全日本実業団丸岡サイクルロードレース

Charlyが走って書いたレースレポート

クラス BR−2
日時 平成13年8月5日(日)
場所 福井県、丸岡町
天候 晴れ体感温度30度
コース 1周27km3周回
スタート時刻 7時00分
結果 73位(103人出走)
時間 1:50:26.814(TOP,1:49:44.516)
走行距離 75km
セッティング ギア選択(Front):53×39
ギア選択(Rear):21×12
決戦車輪はこちら(まだありません)

◆◇レース前コラム◇◆

昨年のBR-3では、「登りセクション」と「トンネル過ぎの下りセクション」が異常に辛く ゴールスプリントには足が残っていなかったことを記憶している。今年、周回数も増え、 その辛い内容が1cool増えることを想像すると、厳しい展開になることは必死である。ど こまで食らいついていけるかがポイントとなりそうである。また、決戦ホィールの「MAVIC -COSMIC CORBON」を導入し、平地中心でのこーずレイアウトに対応させるべく効果が期待 された。結果のほどは下記レポートで!!


◆◇レースレポート◇◆
【レースレポート】
スタート直後から、軽い牽制アタックが始まった。岡和田は常に前を意識し、集団10番手 付近をKeepする。Ravanello勢は「三谷」「深尾」「佐藤」の布陣。「深尾」「佐藤」は後方 待機。「三谷」「岡和田」で集団前方での展開となった。愛三、ミソノイ、バルバ、アングル といったBR-2常連のチームが果敢にアタックをかけていく。登りではちょっと重めのホィール を装着している岡和田は、早めにアドバンテージを稼ぎたく、アタックに乗り早くエスケープ 集団を形成したいと考えていた。何回か乗るがいずれも集団に吸収。1周目の登りは難なくク リア。トンネル内も集団で走行、下りも必死で付き、平地セクションでは足を使わず、先頭集 団で走行。昨年とは全く出来が違う。

いい感じで2周目にはいる。展開は2周目も同じである。 登りセクションでは早くも足が辛くなってきた。が、集団前方での登り開始だったので登り完了 時は集団後方と最悪の事態は避けられた。平地ではちょっと足を使い集団前方に戻る。

3週目早々前で落車発生。たまたま集団中程であったため、先頭に大きく遅れる。が、ここは 踏ん張りどころ。一気に集団にもどる。そこで足をためるべく、細かい動きはさける。問題の 登りセクション。集団のペースは一気に上がる。ここからがレースである。十分集中して動きに 注意をしていたが足が悲鳴を上げ始めた。ずるずると後方に追いやられ、登り完了2200mで集団 からちぎれる。「我慢」「我慢」「我慢」と監督の指示を思い起こし、上体の力を有効に駆使し もがくが集団にはおいて行かれる。このちぎりあいで約20名程度離された。トンネルから下り にかけて約8名ほどの小集団を声を掛け合って形成。効率的に下って、なんと集団が前方に牽制 気味で見えるではないですか!8名は一気にペースアップして集団復帰を試みる。残り10km程度。

最後の応酬、先頭では5名の逃げが決まったようだ。後ろの岡和田はあとでその話を聞いた。 8名の小集団は細かいローテーションで必死に追う。が、先頭を引けるのは4名だけ。仕方ない 引ける選手だけで引くしかない。集団まで100m。ここで岡和田は一気にギア倍数を掛けダンシン グでコンパクトに集団復帰。よかった。ここで集団に復帰できたのはわずか3名。残りは、遙か 後方。岡和田は集団内で回復を待つ。残り3km。小高い丘越えで、集団は活性化。緊張が走る。 ゴール前の位置取りをかけてスプリントが始まる。集団は一列棒状で、最終コーナーをクリア。 ここでの位置は50位くらい。既に逃げ組5名は40秒ほど先行している模様。必死にもがくが 番手を落として73位でゴール。「三谷」「深尾」は30位〜40位くらいで同じ集団ゴール。 「佐藤」は同じ登りで遅れ、集団復帰することなく後方ゴール。やれやれである。

【集団復帰】
何とか一度切れたが集団に復帰できた。これは、切れた選手が協力しあい、望んだ成果でもあるが レベルの近い選手同士が戦う実業団レースの形であろう。集団から切れてはいけないが、今年BR-2 に昇格し、集団ゴールできたことは大きな成長だと思う。数十秒の我慢が出来なかった点と、 Ravanello勢への仕事があまり出来なかった反省材料は残るが、自分としては、群馬カップDNFの 暗い雰囲気から解放され、次回大会に前向きに考えられるようになったレースであった。


【HR記録データ】
全日本実業団丸岡ロード
最大心拍数:185
平均心拍数:167
最大速度 :73.1km
平均速度 :40.2km

中盤の回復の遅さが最大の問題点だったと分析できる。これは、中盤の各チームの アタックにほぼ全部ついていき逃げに乗り遅れないように積極的な展開を行ってい た結果であるため、良しとしたい。後半の最後の難関、「登り」で切れるが、同じく 切れた5名程度で集団を見える位置まで捕まえ、牽制気味の集団復帰したスピード の背景が伺われる。


PL 選手名 チーム名 タイム
1 島沢由紀夫 ミソノイレーシングチーム 1:49:44.516
2 井上和郎 BALBA RACING 1:49:44.597
3 ニール・ミラー Bee Club 1:49:45.139
34 三谷均 スミタラバネロパールイズミ 1:50:22.274
55 深尾和孝 スミタラバネロパールイズミ 1:50:24.023
73 岡和田真治 スミタラバネロパールイズミ 1:50:26.814
91 佐藤克幸 スミタラバネロパールイズミ 1:53:05.009



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