を、草葉の陰から喜んで見てくれているかもしれません。




    

 クリ畑で発見したスズメバチの巣。 外側は樹皮が材料になっているため、びっくりするぐらい軽く出来ています。中 は、ミツバチと同じ六角形の育房が3段重ねになっていました。 巣の模様から、スズメバチの中では比較的大人し いコガタスズメバチの巣のようです。



    

 最後まで巣を守っていた働き蜂の死骸。 女王蜂は土の中で越冬しますが、働き蜂はすべて冬には死んでしまう そうです。
 
 越冬した女王蜂は、毎年周辺で繁殖するらしく、廃屋 の屋根裏にはバスケットボールぐらいはありそうな、大 きな巣跡が残っています。 一昨年に見つけた巣です が、みごとな大きさなので、そのままにしてあります。



    

 たった4本のヤマイモ掘りでしたが、大掛かりな作業でずいぶん時間を取られてしまいました。 残りの時間で立ち枯 れのままにしてあった緑肥ヒマワリを引き抜いて、こまめを使ってサクサクと耕運しました。




2010年4月18日(日)

    

 じゃがいも(男爵)とヤツガシラを植えつけました。 ヤツガシラの種は、恒例の星見の会で立ち寄った茨城県常陸 大宮市の野菜直売所「かざぐるま」 で格安で入手したものです。



    

肥料は、牛糞堆肥に精米したときに溜めておいた米ぬか、それとラクトヒロックスを加えたものを使用します。



    

最後は先日収穫したヤマイモから切り取っておいた種を植えつけ、本日の作業は終了です。 



     

 昨秋はヘアリーベッチの種をまかなかったので、雑草対策に頭が痛いですが、こぼれた種からところどころで芽が 出て育っていました。 ヘアリーベッチは自生力は弱いそうなので、カラスノエンドウだろうと思って見たのですが、葉 の大きさはがひと回り大きく、また茎も太いので明らかにヘアリーベッチです。 このまま成長して花が咲くと、ミツバ チくんたちに喜んでもらえます。
 

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