東日本実業団ロードレース

レースレポート
レース名 東日本実業団ロードレース
クラス BR−3
日時 平成12年6月3日(土)
場所 群馬CSC
天候 曇時々雨:21度
コース 1周6km9周回
スタート時刻 12時33分
結果 33位/113人
完走76名
時間 1:23:30:00:TOP1:23:18:96
走行距離 54.0km
セッティング ギア選択(Front):53×39
ギア選択(Rear):23×12 決戦車輪はこちら

集団中程
集団後方休憩中
集団先頭!

◆◇レース前コラム◇◆



初めての東日本実業団レース、今シーズン前半戦のメインレース。レース内容、距離も 群馬CSCでは初めての経験。過去の成績や記録からではラップはされない模様である が、油断は禁物。こころして集団において行かれないようにがんばるだけ。かな。 しかしRavanello勢BR-3組もこのカテゴリー設定で門戸が広がったため、13名の出場。 チーム戦略も考えながらのレーススタートです。
◆◇レースレポート◇◆

(前半の戦い「1〜3周」)
このシーズンになると各選手、機材準備やアップは各自のペースでスムーズに こなしている。程良い緊張でスタート。BR-1の先輩選手のアドバイスで集団の 位置取りに注意を払いながら進めた。Ravanello勢「三谷」「笹森」「小向」 「岡和田」は常に集団20〜30番手付近をKeep9分台のペースでクリアしていく 今回監督やスタッフと「インカム」無線装置で各選手情報交換しながらのレー ス、位置取りやトラブル対応を迅速にこなせるよう配慮していただいたものだ。 特に集団の位置取りについては、足を使わないよう監督から適切な指示がとび、 各選手うまく動いていた。岡和田も群馬カップの反省から、ヘアピン後のスピ ードアップに注意し、登りで有利な位置取りが楽にできる展開を再確認し、自 分のレース感覚を、確認していた。集団の動きはなし。
(中盤の戦い「4〜6周」)
前半の乳酸が抜け各自、本格的に踏めそうな体になってきているようだ。岡和田も 集団前方に位置し、様子を伺うが、監督から「無駄足を・・・」との指示で後方に さがり、足をためる。前にでるのはコースの位置、タイミングなど十分熟知してお り問題ないため、安心して後方に下がれる。(このへんが最近強くなったんだなぁ と自己判断した)5周目の周回Pointで集団のペースはアップ。一列棒状にのびた、 集団の中切れを注意しながら再度大集団を形成。5周目後半、Ravanello「深尾選手」 が、飛び出す。それにアシストとして「三谷」が追走。逃げの体制確立。 早速「笹森」「岡和田」が集団前方に陣取り、集団をコントロール。絶好の体制で ある。アシスト陣もよく反応し動いている。が、やはり逃げ切れず集団に戻る。
(後半の戦い「7〜9周」)
Ravanello深尾が絶好調のようである。監督も深尾の走りを見て集団前方固定で走 るよう指示がでる。各選手、深尾シフトに集中する。が、7周目岡和田はあいにく の右足痙攣発生。心臓破りの坂で本気で踏むと完全につりそうになってしまう。 続く8周目、今度は左足が痙攣。この2周回は深尾を勝たせるために動かなければ いけない大事な周回。なんとか、ダンシングしたりでストレッチを行い、集団につ いていく。8周目、Ravanello勢5名が先頭を固める。今シーズン最大の山場である。 幾分牽制気味になったため、本周回が一番ラップタイムが遅い。この影響か、岡和田 の痙攣は発生しなく回復した。深尾に足を使わせないよう気遣いながら最終周に突入。
(ゴール前)
最後の心臓破りの坂。位置取りを確定させ、有利にゴールに導きたい。Ravanello 勢各選手、好位置Keep。しかし、深尾だけが坂で遅れ始める。「笹森」「三谷」 「小向」は先頭で登っていく。気づいていない模様である。前へ出ろ!っと激を 深尾にとばす・・・・・が足がいっぱいですとの返答。また、状況判断もできな いような感じのふらついた走りを見せ始めた。「岡和田」引っ張りバックストレ ートまで引き上げた。下りは、牽制気味とコーズ幅から前へ出る隙間はまるでな し。強引にコースを開けさせ深尾を送り込む。が、この時点で先頭は10m程度 前に出ている。最終コーナー立ち上がりで、ふらつく選手の煽りをうけて岡和田 は落車寸前。なんとか持ちこたえてがゴールスプリント最終でゴール。深尾はな んとかスプリントに加わったものの、最後尾付近でゴール。最後の足が残ってい なかった模様です。ゴールスプリントではうまく集団を抜け出した、「笹森」が 10位で入賞。あとは集団ゴールで「三谷」22位「深尾」31位「岡和田」 33位と集団ゴールは果たした結果となった。
(レース後記)
実業団レース2戦目ではあるが、群馬カップよりよりレベルの高いレースが できたと思う。また、集団内の動きや各選手間の疎通も悪くなかった。去年 のゴールタイムを2分上回る早い展開でのほぼ集団ゴールは高く評価してい いだろう。

ハートレートモニター結果
後半痙攣の影響で押さえ気味に走ってるのがよくわかる

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なにかご教授ありましたらお願いします。
今後のレース・練習の参考にさせていただきます。

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PL 選手名 チーム名 タイム
1 掛川稔 パインヒルズ'90 1:23:18:96
2 磯部雅治 SPADE・ACE 1:23:19:43
3 小口直樹 なるしまフレンド 1:23:19.67
10 笹森靖 スミタラバネロパールイズミ 1:23:20:44
22 三谷均 スミタラバネロパールイズミ 1:23:21:55
31 深尾和孝 スミタラバネロパールイズミ 1:23:24:07
33 岡和田真治 スミタラバネロパールイズミ 1:23:30:00
34 小向秋男 スミタラバネロパールイズミ 1:23:39:37
61 喜連寛武 スミタラバネロパールイズミ 1:31:42:08:58
76 佐藤克幸 スミタラバネロパールイズミ 1:35:55:31
- 矢嶋孝之 スミタラバネロパールイズミ DNF
- 川崎豊 スミタラバネロパールイズミ DNF
- 山田晶 スミタラバネロパールイズミ DNF
- 長岡隆彦 スミタラバネロパールイズミ DNF
- 永尾信治 スミタラバネロパールイズミ DNF

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