『日・韓・中 トンデモ本の世界』
と学会・水野俊平・百元籠羊(著)
サイゾー, 2014.09
内容
  1. 「いやよいやよも好きのうち」日本への屈折した思いを抱き続ける韓国・北朝鮮編
    • 田麗玉『悲しい日本人』──嫌韓本の「韓国版」が20年前に出版されていた!(水野俊平)
    • 文鮮明『平和を愛する世界人として 文鮮明自叙伝』──それいけ! ムンソンミョン(クララ・キイン)
    • カン・サンスン『英語は韓国語である』──究極の「韓国起源論」(水野俊平)
    • 白洛範『1999韓日戦争』、キム・ビョンウク『韓日戦争』──「日韓架空戦記」20年の「進化」を読み解く(水野俊平)
    • 金容雲『日本語の正体 ヤマトの大王は百済語で話す』──あやふやな根拠で日本語と韓国語のルーツが百済語にあると主張した本(水野俊平)
    • 『桓檀古記』──「ウリナラ・ファンタジー」の起源となった超古代史本の注釈書(水野俊平)
    • 『別冊週刊読売九月号 緊急特別企画 チュチェの国 朝鮮』──主体チュチェのパラダイスよ、花の朝鮮〜♪(クララ・キイン)
    • シン・ジョンウォン(監督・脚本)『人喰猪、公民館襲撃す!』──世界の怪獣映画のパターンから、日本の怪獣映画だけが外れてしまった理由(唐沢俊一)
    • 『ロボット王サンシャーク』──北朝鮮が宇宙人と一緒に襲ってくる! 迎え撃つパチモン・トランスフォーマー! 韓国トンデモ反共プロパガンダアニメ作品(かに三匹)
  2. 「そこのけそこのけオレ様のお通りだ」肥大し続ける覇権国家・中国編
    • 李岳勲・田中紀子『山海経絵図解読 日本太古の風土記』──『山海経』は日本列島(台湾含む)の地理書だと主張したトンデモ本(原田実)
    • 西村幸祐責任編集『チベット大虐殺の真実』──○○○どうにも邪魔な○○○(クララ・キイン)
    • コラム 中国オタク事情 現地のタブー編(百元籠羊)
    • コラム 清末中国の宇宙人アブダクション事件を検証する──松滋県の覃さんは宇宙人にさらわれたのか?(明木茂夫)
    • コラム 中国オタク事情 日本の作品の受け入れられ方編(百元籠羊)
  3. 「もう12歳なんて言わせない!」一人前の国家になりたくて背伸びを続ける国・日本編
    • 『温家宝守護霊が語る大中華帝国の野望』[同時収録・金正恩守護霊の霊言](大川隆法)、『北朝鮮終わりの始まり 霊的真実の衝撃』(大川隆法)、『守護霊インタビュー 金正恩の本心直撃!』(大川隆法)──今何がトレンドなのかがわかる霊言ラインナップ(稗田おんまゆら)
    • 藤村由加『人麻呂の暗号』──名探偵「アガサ」が、千年以上前の殺人事件を『万葉集』から呼び覚ます!(原田実)
    • 長浜浩明『韓国人は何処から来たか』──「日本人と韓国人はもともと同族」「日本語と韓国語は伊一つの言語であった」と主張する本(水野俊平)
    • 鹿島曻『倭と辰国』──『史記』に書かれた中国大陸の古代国家は西アジア・地中海の国家だと主張(原田実)
    • 福與篤(著)、古田武彦(解説)『なかった別冊①漫画・「邪馬台国」はなかった』──タイムマシンが登場しながらタイムパラドックス無視の大人向け歴史漫画(原田実)
    • 洞富雄(編)『論集パレオ騎馬民族説』──騎馬民族征服王朝説は時代の風潮によってこんなに意味を変えてきた(原田実)
    • コラム 反韓デモは、若者が初めて出会った"アドレナリン放出"活動(唐沢俊一)

トンデモ本の世界シリーズ

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