日々是平穏
2003/11 後半

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11月30日 日曜日 卒業試験(筆記)

 結局、余りゆっくり眠れなかった……昨日は昼の内に寝ておいたから、十分に休まっている気はするけれども。夢見が今ひとつ(どんな夢だったかは覚えてない)で朝から鬱々とした気分になる。集中力以外に武器がないのに、「気分が優れないから集中できず頭が回らない」ではお話にならないので、気分転換をするべく道中ずっと音楽を聴きながら行く。

 これと言った遅延もなく、無事に学校に着く。大きめの声で挨拶をし、努めて明るく構えている内に、テスト前の高揚感もあり、気分も上向いてくる。糖分とカフェインで脳に喝を入れるべく、チョコレートをぽりぽり囓りながら、テキストを読み返したり、各々で分からない所を質問し合ったり。
 0930、予定通り午前の部の試験開始。解き始めてみると、解剖学を除いては思っていたより手応えよく、するする解けた。30分程で一通り解き終わり、見直しやら、自信の持てない問題の再考やらして過ごす。60分経過の時点で退出が可能になったので、さっさと席を立った。控え室で、鈴木さん達と各々の解答を照合する。
 問題の確認も一段落付き、スズキさんから昼飯を食べに行くことを提案されたので、弁当に用意したパンは後で食うことにして、ついていく事にする。「食べる量も自分で調整できるし、美味しい物食べて試験の気分転換になれば」との提案に従い、回転寿司へ。開店すぐの入店だったので、コンベアの上には殆ど寿司が流れておらず、一つ一つオーダーしていったので、干涸らびていない寿司が出てくるし、好みのものを食べられて満足。安い割に美味しいのでお気に入りである。

 教室に戻り、用意してあったパンとチョコレートをつまみながら、クラスメイト達と質問し合って疑問点を潰していると、 おばはん おねーさまの一人から「声が五月蠅いんだけど」と2回も 非常に嫌みたらしく文句を言われる 注意される。1度叱られたので、「つもり」の範疇を出ないけれども、普通に話す程度に静かにしていたつもりなんだけどなぁ……客観的に見たら五月蠅かったのかも知れないけれど。神経質すぎる人もそれはそれで大変なのだろう。もっとプレッシャーがかかり、他校の人間も多く集まる国家試験ではどうするつもりなのかなぁ、この人……まぁいいや他人事だし。3回も オバハンに嫌みを云われたくない 迷惑を掛けたくないので、以降何も喋らず黙っている。教室みたいな空間では、私みたいな甲高い声は響くんだろうなぁ……魅力的なバリトンになりたいと思った冬の一日。
 1230、午後の試験開始。20分程で一通り解答終了。湘南線に乗りたかったし、これ以上の見直しで得られる効果が殆どないと見て取ったので、1300、クラスの先陣を切って退出、さっさと湘南線で帰る。

 家に戻る前に、スーツを着ているついでに国家試験受験申請用の写真を撮りに、地元の写真館へ。奥さんがご主人を呼びに行ってくれたが、「……そう、橘さんちのご長男じゃないかしら。自衛隊だっけ?」とか、非常に楽しいやりとりが聞こえてきたのはご愛敬と言うことで。目線を合わせる先を間違えて、微妙に目線が泳いだ怪しい写真になる。ご主人はお父んの同級生で、子供の頃からの馴染みであり、「2000円なんだけど、父ちゃんにゃ世話になってるから、1500円で良いよ」とまけて貰う……財布の中には1560円しかなかったので非常に有難かった>その額は27歳の財布の中身じゃないです

 帰るなり農機の片付けを手伝わされた後は、部屋でゴロゴロする内に眠くなってきたので、そのまま晩飯も食わずに寝て過ごす。仕事を終えた弟がやってきたので起こされたのが22時だった。以後、姉貴にあん摩をしたり、紅茶を飲みつつ日記を書いたりネットを彷徨ったり。

 追試の判定は水曜日に下る模様。……そろそろ原稿やらなきゃなぁ。

冬コミ出店まで後30日。原稿……構想まで。

〜今日の一枚〜
うみはひろいなおおきいな
集中力の一発勝負は流石に疲れます>自業自得です
海でも眺めてぼーっとしたい……

写真は99年の房総半島旅行、犬吠埼灯台から。


11月29日 土曜日 授業 1:臨床医学各論 2:臨床医学総論

 ゆっくり寝て6時過ぎに起き出すと、朝から雨だった。一昨日の朝飯のおかずだったはずの麻婆豆腐の残りを温めて、ご飯を突っ込んで即席麻婆丼をでっち上げ、掻き込む。ざっとシャワーを浴びて髭を剃って、何とかいつもの時間に家を出る。家を出る時は大した雨でなかったので、面倒だからと折り畳み傘以外は持たなかったが、渋谷に着いたら存外に降りが強くて後悔。ビル風の吹き荒れる渋谷で3年使った折り畳み傘の骨は、ぐにゃぐにゃ曲がっていて非常に使い難い。アルミ製だから軽いし折れないのは良いことなのだが、軽いからすぐ風に持って行かれそうになるし、曲がっても折れないから使い続けざるを得ない。便利なのも時に考え物だな、と思った。

 久々に自発的に真面目に授業を受ける。スズキさんとああでないこうでないと言い合いながら解いた臨床医学の過去問は、思っていた以上に良い出来だった。明日の卒業試験も何とかなってくれるんじゃないかなぁ、と淡い期待を抱く>期待を抱く前に試験勉強しなさい 授業はつつがなく終了し、湘南線で帰る。「試験に勝つ」というだけの理由でとんふみで昼食。ランチを頼み、トンカツでご飯3杯と味噌汁2杯を平らげる。
 帰ると、スロープ脇に立派なうんこが鎮座ましましていた。雨で、尚且つお父んが忙しくて散歩に連れて行って貰えなかったようだ。雨の中、今日も帰るなりうんこの始末。しかも、事の原因が「かまってもらえる〜」と思ってか、足下をちょろちょろ走り回るのでなかなかはかどらず。部屋に戻って着替えると、栄養補給も十分なので、あっという間に眠くなったので、暫し昼寝。

 夕飯だ、というので呼ばれて居間に降りてみると、「ほか弁で晩飯にするというので、何を頼むか決めてくれ」とのこと。甥っ子共の世話を見るのが手一杯で晩飯にまで手が回らなかったらしい。最初頼んだ物が品切れということで、とりおろし弁当なる一品に変更。仕事を終えた弟が甥っ子を迎えに寄るのを待って晩飯。結構美味しかった。
 食後、弟に「みんなが見る日記なんだからうんこうんこ書くなよ」と叱られる。でも仕方無いじゃないか、結局今日もうんこ片付けるの俺の仕事なんだから。と言う訳で今日も書いてしまう。うんこうんこ>少しは反省しなさい

 以後、試験勉強をするでもなく、至極まったり過ごす。事ここに至っては、無闇に一夜漬けを敢行するよりも、ゆったり過ごして脳のコンディションを高めた方がいい結果が出る、というのが経験上導き出された大きなテスト前の過ごし方である。範囲が広ければ広いほど、脳をフル回転させ、問題の解答を推理することになるからだが……推理しなければならない時点で色々間違っているような気がしないでもない。今の今までこれ以外の方法でテストに臨んだことがないし、今からコツコツ努力するタイプに切り替われるとも思えない。それでそこそこの結果を出し続けている以上、今まで通りのやり方を踏襲する事になるだろう。巧く行っている間は良いんだが……いつ、この自転車操業がおっつかなくなるか、正直不安ではあるのだが、それを言っても始まらないし、それ以外のやり方も知らない。明日一日転けないよう、頑張ってペダルを漕げ、ということで結論とし、ベッドに潜り込んだ。

〜今日の一枚〜
そうなると後はトイレだな……(笑)
新居の前でご満悦のななこ。風の当たらないポジションで更に快適。
最初は他の犬の臭いがするのか、こういう小屋で寝起きしたことがないのか、
中に入ろうとしませんでしたが、この中が暖かいと知るやすっかり居着いてしまいました。


11月28日 金曜日 授業 1:衛生学 2:鍼実技

 至極普通に起き出して、至極普通に支度をし、至極普通に学校に間に合う。1コマ目の出席率は週を追うごとにどんどん悪化しているようだ。2月になったら誰も出て来ないんじゃなかろうか。

 つつがなく2コマを終えた後、所属する研究会で、学園祭打ち上げの昼食会に参加。学祭では殆どお手伝いをしていないので、正直気が引けなくもなかったけれど、例年この昼食会では、卒試や国試を控えた三年生に色々話を聞くのが目的みたいな所があるので、後輩達の役に立つべくのこのこついていくことにした>あの学習態度で後輩の役に立つアドバイスが出来るのか
 暫く歩いて着いた先は研究会行きつけの中華料理屋ではなく、ベトナム料理屋だった。「たまには新しい所で」ということらしい。出て来た料理は、どれもさっぱりしていながらも要所で辛味が利いていて大変美味だった。「もっと量が多ければ満足なんだけどなぁ」とは一緒に行ったカネコさんとの共通見解。
 料理以外では、ウェイトレスさんのアオザイと、あちらの人らしいウェイターさんの喋りはニャンさん(>どうでしょうを観てる人にしか分かりません)のそれそのままだったのが印象に残った(濁音の発音が殆ど半濁音。「さんびゃくきろ」→「さんぴゃくきろ」)。あちらの言葉では、濁音がない/少ないか、濁音に近い言葉の発音方法が日本と違うんだろうなぁ。
 14時になったので、デザートの登場を待たずして先に上がらせて貰う。余裕を持って出たつもりだったが、店が渋谷よりは代官山と云った方がよい場所だったので、駅まで走るハメになる。店の前から見たインフォスタワー(学校が入ってます)が遠くに見えて非常に焦ったが、3分の余裕を持って湘南線捕捉。

 カセットアダプタの配線に断線が起きていて、まともに音が鳴らなくなったので、籠原着の後、真っ直ぐ帰らずに深谷市内のヤマダ電機へ赴き、オーディオテクニカの製品を購入する。……実の所、色々試した挙げ句故障したのはアダプタではなくCDプレイヤ本体であると診て、安めのポータブルCDプレイヤを購入してあるのである>昨日の秋葉原行きの理由の一つ もう少しちゃんと調べておけばアダプタだけの出費で済んだのだが……すこぶる間抜けである。しかも、安物だけに製品下面が生のままのプラスチック。先代が全面マグネシウムのガワだったので、比較するとどうしてもチープさは否めない。まぁ、mp3再生機能があるから良いか(というかそれ目的で買ったようなもの)。全面マグネシウムの方は弟にくれることにしよう。

 試験を前に、身体が休養を求めているのだろうか。着替えてゴロゴロしている内に寝落ち。

【買い物メモ】 ※25日分書き忘れ補填
・マリアナ伝説 (1)
角川書店 ドラゴンコミックス  企画・原案:ゆうきまさみ  作画:田丸 浩史
・今日の5の2
講談社 ヤンマガKC  著:桜場コハル



〜今日の一枚〜
ただ、ドリンクは欲しいです。で、1パック4円の紅茶
周囲で評判なので、辛い物好きの血が騒ぎ、買ってみました。
結構美味しいですね。唐辛子系なのにすっぱ味少ないですし。
……ただ、コレ、明日の朝のトイレが心配ですな(笑)


11月27日 木曜日 授業 1:東洋医学臨床論(あマ指編) 2:東洋医学概論

 2時頃ぼんやり目覚めるが、布団の中に改めて潜り直した以上のことはせず、ぐっすり寝て、大変心地よく目覚める。晩飯の残りとおぼしきカルビ丼で朝飯を掻き込む。支度をしていると、お母んから高崎線が大幅遅延していると知らされる。普通に間に合う位には出たが、降りたホームに入ってきた列車は10分前に出ているはずの電車だった。遅延が取れることは確定的だし、乗り換えも面倒なのでいつもの湘南線に乗る。最終的には20分遅れて渋谷着。

 睡眠十分で頭が回るので、折角だから真面目に授業を受けてみる……と、2コマ目のオノ先生がエスケープ組をしっかりチェックしていた。朝方は正直、エスケープも考えていたのだが……こういう悪運は強いなぁ。授業は終鈴の後も続き、湘南線を乗り逃したので秋葉原へ(口実)。朝飯が少なかったこともあり、良い感じで腹が減ってきたのでサンボへで昼飯>節食するんじゃなかったのか あちこち巡って色々買い込んで帰宅。

 帰ると、近頃微妙に忙しい父に散歩に連れて行って貰えないからか、スロープを上がっていく通路のすぐ傍に陣取っているわんこが、目の前の通路に大量のうんこをばらまいていた。がっくり。仕方がないのでうんこを片付け(片付けてる最中に御替わりまで提供してくれた。がっくり)、雑草や通路にはみ出した菊などを取り除く。更に、片付けの最中に、花壇から無秩序に伸びた菊の影に隠れていたうんこを踏む。激しくがっくり。靴を逆さに持ち、ばっかんばっかん農機に叩き付けて、トレッドパターンの奥深くまで挟まったうんこを取り去る。

 暫くのんびりしてから、3日分溜まった日記をすこしずつ片付けていく……一応、電車の中の暇な時間を利用して、携帯で書いてはメールで送っておいたので、何があったかまるで思い出せないと云うことはないけれど、流石に苦労する。文章もさることながら、「今日の一枚」に貼るネタが涸渇気味。FZ1は良いカメラでとてもお気に入りなのだけれども、如何せんちょっと嵩張るので、いつでも携帯している訳にも行かない。ポケットに入るようなデジカメがあると、もう少しネタに困らないのかも知れない……京セラのau次期発売モデル(メガピクセルカメラにキセノンフラッシュ付)がよさげなので、それまで我慢しよう。
 来客に応対しているお母んの代わりに、仕事で出向いた熊谷市役所前までお父んを迎えに行ったり。

〜今日の一枚〜
これも今日の撮影じゃねぇな……(笑)
天気は今夜から下り坂、また寒くなるようです。
晴れてくれねぇかなぁ……


11月26日 水曜日 授業 1:解剖学 2:東洋医学臨床論(鍼灸編)

 夜更かしが効いたか、今日も起床が遅れ、慌ただしく支度。弟と相前後して家を出る。昨夜吹き荒れた強風の為、親戚の伯母さんが持ってきてくれたという犬小屋(プラスチック製)が吹っ飛んでころころ転がっていた。一夜にして家を失ったわんこは、タオルケットの上に所在なげに丸まっていた。哀れ。

 今日は、アキモトが「先輩、たまには風呂に行きましょうよぉ」と曰ったので(口実)、2コマ目出席を確保した後、退出してさっさと籠原に戻る……つもりだったのだが、こんな日に限って宇都宮線で人身事故があり、高崎線/湘南線もとばっちりを食った形で大幅に運行が遅れていた。「湘南線は運休になるかも知れないので赤羽に行った方が良い」という駅員の奨めに従ったが、赤羽駅のアナウンスが遅延の状況を完全に把握して居らず、上がったホームと別のホームに電車が来たりして(勿論乗れなかった)、結局乗り込んだのは湘南線だった。どうにか籠原に着くも、真面目に2コマ目終わって上がったのと30分くらいしか差がなくてがっくり。

 がっくりしていても仕方無いので、気を取り直して熊谷市街へ向かい、アキモトを拾う。風呂に入っていたら昼飯を食い逃しかねない時間になっており、風呂と飯どっちを先にするかで二人して悩んだが、喰ってから風呂は健康上宜しくないので、そのまま湯楽の里へ。たっぷり風呂を堪能する。風呂から上がった後も、田舎っぺの閉店時間までまだ30分以上あったので、昼飯にはありつけることになった。早上がりしてきた甲斐があったというもの>待ちなさい
 店への道すがら、この日記を読んでいるアキモトが「1kgのうどんってどんなモンなんすか?」と曰った。大食らいの血が騒ぎ、勢いで1kgをオーダーしてしまう。多過ぎて普通の蒸籠に載せられないので丼(直径25cm、深さ10cmの丼)に盛られるうどんを見るアキモトの目は、明らかに「食いモノ以外の何か」を見る目だった。胃の疲れはまだ十分に取れていなかったものの無事完食、茹で湯で残った汁も全て平らげた。今度は「人間以外の何か」を見る目で見られる。
 アキモトを送って帰宅すると、朝方庭の隅に転がっていた犬小屋は、母屋のすぐ傍、風の当たらない、南向きの犬走りの上に移されていて、わんこは満足そうに丸まっていた。これで少しは過ごしやすくなったんではなかろうか。

 ……完食はしたものの、流石にうどん1kgは堪える。そうでなくとも最近食べ過ぎの感があるから、暫く節食して大人しく暮らそうと心に誓う。完食疲れと眠気で20時頃寝オチしてしまう。

〜今日の一枚〜
この缶も結構でかいんです(笑)
大分寒くなってきたので、スーパーでティーバッグを買い込んできました。
100パックで400円……まぁ、この際品質は深く問わないということで。
凝り性な割にすぐ飽きるからこれくらいで丁度良いという話も。毎日飲むんだし。


11月25日 火曜日 授業 1:生理学 2:鍼灸理論

 昨夜の帰宅が遅かったせいか、外が寒いせいか、布団の中が大変気持ちいい。のんびり寝てたので急いで朝飯をくうハメに。時間がなくておかずも作れず、やや熟し過ぎのキムチだけでご飯を掻き込む。いい加減酸っぱくなり始めてるので、そろそろ豚キムチにでもした方が良いのかも知れない。急いで支度をした甲斐があり、いつもの電車には余裕で間に合って、定位置に席を取ることが出来た。ゆっくり寝直して学校まで。
 授業は引き続き(と言うかこの先ずっと)試験対策授業で、まったり過ごす。2コマ目が存外ゆっくりの展開で時間いっぱい続き、赤羽経由で帰宅する。昨日の馬鹿食いの帳尻を合わせ、胃に休憩を与えるべく、昼を喰わずに直帰。

 帰ったら、明日から北海道旅行の筈のお母んが支度もせずに居た。昨日まで甥っ子共の相手をしてたから、今日あたりは準備でてんやわんやだろう、と思っていたので意外。聞けば、お父んの職場がらみで突発事象が発生し、対応の為休みが取れなくなって旅行はキャンセルとのこと……お母んは「元々こんな寒い時期に北海道はどうかと思ってたのよねぇ。又別の機会に行けばいいや」と寧ろ一手間省けたくらいの雰囲気であったが。以降、昼寝もせずに夕方まで過ごす。たまには教科書・参考書を眺めたり。

 日が暮れた後、仕事を終えたカンダが我が家に立ち寄る。先日落札したブツを引き渡した後、野球ネタで盛り上がったが、今日は余り遅くならないうちに帰っていった。 お父んは打ち合わせで晩飯を食ってくるらしいので、お母ん・姉貴と地元ラーメン屋「おおのだな」へ。みそチャーシュー大盛りと餃子に舌鼓を打つ。「そういえば弟は晩飯どうするつもりなんだろう」と思い立ったお母んが連絡してみると、「もう熊谷辺りまで戻ってきているので、このままスーパーで買い物して帰る」とのこと。ラーメンを食い終え、その足でスーパーに向かい、現地で合流。色々買って帰り、弟に飯を食わせていると、義妹から「甥が寝ちゃったのでこのまま実家(弟達のアパートのすぐ傍)に泊まる」と入電があった。「帰っても一人なら、朝飯の支度せずに済むんだから泊まってけば?」との勧めに応じる。アパートに忘れ物を取りに行くという弟の車に乗り込み、無駄話をする時間を少しでも多く取ろうと目論む。以降、漫画を買いたいというので太田市内の本屋まで出張ったり、どうでしょうのビデオを見たり。部屋の隅っこに無理矢理布団を敷くと、弟としては遅くまで起きていたのが堪えたらしく、あっという間に寝てしまった。一人になって暇なので、いつも通りネットを徘徊。

〜今日の一枚〜
勿論乗ったのとは別の飛行機です。
試験前だし、ネタがないので手持ちの画像でお茶濁し……
って云わなきゃばれないのか>画像の脈絡のなさでバレます
先だっての北陸遠征初日、羽田空港にいたポケモンジェット。
エンジンにポケモンボールが描かれてる辺り結構芸が細かいですな。


11月24日 月曜日 振替休日

 今日は、藤原が借りっぱなしにしている物品を幾らかでもお返しすべく、彼がたびたび顔を出していた艦戦同好の士が集まる集会に御邪魔させて頂くことになっている。日暮里13時の予定なので、10時近くまでゆっくり寝ていられるか……と思っていたら、甥っ子に起こされて目が覚めた。今日が休みの弟も、甥っ子と一緒に遊びに来ていた。折角プロが居るので、中途半端に伸び始めていた頭髪を刈って貰う。支度に予想外に手間取り、更に忘れ物をしそうになり、危うく目的の電車に乗り損ねそうになる。

 どうにか予定通り、余裕を持って日暮里に到着する。駅前のラーメン屋「馬賊」の前で待ち合わせ、暫し職人さんがラーメンを打つ姿に見入る。待つこと15分ほど、迎えに来てくださった服部さんが乗っておられたのは最新型のプリウス。ナビも音声入力式の渋滞反映型だった。ひらがなで「みらいかあ」とふりがなを振りたくなるくらいの未来カーっぷりに、子供のように目をキラキラさせてあちこち見入る。街乗りに特化されていて、郊外で80km/h前後の巡航となると、却って燃費が悪くなると云うお話だった……ウチの方には合わない、ということか>その前に買えないでしょう
 暫し走って、川口市内の馬車道に到着、新見さん・深雪さん他、彼のお式の時にもお世話になった方にご挨拶し、会合となる。忘れない内にお借りしていた物を返却。専門的なお話から雑談まで多岐に渡り、聞いているだけでも面白かった。多少なりともお話に加われたのは、彼の薫陶のお陰であろう。新見さんには彼の資料整理の件について相談に乗って頂いたり。私が冬原稿、資格試験と忙しくなることから、全てに一段落がつく来年3月頃を目処に行動を起こそう、ということで話が落ち着く。話に花が咲く内にあっという間に時間が過ぎ、17時お開き。

 夜からは一月半ぶりに藤原の弟君と会い、「鶏肉を腹一杯喰って鶏肉好きだった奴の供養をする会」と開く手筈となっている。新宿に行く旨をお話ししたら、千葉方面に向かう服部さんが、秋葉原の辺りまで送って下さると仰って下さったので、ご厚意に甘える。未来カーで御茶ノ水迄送って頂く。中央快速で新宿に向かい、弟さんと合流、駅近くの鶏肉専門店へ。自分たちで焼いて喰うシステムのお店でない為に一品一品出てくるまでに時間がかかったが、却ってゆっくり話をする時間が取れたように思う。とりとめなく駄弁りながら延々と鶏を食い続ける。21時お開き。

 弟さんと別れ、山手線に乗り込む。ゆっくり座って帰りたい&もう遅いから寝過ごした時に籠原まで取って返す電車がないので、上野に向かい、籠原終着の電車を捕まえる。籠原着が2318。雨が降った所為もあり、非常に肌寒く、刈ったばかりの頭が非常に堪えた。23時半過ぎに帰宅。以降、風呂入ったりなんだり。

〜今日の一枚〜
手前は馬車道のコーヒーシュガー
会合に参加された東江戸川工廠の深雪さんより拝領した萩の月。
馬車道のパスタに鶏肉が一杯の腹にもすんなり収まる美味しさでした。
深雪さん他皆様には彼の命日以降お世話になりっぱなし。大変有難く、且つ大変申し訳なく。


11月23日 日曜日 勤労感謝の日

 朝起きるなり、部屋中に充満するロイヒつぼ膏臭に面食らう。こんなに臭っていたのか。喩えて云うなら「おばあちゃんのにおい」だなぁこれ。
 明日は一日お出かけになりそうなので、今週分の休養を今日一日で摂るべくのんびりしようと思っていたが、朝飯を食って部屋に戻るや、甥っ子共がやってきて頓挫。甥っ子共が足下をちょろちょろ走り回る中、バラックに積んであった米を蔵に移したり、農機を片付けたり。

 今日は、町の産業祭が近くの町民運動公園で行われていて、ポニー試乗やら出店やらが出ているらしく、甥っ子1号が行ってポニーに乗るんだとせがんでいる。が、お母んは甥っ子2号の体調が完璧ではないのを気に掛けていて、行かないつもりでいるらしい。お祭りは年に一度だから、今日を逃すと来年になってしまう訳で、ちょっと可哀想なので、甥っ子2号を私一人で見ている事にして、お母んに甥っ子1号だけは連れていって貰う。甥っ子2号は、最初は機嫌良く遊んでいたものの、暫くして飽きると我が儘を言い始め、遂に大声で泣き始めてしまった。一々取り合っていたらきりがないし、全て我が儘を聞いていたら教育上宜しくないので、だっこだけして暫し泣くだけ泣かせておく。30分くらい泣き通して、いい加減疲れたのかそのまま寝てしまった。動くと起きそうだったので、そのまま私も寝っ転がって腹の上に載っけた状態で寝かせておくことにする。柔らかいから寝心地も良いのだろうか>云ってて寂しくないか
 10分程うとうとしていると、お母んと甥っ子1号が戻ってきた。ポニーではなくサラブレッドに乗ってきたそうな。ともあれ満足そうで何より。その甥っ子が産業祭で買ってきてくれたたこ焼きと、甥っ子の食いきらなかったお好み焼きの残りで昼飯。お父んも帰ってきて人数に余裕が出来たので、部屋に戻って暫く横になる。

 晩飯に叩き起こされて居間に降りれば、甥っ子2号は義妹の所に送られていて居なかった。姉貴と二人、甥っ子1号の食事の世話をしつつ晩飯。仕事を終えて家に寄った弟と駄弁ったり、姉貴にあん摩したり、風呂に入ったり。

〜今日の一枚〜
ネタがないとか云うなっ(爆)
伊勢神宮内宮の入り口は国道23号(伊勢街道)の終点でした。
そりゃ、元々お伊勢参りの為の街道ですからね。
2桁国道の終点を見たのは初めてかも。起点(日本橋とか三条大橋とか)は見てますが。


11月22日 土曜日 授業 1:臨床医学各論 2:臨床医学総論

 すこし遅めに目が覚める。一応今日の所は学校に行けないほど調子が悪い感じもしない。急いで支度をして学校に向かう。すこし遅めの出発だったが、土曜の朝は道も駅も空いていて、余裕でいつもの列車(休日は2分遅い上に増結なし)で渋谷へ向かう。三連休の初日ということもあってか、いつもより親子連れや行楽客が多いように見えた。乗るなり、疲れがどっと出て寝落ちして、目が覚めたら大崎駅だった。土曜朝の大崎は道も駅も空いていて大変静かであった。そりゃそうだ。がっくり。渋谷へ取って返したが、土曜朝で客が極端に少ないので、どさくさ紛れの遅延も貰えず、すごすご学校へ。1コマ目の担当、キン先生が授業最後に出席を取る人で助かった……。

 どうにか授業を受け始めたものの、症状について心配しだすと動悸が出る……一寸したパニック発作みたいな状態なのかも知れない。中途半端に医学知識が身に付いてしまったものだから、「もしかしたらアレなんでないか、さもなくばコレなんでないか」と、シャレにならないような疾患名ばかりアタマの中をぐるぐる回り出す。一応自分でも「単純に血流が変化したことで内耳の傍を通る血管がぎゅんぎゅん云うから耳鳴りがする」と見立てているものの、それだけでは安心できなくなったので、1コマ目が終わった所で、私より臨床経験の長いスズキさんに相談してみる。スズキさんの所見も私と全く同じだった。途端に気が楽になり、以降動悸はほぼなくなる。安上がりな体だ。この手の耳鳴りは交感神経の興奮に因るところが大きいから、取り敢えずはリラックスして、緊張したり心配したりしないように心掛けることにする。
 2コマ目、配られた国試過去問をさくさく解き終えた後、肩凝りを取り除き、且つリラックス出来るよう、首に置鍼、腕の経絡に通電治療を施す。大分良い感じ。過去問も、さくっと解いた割には、正答率65%といった所。もう一寸やっとけば多少は安心か。目一杯授業があったので湘南線を逃し、赤羽経由で帰る。寝過ごす危険を回避すべく、赤羽駅改札内の本屋で漫画を買う。上尾までで読み切ってしまったので、以降勉強>初めからそうしなさい 田舎っぺで非常に充実の昼飯(うどん1kg)を摂って帰宅。

   今日は土曜日で、保育園のない甥っ子共が遊びに来ている。暫く遊び相手になる。夕方過ぎて流石に疲れたので、部屋に戻って休む。気持ちは楽になったものの、ここまでで溜まった疲れはそう簡単に抜けるものでなく、肩凝りが酷い。東洋医学臨床論のキド先生が絶賛していたロイヒつぼ膏(帰りがけに買ってあった)を買って用いてみることにする……視覚的にも嗅覚的にも非常にじじむさいが、確かに効果はある感じ。折角なので精神安定に効くつぼにも貼ってみる。
 メールの返信を書いたりしていると、甥っ子1号が部屋まで「遊んでー」とやってきた。ちょっとしたおもちゃで遊んだり、椅子に乗ってくるくる回ったりするが、じきに飽きてきて「なにかみたいー」と曰いだした。デスクの傍に積んであるDVDを見せて聞く。

橘屋:なにみるの?」
橘甥1号:どうでしょうみるぅ」

笑いを堪えるのが精一杯だった。お前は一体どういう教育をしてるんだ>弟 DVD第1弾を選んだので、甥っ子にディスクを渡し、ドライブのトレイに入れさせ、機械いじりしたい欲求を満たさせてみたり。
 うどん1kgのお陰で全く腹が減らず、晩飯も食わずに寝て休む。24時頃起き出し、風呂を浴びたり、いつも通り。

【買い物メモ】
・機動戦士ガンダムC.D.A 若き彗星の肖像 (2)
角川コミックス・エース  著:北爪 宏幸


〜今日の一枚〜
さて、何を観(略
手持ちの施術具を掻き集めて、片っ端から試しました。大分良い感じ。
こうやって自分自身で効き目を実感していかないと覚えていかないんだろうなぁ。
調子悪い時は「寧ろ今が練習チャンス」くらいに思えるようになりました。

治療中は大抵キーボードを触る余裕がないので、DVDやムービーを観てます。


11月21日 金曜日 全休(病休)

 今日も調子が今三つ、寝不足や心配からかフラフラする。こんな状態で車を運転したくないし、無理をするでもないので、今日も寝ていることにする。昼頃起き出して、部屋を片付けたり、わんこに飯をくれたり、散歩に連れてったり。田舎っぺにうどんを食いに行きたかったけど、流石に今日はやめておく。

 晩飯を食い終わった時点でもカレーが残っていた……流石に明日の朝にはなくなりそうだが。まったり過ごす内に、何も書く事のない一日が終わる。明日は学校行きたいなぁ。

〜今日の一枚〜
コメントもなし(笑)
昨日研いだ肥後守。
シンプルな道具は、そのシンプルさ故に色々な楽しみ方があるので好きです。
手入れのやり方も簡単に覚えられますしね。

……本格的にネタがないのでさっさと寝ます。


11月20日 木曜日 全休(病休)

 未明から、このところの持病となりつつある耳鳴りが酷くて頭が痛い。一寸だけ寝はしたものの、余り眠れなかったが、珍しく夢で奴を見た。どんな夢だったか殆ど覚えては居ないけれども。
 いい加減まともに学校に行く気力も失せたので、朝飯は食ったがそのまま寝ていることにする。頭痛薬は貰った物の、どうにも呑む気がしない。横になって暫く呻っていたら、そのまま寝てしまった。

 目が覚めたのは16時頃、加入している自動車保険会社からの電話でだった。通院日数から支払額が決まった、とのこと。支払うべき口座を確認して、電話は切られた。これで後は相手方の保険会社からの支給を待つだけとなった。時を余り措かず、相手側の保険会社からも連絡が来るが、「こちら側の保険会社が、通院日数を一日少なく算定している可能性があるので、もう一度確認を取った上でご連絡します」という連絡だった。明日以降の連絡待ち。

 晩飯を食うべく居間に降りると、まだカレーが残っていた。明日の朝までは残っていそうな雰囲気。保険の話を伝えて、がっつり飯を食って、部屋に戻った。以降、至極まったり。

〜今日の一枚〜
神社が好きなのは、自分たちが米作りをする農民だからかも。
伊勢神宮内宮の正宮前。参道の一番奥まった所に鎮座在します。
一番奥まった所にあるからそこまで参道が延びている、と言うのが正解でしょうか。
静まった雰囲気に、本当に気持ちが落ち着きます。この上は撮影禁止なので、この位置で。


11月19日 水曜日 授業 1:解剖学 2:東洋医学臨床論(鍼灸編)

 目が覚めたら大分寝坊気味で、朝からやる気がうなぎくだり。それでも急いで飯を掻き込み、支度を済ませると、どうにかいつもの出発時間には出発できた。……が、折角いつもの電車に余裕で乗れたのに、きっちり目覚めず恵比寿まで乗り過ごす。がっくり。遅延証明を頂いてから学校へ。
 目一杯寝るでもなく、目一杯内職するでもなく、程々に真面目に授業を受けて2コマ過ごして湘南線へ。  保険の支給に必要な書類を整形外科に行って貰ってきたり、それをそのまま役場に持っていったり。昼飯を喰うには遅くなってしまったので、結局抜かす。

 夕方、シンクの洗い物をしながら留守番をしていると、ペリカンがやってきて、Amazonで頼んでおいた『風の谷のナウシカ』のDVDが届く……100回は観てるはずのナウシカだけれども、結局買ってしまった。まぁ、この映画が大好きだった藤原の供養になれば、ということにしておこう。さっさと頼まれた仕事を済ませて、大音量でじっくり鑑賞。感動した所に、この作品をこよなく愛していた藤原のことが思い出されて、一寸目がしょぼしょぼする。
 一通り見終えた所、何か物足りないなぁ……と一寸した違和感に襲われる。しばしの熟考の結果、「おわり」の後に「金曜ロードショウ 今後の放映予定」が出ていないのが違和感の由来であるとの結論に達した。何度放映されたか分からないしなぁ……。

 愛用の肥後の守を研いだり、ドラフトの結果を見るだにファイターズの 暴挙 大冒険に度肝を抜かれたり、仕事で遅くなったお父んの代わりに風呂を焚いたり、ナウシカDVDをエンドレスで再生しながら日記を書いたり。

【買い物メモ】
・風の谷のナウシカ【DVD】
  監督:宮崎 駿
・シュリーマン旅行記清国・日本
講談社学術文庫  著:ハインリヒ・シュリーマン  訳:石井 和子


〜今日の一枚〜
画面はクロトワ参謀。奴が大好きでしたので(笑)
注文したのが17日だったのに、ちゃんと発売日に届きました。偉いぞAmazon。
折角なので左右のディスプレイの対比もしてみました。左がメイン、右がDVD/ムービー観賞用。
長い時間視ているメインディスプレイはかなり暗めで大人しい発色にしてあります。
CGやテキストは綺麗に視えますけど、DVDを観るにはやや不向き。サブディスプレイ大活躍。


11月18日 火曜日 授業 1:生理学 2:関係法規

 朝起きると、部屋の中の空気も若干ひんやりしている。昨日の寒さの上に夜中晴れていたようで、すっかり冷え込んでいた。ありもので適当に朝飯を掻き込み、支度を済ませて表に出る。と、トルネオさんのリアウィンドウにすっかり露が着いてしまっているので、T字の窓ふきでぐいっと拭う……と、薄茶色いロール状のゴミがウィンドウの端に溜まる。こんな膜が出来るほどゴミが溜まってたのかなぁ……と思ってよく見れば、窓ふきでこそぎ取られた霜だった。改めて今日の寒さを感じる。

 いつも通りに学校に着き、いつも通りのテンションで1コマ目をつつがなく終える。2コマ目はオオバ先生の鍼灸理論……と思っていたら、やってきたのはミゾグチ先生だった。

ミゾグチ先生:隔週で関係法規の試験対策ですよ?聞いてませんか?」
橘屋:聞いてません

いつものことと言えばそれまでだが、連絡のお座なりっぷりに呆れ返る。関係法規も国試対策が中心、真面目なミゾグチ先生なので時間いっぱいまでやるんじゃないかと思いきや、キリのいい所で早めに終わらせて下さったので、無事に湘南線を補足して籠原までぐっすり寝る。

 午後は、昨日途中で切り上げたお師匠の所でのプリンタの設置作業をすることになっている。まずは駅から真っ直ぐ田舎っぺに向かい、充実の昼飯の後、一旦お師匠の方とは逆、町内のセルフGSまで戻って給油&洗車(夕方は混むから)。伊勢旅行に毎日の未舗装道走行、籾摺りで大量に舞ったゴミなどですっかり白くなっていたトルネオさんが綺麗になって満足。
 遠回りに寄り道までしたが、湘南線に乗れたお陰で、15時にはお師匠の所へ。昨日と同じようにプリンタを設置し、パラレルケーブルを繋ぎ、専用のアプリを起動する。昨日と全く同じなので、「どうせまともに動きゃしねぇんだろうなぁ」と、至極適当に印刷のコマンドを入力する……と、驚くほどあっけなく点字がプリントアウトされてきた。昨日の苦労は一体何だったんだ。ただ、アプリ上で表記されている点字と、打ち出されてきたそれとが微妙に合致していないくさい。いかんせん、私は点字が分からないので(何故か藤原は読めた)、確認は 丸投げ 先生の生徒さんにやってもらう事にした。ホームページを一部改修した後、鍼灸院を辞した。

 16時には先生の所を出たのに、家に戻った頃にはすっかり晩秋の夕暮だった。山の端に沈む夕日をファインダーに収める。
 部屋に戻り、スウェットに着替えて、さぁこれからゆっくりしよう……と云う時にチャイムが鳴る。甥っ子共と弟だった。以後、休む間もなく甥っ子共と遊ぶ。リフトアップ担当なので、甥っ子共を抱き上げては肩車したり放り投げたり何だり、腕を上げるのがかったるくなるまで遊び倒される。
 上の甥っ子が喰いたいと強く主張したカレーで晩飯。大きい鍋に作ったので、明後日の朝くらいまではカレーが続くモノと思われる。

〜今日の一枚〜
遠き山に日は落ちて
我が家の玄関から撮った、山の端に隠れつつある夕陽。
ウチの辺りは山までが非常に遠いので、こんな感じの写真になります。


11月17日 月曜日 授業 1:リハビリテーション医学 2:生理学→経絡経穴概論

 結局殆ど眠れないまま朝になる。昨夜の風呂の代わりにシャワーを浴びてから居間に向かうと、お母んから「今日供出の米をトラックに載せといてくれ」との指令。スウェットのまま、サンダルを突っかけて表に出る……寒い。非常に寒い。恐らく今年の第一号であろうからっ風が、無遠慮にぴゅーぴゅー吹いている所為であった。長く表にいると風邪を引きそうだったので、疲れた身体にムチを打ってびしばし積み込んで部屋に戻る。

 本を読んだり、半分くらい寝たり、諸連絡諸注意を聞き流したりしながらまったり過ごして学校が捌ける。湘南線に乗れる時間でなかったので、疲れた脳みそを少しでも和らげるべく、秋葉原に廻り、各種ショップを覗いて廻る。気分転換も出来てお腹が空いてきたので、前回行けなかったサンボへ。お皿を喰らって腹一杯になって帰る。

 籠原駅に着く直前に携帯が震えた。車内なので取らず、籠原についてすぐチェックしたら、お師匠だった。講師として盲学校に勤めている中で点字プリンタが欲しくなったので、馴染みの医療器屋さんからリースして貰ったから、接続設定してくれとのこと。一旦我が家に戻り、先生に献上する新米を積み込んでから向かい、作業……どうやってもプリント(点字は「印刷」と言うより「打ち出し」か?)出来ない。ドライバも入れたし、ケーブルも正常だし(普通のプリンタに繋いだら全く問題なく刷れた)、プリンタ自体も認識しているし、データが送られてる形跡もあるのに、何故かプリントアウトだけが出来ない。ドライバを入れ直したり、色々と試行錯誤したが埒が開かず、仕方無いので、明日もう一寸早い時間にお邪魔して、メーカーさんに電話しながらチャレンジしてみようと思う。

 帰宅後は甥っ子共の世話をしたり、溜まった日記を書いたり。明日早朝に朝参りがあるお父んが「風も強いので今日は風呂を焚かない」と一方的に宣言したので風呂もなし。まったり過ごす。

〜今日の一枚〜
弟の足下辺り、まるで濡れてません。雨宿り出来ます。
引き続き伊勢神宮内宮にて、参道に生える巨大な楠。
余りにでかいものだから、幹が一寸曲がっているだけで、そこの下が雨に濡れないんですな。
二度目の私は兎も角、初めて来た弟はその大きさにかなり感じ入ってました。
ウチの方では大きな楠なんてまず見られませんし>大きい樹は欅か杉か銀杏か位


11月16日 日曜日

 8時過ぎ、うっすら目が覚める。まだ龍さんも寝ているので、安心して二度寝をかます。9時半過ぎに起きた時には、龍さんはマシンに向かっていた。布団もちゃんと畳んで積み上げてあった。えらいなぁ>待ちなさい 引き続き、色々教えて貰いながらセキュリティ関係の調整を続ける。龍さんは一旦秋葉原に出てから帰宅するというので、移動のついでに、昨夜詩知里屋に行った為に断念していた鐘庵にお連れして昼食……ルート的には全くの逆方向だけれども。掻き揚げ丼(小)と牛丼(小)、非常に美味。今日はお試しメニューの黒はんぺん(\100)なども食べてみる。美味い上に、これだけ食べて710円と安いのだから云うことはない。ご店主夫婦にごちそうさまを告げて帰る。
 二人とも大変満足し、ふくれた腹を抱えつつ、いつもより西側を廻って直接籠原駅に向かう。が、利根川を渡った辺りで、携帯を持っていないことに気付いた。もしかしたら鐘庵に忘れてきたのかも知れない、と激しく焦るが、龍さんに「家に置き忘れてるって事はないですか?」と云われたので、丁度町の境にいたのを幸いに、我が家に取って返す……龍さんの予想通り、携帯はベッドの上にぽつんと置き忘れられていた。間抜け。

 龍さんを送り終え、一寝入りしようと我が家まで戻り、玄関の鍵を開けようとしていると、お母んから「義妹のお祖母さんの一周忌が終わったので、今すぐ寺まで迎えに来い」と有難くて涙が出る連絡が入る。そのままトルネオさんの運転席に逆戻り。甥っ子二人&お母んを回収した後は、夕方まで暫く甥っ子共の相手。夕方、オークションの事後処理について相談すべくやってきたカンダと暫く駄弁っていると、仕事を終えた弟がやってきた。三人でストーブリーグを話題に喋り続ける。
 21時過ぎ、アパートへ戻る甥っ子達を弟の車に乗せていると、お母んが「あっ!」と素っ頓狂な声を上げた。大きな流れ星が見えたのだという。……そういえば、下の甥っ子は2年前の流星群の日に生まれたんだよなぁ、あの日はみんなで星を見てたんだよなぁ、と兄弟揃って感慨に浸ってみる。

 宵の口辺りから、耳の奥がずっきんどっきんして(13日日記参照、拍動性の耳鳴り)居ても立っても居られない状態になる。まともにチャットも出来そうにないので、取り敢えずコミュニケーションソフトは全部切ったものの、眠れないまま、横になったり、また起き出してネットをうろついたりして過ごす。辛いので風呂にも入れず。

【買い物メモ】 ※土曜日に到着していて書いていなかったので
・世界の教科書シリーズ4 入門 韓国の歴史【新装版】 国定韓国中学校国史教科書
明石書店  監訳:石渡 延男 共訳:三橋 広夫


〜今日の一枚〜
一応持って出たんですよ、傘。使いませんでしたけど
朝の伊勢神宮内宮。人もまばらで、玉砂利を踏む音だけが響いていました。
雨の後で湿気に満ちた空気がひんやりと大変心地よかったです。

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