9月4週分(9/19〜9/26)
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9月26日
伯父さんになった自覚も何のその、今日もだれだれしています。
というか、今日の症状はかなり重いです。下に降りるどころか、部屋から出るのも、人の声を聞くのも億劫です。
お母んに色々と口うるさく言われながらも、それを殆ど無視する形で部屋に籠もっていました。
あんまりだれだれしているのを見かねたのか、お彼岸の団子作りに引っ張り出される始末。
で、お彼岸のお墓参りを済ませてから、更にお母んに引っ張られて甥っ子の顔を見るべく産婦人科へ行きました。
妹の入っている部屋に行きますと、弟夫婦の他にあちらのお母さんもいらっしゃって、色々と話に花が咲きました。
流石に産後1日ですからそれなりに辛そうでしたけど、妹は基本的に元気でした。無闇に元気でした。
お陰で、弟も明るい顔をしていたのが兄貴としては嬉しかったです。
妹の散歩がてら、新生児室まで行って赤ちゃんを見せて貰えました。
どうしても身内びいきが入ってしまうのか、とても可愛く感じてしまいつつも、
赤ちゃんの小ささや頼りなさ、あどけなさに、生命の神秘やら何やら色々なモノが頭の中を去就したのでした。
赤ちゃんの手ってあんなに小さかったんだ……
で、帰ってきてからはというと、やっぱり自室でどんよりしていました。
どうにもスッキリしないまま、新学期を迎えることになってしまいそうです。なんとかせにゃ……
9月25日
結局台風は殆ど関東には関係なく去っていきました。今日が暑くなりそうなだけ……
弟は学校に用事があるって事で、朝早く出掛けていきました。
お母んも入院以降の準備を色々と整えるべく、朝からあちこち買い物に出掛けてしまいまして、
私は留守番を兼ねて、病院からの電話連絡対応係。昨日思い立った部屋掃除をやりながら連絡を待ちます。
部屋掃除と言うよりは正確には「同人誌の分類と漫画類を本棚に戻す作業」でした。
昨日買ってきたモノを併せて、自分の中での重要度やジャンルに応じて段ボールに納めていきましたが、
今更ながらにその余りの多さに愕然としました。そりゃ下のドアの締まりが悪くなるわけだわ……
片付けが一段落して眠くなりました。お父んも帰ってきたと言うことで、電話番を譲り、昼寝を敢行。
途中、何度か電話が鳴ったことは確認しましたが、「初産だからどうせ時間かかるだろうなぁ……」とのんびりしていますと
3時ちょっと前に電話が掛かってきた後、下が俄然慌ただしくなってきましたので、降りていって様子を訪ねます。
「橘屋:何なに?そろそろ陣痛が始まったりしたの?」
「橘母:いや、産まれちゃったって」
「橘屋:へぇ、産まれちゃったのかぁ……ほえぇ??」
初産とは思えない超安産だったそうです。まぁ、難産じゃなくて良かったなぁ、と思いますが
余りに唐突で拍子抜けしてしまったのもまた確かです。私と姉が面会に行くのは明日以降って事になり、
取り敢えずお母ん達は、弟を籠原まで迎えに行きがてら、病院に向かいました。
夕方を過ぎて、「明日以降、出来る限り様子を見に行ってやる」て事で弟たちが戻ってきました。
見た目は平然としている風ですが、徐々に湧いてくる実感に、弟も両親も流石に喜びを隠せない様子でした。
きっちりカメラを持って行ってあって、写真を撮ってきてあって、しかもソレが現像されていた辺りで分かります(笑)
「橘弟:何ちゅうかさ、だっこしてみると思ったより重いんだよね……」
いつか自分がそういうのを実感することになるのかもなぁ、と思うと思わず神妙に弟の話に耳を傾けてしまうのでした。
かと思えばお父んお母んを「爺ちゃんばあちゃん」呼ばわりしてからかってみたり。まだガキだなぁ……
「橘姉:アンタだっておじちゃんじゃないのよ、よりにもよってにんべんの付く方(=伯父)」
「橘屋:ぐはぁ」
9月24日
朝起きると頭がとても重いです。やっぱりダメです。
どこへも行く気が起きないので、昼前ッからだらだらだらだらとゴロゴロしています。
そうでなくとも台風が近いので、洗濯物の管理やら何やらでウチを空けるのも面倒です。
で、家事を手伝いながらゴロゴロして、昨日買ってきた本を読んでいるウチに、アッという間に夜になりました。
晩飯も食い終わって、あんまりの自室の散らかりように呆れ果て、明日辺り本格的に片付けようと
重い腰を上げてちまちまとしたモノをゴミ袋に放り込んでいると、突然電話が鳴りました。弟君からです。
何やら妙に慌てております。「お母んに代わって」というので、下に電話を廻して受話器を置き、また部屋の掃除に掛かります。
疲れてベットでゴロゴロしていますと、下が何やら慌ただしいのです。
で、もう1回弟君から電話があったので「一体どうしたんよ〜?」と聞いてみると
「橘弟:あ、いや、あのさ、破水したんだよ、破水。今から入院」
「橘屋:ふぅうん、破水ね、破水………………って破水ぃぃ!?」
文字通り椅子からずり落ちました。階段を駆け下りて入院の支度を手伝いました。
経験者だけに妙に落ち着いていたお母んは悠然と出掛けていき、2時間ほどで弟と一緒に帰ってきました。
差し当たって妹だけ入院って事でおいてきて、何かあった時にウチに電話が来る事になったそうで。
「橘弟:いやさぁ、びっくりしたよ。幾ら拭いてもばたばた垂れて来るんだモンなぁ(笑)」
「橘屋:アンタ余裕だね…………(笑)」
一両日中には、この御時世に23にして伯父になる予定。
いや、目出度いことには変わりないんですが、よりにもよって伯父ですよ、伯父…………
9月23日
今日は朝から池袋です。30分ほどうとうとしただけで準備を始め、6時20分のバスに乗って出ました。
あんまり慌ただしく出て来てしまったので、スケッチブックやら何やら色々忘れてきてしまったり。
道中殆ど寝たまんまで池袋に到着。「8時、池袋鳥前」という指定に従って、サンシャイン通りのケンタッキー前へ。
ジャスト8時に店の前に着くペースでキビキビ歩いていると後ろから声を掛けられました。藤原&さっとまん氏です。
連中もこれまでの経験で、最適化されたダイヤで到達できるようになっているようです。良いことなんだか悪いことなんだか……。
開場まで3時間ほど有る中、3人でとりとめもなく雑談したり、カタログチェックしたり、
銀行へ金をおろしに行きがてら、マクドでブランチを買ってきて藤原と喰らったり。
アッという間に3時間は過ぎていったのでした。
丁度会場入口の前でスケボーのイベントをやっておりました。
一般人とヒップホップ系とヲタク系が見事に三者三様に別れています。同じ場所にいるのが非常にミスマッチです。
「橘屋:何ちゅうか、俺達とこいつ等って水と油だよなぁ……」
「藤原:いや、案外両方のイベント掛け持っている奴もいるかも知れんぞ」
「さっとまん:ソレはソレで面白いかも知れんが…………(苦笑)」
目に見えない分厚い壁を隔てて、それぞれが互いに目を合わすまい、近づくまいというオーラを出しまくっていました。
11時をちょっと廻って、行列はぞろぞろとサンシャインシティー・ワールドインポートマート内へと移動。
入場証を兼ねたカタログを掲げ、互いの武運を祈りつつ会場内に散っていったのでした。
会場内は混雑していました。余り会場が広くないですから当然です。
とは言え、夏冬のアレやら、同じ会場で開かれた5月16日のCレボに比べればかなり余裕があります。
普段は混み混みで人をかき分けながら進む壁際もするすると進めました程です。
まぁ、夏のアレから日が経っていない為に、そんなに新刊が出てるでもありませんでしたから、お客の出も程々だったようです。
そのお陰で、のんびり歩いて廻って、気に入った本だけを手に入れることが出来ました。財布にも優しいいいイベントでした。
まぁ、お気に入りのサークルさんの本が最後の最後まで届かなくて買えなかったりしましたが……
そんなわけで結局10月3日のイベントにも出陣することに。あまつさえ11日にも、11月の3日にもイベントがあるらしいです。
しかも、ソレ全部に出陣することが仲間内で決まってしまいました。どーするんだろ……。
戦い終わって日が暮れて、再集結したメンバーは、そのまま真っ直ぐ帰るでもなく、駅に向かうその足で「とらのあな」へ。
揃って2階に上がって、地元の本屋で手に入れるのが面倒なマイナー系の雑誌やら単行本やらを購入。
「3階(=同人誌売場)行く?(笑)」というシャレにならない提案を却下して、藤原達を見送るために秋葉原まで移動。
つい最近秋葉原に出来たマクドで遅い遅い昼飯を食った後、研究室の装備を購入するという藤原達と別れ、
京浜東北線を経由して、アーバンで熊谷まで戻りました。途中寝ぼけて、危うく鴻巣で降りそうになったのは秘密です。
一日歩いて廻って疲れましたが、気持ち的には楽になったような気がします。
何だかんだ言って、藤原も気を使ってくれたところがあったのかなぁ、と思うところもあったりしまして、
ちょっとは気持ちを入れ替えて前向きににやっていけたらいいなぁ、と思うのです。
実際どうなるかは判ったモンじゃないですけど……。
9月22日
結局ガッチャマンの再放送を見終わるまで起きていた所為で、
朝、とはいっても10時近くなって起きました。既に家人は誰もいません。
昨日の決定に従って、パソコンからCD−ROMを取っ払って蓋を開けてみることにしました。
電源やらデータやらのケーブルを引っこ抜いて、本体からROMドライブを切り離します。
元々「ユーザーが分解して修理する」という観点に立った設計がされていないので、ネジを取っ払った後の分解に苦労します。
蓋を取っ払おうにも、簡単に外れるようになっておらず、押しても引いても外れないので、やや力技気味にカバーを外しに掛かります。
カバーが外れると同時に「しゅっ」ッという音がしたので手元を見てみると、
面取りのされていない金属製のフレームの縁で、右手の親指がざっくり割れてしまっています。
昨日に引き続いて「ぱたぱたっ」と血が飛び散って、ベージュの外面が赤く濡れています。
レンズ掃除を一時中断して、止血したりプラフレームを拭きに掛かったり。
幸い、鋭利に切れていたので、絆創膏で圧着しましたら1時間ほどで大体くっついてしまいました。
これも有り余る血小板のお陰でしょう。有り難いっちゅうか何ちゅうか…………
で、綿棒でレンズをぐりぐり拭いて、ついでにマシンの中に溜まった埃をティッシュで拭って、
ケーブル繋いで動かしてみると、あら不思議、ぐりぐり動きます(笑)
やっぱり最後はアナログなんだなぁ、と実感させられてしまいました。
ドライブが直ったので心置きなくカノンをやりました。
当たり前のように聴いていたBGMも、こういった苦労を経て聴いた所為か、大変心に沁みました。
「普段当たり前のようにある物がなくなったときの喪失感」と「当たり前が当たり前にあることの大切さ」
をちょっとだけ味わえただけでも意味があったのかなぁ、と無理矢理教訓臭いまとめをすることにしました。
「イベント合わせカノンコンプ」は、4時半過ぎに無事終了。ここから寝ると恐ろしいことになりそうなので
軽く横になるだけでやめておくことにします。こんなんで保つんかいな……
9月21日
昼間は一日家で死んでいました。部屋から出るのが辛いです。正直言えば、人と会うのも辛いです。
そんな最中ですが、23日に藤原とさっとまん氏と一緒にイベント(即売会)に出陣することになりました。
あんまり余裕はないんですが、ちょっとでも気晴らしになればいいなぁ、と思います。
夕方、今後のことを色々と考えながら風呂焚きをしていましたら、振り下ろした鉈が薪から滑って
左手人差し指をスライスしてしまいました。「ぱたぱたっ」と血が飛び散って、ちょっとびっくりしました。
垂れてる皮を鋏で落として、絆創膏できつく巻いて置いたらすぐ血は止まりました。
傷自体も夜のウチにはふさがったようです。痕は残りそうな雰囲気ですが、まぁ、スライスで済んで良かったって事で(笑)
で、夜中。「そのイベントまでには終わらせておけ」という藤原指令に従ってカノンをやっていますと
何やらCD−ROMの具合が宜しくありません。終いにはウンともスンとも言わなくなりました。
あちこちいじられまくったこのマシンで、数少ないデフォルトの装備です。流石にそろそろガタが来たのかも知れません。
クリーニングを掛けると途中まで読み込みにはいるのですが、その後はへなへなと有耶無耶になって消えてしまいます。
ネットでおやびんやあじさん他お友達と相談しながら色々試してみましたが、結局動かないまま終わりました。
そんな訳で、音楽に聴きでのあるカノンをわざわざサイレントでプレイするハメに。
これでは余りに寂しいと、パソコンのスピーカーに直結されているMDからマニュアルでBGMを流したりもしましたが
途中でめんどくさくなったのと、BGMと画面がマッチさせきれなくなったのとで断念。結局サイレント。
おやびんとの協議の結果、明日朝になってから思い切って蓋を開けてみて、綿棒でレンズを磨くという強硬手段を執ることに。
「どうせダメなら買い換えるだけのことだから、いっそのこと試してみたら?」とはおやびんの言。
まぁ、最終局面でモノを言うのは、案外こういうアナログで豪快なメソッドであることが多いのですが、
果てさて、一体どうなる事やら…………。
9月20日
今日は学校に行って、ムラさんのパソコンを見たりなんだりとしなければなりません。
昨晩からのだるさと寒気は抜けないし、さらに前から頼んでおいた町の「シルバー人材センター」から人が来て
防風林の枝刈りをする事になり、その手伝い(刈り取った枝の片付け)をさせられることになってしまったので
今日はお休みさせて貰うことにしました。ムラさんごめんなさい。
休ませて貰ったにも関わらず、肝腎の枝の片付けは、虫が出てるから一般人は触れちゃいけねぇって事で無し。
だるさに任せて、夜になるまでだらだらとゴロゴロとしていました。
こんな調子じゃいけないのも分かっちゃいるんですが……
9月19日
新橋のカプセルホテルにて、アラームとしてセットしたテレビの音で目が覚めました。
いきなり流れた画像がスカイパーフェクTVのおとなチャンネルでちょっとびっくりしたのは秘密です。
10時までにチェックアウトしないと\500/h取られてしまうので、シャワーを浴びてサッパリして、
9時50分、チェックアウトしました。チェックアウトしたのは良いんですが、
今日の蒲田での集合時間が13時です。この後3時間も一体何をやっていればいいのか……。
で、マックの朝セットで軽く朝食にした後、結局秋葉原に戻ったりすることなく蒲田に直行しました。
JR蒲田駅着11時。やっぱり後2時間有ります。時間つぶしの出来る本は持っていたのですが、それにしちゃ余りに暇です。
ネタ集めと、暇つぶしに「蒲田に来たぞ感」を高めるために徒歩で15分掛かる京急蒲田駅まで歩き、
イベントがあるわけじゃないのに「大田区産業会館Pio」を拝んで、その帰り道に、親会社の倒産によって
現在では数少なくなってしまったメッコールを買うことの出来る自販機でメッコールを2本購入。
「これでちょっとは暇つぶしにはなったろう……」と悠然とJR蒲田駅前まで戻ってきて時計を見てみるとまだ11時45分だったり、
財布の中身が今ひとつ心許なかったのでさくら銀行に行ってみたら、預金残高が354円しかなくて下ろせなかったり。
しょうがないので、駅前の木陰で、牛乳片手に持って来た分厚いブルーバックスで時間を潰します。
12時半になったので駅内コンコースまで戻ってみると、今日の参加者にしてお友達のこーさんにばったり会いました。
お昼御飯が未だだというこーさんと一緒に駅ビルの手打ちうどん屋にてお昼。
割とコストパフォーマンスが高くて満足でしたが、モノが出てくるのが遅くて危うく遅刻しそうになるワナ。
ともあれ、何とか13時丁度には待ち合わせ場所に着くことが出来ました。
待ち合わせ場所には既にほぼ全員が揃っていました。抜け忍師もいらっしゃっていました。
お互いで昨日きちんと連絡を取り合えなかった事を詫び合った後、久々に直に談笑することが出来ました。
今回のOffは抜け忍師が東京に出ていらした機会を狙って行われたもので、
長崎にお帰りになられて以降、ソノ筋では苦しい生活を強いられている師の為に、
集合メンバーが示し合わせてもいないのに怪しいグッズやらビデオやらをお土産に持って来ていました。
私も、氏から依頼されて録り溜めしてあったビデオを持参しました。
元々余り大きくなかった氏のカバンは、総勢12名の持ち寄ったひみつグッズでパンパンに膨れ上がったのでした。
「これって空港でX線スキャンされるんですよね…………(笑)」とは誰が言ったか。
さて、メンバーが揃ったところでカラオケ屋に移動です。
きっちりセガカラの使える店が前もって予約されている辺りに気合いの入り具合を感じます。
ここから3時間、目一杯「濃ゆい」歌を11名の漢達が熱唱。
かなりソレ系の歌を網羅しているセガカラでもカバーし切れていない歌を歌うために、
メンバーの一人がノートパソコンを持ち込んで通信部分の下のアンプに直結して
何やらソレ専用のソフト(歌詞表示付き)まで用意してしまうほど気合いが入っています。
なかなかこういう歌を人前で思いっきり歌える機会が少ない日頃の鬱憤を晴らすべく、
参加者全員焼き切れんばかりのパワーを込めて歌います。室内全員が同志なだけにバックコーラスも大充実。
3時間目一杯歌い上げた後の、参加者一同の爽やかな顔が大変印象的でした。とても楽しかったです。
羽田空港に向かわれる抜け忍師を京急蒲田まで送ったついでで、
私も2次会には参加しないで京急経由で帰ることにしました。
真っ直ぐ帰れば良かろうモノの、勢いで秋葉原で下車して色々買ってみたり。
余計な出費で厳しい財政が更に苦しくなりました。明日からどうするんだろ……
帰ってからはぐったりしていました。頭が重くて、熱っぽくってだるくて……
恐らく気持ちの問題だとは思うんですが、そう思えるだけにそう簡単に良くなるとも思えません。