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● 印は 9月東京公演で上演される段です。 1と2は大序です。 |
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細かく分けると上記のように全16段になりますが、元々は時代物で全5段です。
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背景にはお家騒動がありますが、それを知らなくても十分に楽しむことができます。
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上記のように全段通しで上演されたのは今から20年前、昭和53年の東京公演でした。
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今回は「浜松小屋の段」が東京では20年ぶりの上演となります。 |
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司馬芝叟(しばしそう)の長咄(ながばなし)『蕣』(あさがお)というのが最初にありました。現在で言えば長編小説だそうです。 |
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それを元にして奈河春助(ながわはるすけ)という人が『けいせい筑紫のつまごと』という脚本を書いて歌舞伎で上演しました。 |
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その後、山田案山子(近松徳三)という人が竹本重太夫のために浄瑠璃にしました。が、未完成のうちに亡くなってしまいました。近松徳三という人は「伊勢音頭恋寝刃」の作者でもあります。 |
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その遺稿を翠松園(すいしょうえん)の主人と名乗る人が増補して完成。翠松園主人というのは京都の人で「翠松園種春」という人らしい・・・。 |
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原題は『生写朝顔日記』でしたが、6文字なので奇数にするため、今の題になったようです。
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初演は天保3年(1832年)稲荷座。
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