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昨日までは、このまま羅臼岳に向けてまっすぐ旅立つところだけど、昨日教えてもらった名所、「光りごけ」へ向かう。 さて、羅臼岳に向けて出発〜!知床横断道のワインディングを次々に上っていくと、6合目あたりからとたんに霧が濃くなってきた。ありゃりゃ、全然前が見えないなぁ。今回は、羅臼岳からの眺めはダメかな? ・・・と思ってたら、やっぱり頂上に着いたら辺り一面霧!何も見えませんがな、これじゃぁ。よくよく霧を見てたら霧が流れているから、しばらく待ってみるとあの雄大な景色が見えるのでは?と思ってたけど・・・・。 そこへ、隣に2台のバイクが止まった。おぉ!フェリーで一緒だった人ではないですか!全く反対方向へ行ったのに(宗谷岬方面を走ってきたらしい)、こんな所で再会するなんて! そして記念撮影。カシャ! 再会も感動的だが時間も惜しいので、次の名所「カムイワッカの滝」へ向かう。その前に、知床五湖でも見ようかな。 今年の知床五湖は、ヒグマが発生しているので、一湖、二湖しか近づけないとのこと。以前来たときよりは、やはりすんなり一周できる。ただし、三湖、四湖、五湖への道は単にロープでふさいであるだけなので、くぐれば行けるんだけど。しかし、何があってもしらんぞ〜って感じ。 帰ってきてみると・・・あれは確か・・・またもやフェリーで一緒だった人!スクーターでツーリング中の「シグナス氏」じゃぁないですか。またもや記念撮影。 レストハウスで、サーモンフランク(鮭で作ったフランクフルト)を食べて、お土産を買う。クマよけの鈴などを・・・。 互いにあっさりした会話をしただけで別れた。さーて、カムイワッカの滝を目指すかぁ! 滝までは11kmのダートが続く。11kmなんてあっという間かどうかは、乗っているバイクによって全く違う。ちなみにここで僕が最速だと思ったのは、「観光バス」。まぁ、ダートなのに早いのなんのって、追いつくのが精一杯でした。ダートコーナーでは、ホイールスピンしてるもんなぁ。 しかし、バスの後ろにずっと付きっぱなしだったので、砂埃で真っ白けになってしまった。(結局、バスを抜けなかった) やっとカムイワッカの滝に着いた。ここへ来たのは今回で2回目だけど、最初に来たときには滝に上ってもいなかったので、今回の目的は「滝に上って温泉に入る!」である。 早速滝の前で「わらじ」を借りる。これじゃないと滝は滑って危険だそうだ。あと、滝に上るときは水の流れている所を上る方が滑らないようです。一見逆だけど、滝の水(お湯)は、塩分か酸性をおびているか何かで、流れのある方がこけが付きにくいみたい。 こんな所、転けたら死ぬこともあるんじゃないか!?ってな場所を上っていく。僕が上ったところまでで、難所は3つ。上るごとにお湯が温かくなっていく。やっと上り着いたところは、僕を入れて男4人だけ。良かったような、残念なような。他からも見えないし、完全な男湯状態でした。まぁ、女性が全裸で入っていることはまず無いので、変な期待はしないように。聞いた話では、外国女性が全裸で入っていて、それにお邪魔してラッキー!ってな人がいたらしいけど。 この後、知床大橋(単なる陸橋?)、カムイワッカ展望台をみて、オシンコシンの滝まで行く。斜面を流れる水が、糸のようになめらか。 R334→R391→道道1034へと一気に走って、紙の子池を目指す。ここはあまり観光客でごった返さないので、おすすめ。 なんでも、摩周湖の水がわき出ているらしい。よく見ると、砂が盛り上がって水がわき出ているのが分かる。しかし、池の表面はこんなに澄んでいるのに、池のそこは何故こんなに蒼いのかなぁ。神秘的な景観に心も休まる。 次に「裏摩周展望台」に行く。第一、第三にならぶ摩周湖の展望台。ここもあまり人が来ないので、静かでよい。それに、摩周湖の湖面までの距離はずっと近いしね。 今日は、「摩周湖YH」に宿をとっていた。まだ食事には時間があるので、多和平の展望台に行く。去年も行ったけど、曇ってた所だ。 来て見てみると、今回は地平線まで見渡せる!「地平線の見える大牧場」ってのは本当なんだな。ここではキャンプもできるので、大勢の人がここで、星の下で一晩を過ごす。キャンプも良いかな?と思わせる瞬間だね。 摩周湖YHに泊まるのも今回で3回目。結構人気があるにもかかわらず、収容人数が多いので、結構気に入っている。 食事も終わって、ミーティングに参加してみると・・・おぉ!またもやフェリーで一緒だった人!今日は「再会の日」だな! あれ?今年は「笹の葉入りヨーグルト」(すごくにが酸っぱい)が無いの?何故かな?でも、ここのYH特製のプリンは食べましたよ。なんでも、「摩周湖の朝焼けの味」がするらしい。結構おいしい。朝焼けの味がするかどうかは、皆さんで確かめてね。 本日の走行:222.9km |