日々是平穏
2003/09 後半

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9月30日 火曜日 自主自宅学習日

 目出度く試験から完全に解放されたご褒美に、今日は休み。休みったら休み>正直にモノを言え 東の空が白んできた頃、わんこが「散歩に連れてけ」と吼え始めたので、スコップとカメラを携えて散歩に出る。晴れた日のこの時間は、流石に暦通りの涼しさである。空の青さも暦通りで、何枚か雲を撮る。
 わんこを繋いでから玄関をくぐると、ゴミ袋が置いてある……そういえば今日はゴミの日だった。姉貴は未明中に起き出して仕事をしていたので、暇人が持っていってやることにする。台所で町のゴミ袋を1枚引っ張り出し、自室のゴミを放り込んで、カメラを置いて家を出る。エンジンの掛かりがとみに悪くなっているトラックを運転して、地区のゴミ集積場まで。このトラック、確か私が小学生の頃に買ったもので、だいぶガタが来始めている。ドアが軋んで開け難いし、シフトも馬鹿になり始めているし、バッテリも弱ければエンジンの廻りも悪い。つまり運転しづらい。四苦八苦してゴミを出し、漸く戻ろうというところで日が昇って、雲が非常にいい色になる。カメラを持ってこなかったことを少し後悔。姉貴が仕事に出掛けたのを見届け、洗濯物を干してから横になった。

 目が覚めたら16時一寸前。マシンを起動してメールをチェックすると、オリエント鍼灸院の師匠から「ウィルス対策ソフトの使用期限が切れるから何とかしてくれ」とのメッセージが。ウィルスメールも届いており不安なので、とにかく早く来て欲しいとのことだったので、もそもそと着替えをして家を出る。治療院内のPCのソフトを更新した後、ご自宅のノートも色々更新したり整理したり。作業中、「お疲れ様。これ食べる?」と煎餅を勧められる。喰いきれなかった分はお土産に頂く。
 作業が終わったのが18時半。そろそろ晩飯のことも考えなければならないので、姉貴の携帯に電話&メール。何遍電話しても話し中。一寸心配になったので、師匠の所からほど近いのをいいことに職場の小学校まで赴く……単に仕事が長引いていただけだった。お互い適当に晩飯にすることを確認して、小学校を辞去。──元々心配性気味なのだけれども、藤原が逝ってしまってからはその傾向が顕著になっているような気が。

 差し当たっての晩飯の心配がなくなったので、見性院さんに顔を出してワープロ仕事。作業をしながら、週末に訪れる永平寺(副住職も3年修行をされていたそうな)や、その周辺についてのお話を伺う。簡単な作業でぱっと片づき、辞去しようとすると「お疲れ様でした。子供だましで何ですが」と副住職がお土産を持ってきて下さる……煎餅。今日は煎餅長者である。帰ってからは、姉貴のあん摩をしたり、風呂を焚いたり、師匠のサイトの更新をしたり。

〜今日の一枚〜
撮ってる最中にわんこが(中略)で臭かったです(爆)
もう少し後なら、もっと明るくて綺麗な色になった筈の一枚。
こういう青味の強い朝の雲も好きなんですけどね。空も澄んでいて綺麗でした。


9月29日 月曜日 授業 1:リハビリテーション医学 2:生理学
 3:東洋医学臨床論(鍼灸編)


 今日も今ひとつ睡眠不足。生理学が返却されるので朝からドキドキである。夫婦で丹後まで泊まりがけで旅行に行く両親を送る為、いつもより早く起こされて、いつもより早く両親を乗せて籠原駅へ。0708の池袋行に乗り込み、熊谷駅で両親が降りたのを確認してから寝入って都内へ向かった。

 今日は3コマとも座学なので、生理学以外にも2件、試験の返却がある。……が、1コマ目は担当すら来なかった。代わりにプリントを配りに来てくれたオオバ先生曰く「赤点は誰もいなかったそうですから」……取り敢えず、赤点でなきゃいいや。2コマ目、生理学は思いの外点が良くてびっくり。「ここは間違えたな」と思ったところはことごとく間違っていたモノの、それ以外のところがほぼ全部正解だったのと、点数配分がゆるかったのとで助かった。イイジマ先生の恩情に心から感謝。3コマ目もすんなりと通過。すんなり通過してほっとして、3コマともぐっすり寝る。テスト返却の後も授業があったようなので(>待ちなさい)時間いっぱいまで解散にならず、1421の湘南線には乗れず。なか卯で遅めの昼飯を摂って、ジャンプを立ち読みしてから1521の湘南線で帰る。

 真っ直ぐ帰って、洗濯物を取り込んだり、わんこに飯をくれたり、夕方の空の綺麗さに惹かれて写真を撮りまくったり、皮膚科に甥っ子共を連れていく弟に金を渡したり、帰ってきた甥っ子共と遊んだり。姉貴が帰ってくるのを待って、近所のラーメン屋「よか楼」で晩飯。義妹を迎えに行った弟と合流して、6人でワイワイしながら(主にワイワイしていたのは甥っ子二人だが)食べる。ちび二人連れて外食に行くって大変だ。
 帰ってから姉貴にあん摩したり、風呂を洗ったり焚いたり。以降いつも通り。

【現在の結果】 ※全教科赤点圏を脱出
解剖学:○/68 生理学:○/80 リハビリテーション医学:○/返却なし
東洋医学臨床論(あ):○/68 東洋医学臨床論(は):○/85 衛生学:○/89
東洋医学概論:○/84 臨床医学各論:○/66 経絡経穴概論:○/91

(教科:合否/点数)


〜今日の一枚〜
コレって地震雲……なんでしょうか
刻一刻変化する光線が、東の空に広がる雲を複雑に染め上げていきました。
三脚を探している時間的余裕がなかったので人力パノラマ
パノラマはもう1枚(上の写真より10分ほど前に撮ったもの)あって、
どっちを掲載するか迷いました。結局両方アップしてますが。


9月28日 日曜日

 朝、珍しく起こされることなく起きて、本拠地としての東京ドームでは最後の試合となるFs(対L)戦を見届けるべく、甥っ子共の世話もそこそこに家を出る。
 実の所、野球観戦は久し振り(去年は行ってない)である。私にはどうも負け運が着いているようで、東京ドームで観戦した試合では、1999年以降一つも勝利がなく、どうも尻込みしてしまったからである>そういえば8/2のNFL TOKYOもジェッツが負けたな

 開場10分前に着いた25番ゲートは、人でごった返していた……Fs戦でこんなに人が集まったのを見たのは、松坂の公式戦初登板(1999.4.7)以来である。開場後もなかなか短くならない列の長さに、立ち見も覚悟したが、一人だったのでどうにか空き席を見つけて座ることに成功する。
 予定通り1300試合開始。文字通り本拠地最後の試合、何としてでも勝ちたいところ。初回1点を取られたものの、その後先発ミラバルが持ち直し、ランナーを出しつつも点を与えず、やや膠着状態に。4回に奈良原のタイムリーで同点とした後、ラッキーセブンにチームリーダー小笠原のタイムリーツーベースで2点を勝ち越して、ライトスタンドは一気に盛り上がる。8回表もびしっと3人で切って取り、後は9回表の下位打線を抑えるだけで終わり……だったのだが、疲れの見え始めたミラバルが同点2ランを浴びた上、ランナー1人を残して交代。代わった清水もランナーを出し、更に代わった芝草が、まともなストライクを1球も投げられずに2連続フォアボールで押し出し(決勝点)敗戦という、余りに今シーズンのFsらしい負け方で心底がっくり。「人間は切羽詰まった時ほど、その人らしいミスを犯すのだなぁ」(註:芝草は帝京高校時代、夏の甲子園で「最多四死球でのノーヒットノーラン」記録を作り、現在も保持している)とつくづく思った>その台詞を鏡に向かって云ってみろ
 斯くして、遂に私の連敗記録はストップされないまま、Fsは札幌に行ってしまうのだった。がっくり。しばくさのばかぁ(涙)

 試合後は本拠地サヨナラセレモニー。監督・選手会長(岩本)の挨拶の後、球団旗を掲げつつ、選手・スタッフ全員で球場を一周。セレモニーの最後、オーロラビジョンに、セピア色のイメージの上をスタッフロールが流れる演出があって、皆で見入る。
 セレモニーの後は、いつもの試合後のように、応援団主導で選手の応援歌を皆で歌う(ホントは勝った後にしかやらない)。今日は特別な日、ライオンズの応援団も一緒に盛り上がった。かつての名プレイヤーの応援歌まで歌ってみたり。盛り上がっているところ、わざわざ一度引っ込んだ小笠原と監督が相次いでスタンド前まで来てくれて、一同大変盛り上がる。

 ひとしきり騒いだ後で、ふっと一人で静かに過ごしたくなった。水道橋には向かわず、神田川沿い、外堀通りの歩道を歩く。陽も殆ど沈んだ夕方の涼しい風の中、聞こえるのは車の走る音だけで、今までのことを色々思い出してしんみりしたり。歩き続けて秋葉原に到着、一寸本屋を覗いた後、帰途に就いた。

〜今日の一枚〜
補足トリビア:ギョロタンの本名はギョロメの舌吉(タンキチ)である
Fsの新旧マスコット、ファイティー(手前)とギョロタン(奥)。
本拠地最後ということで夢の競演……って云うか、よく残ってたなギョロタン。偉いぞ球団。
密かに、日本初の球団マスコットだったりします。今見ると結構怖いデザインだなぁ(爆)

ファイティーには札幌に行ってからも是非、我らのマスコットでいて欲しいです。
彼のパフォーマンスはドームの名物でしたからね。彼もまた、Fsの誇りです。


9月27日 土曜日 授業 1:臨床医学各論 2:経絡経穴概論

 目が覚めると0650。普段家を出ている時間である。慌てて階下に降りると「何度も起こしに行ったし、その都度アンタは『ン、起きる』って云ってた。知らん」と突き放される>勿論記憶なし 飯も食う余裕もないまま、10分で支度して家を出る。土曜日で道路も駅も空いていたので、座っていくことには成功。
 今日は2コマともテスト返却、激しく不安だった臨床医学各論が通過で胸を撫で下ろす……後は月曜に残る生理学である。飯も食わずに出てきたので気怠く、一日まったりと過ごす。埼京線から高崎線に乗り継ぎ、籠原まで。

 ストレスの元が一つ消えたら、矢も盾も堪らなくトリが喰いたくなった。一寸回り道をしてKFCに寄り、口の中に火傷をしながら、もさもさと鶏肉を貪り食う。
 帰ってみると、土曜日で保育園が休みの甥っ子が二人とも遊びに来ていた。交代で面倒を見るうちにあっという間に夜。「新しい携帯に適宜着メロを入れろ」というお母んのアバウトな指令に四苦八苦したり、仕事帰りに寄った弟と他愛もない話をして過ごしたり。眠いので早めに床に入った他は特にコレと言ってなし。

【現在の結果】
解剖学:○/68 生理学:?/? リハビリテーション医学:?/?
東洋医学臨床論(あ):○/68 東洋医学臨床論(は):?/? 衛生学:○/89
東洋医学概論:○/84 臨床医学各論:○/66 経絡経穴概論:○/91

(教科:合否/評価→備忘に恥曝しを兼ねて点数に変更


〜今日の一枚〜
デジャブを覚える人は正直に手を挙げよう。先生怒らないから
昨日に引き続き、能登・福井旅行からの一枚。禄剛崎を8時に発って南下、
「関西の奥座敷」和倉温泉にて、温泉街の入り口にある駅舎を撮影。
わかるひとはわかる>なんだそりゃ


9月26日 金曜日 授業 1:衛生学 2:鍼実技

 今日も寝付きが悪く、結局朝方まで起きている。少しだけ横になろうかな……とベッドに腰を下ろしたところで、微かな揺れが。揺れそのものは大したことがないモノの、異常に長い初期微動(と言うか主要動は来なかったか非常に小さかった模様)に、「東北かどこか遠くで大きな地震でも起きたかな」と思ったらその通りだった。前回は東北、今度は北海道……関東に来るのはいつだろう。

 地震報道に見入っていた為に寝るチャンスを失い、眠い目を擦りながら支度をし、うどんとちくわの天ぷらで朝飯。行きの電車でぐっすり睡眠を取りながら行くと、目が覚めたら恵比寿だった。とぼとぼと折り返して登校、名前の順がクラス六十数人の最後から2番目である為に遅刻は免れる。テストの採点を確認(問題なく通過)し、試験で読み進められなかった本を読了してから残り時間はぐっすり。2コマ目、時間一杯まで実習が続いたので、湘南線には乗れず。埼京線で赤羽、赤羽から高崎線に乗り換えて帰る。
 あったかご飯が恋しくなり、とんふみでご飯御替わり自由のランチを食す。トンカツも美味しいのだけれど、何よりご飯が美味い。いや、ご飯があってこそ美味しいのである>一番好きな食べ物が「炊きたてご飯」 満足して帰る。

 帰宅後、お母ん・甥っ子を連れてお彼岸の墓参り、お母んの携帯の受け取りと済ませて、祖母の代から懇意にしている電器屋へ。念願の炊飯ジャーを購入。ついでなので、先日サンマのフライを加熱した際に大炎上してお亡くなりになったトースターの後継も購入。
 帰るなり、早速炊飯ジャーをセッティングし、ご飯を炊く。早炊きモードで炊いた一寸硬めのご飯だったが、本当に美味しかった。「我が家で白い米飯を食べられることが、こんなに幸せなことだったのか」「当たり前のことこそ、なくなった時にその有難味を痛感するのだなぁ」としみじみと感じ入ったのだった。食後、姉貴にあん摩。

 結局まとまった昼寝が出来なかったので、日付が変わる前から延々眠い。ICQやIRCでぽつぽつ雑談をした後、日記を書いてさっさと寝る。

【現在の結果】
解剖学:○/C 生理学:?/? リハビリテーション医学:?/?
東洋医学臨床論(あ):○/C 東洋医学臨床論(は):?/? 衛生学:○/A-
東洋医学概論:○/B 臨床医学各論:?/? 経絡経穴概論:?/?

(教科:合否/評価)


〜今日の一枚〜
距離表示の下にいる丸いのが弟です
昨日に引き続き、能登・福井旅行からの一枚。能登半島の先端、禄剛崎(ろっこうざき)灯台。
弟の仕事が終わるのを待ってから、日曜21時に我が家を発ち、
のべ休憩2時間、ほぼ夜通し走って月曜07時には到着。
烏の代わりに鳶がばんばん空を舞っていたのが印象的でした。


9月25日 木曜日 授業 1:東洋医学臨床論(あマ指編) 2:東洋医学概論

 朝、部屋の扉を開けると、何かカルキを煮たような不快な臭いがする。あまりの不快さに胃がムカムカして来て「これじゃぁ朝飯が食えないじゃぁないか」と腹立たしく階下に降りて、炊飯ジャーの蓋を開けたら更に激しい臭いが。半端でなく芯の残った米と、外周にある不快な色のおこげ……炊飯ジャーが壊れていて、米も煮えず、カルキも飛ばしきれない絶妙な温度で米を煮続けていたのが臭いの原因だった。臭いがきつくて食えないとかそういう問題でなく、物理的にご飯がないワナ。仕方がないので昨日の残りの冷や飯にキムチを載せて、無理矢理掻き込んで家を出る。
 今日は2コマ分のテスト返却を受ける。点数はいつも通りながら赤点は免れていたので満足。どうせ授業も進まず、居たところでどうせ寝ているだけだし、母親が「携帯電話を新しいモノに換えたいから一緒に来い」と言っていたので、点数だけ確認してから脱出。いつもより一本早い湘南線に乗って、ぐっすり寝ながら帰る。

 帰ってみると、Yahoo!オークションで落札して昨日入金したばかりのFZ1用のバッテリが届いていた。朝振り込んだら、すぐに発送してくれたらしい。有難い。カルキ臭に辟易としながらありもので昼飯をでっち上げた後、お母んについて携帯電話ショップへ。新しい操作やら何やら覚えるのも大変だし、老眼にも優しいという理由で、引き続き京セラの新型を導入。明日の受け取りの前に、電池だけは引っこ抜いておこう>私の携帯(同型)の予備バッテリに
 パートに行くお母んを送り出し、留守番。壊れたウォシュレットの修理にTOTOのサービスマンさんが来てくれるというので、眠い目を擦って起きている。30分以上遅れてきたが、丁寧で感じのいい方で安心。作業も無事終了。
 起きているついでに、藤原のお母さんから「そろそろ彼の使っていたプロバイダの解約とかも考えなきゃよね」と言われていたので、解約するにしろ、彼のサイトにお出でになる方々の為に、閉鎖の告知くらいはアップしたいと思い、DTIに問い合わせてみる。セキュリティ保持の為、アップロードに必要な情報は本人以外には書面でも教えられないし、データはウェブ上で保存して貰うしかない、とのこと……どうにかせな。一応、ご家族が話を持っていけばある程度の情状酌量(?)はある見込みなので、お母さんと相談しなければなるまい。解約した後は、彼の遺したデータは私のスペースに置くことにしようと思う。

 細々とした用件が片づいたので、試験中行けなかったリハビリにでも行こうと思ったが、「どうせなら父親も連れて行ってくれ」とお母んに頼まれたので、18時過ぎまで寝ないで待つ。が、「明日の朝早い(彼岸の為早朝のお勤めがある)から俺ぁいいや。お前行って来い」という有難いお言葉。目を擦りながらリハビリを受けて、帰ってきてそのまま横になる。

 目が覚めたら2330。炊飯ジャーを買いに行けなかったので、当然のようにご飯がない。今からラーメンを作るでもないので、食パンに食塩とオリーブオイルを付けて食す……イタリア料理屋勤務経験有のみちケンさんより教わった食べ方。オリーブオイルの苦手な家族からは変人扱いされる。美味しいのに。
 明日の朝もご飯がない(うどんが用意されていた)。明日は炊飯ジャーの買い出しについていかないとアカンのか……

【現在の結果】
解剖学:○/C 生理学:?/? リハビリテーション医学:?/?
東洋医学臨床論(あ):○/C 東洋医学臨床論(は):?/? 衛生学:?/?
東洋医学概論:○/B 臨床医学各論:?/? 経絡経穴概論:?/?

(教科:合否/評価)

【買い物メモ】
・かってに改蔵 (22)
小学館 少年サンデーコミックス   著:久米田 康治


〜今日の一枚〜
余りに朝早くて見学はおろか近づくことすら
2002年8月に弟と訪れた能登・福井旅行で撮影した内の一枚。
一泊した敦賀市内を払暁に発ち、敦賀半島の白木浜へ。海も砂浜も本当に綺麗でした。
勿論、海を見に行ったのでなく、向かいにある施設をカメラに収めに行ったわけですが。

因みに手に持っているのはコレ


9月24日 水曜日 授業 1:解剖学 2:鍼灸実技

 昨夜は結局寝付けなかった。シャワーを浴びてぼーっとした意識に喝を入れ、朝食を摂って家を出る。埼京線で事故があったあおりを食って、湘南線は0900直前に渋谷着。遅延証明は貰ったし、急いだところで遅刻に変わりがないので、本屋に寄って「仮面ライダーSPIRITS」第5巻を購入しつつ学校へ。
 教室に着いてみると、丁度テストを配っているところだった。名前の順がラスト近い私は余裕で間に合う。取り敢えず赤点は免れたので満足。勿論自慢出来る点数ではないが、あれだけ手を抜いた日頃の授業&試験勉強で追試さえなければこちらのモノである……今後一週間、追試の不安と戦い続けなければならないと思うと憂鬱ではあるが。ヤマは土曜の臨床医学各論と、月曜の専門基礎(生理学)。

 2コマ目の実技がやや長引き、教室からホームまで10分以内での移動を強いられる。が、急いで駅まで走ってみれば、改札の電光掲示が「事故の影響で、湘南新宿ラインは大幅に遅れております。大宮方面にお急ぎの方は新宿駅からの折り返し運転をご利用下さい……」となっている。急いだのがフイになったか、これから山手線ホームまで行って(500メートル以上歩く)秋葉原経由で上野か、それとも一旦外に出て飯でも食ってくるか……と改札を離れようとした瞬間、漠然とした不安感に襲われて、一応駅員に運行状況を聞いてみる。

駅員:あ、もう普通に運転してますよ?」

 だったらこの掲示を止めろ。危うく乗り損なう羽目に陥るところだった。時間通りに入って来た湘南線に乗り、籠原までぐっすり寝ていく。
 少し遠回りして昼食、マクドのドライブスルーでチキンフィレなる新バーガーを試す。揚げたてが出てきたので一応は満足できた……が、コレ冷めたら硬くて食えねぇな。味も一本調子だし>マクドナルドに何を期待しているのか ぱくつきながら帰宅。

 叩き起こされて晩飯、スーパーで買ってきたと思しき鰻。腹がふくれたところでニュースとトリビアの泉を見つつ姉貴にたっぷりあん摩。

【現在の結果】
解剖学:○/C 生理学:?/? リハビリテーション医学:?/?
東洋医学臨床論(あ):?/? 東洋医学臨床論(は):?/? 衛生学:?/?
東洋医学概論:?/? 臨床医学各論:?/? 経絡経穴概論:?/?

(教科:合否/評価)

【買い物メモ】
・仮面ライダーSPIRITS (5)
講談社 マガジンZコミックス   原作:石ノ森 章太郎 作画:村枝 賢一

〜今日の一枚〜
こちらのお寺にはウチの父親がお世話になってます。親子で小坊主。
新しい写真を撮っている元気がなかったので(以下略)
去年の大晦日、小中の頃からの友人たちと訪れた二年参り@聖天山
新年を迎える改まった雰囲気、肌を刺す冷気に引き締まった雰囲気と、
統一感のない露店の臭いや灯りや喧噪が渾然一体となった、
形容しがたい不思議な空気に惹かれて、毎年足を運んでいます。


9月23日 火曜日 秋分の日

 試験明け、一寸は部屋の片づけをしようかと思っていたが、思いの外だるいので一日寝ていることにする……と、今日は甥っ子共の通う保育園の運動会なので、我が家は朝から慌ただしい。アレがないコレがない時間もない、とお母んと姉貴が駆け回っていて、ばたばたと出掛けていった。朝飯すらまともに用意されていないので、弁当に入れたおかずの残りやキムチでご飯を掻き込む。洗濯物を干したり、お母んが忘れたカメラを届けに運動公園に行ったり。やることやったので、自室で寝直す。

 運動会が撥ねたので、弟と甥っ子(とお母んと姉貴)が帰ってきて起こされる。家族総出で交代で撮ったビデオを、VHSのテープにダビングしながら鑑賞したり、弟とお母んと姉貴にあん摩したり。

〜今日の一枚〜
私とみちケンさんの他、3人くらいにしか遇わなかったし。
殆ど一日寝ていてネタがないので手持ちの画像で(以下略)。
今年の春に訪れた山形、羽黒山の五重塔(国宝)。
普通の靴で雪の斜面を汗だくになって上り下りした先に聳え立っていました。「美しい」の一言。
鬱蒼とした森の隙間から降る光に、雪がきらきらと輝いていました。

……普通は夏に来るんだろうなぁ、ここ。さもなくばスノーブーツ穿いて。


9月22日 月曜日 前期期末試験 第5日目(最終日)
科目:経絡経穴概論

 台風はかなり太平洋側に逸れたようで、我が家の辺りでは一寸強く風が吹いているだけである。が、より台風に近い沿岸部ではどのような荒天になっているか判らないし、湘南線は東海道線に乗り入れるので、そちらのダイヤの乱れが影響しないとも限らない。折角1科目だけで上がれる日に遅れるのも面白くないし、どうせ家にいても試験勉強はしないだろうから、安全策を兼ねて0614籠原発の湘南線に乗り、渋谷を目指した。試験開始90分前には学校着。ビル風が思いの外強く、肌寒いを通り越してもはや寒い。長袖着てきて大正解。
 試験の方はまず問題ない手応えで、退席可能時間にはクラスの全員が席を立っていた。「こんな簡単に終わるなら毎日テストでもいいのになぁ。残念」と身勝手な感想を抱きつつ散開。

 籠原到着後、昨日御邪魔出来なかった藤原家へ向かう。昨夜ネットに顔を出した後輩アキモトが「僕も藤原先輩にお線香あげに行きたいです」と言うので、まずは市内を回って彼を拾い、詩知里屋で腹拵えをした後、藤原家へ。今日はお父さんもいらっしゃった。お線香を上げたり、お茶を頂いたり、新内閣の発表に見入ったり。
 暫くまったりしていると、お母さんに呼ばれる。後に着いて、彼が高校時代まで使っていた部屋に行くと、うずたかく積まれた荷物の一つに、段ボールに入ったハードカバーの本があった。初孫である彼を溺愛していたお祖父さん(故人)が「梟介はこういうの好きだろう」とご実家に送ってきた吉川英治全集なのだそうな。「置き場もないからこのままだと処分するしかないのよねぇ。もしも橘さんが読むなら差し上げるんだけど」と仰る。奴とお祖父さんに縁の本、しかも私も好きな吉川英治の全集である。処分されるのは忍びなく、引き取りを申し出る……が、私が甘かった。敵はあの吉川英治、あろう事か「全集」である。全48巻、補巻3巻、別巻5巻の合計56巻の大軍勢が一冊の欠けもなく私を待っていた。ミカン箱にたっぷり4つ1冊だってこのサイズである。いいモノを貰ったという嬉しさ半分、「これからこれを置く場所をどうやって作ろうか。て言うか読み終わるのか?」と呆然とする。
 と、「……そうそう、全集のついでにもう一つ見て貰いたいモノがあるんだけど」と再びお母さんから声を掛けられる。見れば、奴が最期の日の朝まで使っていたディスプレイ(三菱純正ダイヤモンドトロン)が、同じく荷物の山に埋もれていた。「これもウチでは使うことないから、使うようなら持っていく?」とのお言葉。私愛用のCRTも、5年以上、ほぼ毎日稼働していて、いつどうなるかは保証の限りでない。グラフィックボードも換えてデュアルディスプレイも出来ることだし……と、こちらも引き取りを申し出た。もう一度仏壇に線香を供えてから、全集とディスプレイをトルネオに積み込んで帰途に就いた。明らかに加速が鈍る。流石吉川英治全集。

 今日は真っ直ぐ帰りたいというアキモトをご実家に投下した後、テストの疲れ(あんなにだらけていて疲れているのかというツッコミはナシで)を取るべく湯楽の里へ寄り、ふやけるまで湯に浸かった後は直帰。わんこの散歩をしながら、台風一過で透き通った日暮れの空を撮る。広角レンズが欲しくなった。

 夜、ネットを徘徊していると「とっとと半島爆走記を復活させぇ」とのメールが弟から届く。冬原稿と国試対策に支障の出ない範囲で何とかしたいモノだ。

〜今日の一枚〜
台風一過のそれは格別です
試験中につき手持ちの画像群でお茶濁し週間一応終了。
撮影した画像のフォルダを見ると、空を大きく含んだ画像が多いことに気付きました。
子供の頃から周囲に遮るモノのない広い空を見続けているせいか、
基本的に空が、特に日暮れや日の出が好きなんですな。


9月21日 日曜日

 日曜日なので昼過ぎまでぐっすり寝て過ごす。昼飯でも食おうかと降りていくと、何故か昨日までなかったはずのトミーのプラレールが……私が寝ていた午前中に、甥っ子1号が誕生日プレゼント(の前倒し)として姉貴に買って貰ったんだそうな。こういうおもちゃは私の担当なので、箱から出して拡げたり、電池を入れたり、組んだりと 楽しく遊ぶ こき使われる。
 藤原の月命日なので、一月ぶりにご実家に顔出しをしようと思っていた(これだけ間が空いたのは初めて。なんだかんだで顔出し出来なかった)が、「21日にこだわるより、試験優先が彼喜ぶかな、とも思ったりして」というお母さんからのメールに従い、今日は御邪魔しない旨のメールを出して、試験に向けてしっかり休養を取ることにする>勉強じゃないのか

 台風の影響で雨が降り続け、昼間だというのに一寸肌寒い。昼飯を摂ってまったりしたので寝ていたが、Tシャツにトランクスの上、肌掛けがタオル一丁だった為、寒さで目が覚める。タオルを仕舞って毛布とUNIQLOのスウェットを引っ張り出してくる……残暑が続いた所為で忘れていたが、もう9月も下旬、そろそろ秋なのだなぁ、と季節の移ろいを感じたのだった。Tシャツにトランクス姿で鳥肌立てながらでなければもう少し格好が付くのだが。
 晩飯だと叩き起こされて階下に降りてみれば、甥っ子共は相変わらずプラレールに興じていた。あれからずっと遊んでいたそうで、甥っ子共を迎えに来ていた弟と、「これは将来鐵の人になるんではないか」などと要らぬ心配をする。電池の消耗した機関車は走りがよれ始めていた。私が寝ている間は爺様が面倒を見ていたらしいが、孫顔負けの熱中ぶりだったそうな。

 以後いつもの如く。明日の1科目(経絡経穴概論)で試験終了……「やっと終わるか」とほっとする反面、早上がりが出来なくなるのが残念ではある>実働時間に至っては180分→30分だし

〜今日の一枚〜
明日で試験が終わるので勘弁してつかぁさい
試験中につき手持ちの画像群でお茶濁し週間絶賛継続中。
犬吠埼に昇る朝日。春の太平洋は大変荒れていて、
押し寄せる波が轟々と砕けては散っていきました。


9月20日 土曜日 前期期末試験 第4日目
科目:専門基礎(生理学)・衛生学

 いつも通り……よりはもう少しまともに勉強したつもりだが、どうにも生理学に自信が持てない。きっとチャバネの所為だ>責任転嫁にも程があります
 いつもより少し早めに教室に着いて、ヤマグチさん・スズキさんと額を付き合わせて試験対策の後、試験に臨んだ。見事に直前にやった内容が何問か出る。それでも生理学の出来がかなり微妙。ヤマグチさんとの対策がなければ間違いなく落としていたところだ……勿論、まだ「落としていない」訳ではないのだが。ヤマグチさん様々、流石クラス3位(64人中)である>30位の人は努力しなさい 月曜日に最後の1教科が控えているので、ヤマグチさんと大宮まで対策をしながら帰る。

 彩の国埼玉はざんざか雨が降っていた。お彼岸中にお檀家に回す名簿の作成をお手伝いすべく、見性院さんへ。御邪魔すると、先日注文したPCが丁度今日届いたとのこと。特別難しいセッティングもないので、早速、裏の事務室に運び込んで設置、無事起動。必要なソフトが手元にないので、こちらを使っての本格作業はまた後日。設置が終わるなり、「お昼食べてないでしょう?今持ってきますから」と引っ込んだ副住職が持ってきたのが仕出しの高級お膳で仰天。今日行われた法事の出席者に欠員が出たおこぼれだそうな。大変美味しく頂く。自民党の総裁選を見届けたり、ちゃかちゃかと名簿を作ったり、今後の日程の打ち合わせなどをしてから帰宅。

 帰ってからは特にすることもなし。保育園が休みの甥っ子共と遊んだり、弟にあん摩したり。

〜今日の一枚〜
灯台に至る道に両国の友好を記念した記念館があります
試験中につき手持ちの画像群でお茶濁し週間絶賛継続中。
紀州旅行の一枚より。潮岬を制した後、橋で渡れる隣島、大島にある樫野崎灯台にて。
1890年、親善使節団を乗せたオスマン帝国軍艦エルトゥールル号がこの島付近で座礁。
遭難した乗組員を、島民はじめ国民が暖かく遇した事が、日土友好の礎となった。
この件は現在でもトルコで広く知られていて、トルコの対日感情は大変良好である。

……と、藤原から叩き込まれた蘊蓄をいつかここでひけらかそうと思っていたら
今日の「世界!ふしぎ発見」であらかた語られてしまったワナ。


9月19日 金曜日 前期期末試験 第3日目
科目:東洋医学臨床論(あん摩指圧マッサージ編)・東洋医学概論

 いつも程度の試験勉強で、いつも程度の時間に学校へ赴き、いつも程度の手応えで、いつも程度の時間で切り上げてさっさと帰宅。中日終わって「完全にアウト」という教科がないのは有難い。短時間の集中力以外に武器がない私にとって、緊張感が切れることが最も致命的なので。「夕方から友達を連れて出掛けたいのでトルネオ貸して」とお母んに頼まれていたので、GSに寄り洗車、まだら迷彩のようなヨゴレを落としてから帰宅する。

 帰宅後はいつもの如く、昼飯を摂ってから寝入り、叩き起こされて晩飯を食らった後、弟と姉貴に施術。スイッチが入るまでネットを彷徨っていると、モニタを凝視する視覚の端をふわっと移動する焦げ茶色の物体が。「カナブンか何かが入り込んだか……」と思ってそちらを見て愕然。4センチ級の茶色い羽のニクい奴と対峙する羽目に陥る。我が家で奴を目撃したのは初めてなので激しく狼狽える。化学兵器が手元になかったので、物理攻撃にて撃墜。この室内、あのサイズの奴が繁殖するような有機物(有機物の類は必ずデスク近辺で消費・廃棄するので)はないと思うので、恐らくは外から入り込んだのだろうが、それでも不安は拭い切れない。安息を取り戻す為、試験後に自室を徹底的に片づけて、原因物質が存在するかどうかを確認することを心に誓う。

 明日の生理学はちょっと自信がないので、いつもより早くスイッチを入れて勉強をしていると、消防車がサイレンを鳴らしながら駆け抜けていく。消防署の告知ダイヤルに掛けてみると、500メートルほど離れた辺りでの火事であった。家族親戚には関係がないらしく、ひとまず安心する。「雨も降っているし、そんな酷くは鳴らないだろう」と思っていたら、サイレンの数が次第に増えていき、遂には防災無線が大音量でサイレンを鳴らし始め(消防団出動の合図)、サイレンの音が更に盛大になる。「消防の人も大変だなぁ……」と思いながらPCで試験範囲の確認をしていると、火事のとばっちりか、突然停電。いきなり周囲が暗くなって慌てる……が、UPS(無停電電源装置)のお陰で、PCとモニタの電源だけは落ちなかった。ゆっくりとデータの保存をして、PCの電源を落とし、落ちきる前のモニタの灯りで鞄の中から懐中電灯を取り出すだけの余裕を持つことが出来た。UPSを譲ってくれた龍さん有難う。

〜今日の一枚〜
コメントも思いつかねぇ(苦笑)
試験中につき手持ちの画像群でお茶濁し週間絶賛継続中。
「ネタがなかったら子供か動物か綺麗な景色か出しておけ」
ということで動物を>だからってよりによってミズクラゲか
この夏にクラスの修学旅行で行った鴨川シーワールドにて撮影。


9月18日 木曜日 前期期末試験 第2日目
科目:東洋医学臨床論(はりきゅう編)・臨床医学各論

 昨日に輪を掛けて準備が不十分な状態で朝を迎える。ただでさえテンションが低いのに、舌の根に口内炎が出来ていて不快。更にやる気が失せる。 追い打ちを掛けるように、籠原駅にて車から降りようとした刹那、「ぶちっ」っという音とともに、3年使い続けた携帯電話のストラップが千切れる。激しく不吉な予感を覚えるも、「私の悪い運をストラップが一身に受けて逝ってくれたんだろうそうだそうに違いないそう思おう」と無理矢理ポジティブにとらえて登校。朝から集中力が散漫になっていたせいか、昨日買ったチョコレートやら、東洋医学臨床論のプリントやら、色々忘れている。ヤマグチさんからチョコを恵んで貰って喝を入れ、不安まみれで試験に臨む……かなり微妙ながらも、最低限のレベルは確保出来た様な気が。開始15分で全ての回答欄が埋まったので、たっぷり見直しをした後、退室可能時刻にさっさと席を立った。同時に教室を出たクラスメイトたちと、正答についてああでないこうでないと議論しながら帰途に就く。

 上がりが早いので、本屋に寄っても帰宅は1215。朝飯の残りで昼飯を摂った後、暫し横になる。暑さでなかなか寝付けなかったが、19時まで睡眠。叩き起こされて晩飯の後、弟と姉貴とお母んにあん摩。後はいつもの如く。

【買い物メモ】
・School Rumble (2)
少年マガジンコミックス    著:小林 尽


〜今日の一枚〜
とうだいは狭き門なのです
試験中につき手持ちの画像群でお茶濁し週間絶賛継続中。
昨日に引き続き、2002年の春に一人で紀州路を爆走した際の一枚。
本州最南端、和歌山県串本町は潮岬灯台。旅の最大の目的地。
国道260号でグロッギーになり、途中の新宮市で一泊の後、到達。

本州最南端まで来てもやることは一つ


9月17日 水曜日 前期期末試験 第1日目
科目:専門基礎(解剖学)・リハビリテーション医学

 一応は反復で問題の確認をしたモノの、「これだけやったから大丈夫」と自信が持てるほどの勉強は出来なかった……まぁ、そんなモノが一夜漬けで着くわけはないのだけれども>普段から真面目に勉強しなさいよ うんざりするほどいつものことながら、結局、教室に着いてからの集中力・記憶力での勝負となる。お守り代わりに藤原の遺髪を一本、和紙にくるんで財布に収めてから出掛ける。眠気が酷くなる吹上辺りまで、列車内でもプリントの確認。
 チョコレートで脳に喝を入れ、教室でクラスメイトたちと最後の確認をしてから試験に臨む。自慢出来るような点は取れていないだろうが、直前の対策に費やした時間の割には上々の出来であったように思う。0930開始、10時の退席開始時間と同時に席を立ち、帰途に就いた。帰りの電車が一緒になったヤマグチさんと一緒に、車内で明日の試験対策。大変有難い。

 帰宅後、昼飯も摂らずにうとうとしていると、アマゾンに注文していた本が届いた。どうせ(中略)なので早速読み耽る。色々と読んでいる内に眠くなってきたので、本格的に寝入り、21時前まで寝こける。
 起き出してからは風呂に入ったり、お灸をしたり、深夜から未明に掛けて漸くスイッチが入って少し勉強したり、いつもの如く。

【買い物メモ】
・「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ
文春新書   著:谷岡 一郎
・国語力アップ400問
NHK出版 生活人新書  著:NHK放送文化研究所日本語プロジェクト
・ブラック・ラグーン (1) (2)
ヤングサンデーコミックス   著:広江 礼威


〜今日の一枚〜
実は向こうから来るトラック待ち。トラックはもっとギリギリでした。
試験中につき手持ちの画像群でお茶濁し週間絶賛継続中。
2002年の春に一人で紀州路を爆走した際の一枚。
伊勢・大王崎を経て紀州への途上、国道とは名ばかりの危険な林道の先に見た驚きの光景。
行き違いが出来ないどころか、トンネルの中でドアを開けられません。
恐怖の国道260号・棚橋トンネルでした。


9月16日 火曜日 試験前自宅学習日

 明日から試験であり、「少しは試験勉強せぇよ」という温情の下、今日もお休み。結果として三連休となっている訳だが、例によって、ここまで試験勉強といえるほどの勉強をしていない。というか、ここに至って明日の試験科目が何だったかすっかり忘れてしまっていることに気付く。戦慄の事実に愕然とするも、携帯にメモしておいた日程表を見て事なきを得る。勉強をするにしたって、どうせ夜遅く(というか未明)になるまでスイッチが入らないのは目に見えているので(>そういう開き直りはそろそろやめなさい)、昼間の内は、まったり疲れをためない程度に家事労働に勤しむ。

 午後になったら、藤原の実家に御邪魔してお母さんお父さんにあん摩をし、その足で見性院さんに御邪魔するつもりでいたのだが、甥っ子二人が保育園を休み、皮膚科に行った足で弟と3人で寄り、夕方まで居ることになった(しかもお母んはパートに出る)ので、予定を変更。家に残って、弟と二人で子守をする。昼寝をさせたり、遊んだり、なだめたりする内に夕方。弟と姉貴とお母んにあん摩。

 そんなこんなする内、クラスメイトのスズキさんから「明日の試験科目なんだっけ」という恐ろしい電話>人のこと言えた義理じゃないでしょう
 しかも、休んでいた為に出題範囲のプリントの解答が確保出来ていない、とのこと。自分の復習を兼ねて、解答を打ち出してメールで送る。以後、お灸をしたりしながらぼちぼちと一夜漬け。

〜今日の一枚〜
強風に千切れる雲。日の出直前。
試験中につき手持ちの画像群でお茶濁し週間スタート。
この春に、弟と二人で房総・犬吠埼を訪れた時の写真から一枚。
夜に埼玉を出て未明に犬吠に着き、夜明けの写真を撮るが早いか帰途に就き、
午後には帰宅しているという、激しく強行軍な旅でした。
もう少し余裕を持った旅がしたいなぁ……学生の内に。

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