日々是平穏
2003/09 前半

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9月15日 月曜日 敬老の日

 明け方、いつものようにパソコンに向かっていると、滅多に吼えないわんこがきゃんきゃん吼えている。甥っ子も寝ているのに鳴き止まれないのでは困るので、ひとまず散歩に連れて行くことにする。折角なのでカメラも携え、日の出の様子を収める。昨日のような特別な空は望むべくもないが、それでも朝の空は十分に美しかった……カメラマンの腕が悪いので雰囲気すら再現出来てないが。因みに、三脚の発掘作業はまだしていない。

 暑い日中は寝て過ごす。真夏と違って、窓を開けていればそれなりに風が抜けるので、特に扇風機なども回さずのんびりと過ごす……私が寝ている間に、お母んと姉貴は、弟と甥っ子共と一緒に伊勢崎の遊園地に遊びに行ったりしたようだ。夜はいつもの如くまったり。高見盛の勝利をTVで見届けたり、阪神の歴史的瞬間をTVで見届けたり、阪神にまつわるニュースに占領されるニュースに見切りを付けて水曜どうでしょうのビデオを見たり。

〜今日の一枚〜
遮るモノが何もないので空を撮ること自体は楽。田舎だから。
シャッターチャンスを逃して、一番いい色の時に撮れませんでした。
本当は雲から陽が覗く直前の、空の青さが際立つタイミングで撮りたかったんですが。


9月14日 日曜日

 日本海を過ぎる台風の影響で、夜半から強い風が窓を揺らしている。カーテンを開けると、強く暖かい南風が、空気中の水分や塵を全て運び去って、空は雲一つなく、透き通った濃紺に染まっていた。白み始めた地平との間に広がるグラデーションが本当に美しかった。甥っ子も泊まっているので、皆を起こさないよう注意しながら表に出て、シャッターを切り続けた。
 いいモノを見たので満足したのか、強い眠気に襲われる。仕事に行く弟に食わせるものがなくなってしまわないよう、シリアルであっさり朝飯を済ませた後、ベッドに潜り込み、以降、夜までぐっすり寝入る。久々にまとまった時間、ぐっすり寝たような……普段は移動中や授業後との昼寝でぶつ切りなので。

 19時過ぎ起き出して、下の甥っ子の面倒を見たり、東の空に昇りたてで朱色の月を撮ったり……甥っ子をだっこしながらなので手ぶれしまくり。後日のリベンジを期す……藤原から借りっぱなしになってる三脚(お母様からは「貴方が使って頂戴」と言われているけれど)を使えば何とかなるだろう……まずは、本の地層の内に埋もれているのを発掘しなければならないが。
 甥っ子二人と今年最後になるであろう花火をした後は、姉貴にあん摩したり風呂入ったりお灸したりして、いつもの如く。

〜今日の一枚〜
もはやコメントのしようもなく。本当に綺麗。
綺麗でした。カメラマンの腕が伴わないので雰囲気も出ない……本当に綺麗でした。
一応、これが一番綺麗に撮れた一枚。


9月13日 土曜日 授業 1:臨床医学各論 2:経絡経穴概論

 今日の1コマ目は期末試験の採点に含まれるテストをやるので、何が何でも学校に行かなければならない。目を擦りながら階下に降りて冷蔵庫を漁ると、シャウエッセン(@日本ハム)はおろか、卵も納豆も野菜もない。仕方がないので、普段姉貴が食ってるシリアルを分けて貰って朝飯。以降進行は順調で、きっちり始業前に教室に入り、試験を受ける。消化の良いシリアルのお陰で、途中腹痛で退席なんてことはなくて済んだのだが、試験の真っ最中(0930)の段階で腹が減って仕方無くなる。試験の方はそこそこの出来、どうにか赤点ラインだけは突破しているような感じ。

 2コマ目は試験勉強で自習にも関わらず、時間いっぱいまで和りにならなかったので、湘南線には乗れなかった。籠原終着の電車を捕まえるべく上野に向かい(口実)、途中気晴らしを兼ね、秋葉原へ。鳴り続ける腹を収めるべく、秋葉原一スパルタンな飯屋「サンボ」でお皿(豆腐としらたきの入った牛皿+大盛りご飯)を食らう。携帯で検索した時刻表に従って、秋葉原彷徨を早めに切り上げて上野駅に向かったが、籠原行きと表示されたはずの列車が新前橋行きでがっくり。籠原行きは30分以上後だった……私の確認が甘かったのか、もしかしたら検索サイトの表示が間違っていたのか。このクソ暑い中表で待っているのはイヤなので、覚悟を決めてそのまま乗り込む。激しい眠気に襲われるが、先日購入した『親指はなぜ太いのか―直立二足歩行の起原に迫る』(著:島泰三)を読みつつ耐える。読了、基本的には仮説なのだけれど、ぐいぐい引っ張っていく力があって、なかなか面白かった。いつものことだが、切羽詰まってくれば来るほど読書が進む>ソレは一般に言う「逃避行動」です どうにか無事に籠原で下車。頭痛がしてくるほど眠かったので、真っ直ぐ帰って、窓を開けて風通しをよくしてから寝入る。

 19時過ぎ、叩き起こされて階下に降りてみれば、土曜日で保育園が休みなので、甥っ子が二人とも来ていた。こんな日に限って姉貴は大学時代の友達と泊まりがけで遊びに行っているので、爺婆と私の三人でてんわやんやになりながら飯を食わせたり風呂に入れたり、麦茶を全部甥っ子共に飲まれてしまったので、コンビニに行ってダイエットペプシツイストを買ってきたり。

〜今日の一枚〜
左のスピーカーの上に置かれてます
混沌を極める我がデスクトップから一枚。
イリオモテヤマネコと孔子様とニポポ人形とランバ・ラル様となんだろう君が同居してます。
イリオモテヤマネコは雑誌の付録、孔子様は高校時代の友人の中国土産。
ランバ・ラル様は今日買ってきたダイエットペプシ一発で引き当てました。
ニポポ人形は 網走の浦田甚五 郎氏謹製 藤原と行った北海道で買ってきた唯一の土産。
元は藤原のデスクトップに置かれていたなんだろう君。いわゆる形見。


9月12日 金曜日 授業 1:衛生学 2:鍼実技

 旅行でお母んが居ないので、姉貴と二人で、冷蔵庫の中にあるモノをあれやこれやして何とか朝飯をでっち上げる。湘南線で熟睡しながら渋谷まで……今日は恵比寿まで行かなかったよママン>誰に報告していますか 元々まったり気味の授業、試験前で拍車がかかって、これといったことが一切なく、まったりと授業終了。まったり過ぎて長引き、湘南線に乗れなかったので、埼京線で赤羽まで行ってから高崎線高崎行に乗り換え。奇跡的に籠原の直前で目が覚めて事なきを得る。

 列車のドアの外、籠原は今日もひどく蒸し暑い。汗を流してさっぱりしたい気もするし、こんな天候で水分摂取過多になり、却って冷えてしまっている身体の芯を暖めたい気もする。こんな時は昼間っから風呂に限るのだが、「なんぼ広い浴槽が魅力だからって、毎日風呂屋もどうだ」と思い、自宅の風呂で暖まることを考える。近所のコンビニでペットボトルのドリンクを買いながら帰宅し、玄関に置いてあった洗濯物を干してから、勝手口のボイラーをチェック。昨晩焚いたお湯がまだ残っていたので、さっさと浴槽を掃除し、湯を張って、バブを投入。ドリンクで少しずつ水分を補給しながらたっぷり浸かる。暖まった後は、ほんのりクーラーを利かせておいた居間でゴロゴロして本を読んだり、相撲を観たりと至福の時を過ごす。

 そうこうする内に夕方。「父親もリハビリがあるのだから、別々で行くよりも1台の車で行った方が経済的だし、先方にも迷惑がかからないだろう」と思い、ゴロゴロうとうとしながら待つ。が、1830を過ぎて帰ってきた姉貴が開口一番、

橘姉:お父さん、今日は役場のグラウンドゴルフだって。晩ご飯もあっちで出るんだって。そういう予定があったのも忘れてれば、変わった予定を連絡するのを忘れてたんだって。いつものことだけどさ

 結局リハビリに行けず、あろう事か晩飯まで投げっぱなしにされてしまった。本格的に食うモノがないながら、何とか朝飯の残りを掻き集めて晩飯をでっち上げる>今日はでっち上げたものばかり食べています 暑い中体を動かして帰ってくるとなれば風呂にも入りたいだろうから、勝手口に回って風呂を焚いたり、仕事疲れでぐったりしている姉貴にいつも通り施術したり。

〜今日の一枚〜
ZIPPOにはない何とも言えない味わいが。
愛用のライター。オーストリアのライターメーカー、イムコ社製。
欧州では長く愛されてきた一品で、あのZIPPOの制作にあたってモデルとされ……
とか書くと大層なモノっぽく見えますが、なんてこたぁない量産品(\800で購入)。
オイルやら火打ち石やら芯やら、わざわざ取り寄せるのも面倒なので
全部ZIPPOのモノを流用して使ってます。ホームセンターにいくらでも売ってるし。


9月11日 木曜日 授業 1:東洋医学臨床論(あマ指編) 2:東洋医学概論

 母親は友達と一緒に草津へ泊まりがけの旅行に行くそうだ。息子や娘共は、ありものを腹に掻き込んで支度を済ませ、家を出る。新宿で目が覚めたので、携帯電話を開いて時計を見てみると、若干遅れている様子。「これじゃあ遅刻になるかなぁ」と思って携帯を閉じたところで意識が飛び、再び目が覚めると恵比寿だった……図らずも遅刻を確定的にする。そそくさと渋谷まで戻り、遅延証明を貰って学校へ向かった>一応問題ないはずです(爆)
 授業は、2コマとも例によって試験前の解説だったり自習だったり。その割にはギリギリまで解放されず、激しく蒸し暑い中、湘南線に乗る為に走るハメに陥る。汗だくになる。

 籠原には着いたモノの、余りお腹も空いていなかったので、風呂に浸かって帰ることを思いつく。今日はいつもの湯楽の里(ゆらのさと)ではなく深谷市内の湯めぐり浪漫館へ。こちらも籠原駅から車でならそう遠くないところにあり、尚且つ一寸安いので、両者甲乙付けがたい。ふやけるまで湯に浸かる。軽く本屋など回りながら帰宅、母親に頼まれていた洗濯物を干したり、我が家の風呂をたわしでこしこし擦って掃除したりしながら留守番……余りに暑くて自分の部屋でまったりする気も起きないので、居間でクーラーを利かせながらゴロゴロする。

 夕方、リハビリに出ようとすると父親が「俺も行って診て貰う」(近頃五十肩気味)とのたまったので、トルネオの助手席に乗せて整形外科へ。私はリハビリだけなので圧倒的に早く終わったのだが、父親は診察の後リハビリまでしてきたので、1940過ぎまで待つハメに。委託の薬局に薬を貰いに行ったりして、帰宅は20時一寸前となった。仕事でへたれた姉貴と男二人ではいかにも晩飯が用意し難く、そのまま姉貴を後席に乗せ、近所のラーメン屋おおのだなへ……最近晩飯ラーメンが多いような気がする。チャーシュー大盛りの支那そばは美味であった>関係ないけどATOK14には「支那」って単語が入ってないんですな。他の「それっぽい」単語も全滅でした。社会の流れからすりゃ当然ですけど。

 帰って腹が落ち着いてから姉貴に施術。後はいつもの如く。

〜今日の一枚〜
何はさておき、練習の機会が多いのは有難いことで
去年から、姉貴と30分以上のあん摩を数十回単位で契約(爆)して小遣いを貰ってます
(免許を持ってないので、施術に対する報酬でなく、あくまで小遣いとして)
……小遣いって歳でもないんですが、背に腹は替えられませぬ。
これを撮っているデジカメもこの小遣いで買ったものだったり。
居間のカレンダーにはあん摩した回数がカウントされています。
学期末や大きなイベント(運動会とか)の前後には如実に増えます。


9月10日 水曜日 授業 1:解剖学 2:鍼灸実技

 昨夜、変な時間(21-25時)にうっかり寝ちゃった為、そのまま朝まで起きている。時間だけはたっぷりあったので、シャワーを浴びて、ゆっくりご飯を食べて、食後にテレビなんか見て、消化が良くなるようにお灸までしてからのんびりと出発。
 解剖学は試験直前ということで、出題範囲についての大まかな説明と重点的な質問タイム。自分で質問するほど理解出来ていないので、クラスメイトがぽんぽん飛ばす質問と、それに対する先生の答えを珍しく起きて集中してメモする。2コマ目は先生がうっかりプリントから何から忘れてきたのでまったり進行。少し早く終わったので、さっさと支度をして駅まで駆け、湘南線に乗った。

 籠原着の後、藤原が亡くなった直後から、様々な面で大変お世話になっている熊谷市内のお寺、見性院(けんしょういん)さん──こういうつながりが出来たのも何かのご縁と思い、私もいろいろお手伝いさせて貰っています──へ。以前に作った書類の校正をしたり、本棚の移動をお手伝いしたり。蒸し暑い中での作業で汗みずくになったので、シャワーを勧められた。恐縮しつつお借りして、さっと汗を流してから辞去。

 見性院さんを出てから、熊谷市街へ回り、湯楽の里(ゆらのさと)に寄る>朝家を出る時にしっかりタオルセットを持ってきています じっくり湯に浸かって、今ひとつぴりっとしない気持ちを切り替えつつ、身体に喝を入れる。程良く喝が入ったところでリハビリへ。
 お風呂とリハビリでいい感じでゆるんだので、のんびりしようと思って帰宅したそばから姉貴が帰ってきて、あん摩を頼まれる。当てが外れて一寸がっかりではあるが、現在唯一に近い現金収入源なので、いそいそと施術。
 晩飯は「今日のお手伝いのお礼に」と副住職さんが下さった喜多方ラーメンであった。美味。食後、これまた副住職さんにお願いされていた事務用PCの購入手続きをしたり、髭を剃る為にもう一度風呂に入って、入ったついでだからとしっかり暖まってみたり、自分に施灸したり。

〜今日の一枚〜
器を工夫して少しでも雰囲気を出そうと努力中
こう暑いとついつい水分に手が伸びます。最近はもっぱら麦茶。
喉が渇く度に一々下の台所まで降りていくのが億劫なので、水筒が大活躍しています。
真ん中の茶碗は横浜中華街の茶房で安く買ったもの。
一番右の御猪口は草津のガラス工房にて。これ専用。


9月9日 火曜日 授業 1:あん摩実技 2:鍼実技

 相変わらずの寝付き&寝起きの悪さで若干寝坊。慌ただしい中、休学申請の書類に父親のサインと捺印を貰って家を出る。
 トルネオさんのミッションはエンジンをかけたばかりでもぐいっとしっかり加速してくれるので、早朝の速い流れにもスムーズに乗れて、安心して運転が出来るのが有難い……カムリはミッションが暖まるまでギアがトップに入らなかったので。先々代の白カムリに至っては、冬の強風下でミッションが冷えてくると、いったん上がったギアが予告もなくサードに落ちたし。ただ、トルネオさんは(ホンダ車全般がそうなのか?)加速に重点を置いているせいか、若干低めの速度を維持していると急にギアが一段落ちたりするので、トヨタATに慣れた身にはちょっと戸惑う点もあったり。

 渋谷駅を出るなり腹痛(朝飯を急いで掻き込んだのが良くなかったようだ)に襲われたりしながらも何とか学校へ。1コマ目は先週の続きで試験。腰への指圧、日頃やっていることを再確認するような感じでさくっと終了。2コマ目も「試験前なので自分の勉強に使ってください」と自習になり、こともなく終了。昨日の回想・反省モードから若干鬱に入っていただけに、負荷がかからなかったのは有難かった。
 こちらの学校が撥ねてから、暑い中南与野へ。午後の事務が開始される1330丁度に学務に着き、出すべき書類だけ渡してさっさととんぼ返りする。書類は受理されたようなので、後期授業に関する心配は一切なく、国家試験に向けて集中できるといいなぁ

 籠原の駐車場に着いて、サウナと化した車内の息を抜くべくドアを開けてしばし放置する内に、この半月で、自慢のプルシャンブルーが激しく燻んだ藍色に堕ちているのを見てがっくり>露天で雨も降りゃ汚れて当たり前です いつものセルフGSで洗車して帰る。折角綺麗になったので、帰宅するなりリアウィンドウと前席のサイドウィンドウ、サイドミラーに撥水剤のガラコを塗る……雨の時に一番イヤなのが、ミラーや後方の確認がしにくくなることなので。

 あまり早い時間に整形に行っても、リハビリルームが御年配の方でごった返しているので、しばし、クーラーの利いた居間でゴロゴロする。第2火曜の為、今日も休みの弟が家にいた。甥っ子が二人とも熟睡してるので、うるさくならないようにたわいのないことを喋りながら過ごす。リハビリからは19時過ぎ帰宅。帰るなり姉貴にあん摩したり、少ないおかずでどうにかこうにか晩飯を作って食べたり。

【買い物メモ】
・まんがタイムきらら
芳文社  著:海藍ほか


〜今日の一枚〜
光学12倍ズームは伊達じゃないっ!(@古谷徹)
今日もネタがない&ネタっぽいモノは撮影してないので
アメフト観戦道師匠のはぐさんと夏休みに行ったNFL TOKYO 2003で撮った一枚を。
カメラの性能がいいので、動きのあるこんな絵も、これだけ大きく鮮明に撮れます。
しかも相当遠くから。技術の進歩ってすばらしい。


9月8日 月曜日 授業 1:リハビリテーション医学 2:生理学
 3:東洋医学臨床論(鍼灸編)


 図らずも連休となったので休養十分……といいたいところだが、やっぱりどこか気怠い感じで学校へ。例によって試験に関する解説を聞いたり(それ以外はほぼ自動的に睡眠)、某ルートから流れてきた過去問をコピーさせて貰ったり。3コマ目は担任のナガイ先生が「試験前だからめいめいやりたいことをやってください」と時間を下さったので読書したり。1年生の時ほどのモチベーションは無理にしろ、ここのところのモチベーションの低さは問題である。免許を見せびらかす相手が一人減っただけでここまでやる気が失せるモノなのか、と思ったり>それこそ言い訳です
 学校が捌けた後、メガネドラッグで眼鏡のネジを締めて貰ったり、マックで遅い昼飯を食ったりしてから湘南線に乗る。籠原から直接整形外科へ回り、リハビリを済ませて帰宅。

 帰ってみると、姉貴のノート(メビウス)がシャープさんから修理の上返送されてきていた……訊けば私が居なかった土曜には届いていたそうな>気付くのが遅いです 不調はCPUファンが外れていたのが原因だったそうな……しっかりしてくれシャープさん。これだけ素早く帰ってきた(2週位は待たされると思っていた)ということは、複数の同型に同じようなトラブルが出ていて、すぐ対処出来たということなのだろうか、と邪推もしたくなる。
 肝心のデータは全て無事とのことで一安心。恐らくはHDDに関わりない機械的なトラブルだと思っていたので、データが弄られたり消されたりはないと一応は思っていたモノの、バックアップをまるで取っていない状態で修理に送り出させる羽目に陥っていただけに安堵も一入である。今後はこまめにバックアップを取らせることにしよう……どうせ私がすることになるんだろうけど。

 床屋が休みの弟や姉貴にあん摩したり、晩飯に稲庭うどんを食ったり、戸田先生にお電話して、休学の許可を頂いたり。

【買い物メモ】
・阪大医学生が書いたやさしい「がん」の教科書―みんなに伝えたい正しい知識、大切なこと
PHP研究所   監修:松沢佑次  著:駒沢 伸泰
・仏教の常識がわかる小事典―歴史から教義、宗派まで
PHP新書   著:松涛 弘道
・統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門
講談社ブルーバックス 120   著:ダレル・ハフ  訳:高木 秀玄
・親指はなぜ太いのか―直立二足歩行の起原に迫る
中公新書 (1709)  著:島 泰三
・闇のイージス(13)
ヤングサンデーコミックス  原作:七月 鏡一  作画:藤原 芳秀


〜今日の一枚〜

試験前だというのにこの始末。
すぐに欲しい本が買えるのでアマゾンは大変危険です。
イージスは弟に買ってきて貰いました。まだ金払ってないや(爆)


9月7日 日曜日

 枕元で鳴る内線で目を覚ますと、既に正午だった。目を擦りながら階下に降りてみれば、「甥っ子共を連れて買い物に行くから洗濯物と留守番を頼む」と告げるが早いか両親+姉+甥っ子二人はさっさと出かけてしまった。仕方無いので、もそもそと洗濯(といっても生乾きの洗濯物がどうにもならないので乾燥機に叩き込んだだけだけれども)。

「折角の日曜で時間があるのだから、たまには部屋の掃除でもしようか」と寝起きの内は思っていたが、今ひとつやる気が起きず、結局ゴロゴロしたり本を読んだりしている内にあっという間に夕方に。甥っ子共を連れて戻ってきた後、畑に出ている両親の代わりに、久々に風呂を焚いたり、晩飯を仕入れにコンビニに出かけたり。父親に施灸した後、眠気に襲われたのでちょっと横になって、気づけば25時だった。もそもそ起き出して、ざっとシャワーを浴びた後。ネットを徘徊したり施灸したり。これといってこともなく過ぎた日曜であった。

〜今日の一枚〜
真ん中の銀色のはライターです
パソコンデスクの上、ディスプレイの前にいつも置いてあります。
気が向いた時にくにくに艾をひねってはお灸をしています。

灰皿が馬車道なのは埼玉ならではと言うことで>そうか?


9月6日 土曜日 授業 1:臨床医学各論 2:経絡経穴概論 (全休)

 だるいだるいと言いながらも、昨夜も余りよく眠れず。べろんべろんで起き、何とか飯を掻き込んで支度をしたが、身体が起きていないのに無理に掻き込んだせいか、腹が痛くなってきた。トイレでしばし格闘の後、自室に戻ったところで記憶が途切れた。途中何度か起きようとしたような、うっすらとした記憶はあるのだが、気がつけば片手に眼鏡を握りしめたまま寝落ちしていた。そこから支度して学校に行っても、2コマ目すらまともに受けられる時間に着けそうにない。始業一週間で早くも(結果的に)ズル休み。困ったもんだ。

 昼過ぎから龍さんと秋葉原で待ち合わせ(本来なら授業後の合流だったわけだが)なので、それに間に合うように家を出ようとゆっくり構えていたら、突然姉貴が「甥っ子共をSLに乗せよう」と宣った(週末や観光シーズン中、熊谷から長瀞までを蒸気機関車が観光運行している)。甥っ子共も大喜びで我先に支度を始める……甥っ子二人と姉貴とお母んを乗せて、熊谷駅まで運転手。熊谷駅前で有料駐車場に止めるのも癪なので、四人を降ろした後、籠原に向かい、高崎線に乗った。

 今日は、龍さんが新たに換装するPCのケースを購入するのが目的。そうでなくともお仕事でお疲れの所、重いケースを担いで電車を乗り継いで、更に駅からご自宅まで歩くのは酷なので、三芳までケースごと自動車でお送りするのが私の仕事である。携帯で連絡を取りながら集合、共通の友人である伝助さんもいらっしゃっていた。昼飯を兼ねて入った喫茶店で、二人でたっぷり龍さんをいじめて遊んだ(>誤解を招く表現は避けましょう)後、あちこちのショップをうろついて、当初の目的(および全く関係ない買い物)を果たし、伝助さんとお別れ。

 籠原から単にお送りするだけではちょっと芸がないので、最近えらいお疲れの龍さんを少しでも元気にすべく、市内のスーパー銭湯湯楽の里(ゆらのさと)に寄り、ふやけるまで湯に浸かる……少なくとも、私は疲れが取れた。風呂から上がってから、途中サイゼリヤで晩飯を取りつつ、たっぷり2時間以上かけて三芳へ移動。休憩を兼ねて暫く龍さん地に御邪魔した後、22時半、帰途に就いた。眠くならないよう、道中1時間半歌いっぱなしで、24時直前に無事帰着。

〜今日の一枚〜

連日お疲れさん、トルネオさんのメーター類。
今年で6年モノ(97年式)なのに、前の持ち主が週末ドライバーだったそうで
走行距離が3万km未満です。おかげで(?)快調。


9月5日 金曜日 授業 1:衛生学 2:鍼実技

 ほとんど眠れないまま朝。せめて少しでも寝ていけるよう、余裕を持って少し早めに出て、しっかり湘南線でシートを確保する。十分に眠れたのはよかったが、湘南線のダイヤが乱れて10分から遅刻……朝のラッシュ時に埼京線&りんかい線の線路に乗り入れて、山手線と併走しているのだから、その内のどれかに何らかのトラブルが生じただけで簡単に遅れるのは道理なのだけど。授業はつつがなく終了。

 授業が捌けた後、高校弓道部の後輩、アキモトと合流。藤原ともよく行ったネパール料理「カンティプール」へ向かう。奴が亡くなった後に連れてきて以降、すっかり嵌ってしまったそうで、今日の昼飯も彼のリクエストである。しばらくは二人とも話もせずに黙々とナンを口に運ぶ……「ゆっくり話をしながら美味しく食べる」のも一つの在り方なのだろうが、美味しいモノが目の前に来ると、どうしても食べる方に気が行ってしまうのは男子校出身の哀しさか。奴が好きだったモノを、奴を慕っていた後輩と一緒に食べる、というのも一つの供養であろう、と言い訳をしておく。
 食後はアキモトの買い物に付き合ってアメ横。さっさと済んだのでそのまま上野を経由して籠原に戻り、車で市内のご実家まで送って解散となった。

 アキモトを送った足でそのままリハビリを済ませて帰宅しようとすると、お母んから「夕方から坊主の集会に出かけるお父んを寺まで送れ」と指令の電話がかかってきた。時計を見れば指定の時間までギリギリで、待たせちゃ悪いと急いで戻ったのだが、当の親父は、同じ会合に参加する別の人の車に乗せて貰う約束をしていてがっくり。
 会合で親父が一人いいモノ食ってるのは癪なので、残った家族も近所のラーメン屋「よか楼」で晩飯を食べる。この後父親を迎えに行かなければならない関係上、私一人アルコール抜き。チャーシューメンを食い終わる直前に「会合じき終わるから迎えにきやがれ」という連絡。さっさと片づけて姉貴とお母んを家に戻してから迎えに行ってやれば、何をどう約束したのか、同じく会合に参加した酔っぱらい爺さん一人連れてきて、更に別の料理屋までの足にされて追い返される始末で二度がっくり。仕方無いので家に戻り、頃合いを見てからもう一度迎えに行ってやる。
 お父んを連れて帰ってから、リクエストがあったので姉貴にあん摩……している最中に弟から電話。「明日おやすみだからばあちゃんちいくー」と甥っ子がのたまったとのこと。仕方無いのでトルネオを出す。今日はつくづく運転手づいている。因みに明日も運転手予定。

 帰ってきたら姉貴一人ぐったり寝ていた。三度がっくり。いい加減やる気もなかったが、半端で終わる方がイヤなので、揉み終わってない肩を揉んでやる。ぐったり。

〜今日の一枚〜

最近好んで着ているアメフト(NFL)のレプリカジャージのうち一着。
ゆったり且つ一見スポーティーでデブ感が緩和されるから頻用しているのは君と僕との内緒。
一番好きな選手、「ニューヨーク・ジェッツ」エースQB、チャド・ペニントンのモデル。
……今日から開幕なのに骨折で暫く欠場なんですがね、彼……(遠い目)


9月4日 木曜日 授業 1:東洋医学臨床論(あマ指編) 2:東洋医学概論

 湘南線で始業ギリギリにのんびり登校。渋谷駅を出るなり突然雨に降られたりしながら学校へ。今日は2コマとも座学。試験が近い為、授業の終わりには大抵「こんなとこが出ますよ」と先生方からコメントなり、テキストをなぞっての解説があったりするのだが、2コマとも授業開始早々意識が落ちるものの、見事にその解説直前に目が覚める。聴くべき所はしっかり確保できたが、こういう方向でばかり適応するのはいかがなものか。

 授業が捌けた後、埼京線で南与野から埼玉大学へ。来年前後期をフルに活用するため(というか、未だ残っている通年の語学を受けられるように)、後期授業の休学手続きを行うためである。学務に顔を出して説明を受ける内、休学は「トータルで2年出来る」のではなく、「連続しては2年まで出来る」ことを今更知る(つまり、2年休学して復学すれば、また2年休学することも可能)……まぁ、入学10周年の節目を機に、しっかり来年卒業しておきたいモノだが>そもそも普通の人は10年もいません
 流石に休学手続きも4回目となると慣れたもので(>いい大人はそういうことで威張りません)、さくさくと手続き完了。後は保証人(父親)の署名と捺印、担当教官の戸田先生に承諾を貰った上で来週にも提出、承認の運び。

 折角早く終わったので、さっさと帰途に就いてリハビリ。リハビリからの帰りしな、空腹を激しく主張するトルネオにガソリンを補給@地元セルフ……トヨタ車に比べると給油口が狭いので、若干入れにくい&満タンの止めどころが掴みにくい気がする。前回は購入時に半端にガソリンが入っていたところに給油していたので、今回が初めての実測である。ほぼ10km/L(498.7km/50.00L)。もうちょっと慣れてくれば、もう1〜2km/L位は出せるような気がする。

 ガスを入れて帰ってきたら激しい睡魔におそわれて、そのまま横になる。叩き起こされたらすでに23時前だった。遅い晩飯を食らった後、姉貴にあん摩。以後は常の如く。

〜今日の一枚〜
水曜どうでしょうファンにはお馴染みの一品です。
今日もネタがない&部屋が散らかっててカメラがみつからないので
鹿児島名物「白熊」(フルーツ入り練乳かき氷、内容量750ml)を。
比較用においたペットボトルでその巨大さがお分かり頂けるかと。
「お急ぎの方は電子レンジに20秒ほどかけて柔らかくしてお召し上がり下さい」
通常のかき氷ではあり得ないアドバイスがパンフレットに載っている逸品。
襲い来る頭痛と死闘の結果(3月、山形にて)


9月3日 水曜日 授業 1:解剖学 2:鍼灸実技

 新学期三日目……そろそろカウントやめよう。今日は少し早い電車に乗って、余裕を持って学校に到着。今日の2コマ目も突然実技試験だったが、担当の先生の恩情により、腰部への刺鍼だけとなる。深く刺さると危ないとか、そういう危険もないところなので、ぱっとツボを取って、さっと刺しておしまい。終業時間より大幅に早上がり出来たので、訳もなく突然食べたくなったフィレオフィッシュ@マクド(今月中はキャンペーンで安い)を2個食べる……ちょっと胃もたれ。好きなものは少な目に食べる方が良いなぁ、と学習しつつ湘南線に。

 湘南線に乗れたので、本屋に寄りながらも14時過ぎ帰宅。洗濯物を取り込んだ後、我が家唯一のエアコンがある居間でだれっと涼み、整形外科の受付が始まったのを確認してからのっそりリハビリへ。昨日忘れた上着を回収。16時過ぎにリハビリはこともなく終了したので、のんびり帰ろうかと思ったら、どうにも空模様が妖しいので速攻で帰宅。窓を閉めたり、PCの電源やTVアンテナ・ADSLのケーブルを抜いたりし終わるやいなや大粒の雨が。あっという間に土砂降りと落雷で停電までする始末。エアコンが止まって泣きたくなる……すぐに回復してよかった。30分もしないで嵐が過ぎ去ったので、エアコンを止めて自室に戻り、片っ端から部屋の窓を開けて涼みながら日記を書いたり本を読んだり、眠くなったら横になって一眠りしたり。

 叩き起こされて晩飯を食らった後、父と姉に施灸とあん摩。以後は常の如く>まんま昨日のコピー&ペーストなのはどうだ

〜今日の一枚〜
玉突きなので、フロントも同様に潰れてます
ネタがないので先代最後の勇姿を。
これだけ潰れたけど、キャビンのドアは全く支障なく開け閉め出来ました。
全損で保険が扱われたために、残念ながら廃車の運びに。
形見。


9月2日 火曜日 授業 1:あん摩実技 2:鍼実技

 新学期二日目。二度寝をかまして危うく遅れそうになる……急いで飯を掻き込んで、トルネオを駆って何とかいつもの電車で座れたモノの、結局湘南線のダイヤが乱れて10分ほど遅刻するワナ。
 今日は2コマとも実技授業、しかも1コマ目は残りコマ数の関係上いきなり試験だった。まだまだリズムが出来上がっていなくて、怠いのには変わりないけれど、体を動かしている方が余程座学より楽である。休み中のことやら何やら、いろいろとおしゃべりしながら施術したりされたりする内にあっという間に放課。学校から貰ってくるようにと師匠から頼まれた書類を受け取るうちに時間ギリギリとなり、駆け足で駅に向かって何とか湘南線に間に合う。「マリア様が見てる」の続巻を持ってくるのをうっかり忘れたので、そのままぐっすり寝て籠原まで。

 姉貴のニューマシン(ノートPC)がBIOSすら認識しない状態(恐らくBIOSそのものが機械的に問題を抱えたと思われる)に陥ったのを、シャープさんが15-18時の間に引き取りに来ることになっているので、時間までに帰宅しなければならない。書店で漫画を買った後、書類を師匠の所に届ける。思いの外長居してしまって、昼飯も買わずに慌ただしく帰宅。一人でなすこともなく(勉強しなさいよ)ぼーっと待っているのは大変辛かった。16時前にやってきた代行の日通にPCを引き渡した後、整形に行ってリハビリを済ませ、さっさと帰って横になる。邪魔になるので脱いだ上着(アメフトのジャージ)を置き忘れてきてしまったことに気づいたが、いい加減眠いので明日取り行くことにして、そのまま昼寝。

 叩き起こされて晩飯を食らった後、父と姉に施灸とあん摩。以後は常の如く。

〜今日の一枚〜
夏毛に生え替わって若干涼しげ。
うちのわんこ。
繁殖業者が捨てたとおぼしきウェルシュ・コーギー(雌8歳以上)で、
今年の7/7に所属課に届けられたのを橘父が貰ってきました。
拾われた日に因んで「ななこ」(命名橘)。


9月1日 月曜日 授業 1:リハビリテーション医学 2:生理学
 3:東洋医学臨床論(鍼灸編)


 思い立ったが吉日、ということで、国試が刻一刻と迫るこの時期になって日記を再開してみることにしました。どこまで続くかわかったモンじゃありませんが、お暇な方はおつきあい下さいませ。続かなかったからって怒るのナシの方向で。祟るのもナシで。

 終わってみるとあっという間の夏休みが終わり、今日から授業再開である。危うく恵比寿まで行きそうになりながら学校に着く。前後期制なのをいいことに、初日から式典もなにもなくいきなり授業という酷な仕打ちのためか、明らかに人が少ない。先生方も夏休みで狂ったリズムを取り戻すことが出来ないでいるようで、いっぱいいっぱいで授業を進めていた。「効率を考えるなら、寧ろ初日は行事で身体を慣れさせた方が良いだろうになぁ」と思いつつ、眠さに任せて目一杯睡眠時間に割り振る。

 帰りの電車で、夏コミ無事参加のご褒美に龍さんから借りた「マリア様がみてる」の4巻目「いばらの森」を読む……最近ネット界隈で流行だけれども、4年は前に、長崎に帰った大学時代の友人抜け忍氏から借りて読んだんだよなぁ、3巻まで……久しく会っていない(去年の冬コミでばったりお会いしました。その後お元気でしょうか)友人の顏を思い出しつつしんみり読む。

 帰宅後はリハビリに行ったり、お師匠様のところでパソコンのトラブルに対応したり、晩飯のおかずを買いに行ったりする内にまったりと夜。「どうしてもこれがやりたい!」というようなモチベーションも特に湧かないので(>勉強しなさいよ)、読みかけだった「いばらの森」を読了したり、ネットをふらふらと彷徨ったり、チャットをしたりして過ごす。こうやっていつも通りの行動をやっている内に、少しずつリズムを掴んでいくことだろう……多分。


〜今日の一枚〜
平成9年式。グレードは一番下。
トルネオさん。
プルシャンブルーのメタリックがにくいやつ。

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