無農薬有機栽培 2010年春〜夏 


2010年5月22日(土)
    

 ヤマイモ、サトイモの芽が顔を出していました。 ヤマイモは春先に収穫した親イモから、頭のところを切り取って種 イモにしたもの。 1つの親イモから2つ種イモを切り取ったので、この調子で行けば倍々で増やせるかも。(フフ フ・・・)



    

 ここ2年ほどうまく育たなかったジャガイモが、今年は順調に大きくなってきました。 昨年秋に植えたワケギの球根 を掘り出しました。 風通しのよいところに保管して、秋にまた植える予定です。



    

 ベランダで種から育てたズッキーニとカボチャの苗を定植しました。 ズッキーニは昨年、購入した苗がウリハムシ に食べつくされていたので、今年は雪辱をはたすべく4株を育てました。 ウリハムシにかじられないよう、キャップを かぶせました。



    

 畑の横の側溝に、ヒノキなどの枯葉が堆積してきたので、スコップで掃除をしました。 すると、下のほうは程よく堆 肥化し、たくさんのミミズも住み付いていました。 畑の肥料として、ミミズも一緒に引っ越してもらいました。




2010年6月12日(土)
    

 カボチャとズッキーニの苗のキャップを外したところ。ズッキーニは、早くも花が咲いていました。 苗の周りにはモミ ガラをまいて、マルチ代わりにしました。 ビニールマルチと比べれば雑草抑制効果は大したことはありませんが、そ のまま土に帰ってゆくので、腐らないビニールと比べると後始末が遥かに楽です。


    

 根ショウガを植えた畝の雑草を引き抜いていたら、いっしょにショウガもコロンと出てきてしまいました。 しっかりし た根と真っ白の芽がでています。 根が幾何学的な模様のように放射状に伸びている様子は、何かの生き物のよう な感じです。
 スイカの苗を定植。 カメハメハという小玉スイカです。 種はカボチャと同じ日に播いたのですが、スイカの成長は ゆっくりです。 元気一杯のカボチャの苗と比べると茎も細く、スイカができるのかどうか、心配です。



2010年7月3日(土)

    

 サトイモの根元にいたセスジスズメの幼虫。 暑い日だったので、涼んでいたのか、それともサナギになるために土 にもぐる準備中だったのでしょうか。 一方、スイカは、花が咲いていました。


    

 ズッキーニの初収穫。 花が咲いたばかりのがほとんどでしたが、ズッキーニは花も食べられるそうなので、収穫し てみました。


 
2010年7月18日(日)
    

 前回から2週間後に行くと、巨大なズッキーニがゴロンと転がっていました。 正確には測りませんでしたが、40cm はあったと思います。


    

 あまりに大きくなりすぎたので、そのまま放棄しようかとも思ったのですが、家に持ち帰ってみました。 さっそく切っ てみると、案外と中はみずみずしく柔らかでした。 スープや野菜炒めにして、おいしく頂きました。



    

 猛暑の中でジャガイモ(男爵)を収穫。 まずまずの大きさになりました。 スイカが2つ大きくなってきました。 苗が ヒョロヒョロしていたので実がつくか心配していたのですが、順調のようです。



    

 カボチャがぐんぐんとツルを伸ばしています。 葉の下には、あちこちで小さなカボチャの実がついています。



2010年8月10日(火)
    

 カボチャが畑一杯にツルをのばしました。 カボチャも雑草に負けないぐらい旺盛な成長をするので、ここまでくると ほったらかしでも実はなります。 ただし、収穫の時に雑草から実を探し出すのが大変になりますが・・・。 自然農法 というよりも野生農法と呼んだほうがよいかもしれません。



     

スイカもかなり大きくなりました。 雑草の下を探ると5、6個はなっているようです。



   

大きめの1つを試し採り。まだ早かったですが、甘みはかなりありました。残りのスイカが熟するのが楽しみです。



2010年8月21日(月)
    まん中のあたりにスイカが隠れています。

 カボチャとスイカの畑はますます野生化してました。 ジャガイモのツルを踏んづけて痛めないよう、慎重にスイカの 区画に進んで、スイカを探します。上の写真の右側にスイカが隠れているのが分かりますか?



    
 スイカの収穫のタイミングは、@実のすぐ近くの巻きツルが枯れている、A縞模様がくっきりして、お尻が黄色くな る、B肩の辺りをたたくとにごった音がする、を目安にすればよいようです。 Bは、よく分かりませんが、@とAは、 OK。 生い茂る雑草を足で探りながら、6個を収穫しました。



    

 さっそく切ってみると、真赤に熟していました。甘さもたっぷり。特に真ん中のほうは、最高の味でした。 一番大きな のは、3.6kgありました。 小玉スイカとしては十分大きくなったと思います。



    

  ヘタのの部分が少しコルク化していたカボチャを、一つ試し採り。 完熟までにはもう少しのようですが、とりあえず スープにしていただきました。 雑草の中でどれぐらいの数が育っているのか、楽しみです。



    

 記録的な猛暑の中、元気一杯なのはヤツガシラとサトイモたち。 畝は枯れたヘアリーベッチで覆ってあるので、適 度に水分が保たれています。  もうひとつ元気にしているのが、自生しているミョウガです。 


  

 先々週もざる一杯に収穫しましたが、この日もあちこちから生えていました。 花が咲くと味が落ちてしまうそうです が、勝手に生えてくるものなので、すべて収穫。 ソーメン、豆腐の薬味にしたり、ご近所に差し上げてもまだまだたく さんあるので、天ぷら、浅漬け、ピクルスにしておいしくいただきました。



    

 ハラペーニョというメキシコのトウガラシ。 形はシシトウにそっくりです。 辛さはほどほどなので、サラダとしてそのま ま食べても楽しめました。子供たちには少し辛かったようですが。
 

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