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今日も薄曇りの中、「根室モリシパYH」を後にする。ここまで来たら、皆さんおなじみの納沙布岬へ行くしかないでしょ! そして、ついに到着しましたよ。日本最東端=納沙布岬。ここへ来るのは2回目だけど、2年前と変わらぬ景色、店々。 そうそう、友人のメッセージを伝えなければ!記念碑を背にして、すぐ左側の角の店。ここのおばちゃんに、「牡蠣の美味しい場所を訪ねてきた、大阪から来た3人組は、無事旅行を終えました。」との旨を伝えてくれってのが、今回の使命の1つ。 「この前イギリスから来たお客さんが来て、大変やったんよ〜」 ????・・・・・(^_^;; アカン、すっかり忘れ去られとる。友人もちょっとかわいそうかな。 気を取り直して、その辺を散歩してみる。今日は曇りにも関わらず、北方領土がはっきり見える。あんなに近いのに日本の領土じゃないなんて、絶対許せんことだな。 さて、カニでも買うかな。「カニ爆弾」用の。「カニ爆弾」とは、僕が勝手にHPでやった規格で、住所、氏名をメールで書いてよこすと、先着で北海道からカニをプレゼント!ってやつです。 一言にカニと言っても種類も豊富、場所によって質も様々。毛ガニは身が少ないけど、カニミソがオススメ。タラバガニは身だくさんだけど、いかんせん高い。しかし、ここで捕れる花咲ガニは、ちょっとトゲが食べるとき痛いけど、比較的身だくさんで、お買い得かな。根室はカニの水上げをしてるので、多分外さないとは思うけど。 ホントはもっと買いたい物もあったんだけど、この辺で納沙布岬を後にする。 来た道とは反対の道を通って根室市街を通過、R44→R243へ。北を目指す。 野付半島は途中まではクルマが入れるが、それ以降は漁師さんしか来るまで入れない(砂利道の所)。パーキングにバイクを停めて、トレッキング・シューズをちょっとゆるめてから歩き出す。 ・・・なかなか着かない。思ってはいたことだが、これは結構ハードである。バイクでツーリングしてる者にとっては。しばらく立って、すれ違う人がいたのであとどれくらいか訪ねてみる。 「あのいちばん向こうに見える建物の向こうに、あと2件続いてるから、それが最後」 ゲッ!まだまだ先かよぉ!もう20分くらい歩いてるのに。しかし、ここまで来たのに引き返すのはもったいない。先にどんな素晴らしい景色が待ってるかもしれないのに! ここで引き返したら、また2年前と同じだ!絶対最後まで行ってやる! やっと・・・やっと着いた。最後の建物だぁ!しかしなにもない所だぞここは。もっと、「おめでとう」的な物があればいいのに。まだちょっと先があるので、行ってみる。しかし、とうとう「先端」までは行けませんでした。さすがに行っても何もなさそうなので。 ここまで45分間歩き詰め!この道をまた戻るのかぁ。もうあと、10年くらいは絶対来ないぞ!こんな所! もう2時半じゃないか。とりあえず同じ時間をかけて戻り、バイクに乗る。途中、遅すぎる昼飯で「ウニ丼」(何か丼物ばっかり)を食べる。おぉ!ここのウニ丼は他と違って、新鮮さがきっちり出てる!ウニ丼を結構食べてきたけど、ここのは今までで最高かも!? 野付半島の道路にある、ドライブインのウニ丼はお勧め! さーて、今夜の宿を予約しようかな。ここから・・・今の時間では・・・がんばって行けば、知床岩尾別YHかな。電話連絡で、予約が取れた。これで一安心。 さらに北上。国後展望台で一休み。ここでソフトクリームを食べる。やっぱり北海道まで来たら、乳製品を1度は口にしなければ。味が濃くて、地元で食べる物とは結構違うぞ。 バイクは北へ北へ走る。右手には国後島を見ながら。いつかはこの海の向こうに見える、国後島にも何の制限もなくバイクで走れる日が来ますように・・・ 羅臼に着いたとき、早くも5時まわっていた。これは・・・今から羅臼岳を越えて岩尾別まで行けるのかぁ?羅臼岳を見上げると、かなり厚い雲が。 これはキャンセルだな。キャンセル料覚悟で、コンビニで電話をかける。 「ちょっと羅臼岳の天候が悪くて、そこまで行けそうにないんですが。」 やった〜、ラッキー!今度来たときは、確実に泊まりますんで。 そんなこんなで、刻んでいくことに。今夜は「羅臼YH」に泊まることとなった。 ここで今夜泊まってるのは、男性(僕含めて)3人、女性2人。作りも結構ローカルな感じ。今ではこんなYHも珍しくなったな〜。 その夜は、泊まってた女の子(小学校の先生と、保健の先生だった)と、YHのオーナーと遅くまで(コーラを)飲んで、喋ってた。この2人組は、明日11時の釧路のフェリーで静岡に帰るらしい。ここから間に合うのか? 本日の走行:297.9km |