日々是平穏
2003/11 前半

↑現在の日記へ↑
←←2003/10 後半へ 2003/11 後半へ→→
↓過去の日記一覧へ↓


11月15日 土曜日 籾摺り(全休)

 予定外、連日の籾摺りである。今日は午後から龍さんをお迎えして、マシンの調整を行う予定でもある。疲れているけれども、びしびし作業を済ませて、出来るだけ早くお迎えに上がりたいモノである。

 7時頃起き、支度を始める。お母んは午前中人間ドックに云っていて留守なので、姉貴が甥っ子二人の面倒を見、お父んと二人で全作業をこなしていく手筈。昨夜農機屋さんが見てくれたおかげで籾摺り機は順調に動きそうだったが、その籾摺り機に籾を供給する乾燥機がマシントラブル。貰い物なので正確な所は分からないけれども、どう見ても30年モノのため、あちこちガタが来てはいたが、機内の籾を排出する装置がまともに動いていない。動力部を開けてみたら、排出機構を稼働させるギアがすっかり磨り減っていて、チェーンの動力を伝えられなくなっていた。このままでは全く作業が始まる見込みがないので、またしても農機屋の小父さんにご登場願う。30年モノ故、メーカーは兎も角、店に問題のギアの在庫がない、とのこと。幸い、昨日片付いたもう1台の乾燥機に全く同じギアがあったので、差し当たってそれを引っこ抜いて移植。どうにか事なきを得たが、籾摺り実作業に移れたのは10時半頃であった。これだけで目一杯疲れる。
 乾燥機自体が小さい為、風袋に10袋一寸を詰め終わった所ですっかり綺麗になる。11時にはお母んも帰ってきたので、昼飯を挟みながら機械の中のゴミを掃除したり、借りた機械を輸送するべくトラックに載せたり。昼過ぎから姉貴は都内へ出掛けていったので、甥っ子二人の面倒を見ながらの作業でなかなか進まず。しかも「借りっぱなしになっているコンバインも運ぶんだ」とお父んが主張した所為で、コンバインを台車に乗っけたり、のろいトラクターで牽引したり、運搬そのものにも激しく時間がかかる。全てが終わって家路に就いたのは、例によって遠き山に日が落ちる日本の晩秋の夕暮であった。遅くなってしまったので、龍さんとの待ち合わせは夜に変更。

 疲れから激しく眠い。居眠り運転をしたくないので、龍さんを迎えに行くまでに少し昼寝をしよう……と思っていたが、またまたお父んが「折角トラクター出したんだから畑も耕しちゃう」とか思い付きで提案し、しかもいつまでも作業を止めないものだから、お母んはその作業を手伝い、結果、ちび共の面倒を私一人で見なければならず、結局まるで仮眠も摂れず。冷や冷やしながら何とか東松山着。龍さんの到着が少し遅れたのを良いことに、近くの公園脇で車を停めて仮眠。15分の仮眠をこんなに幸せに感じるのは、過酷な旅の最中だけだと思っていたが……。無事に龍さんと合流出来た後は、詩知里屋で晩飯を喰らい、本屋を2軒覗いてから帰宅。
 帰宅後、龍さんにマシンのメンテナンスをして貰う。私は眠気で全く使えない状態に堕ちていたが、寧ろ余計な口出しがなくて作業がさくさく進んだ模様。懸案だったデュアルディスプレイなども稼働するようになる(単にコネクタへの挿さりが甘かっただけ、らしい)。大変有難い。

 友人の結婚式の二次会に出ていた姉貴を拾いに行った後は、カンダに頼まれたオークションへの参加。ガンガン値がつり上がっていくのに、彼は至極落ち着いて「資金のことは気にしなくて良いから押し切ってくれ」と曰う。(私の貧乏な常識の範囲では)到底出てこない値段で落札。社会人ぱわーをまじまじと見せつけられる。
 激しく眠くて堪らないが、龍さんから「アンタは寝る前に日記書きなさい」と命令を受けたので、目を擦りながら何とか書き上げ、布団に滑り込む。

〜今日の一枚〜
さて、何を見てるでしょうか(笑)>正解者賞品なし
祝・デュアルディスプレイ達成。龍さん有難う。
今にも寝落ちしそうなのでコメントは勘弁してつかぁさい(広島弁風味)


11月14日 金曜日 籾摺り(全休)

 埼玉県民の日。勿論私には何の関わりもなく、今日は籾摺りの日である。
 例年、朝7時過ぎに支度して、8時過ぎに準備作業開始、9時には機械のセットアップが終了して籾摺り実作業開始、14時には籾摺りが終わって、機械を片付け終わって17時(2001年11月4日日記参照のこと)位が大体の目安である。今年は穫れが悪い(例年の6〜7割見込)ので、あっという間に作業が終わってしまうだろう……とたかを括っていた。

 祖母の家から機械を借りて家に戻ったのは8時半だったが、セットアップに存外時間がかかって、実作業開始が10時前にずれ込んでしまった。少々焦りながらどうにか籾摺り開始……遅い。明らかに遅い。籾摺り機から吐き出されてくる玄米が明らかに少なく、定量貯まるまでに時間がかかるのである。普通なら2分サイクルで廻る作業が5分以上かかっている。おかしかぁないか、とお父んに相談してみると、「今年は籾の水分が多いから、どうしても遅くなる」と主張するので「そういうもんなのかねぇ」と取り敢えず納得し、我慢して作業を続ける。袋に詰めて、袋を閉じて、担いで運ぶ。作業ペースが上がらないのを良いことに、色々写真を撮ってみる(→成果)。
 漸く作業が軌道に乗り始めた頃、お父んが唐突に「今日は午後から外せない仕事があったのを忘れてた。後頼んだ」と曰う。出前のうどんで昼飯をさっさと食うなり、本当に仕事場に出掛けてしまった。三人でも正直疲れる作業を、午後はお母んと二人だけで進める羽目に陥る。

 今年はさほど風も吹いていなかったので、大量に舞っていた埃がガンガン目に入り、そのまま目やにになる。ゴロゴロするし、睫毛に貼り付いて視界を妨げるしでろくな事がない。相変わらず機械作業は遅々として進まず、かといって10分20分暇な時間が続くでもなく、疲ればかり溜まり、時間ばかり過ぎていく。余りに進まないので15時休憩も返上して作業を続けたが、それで大きな変わりがあるでもなく、気がつけば遠き山に日が落ちる日本の晩秋の夕暮を通り越して真っ暗になっていた。作業用の照明を全部点けて続けるが、2台ある乾燥機の1台をどうにか全部片付けきった所で、今日の作業を締めることにする。
 追い打ちを掛けるように、終わりが近づくに連れ、機械が更に調子が悪くなって、まるで作業が進まなくなる。お父んが仕事を終えて帰ってきたので、不調の原因を究明することにする。ざっと見た感じ分からないので、餅屋を呼ぶ。18時過ぎ、馴染みの農機屋の小父さんがやってきた。タバコ片手に籾摺り機のハッチを開けて3秒、お父んの調整ミスが不調の最大の原因であった事が判明……全ての元凶はアンタか。がっくり。
 土曜夕方から日曜にかけて天気が崩れるようなので、明日も朝から籾摺りとなる。3日連続で学校を休むことが確定。心底がっくり。

 長い作業で溜まったストレスを晩飯で多少なりとも発散した後、仮眠したり風呂に入ったり、埃で痛めつけられた目や鼻を労るべく鍼灸をしたり、日記を書いたりしてから落ちるように寝る。

〜今日の一枚〜
ヒッチコックの『鳥』気分が味わえます。これだけ居ると
いい加減疲れも溜まってきた夕方、ザーッという音がしたのでふと空を見上げました。
空一面のムクドリの群。ヤブ蚊じゃないですよ。
稲刈りの終わった後の田圃は、虫やら何やら餌の宝庫なのです。
これだけ一杯いると、群ごと飛び立ったり、方向転換したりすると「ぶはっ」と羽音が。


11月13日 木曜日 おやすみ(一応病欠)

 横になったは良いが、拍動性の耳鳴(耳の奥の血管がずっきんどっきんする所為で、耳鳴りがしたり頭が痛くなったり)が突然酷くなって、眠るどころか起きるのも辛い。朝方までうんうん呻って、落ちるように眠ったが、程なく姉貴に叩き起こされて激しくテンションが落ちる。取り敢えず朝飯は摂ったが、まだ耳鳴りは続いていて、籠原までの運転もしたくないので、木曜日なのをいいことに今日は休みと決めて寝入る。理由を説明するのも怠かったので何も云わないで寝ていたら、今度はお母んに叩き起こされる。テンションダウン。

 昼を過ぎる頃には耳鳴りも停まり、大分楽になった。そのままゆるゆる寝て過ごし、16時頃活動開始。保険の請求の為に書いて貰う書類を整形外科に渡してきたり、同じく提出の書類に貼る為に、自動車免許証をコピーしてきたり。
 夜、中学からの友人カンダが遊びに来る。パリーグネタで盛り上がれる(彼は西武ファンだけれども)数少ない友人である。おまけに甥っ子の担任の娘のお兄さんだったり。カンカンに温まりつつあるストーブリーグやら、今期の総括やらに花が咲き、彼が帰っていったのは22時過ぎだった。

 風呂に入って温まる内、また少し耳鳴りがした。体が温まって血流が増大したのに、流れる血管が狭いままだから、そこで音がするようである……恐らく昨夜も、ベッドに潜り込んでからだが温まったことがきっかけの一つになっていたのだろう。風呂上がりで柔らかくなっているはずの首をじっくり触ってみたら、奥の方がかなり凝り固まっていた。これでは内耳の循環に何らかの影響が出ていてもおかしくないなぁ、と思ったので首にかなり深めの刺鍼をしたり、肩に繋がる経絡に通電したり。
 明日は朝から籾摺りなので、少し早めに寝る。

〜今日の一枚〜
お茶との相性良。紅茶との相性は抜群の一言。
子供の頃から大好物、日清シスコのココナッツサブレ。飽きの来ない味です。
伊勢行きの前に買いましたが、結局我が家で消費>だから痩せないんです
実はこれ、町内の日清シスコ工場で作られてるんですな。正に地産地消。


11月12日 水曜日 授業 1:解剖学 2:鍼灸実技→東洋医学臨床論(鍼灸編)

 今日は普通に目が覚めて、普通に学校に行く。卒業試験(実技)も終わったので、時間割が本格的に国試対策にシフト、実技が殆どなくなったり、座学も演習が増えたり。12時間くらい寝たので、頭もすっきり授業に臨むが、先生方もまだ十分にアジャスト出来ていなかったり、申し送りが不十分だったりで不完全燃焼気味。仕方無いので書き溜めた日記を少し書いてみたり。

 一昨日伊勢うどん、昨日鐘庵でそばだったので、きょうは田舎っぺで昼飯を喰らうことにする。塩ネギ肉うどん特大、もりもりと食べて満足。食後、直帰してメールチェックしたり、軽く日記を書き進めた後、整形外科に行って、今回の事故由来の治療の終了を確認する。これで保険の手続きを済ませれば、搭乗者保険が払われて、多少なりとも両親の負担を軽減することが出来よう。気持ちの上でも、これで今回の事故のことはすっぱりと切って気分転換したいモノである。
 晩飯の後、姉貴にあん摩、お父んに通電治療。溜まっていたメールの返信を済ませたり、日記に使う画像を吟味したり、どうにか日記を書き上げたりするうちに眠気が強くなり、布団に潜り込む。

〜今日の一枚〜
おかげ横町の入り口に鎮座まします
赤福本舗。1707(宝永4年)創業、とのこと。創業もうじき300年。

……ふくらまないなぁ。これにて終了。


11月11日 火曜日 授業 1:あん摩実技→生理学 2:鍼実技→鍼灸理論

 眠い目を擦りつつ起きる……起きた時点で一コマ目遅刻確定の時間であった。疲れていることだし、そのままさぼってしまおうと思っていたら、やってきた弟に「俺と旅行にいくと必ず休むってんじゃあ次から出かけにくくなるだろっ」と尻をはたかれたので、せめて二コマ目は出る事にする……そういう弟は今日休みなのだが。2コマ目始業一寸前に教室入り出来る湘南線に乗り、渋谷に向かう……電車が大幅に遅れて、結局二コマ目にも遅刻するハメに陥る。泣きながら秋葉原にでもフケようか、とも思ったが、 弟も日記読んでて行状がバレバレなので 折角ここまで来たのだから授業には出ようと思い、遅延証明を取って出席。授業後、遅延証明を提出したら、一コマ目の欠席まで取り消して貰えた。大変ラッキー、人間真正直に生きてみるものである>待ちなさい 遅延証明の提出に残ったため、赤羽経由で帰ることになる。

 埼京線車内で、弟から「昼飯を一緒に食わないか」という旨の連絡を受ける。田舎っぺ鐘庵の二択になったので、鐘庵を選択。家で待ち合わすことを決め、しばしの休憩……と思ったが、隣のボックスに座っているオヤジが、キャビン全体に響き渡るような、異常なまでの大音量で鼾を掻いていたので眠れず……途中明らかに呼吸が停まってたし、顔色も悪かったし、SAS(睡眠時無呼吸症候群)であろう。あんな凄いのは初めて観た。オヤジが降りた桶川まで眠れなかった所為で、深く寝入ってしまい、目が覚めたら閉まるドアの向こうに籠原の文字が見えていた。畜生。泣きながら深谷駅で降りるが、幸いにも、取って返す電車がすぐに来たので、被害は最小限で済む。

 家に帰ると、弟の親友タヌマ君が、弟の練習台にされていた。二人を乗せて太田市内へ。かきあげを美味しく頂く。今日から始めたという、限定メニューのモツ煮も美味だった。タヌマ君をご自宅まで届けた後、暫し兄弟二人でのんびり駄弁ったり旅の反省をしたり。
 甥っ子共を迎えにいった弟を見送るや、抑えていた眠気が吹き出してくる。医者も行かずベッドに倒れ込み、以降記憶なし。目が覚めたら朝。

〜今日の一枚〜
やっぱり伊勢といったら赤福ですな
疲労を回復すべく、 買いすぎて余った 赤福を食す。弟撮影。
喰う前後も撮ったし、弟からのリクエストもあったのでアニメを作ってみる→失敗
……口から出してるみたいじゃないか。順番間違えた。差し替え


11月10日 月曜日 卒業試験分代休

 走り続けて名古屋を抜け、四日市を過ぎた辺りで漸く明るくなってきた。最低限の目標は達成したし、伊勢ももうすぐそこだし、雨の中神経を使って走って疲れも溜まってきたので、伊勢道は嬉野(うれしの)PAで少し長目の休憩を摂る。トルネオさんはシートが水平近くまで倒れるし、足下も広いので大変寝やすい(車中泊の場合どちらも大変重要。疲れの取れ具合が違います)。これならまだまだあちこち行けるなぁ、と思いつつ30分位は寝たので、8時前に出発。

 伊勢神宮(内宮)に着いたのは8時半過ぎだった。朝方まで強かった雨も殆ど止んで、傘を差さずに歩く。水気を多く含んだ境内の空気は、ひんやりとしていて肌が締まる思いがした。紀伊路以来の伊勢神宮を、鼻腔と肺の奥で楽しむ。弟は、境内の広さや杜の樹の大きさに感心していたようだ。存分に神宮を堪能したので、 奴の分まで巫女さんを観察 お守りやお札を求めてから辞去。
 お参りを済ませたので、門前のおかげ横町へ。朝早い所為で、店の半分から営業準備の真っ最中であった。暫し山口誓子俳句館を覗いて時間を潰した後、朝食に伊勢うどんを食す。太い伊勢うどんは、搗きたての餅のようにふわふわと柔らかく、暖かかった。たまり醤油ベースの汁も思ったより辛くなく美味。隣の店の店頭で売っていたコロッケもまた美味であった。お腹も適度にふくれたので、赤福を買ってくるという弟を残し、車で10分ほど休憩。余りゆっくりしていても後に響くので、弟と大量の赤福を乗せ、10時には出発。「少しは俺も運転するべきだよなぁ」と弟が云うので、嬉野PA(名古屋方面行)で交代。折角なので寝かせて貰うが、30分程度しか眠れなかった。「ただでさえ怖い名古屋の下道を、慣れない車で走りたかぁない」と弟が云うので、御在所SAで再び交代。この1時間弱が、本日の彼の運転の全てであった。

 疲労の色を濃くしながらも、13時前には名古屋に到着。弟がお土産にういろうを買いたいと云うので、大須を廻りながら(目的の店は閉まっていて断念)、鶴舞公園近くの喫茶店、「カフェレスト ラディッシュ」へ。この日記ではすっかりお馴染みの「水曜どうでしょう」名物ディレクター藤村氏のご実家であり、ある企画中にここで撮影が行われたこともある店で、どうでしょうファンにとっては聖地の一つといえる。一方通行まみれの細い路地だらけで、駐車場探しに苦慮。どうにか停めて店に入ると、何も云っていないのに、ウェイター(藤村氏のお兄さんでした)が分厚いファイルとルーズリーフを持ってきてくれた……どうでしょうファンに書いて貰っているという記念ノートだった。今日も2組同類項が来ていたらしい。 取り敢えずランチセットをオーダーするが、20cm皿に『日本むかし話』の山の如く盛られていたライスには度肝を抜かれた。主菜の生姜焼き&サラダもボリューム満点で満足。食べながら、藤村氏のお母さんと色々とお喋りをする。お母さん自身が何よりどうでしょうファンで、お互い喋りに熱も入る。
 デザートに、メニューには載っていないという小倉トースト(註:放映時に登場しているので、ファンにはお馴染みのメニュー)を頂く。大変美味。餡が苦手な弟が美味そうに喰っていたのが印象的だった。「遠いんだから気を付けて帰ってね」というお母さんに見送られてお店を辞した。名古屋に来たら必ず来よう、と思った。

 大きな目的は全て達成したので、いよいよ帰途に就く。ラディッシュで厚く歓待されたのと、名古屋インターまでの道が思いの外に混んでいたのとで、名古屋を発ったのが15時半頃であった。東名に乗るや否や、雨が強くなる。前車の上げる水飛沫が激しく、時には少し無理をしてでも避わしていかないと、おっかなくて運転出来ない始末。お腹いっぱい食べたせいか、弟は名古屋インター以前にぐっすり寝込んでいる。降り続く雨に激しく悪い視界、過ぎていく時間に上げられないスピード(場所によっては50km/h制限)、更に眠気と戦いながら、恵那峡・姨捨と休憩を挟んで一人で走り抜く。我が家に着いたのが22時半……結局24時間かかって戻ったことになる。総走行距離1150km。24時間の内、20時間くらいは車の中にいて、15時間くらいは運転していたような気がする。流石に疲れた。
 風呂から上がってからは、届いていた冬コミの当落通知を確認(今回も出店となります。皆様宜しくお願い致します)し、この日記を暫定更新し、ネット上の友人達に無事に帰った旨を伝える程度が限界。激しく眠くなり、大人しく布団に入って寝る。

〜今日の一枚〜
弟は寝てました
早朝の嬉野PAで撮影。休憩時間を差っ引くと7時間は走ってたでしょうか。
特別知られたお土産があるでもなく、SAですらないのにこんなのが撮ってあるのは
水曜どうでしょう」のもう一人のディレクターが嬉野さんって人だからなんですな。
どうでしょうな旅でした。


11月9日 日曜日 卒業試験(実技)

 口頭試問対策にテキストやプリントをぱらぱらやる内に、0530を過ぎる。0642籠原発(池袋行)に乗るつもりでいたので、特に支度もせずにのんびりしていたが、唐突に「0614の湘南線で行った方がずっと座れて楽だ。どうせ家にいても勉強にならないんだからとっとと出ちまえ」と思い立ち、猛然とシャワーを浴び、身支度だけ済ませて、飯も食わずに家を出る……急な方針転換の為、飯もまだ炊けていなかったし、お母んも寝ていたし。家を出たのはかなり遅かったのだが、ステキなスピードで道路が流れていたので、湘南線には間に合う。

 ブランチ代わりになるようなサンドイッチなどを仕入れつつ、一番乗りで教室入り。引き続きプリントを読んだり、スズキさんと問題の出し合いをしたりして過ごす。 実技の方は概ね良好なれど、マッサージが「練習が足んないわね」と断じられてしまったので、追試があるかないかに関しては比較的予断を許さない様子。最大の難関である口頭試問も、緊張の余り、しどろもどろになってむちゃくちゃな答えばかり口を突いて出る──緊張したから出ないのか、そもそも学習が足りないから出ないのか、両方なのか>敢えて云うまい が、根気強く質問して下さった担当の先生と、直前までの復習に付き合ってくれたスズキさん達のお陰で、どうにかこうにか最低限の解答をすることは出来た(模様)。何とか赤点圏のボーダーくらいまでは持って行けた……筈。
 結局、全ての試験が終わって学校を出たのは1630過ぎだった。日曜夕方は渋谷からでも座れない可能性が高いことを先日の学祭で学習したので、のんびり上野まで廻って、高崎線で座って帰る。

 試験も終わったことなので、兼ねてからの計画通り、今夜から明日夕方にかけ、弟と二人で伊勢・名古屋に自動車旅行を敢行することにする。藤原と二人で出歩いていた頃の運転分担はほぼ半分(私6:藤原4)くらいだったが、県南まで毎日通って仕事をしている弟に余り無理をさせたくないので、出来る限り私が運転するつもりである。少なくとも今夜の内は出来る限り運転したい。ドライバーが眠いのではお話にならないので、支度もそこそこに21時まで仮眠。
 今日の仕事を終えて、弟がやってきたのが21時過ぎだった。仮眠を摂っていたのでロクに支度が出来ておらず、弟に怒られる。どれだけ仮眠を摂れるか分からないのに、毛布やら着替えやら沢山詰め込み、降りしきる雨の中、出発となった。夜遅くまで営業時間が延びた地元スーパーで飲み物や菓子を買った後、本庄までは弟の運転。
 本庄児玉から関越道→上信越道→長野道→中央道→東名阪→伊勢道と高速道路を乗り換え乗り換えしていく予定で、週明け平日の走行になる為、混み出す朝までにはどうにか名古屋を抜けたい。案の定、仕事の疲れが出たか、上信越道に乗って暫くすると、弟は寝落ちしてしまった。起こしてもまともに起きないので、そのまま走り続け、少しでも現地に近づけることに体力・精神力を傾注する。居眠り運転をしないよう、眠気が強くなってきた辺りでサービスエリアに入り、15分仮眠を摂ってまた走り。

【買い物メモ】
・まんがタイムきらら 12月号 ※姉妹誌の増刊月刊誌 → 正規月刊誌として独立
芳文社  著:海藍ほか


〜今日の一枚〜
弟は寝てました
時折強くなる雨、所により立ち込める霧、寒さ、眠気と格闘しつつ、
何とかたどり着いた梓川SA(長野自動車道)にて撮影。吐く息が白かったです。


11月8日 土曜日 試験前自主休養

 朝起きると、甥っ子共を引き連れて弟がやってきていた。お母んと姉貴は保険センターでお祭りがあるので、甥っ子共を連れて出掛けていった。私は明日の試験と、その後に控えるひみつ企画に備えて休養を取ることを優先することにし、お休みとする。寝直して、昼過ぎまでゆっくり。

 14時過ぎ、お母んから別件で電話がかかってくる内、今日の15時からトルネオさんの1ヶ月点検の予約を入れてあったことを思い出す。もしもボックス(仮称)に仕舞ってあったお金を借りて家を出る。国体開催を来年に控えて道路工事が花盛りの熊谷市内を通過するのに思ったより手間がかかり、15分ほど遅刻。トヨタカローラ店(併設のT-UP)で買ったので、ホンダ車なのに熊谷市内のカローラ店での点検。購入に当たってお世話になった所長さんはじめ、整備員さんも明るくはきはきしてるので好感度高し。質問にも分かりやすく説明してくれたし、アドバイスも受けられて満足。1時間弱で点検整備終了。サービスで洗車もしてくれたので、露天駐車の上、籠原駅近くの未舗装道を走る為に薄汚れたトルネオさんが大変綺麗になっていた。一寸感動。
 カローラ店からの帰りしな、少し回り道をしてお師匠の所に寄って、昨日買ってきたプリンタのインクカートリッジとお釣りを手渡したり、本屋を覗いたり。

 帰宅後はまったりとテキストをぱらぱらめくり眺めながら過ごす。弟が仕事から上がってくるのを待って晩飯を喰らい、軽くあん摩をしてやったり、暫し無駄話をしたり、買ってきた漫画が乱丁で一寸がっくりしたり。

【買い物メモ】
・Touchdown Pro 2003/12月号
タッチダウン社
・ぱなぱな
大都社 ダイトコミックス  著:すたひろBOX
・陰陽師 (6)←5巻まで買ったつもりになって購入(5巻未購入)
白泉社   原作:夢枕 獏  著:岡野 玲子


〜今日の一枚〜
たかいたかーい
1ヶ月点検の真っ最中、トルネオさん。暇なので撮ってみました。
ひみつ企画に備えてのメンテナンスも兼ねられてラッキー。


11月7日 金曜日 授業 1:衛生学 2:鍼実技

 眠い目を擦りながら起きると、割と時間が押していたので、急いで支度。今日は色々と秋葉原での買い物を頼まれているので、若干帰りが遅くなるかも知れない旨を告げ、家を出た。
 始業時間ギリギリに到着。慢性途中でフケたい病をどうにか抑え、日曜日に迫った実技試験(実技そのものよりも、並行して行われる口頭試問が大問題。これまでになく追試の危機)の勉強やら睡眠やらに費やす。2コマ目の実技は時間いっぱいまで続いたが、湘南線に乗る必要がないので、片付けを手伝ってから上がる。

 イタガキさんに代購を依頼されているソフトに一寸した問題が(動作には全く問題ない範囲で)発生して、自主回収がかかるとか云う噂がある。下手をするとソフトそのものを買えず、買えたとしても、回収分にプレミアがつくことを期待した連中に買い占められ、在庫も特典もないなんて事になりかねないので、急いで秋葉原に向かう……が、こんな日に限って山手線が人身事故で停まっている、とのアナウンス。肝を冷やすが、幸い内回りは運行していたので、いつもの倍近く混んでいた以外は問題なく移動できた。イタガキさんご依頼の買い物(幸い普通に発売していて、特典の残りにも余裕があり、無事購入)、姉貴に頼まれた買い物、お師匠様に頼まれた買い物と次々と済ます。ついでなので同人誌など買って帰ったり。

 昼飯も摂らずに帰宅。弟が仕事場に持っていった弁当の残りの御握りを頬張りつつ、スウェットに着替えてくつろぐ。茶を煎れてネットに接続すると、問題のソフトはやはり自主回収がかかったらしい。ショップに指示が飛ぶ前に購入出来たようだ。なんだかんだで今日は運が良いようである。
 一息ついてから、梱包剤を引っ張り出してソフトや特典と一緒に段ボールに詰め込み、発送の準備を済ませる。作業中お母んから「帰るまで留守番をしていて貰えると助かる」と電話があったので、暫し試験勉強をしたり、DVDを観たり。両親が戻ってきたのを確認してから、トルネオさんで市内のヤマト営業所へ。陸続きの秋田なので明日には到着するようだ。帰りがけに町役場に廻り、不在者投票を済ませてから帰宅する──取り敢えずこれで、政治に関して文句を言う権利は確保した。

 帰宅後、日本代表の試合を観る……今日の中継も不満点が多い(実況の姿勢やら、解説・ゲストの人選など)。余計な装飾や偏向なしにじっくりスポーツを観たければ、NHKBSか、CSのスポーツ系チャンネルと契約するしかないのだろうか、と暗澹たる気持ちになる。余計な装飾が多いのは選手──人生の殆どをその競技に費やし、常人では到達し得ないレベルまで自分を磨いた人──の払った努力に対する敬意が足りない証拠だと思うのだが。他人に対して敬意を払えない人間は、人から敬意を払って貰う権利はない、と思う。

 仕事を終えた弟が家に寄ったので、一緒にどうでしょうDVDを暫し鑑賞。以降まったりと過ごす。

〜今日の一枚〜
勿論コメントなんて思いつかず(笑)
試験前なので(中略)お茶濁し。甲州路・恵林寺
参道から逸れたところにも桜が咲いていました。池の上の桜。


11月6日 木曜日 授業 1:東洋医学臨床論(あマ指編) 2:東洋医学概論

 目が覚めたら朝だった。風呂にも入らないで寝落ちしたので、シャワーを浴びて飯を喰らうが、かなり時間が押している。支度をしに部屋に戻ると、慢性サボりたい病が発作を起こして、そのままベッドに飛び込みたくなったが、来週の平日、どこかで籾摺りの為に休まざるを得ないことを思うと、無駄に休みを増やすのも得策ではない。渋々支度を続ける。天気が良くないので少し厚着をして、普段持たない傘を持って出掛ける。今日は渋谷でちゃんと降りる。

 今日は2コマとも座学なので、一番後ろの席でこっそりと肩の通電治療をしながらまったりと受ける。2コマ目が割と時間きっちりまでかかったが、どうにか湘南線に間に合いそうな時間には終わる。急いで支度を済ませ、駆け足で階段を駆け下りて玄関を出たところで傘を忘れたことに気付く。湘南線乗り過ごし確定、とぼとぼ戻る。

 ありもので晩飯を済ませた後、昨日に引き続き、日本代表の試合を観る。1裏の攻撃でチャンスにゲッツーで雰囲気が悪くなり、2表の守備であわやの長打コースを谷のファインプレーで救われた直後、ここまで調子の悪かった小笠原が執念の先制タイムリーを放つ。思わずガッツポーズを取ろうとしてパソコンデスクを思いっきり殴り、涙目になる。

 ──愚痴開始。

 一つ。日本代表は巨人軍ではないので、実況吉田填一郎は勘弁して貰えませんか。活躍をしたパリーグの選手が画面に大写しになっているのを頭から無視して、巨人の選手を褒めたり、巨人の選手の情報を喋ったりと、画面を見て実況をしているのか問い質したくなりました。また、実況の熱の入りようが巨人選手>(越えられない壁)>その他セリーグ選手≧松坂>城島>(中略)>その他パリーグ選手とはっきりと違って聞き苦しいです。下手をすると台湾の選手についてより情報を知らないようでしたが、そんな知識で出来るほど実況って楽な仕事なんですか吉田さん。
 一つ。日本代表は巨人軍ではないので、解説が三人とも生粋の巨人OBとかいうのもやめて貰えませんか。パリーグ選手に関する情報や解説が片っ端から伝聞や推測では、仕事の半分を放棄しているのと同じです。解説がいる意味がないとは思いませんか。せめて一人くらいパリーグOBを連れてくるくらいの配慮も出来ないんでしょうか。いや、そもそもコーチを辞めたばかりで、解説としての材料集めが全く出来てない3人を引っ張り出してきてること自体間違いだとは思いませんか。
 一つ。確かにこのチームが結成されて以降、小笠原は調子が今二つでした。だからって試合が始まる前から「スタメンにいることが間違いだ、心配だ」と言わんばかりに小笠原についてネガティブな実況をした挙げ句、2本もタイムリー(1本は先制打)を打った選手に対してのインタビュー第一声が「いやぁー、心配しましたが」は失礼だとは思いませんか。国の代表に対しての敬意を持ってますか。最初のネガティブな実況が、負けた時に「こいつが悪くて負けました。長嶋さんの所為じゃないです」って云う為の布石にしか思えなくなりました。ついでに云えば、そのインタビューも激しく段取りが悪かったですね。全国ネットで沢山巨人戦を放送している百戦錬磨の日本テレビのクルーの質はそんな物ですか。

 ……日テレに期待するだけ無駄ですか。そうですか。そうですね。

 ──愚痴終了。


 今日の所は小笠原がタイムリーを2本打ったのでとても幸せ。今シーズンの札幌開催の試合はことごとく今イチだっただけに、札幌で活躍出来て本当に良かった。
 札幌ドームで試合をやっていることを知ったお母んが、月末夫婦で北海道に行くことを思い出し、地図を観てみたいと主張するので、自室の本棚からスーパーマップル北海道版を引っ張り出してくる。お母んの云う行程に従って、大体の場所を指し示して教える内、奴と二人で北海道を走り回った10日間のことを思い出し、一人しんみりする。

〜今日の一枚〜
ぐー
「ネタがない時は動物」ということで、鴨川シーワールドにて撮影、寝るアシカ。
気持ちよさそうに寝ています。大変羨ましい
>授業中に似たようなツラ晒して寝てる人の台詞じゃないです


11月5日 水曜日 授業 1:解剖学 2:鍼灸実技

 水曜どうでしょうDVDを朝まで見続けて、そのまま支度をして家を出る。赤羽で列車故障が発生したらしく、10分近くの遅れ。「まぁ、多少の遅れは仕方無い、運休しなかっただけ良いか……」と思って湘南線に乗るが、10分遅れの所為で、いつも通りの時間のアラームがずっと手前で鳴ってしまい二度寝。目が覚めたら恵比寿だった。とぼとぼと渋谷に戻る。渋谷駅新南口へのエスカレーターを昇る途中、ピーター・フランクルが下りのエスカレーターでホームに降りていった。大道芸の道具が入っているであろう大きなトランクには、一字ごとに違う色で大きく「ピーターフランクル」と楷書で貼り付けてあった。芸人だなぁ。
 遅延証明を出して遅刻だけは免れた後は、至極まったりと授業を受け過ごす。2コマ目が早めに終わったので、駅まで急いで湘南線に乗る。

 洗濯物を取り込み、居間に放り込むや自室に戻り、DVDのオーディオモードを副音声(名物ディレクターと出演者によるコメンタリー)に替えて延々と観続ける。3時間かかって一通り見終えた頃にはもう晩飯の時間だった。食事中、農協への供出が17日と確定したことを伝えられる。今週中は皆忙しいし、今週日曜は私が卒業試験(実技)だし、来週日曜は両親が時間がないらしいしで、来週の平日のどこか、学校を休んで籾摺り&袋詰めを行わなければならない模様。今年の終了は例年の6割位なので、作業自体はそれほど辛くないだろうけれど……。食後、野球日本代表の試合を見ながら姉貴にあん摩。

 夕飯を食べて、部屋でのんびりしていると、昼寝もしなかった分の眠気に襲われる。結局寝落ち。

〜今日の一枚〜
だから若干痩せてます(爆)
ネタがないので手持ちの写真をスキャン。
何年前だったか、0.5ミリに髪を刈った時に撮りました。確か当時のタナカのアパート。
この風体(この後口髭も伸びた)で、電車に乗ると隣に誰も座りませんでした。
煙草のポイ捨てをしたおねえちゃんを注意したら、涙目で逃げられました。何故だ>待ちなさい


11月4日 火曜日 代休(学祭2日目分)

 今日は、元々予定していた籾摺りがキャンセル(農協の方でもまだ集荷日を決めかねているらしいので、平日に休んで袋詰めする意味がないから。今年の天候不順から来る育成不全の影響)されて暇なので、アキモトを引き連れて風呂に入りに行くことになっている。10時過ぎに迎えに行く予定なので、9時半過ぎまでゴロゴロしている。もっさり起き出して支度、トルネオさんを駆ってアキモトを拾いに行く。
 1時間弱走り続けて、群馬県は藪塚本町の藪塚温泉に到着。ホテルの内湯を使わせて貰う……少し高いけれども、自由に使える休憩所もあれば、風呂も綺麗に掃除されていて露天もあるので。平日の午前中で非常に空いていたし、お湯もさほど熱くないのでのんびりと風呂を楽しむ。風呂上がりでまったりしているところ、 木人形 アキモトに鍼と低周波治療を 実験 体験して貰う。鍼は初めてということだが、取り敢えず手技も上手くいき、「鍼って案外痛くないんですね」との感想を頂戴する。9日の実技試験に向けて、一寸だけ自信回復。
 風呂に鍼で目一杯リラックスして貰ったところで、帰りつつ昼飯。詩知里屋に行きたいというアキモトを説き伏せて、鐘庵で喰う。彼も気に入ってくれたらしく、掻き揚げ丼(小)と天ぷら蕎麦を平らげていた。負けじと天ぷらうどんに掻き揚げ丼(小)を平らげる>だから痩せないんだ

 アキモトをご実家まで送り届けた後、「質問とかやって欲しいこととかあるから来てくれないかな」とのメールを受け取っていたので、お師匠の所へ。まずはお遣いで郵便局やら買い物やらに廻った後、購入予定の点字プリンタや、現在使っている通常のBJプリンタについての相談を受けたり、ネット関連の処理をしたり。
 先生が余り体調が宜しくないそうなので、以降、夕方までお灸や電気治療を施す。電気治療の待ち時間中に、先生の所のマシン(液晶画面)でこの日記を見てみると、画像が思ったより明るい事に気付く。色温度を低めに設定している自分のCRTで編集しているから、その差が思ったより大きいことにビックリした。編集時に一寸暗め程度で丁度良さそうである。少し眠くなってきて、お灸で先生の顔を焼いてしまいかねなくなったのでお開き。

 表に出ると、既に日は落ち、夕暮というよりは夜に近い暗さだった。トルネオさんのロービームが近場しか照らしてくれなくて危ない感じがするし、近々山の中の高速道路を走る可能性があり、近視じゃ危なくて運転出来ないので、帰途沿いにあるスーパーオートバックスで光軸調整をして貰う。担当のお兄ちゃんが、座標軸を書きながら説明をしてくれたところに拠ると、通常両目の焦点としてセッティングされるのが(x , y)=(-5,-5)らしいのだが、トルネオさんは左が(x , y)=(-40,-40)、右が(x , y)=(-20,-40)位に向いていたんだそうな。そりゃぁ暗くて前が見えねぇ訳だ。調整が済み、ライトを点けて走ると前が大層明るい。今度は若干光軸が高すぎる気がしないでもないがまぁ気にしない。「夜ってこんなに明るかったのか」と幸せな気分になる……よく今まで問題なく走ってたものだ。帰宅してそのまま仮眠。

 23時過ぎ、起き出す。もさもさと支度をして外に出て、アパートに廻って弟を拾いながらローソンへ。24時の解禁と同時に水曜どうでしょうDVDを引き取る。兄弟それぞれ1本ずつ。長らく楽しみにしていたDVDだけに、弟も非常に嬉しそうであった。弟を送って帰宅、日記書きの合間を縫って楽しく鑑賞する。ただぼーっと見ていて時間を費やすのもアレなので、腕に刺鍼して低周波治療の練習も並行して行う(貧乏揺すりではなく、電気刺激で撥ねる手の図)。

御礼:この度のYSY移築保存に伴いまして、皆様から暖かいお便りを頂きました。まずはこの場にて御礼申し上げます。本当に有難うございます。
 個別の返信はまた後ほど差し上げます。


【買い物メモ】
・水曜どうでしょうDVD第3弾 サイコロ2/オーストラリア縦断
HTB(北海道テレビ放送)  出演:大泉 洋 鈴井貴之 他


〜今日の一枚〜
寝ないで見ましたw
買って参りました。
6年間放送が続いた番組のDVD化、年に3本ペース。全部出るには10年かかると云われて
「大分先だなぁ。年6本、せめて4本にならんものか」と思ってはいますが、
どうしてなかなか、出たら出たであっという間に出てるような気がします。
今年は特に時間の流れが速くはあるものの……歳とった証拠なのでしょうか。


11月3日 月曜日 文化の日

 結果的にがっちり寝たので、朝方気持ちよく目が覚める。今日は龍さんに来て貰って、マシンの細々とした設定やら何やらやって貰う予定だったが、昨夜寝落ちして連絡が出来なかったので電話する……と、なにやら体調が宜しくないご様子。ご本人からも「今日は一寸勘弁してくれ」とのお言葉があり、予定をキャンセルする。途端にやるべき事が無くなったので、そのまま寝落ち。

 昼過ぎ、今日が休みの弟に叩き起こされて、甥っ子共とジョイフル本田へ買い物に。下の甥っ子が現地に着く前に寝ちゃって降ろす訳にも行かず、お母んに車に残って貰う。弟・上の甥っ子とざっと買い物をした後、私がお母んと入れ替わって留守番。甥っ子が起きない程度にボリュームを絞りながら、ナビスコカップの決勝に耳を傾ける。お母んたちが戻り、帰途に就いた頃、浦和レッズの勝利で決着。10年で初の栄冠、さぞやあちこちで大騒ぎになることであろう。我らがFsも、札幌でこういった喜びを味わうことが出来たらいいなぁ、としみじみ思うのだった。

 帰宅後、甥っ子の世話の合間を縫いつつ、かねてよりの課題だったの移築を行う。DTIが「データのバックアップはそっちでやってくれ。こっちから送ったりはしねぇから」と突き放してくれたので、ブラウザで閲覧して「名前を付けて保存」→リネームという至極アナログな手法でちまちま進める。「index.html」が嵌ってないフォルダがいくつかあったお陰で(註:DTIはindex.htmlが嵌っていないフォルダは内部構成が丸見えになり、全てのファイルのリンクが表示される)ダウンロードソフトを活用出来て、収集が予想以上に早く進み、晩飯前までに無事終了。甥っ子共の世話をしつつ晩飯。便秘気味の甥っ子の激しく臭い屁に被爆して悶絶したり。

〜今日の一枚〜
テレカはディスプレイ前に飾ってあります
昨日購入の低周波治療器、刺した鍼にクリップを繋いで使います。
動画じゃないから分からないけれども、結構大きく人差し指が動いています。
こんな所に刺してますが、やってるのは肩痛の治療。
これで痛みが取れるんだからふしぎふしぎ。東洋の神秘>鍼灸学校の学生の台詞か


11月2日 日曜日 学園祭(2日日)

 引き続き寝不足のまま出発。眠さの余り、いつもの電車に乗るなりがっつり意識が落ちた。はっと目が覚めたら電車が止まっている。寝惚けた目で見回すと、どうも大きな駅のようだ。「渋谷かっ!」と焦って席を立ち、ホームに出ると大宮駅だった。悄然として車内に戻るが、当然の如く席は空いている訳もなく立ちんぼ。休日で空いているお陰で、赤羽でどうにか座ることが出来た。座るなり、眠さに負けて寝落ちして、目が覚めたら大崎駅だった。休日の朝、大崎駅の周りは大変静かだった。泣きながら渋谷に戻る。またしてもうとうとして一寸肝を冷やす>座らなきゃ良いじゃないか 結局学校に着いたのは0920頃だった。

 今日も学祭だが、13時前に始まるクイズ大会に出る他は、特にこれといった仕事がない。まずは鍼灸医療器メーカーのブースに出向いて、通電治療用の低周波治療器(25%引で\18000税込)を購入。副級長で料理班チーフのサカイさんはじめ皆さんがてきぱきと切り盛りをしているので、出店の方もお手伝いする余地は殆どなし。累積した疲れもあって、元々高くない性能が更に低下して、すっかり役立たずに堕しており、あちこち一寸ずつ手伝いつつ、ふらふらと学内を彷徨う。4階の実技会場まで行くのに階段を上るのがかったるいので、学祭中なのを良いことにエレベーターも使いまくり(註:原則学生使用禁止)
 去年一昨年と「学校の階段の数は何段だ」とか、学校にまつわる問題が出ているので、作業の合間を縫って調べてみたり。

スズキさん:数えるよー(4階から階段を下りつつ)」
橘屋:スズキさん、今何時?」
スズキさん:時そばかよ」

 予定をやや過ぎ、13時過ぎからクイズ大会開始。本年初参加のキムラさん、3年連続参加のスズキさん、そして私でチームを組んで参戦。今年は耳打ち上等のルールだったのと、おふざけ問題が全く出ずに実力勝負に持ち込めたのと、元々お二人が出来る人だった(私が耳打ち出来なかった問題をすかっと答えてくれたり)のとでするすると決勝まで進んだが、残念ながら惜敗(3本先取で2-3)。日記に書いたとおりの2位になってしまった。これが言霊って奴か。元々燃え滓同然だったのが、クイズで燃焼して真っ白になり、以降更に役立たずに堕す。

 夕方17時、学祭は無事に全日程を終了した。結局今回の学祭では、まともなお手伝いが出来ないままに終わってしまった様な気がする。出店などは不慣れなことだから、私が変に手を出して混乱させることもないだろうと思っていたけれど、余りに投げっぱなし任せっぱなしでちょっと申し訳ない気が。有難うサカイさん。
 片付けなども粗方終わっていたので、真っ白な灰のまま、ぼーっとしながら帰途に就く。打ち上げに参加するつもりだったけれども、19時から開始だというし、溜まった疲れと眠さを鑑みるに、ビール一口でたちまち寝落ちしそうなので、後ろ髪を引かれつつ辞退。 1718の湘南線に乗ったが、渋谷のNHKで幼児番組の公開録音でもあったと思しく、番組のグッズを持った親子連れが何組も居たりなんだりで電車が混んでいた。激しく眠くて辛いのに、結局大宮まで座れず。途中空いた席に座ろうとしたら、近くのおばちゃんが鞄を放り投げてきて座れなかったし。

 帰って即仮眠。風呂に入ったり、明日以降の打ち合わせなどもしたりしなければならないので、23時に叩き起こして貰う。起きたには起きたが、やっぱり激しく眠い。「横になったら寝ちゃうんだから、そのまま起きてなさいよ」と姉貴に云われ、「大丈夫ちゃんと起きてるから」と云いつつも結局寝落ち。

〜今日の一枚〜
厚さも2cm弱。
本日購入の低周波治療器。テレカより一寸大きい位の携帯用、電源は9V電池です。
往診治療は勿論、値段もお手頃なので初学者の練習用にも。
テレカは奴も好きだったFOMALHAUTの田中松太郎さん画。アキバ某店で購入。


11月1日 土曜日 学園祭(初日)

 学園祭の朝、昨日の怠さを若干引きずりつつも、割と気持ちよく目覚める。さくさくと支度を済ませ、休みで遊びに来た甥っ子共と入れ替わりで家を出る。
 9時ちょっと前に学校に着くと、担当の皆さんが昨日遅くまで準備をしてくれた&今日も早くから準備をしてくれたお陰で、出店の準備は殆ど終わっていた。私が入って掻き回すこともないので、出店と並行で行われる、全員参加の実技実習(一般のお客さんから寸志を頂いてあん摩を行う)の準備をする。
 今回の学祭では事前に十分な時間が取れなかったので、実習に当たっての注意その他、殆ど徹底出来ていないので、1時間ごとの班交代の度に立ち会って、連絡事項を伝える羽目に陥り(>事前に徹底しなかったクラス委員長が悪い)、以降、ほぼ一日実習のブースに貼り付いて過ごす。午後には自分も実技を担当。兼ねてから痛めている肩、手首、肘が悲鳴を上げて、出来もいまいちだったような。無念。夕方まで残ってへとへとになった後、1623の湘南線に間に合うように退出。

 18時過ぎ、籠原の駐車場で、出張を終えて埼玉に帰省中のタナカと落ち合う。まずは飯、「マウンテンでボロボロだからまともな物が喰いたい。出来ればさっぱりしたの」と曰うので馬車道へ。いつもより少な目でさっぱり済ませてから藤原宅に御邪魔し、線香をあげた後にお茶を頂きつつ色々とお喋り。北陸遠征以降ご無沙汰だったが、ご両親ともお元気そうで何よりだった。一旦我が家に戻り、タナカと二人で久々に無駄話を楽しんだ後、彼の車を停めた籠原の駐車場へ見送り。全てが済んで帰宅したのが2230、流石に疲れた。

 明日はクイズ大会に出場する予定。一昨年は優勝も、去年は3位に終わっているので、今年は 2位 優勝を狙いたい……賞品の図書券がたかだかクイズに答えただけとは思えない額面で出てくるので、いやがおうにもやる気が高まる。眠い目を擦りつつ、早押しの感覚を思い出すべくこれでトレーニング。

〜今日の一枚〜
日記を書いている今もこんな感じ(笑)
紀州路中日、新宮市内のビジネスホテルにて。三脚に据えて撮影。
両親から「頼むからどこか泊まって休んでくれ」と懇願され、彷徨の旅では初、宿での泊。
「どうせ宿に泊まるんだから」とかなりの強行軍だったので目一杯へたっており、
布団の感触が大変幸せでした。この味を覚えると、全日程車中泊は辛い……(笑)

↑現在の日記へ↑
←←2003/10 後半へ 2003/11 後半へ→→
↓過去の日記一覧へ↓
橘屋入口へ