SHIMANO鈴鹿サイクルロードレース

Charlyが走って書いたレースレポート

華麗なフォーメーション
チームTTスタート!
他チーム圧倒
シケインでも攻める三谷!
司令塔のcharly
もがききってゴール
燃え尽きた表情
積極果敢な「ロード」
クラス オープンMVA チームロードA エリートMU
日時 平成13年8月18日(土) 平成13年8月18日(土) 平成13年8月19日(日)
場所 三重県、鈴鹿サーキット 三重県、鈴鹿サーキット 三重県、鈴鹿サーキット
天候 晴れ体感温度32度 晴れ体感温度34度 曇り体感温度28度
コース 5周回29.32km 3周回17.592km 7周回41.048km
スタート時刻 7時45分 15時45分 13時20分
結果 24位(178チーム出走) 4位(225チーム出走) 106位(174人出走)
時間 43:00.11(TOP,0:00:02) 25:30.94(TOP,0:00:51.966) 1:01:03.76(TOP,0:00:20.830)
走行距離 29.32km 17.592km 41.048km
セッティング ギア選択(Front):53×39
ギア選択(Rear):21×12
ギア選択(Front):53×39
ギア選択(Rear):21×12
ギア選択(Front):53×39
ギア選択(Rear):21×12


◆◇レースレポート1◇◆

【オープンMVA 5周29.32km】
今年も鈴鹿がやってきました。
実業団レースとは違ったホビー系の漂うレースもまたいいのではとやって参りました。 今回は、茂木でのチームTTのリベンジと燃える選手4名を含む6名のRavanelloから の参戦。初日は午後にチームTTがあるため、午前中の本レースはあまり無理をせずに スタートした。とはいえ、走りだしたら、常に積極的なのがcharly流。前をKeepし常に アタックに集中する。

鈴鹿サーキット5周と短いレース。逃げがあったら即座に乗り、ゴール好位置を 狙う。数回のアタックはあったがいずれも決まらない。

最終の5周目、集団は速度を増し1コーナーへと飛び込む。ここまで、無駄足は一切使 わないcharlyはまずまず好位置keepでいつでもスプリントOKといった感じである。 いつもならこのペースアップに退く結果が今年はスピードがのび踏めている感がある。 かわいいCOSMICも吠えている。ゴールはなんとかもがききって24番手でのゴール。

実はなにを隠そう、この250名近く参加するカテゴリー、こんな早い着順でゴ ールするのは初めて。まずまずの結果に、ほぼ満足し、いい気持ちで午後のチー ムTTへと準備を進めた。


◆◇レースレポート2◇◆
【チームロードA 3周17.592km】
昨年、このチームTTは3名を同じ選手で構成、16位であった。今年、Ravanello高村監督 からTT決戦用ファニーバイクを授かり、「三谷」「岡和田」は専用マシンで挑む。また、 「笹森」は新作アルミスローピングの実戦投入ファニーをしのぐ戦力で期待がかかる。昨年 1周で撃沈した「平沼」は選手から降格(^o^)以前にも組んだことのある「堀江」での4名。 さらに、「笹森」「堀江」は午前中のレースは出場せずにこのTTだけにかけている。・・ 昨年の反省と今年茂木での経験を十分に生かし、スタートラインにたった。

最終確認は、司令塔「岡和田」から、各選手に「攻め方」「コース、風を考えた交代方法」 「タイムアップの秘訣」を再確認した。結果は、第4位、タイムも昨年より1分も縮める検討。 まずまずとおもいきや、3位に8秒差。悔やまれる結果となったが、今年の走りは4名がそれ ぞれ苦しさに耐えたレースであったことと、事前に確認した内容が十分生かされていたため、 反省材料はさほど無く、すっきりした後味であった。あえて欲をいうならば、3周回で競う TT、3周目のシケイン前で「笹森」が遅れる。これを「岡和田」の判断で待った。これを迷 わず切ってしまえば8秒は稼げた思う。「笹森」もいってくれぇ〜・・・と吠えていた。だが、 ここまで来て「笹森」切る訳にはいかず、笹森の下りのスピードも捨てきれなかった。この 点を10秒足らずの間に考え、最終判断として切ることにした。この躊躇が8秒の差を生んだの である。各選手の力ではなく最終的にタイムにつながる戦法を判断しかねた司令塔「岡和田」 の責任である。人間味を見え隠れしたところがマイナスにつながった。

あくまでも熱血「岡和田」でいけばよかった。・・とおもった。

強い選手は先頭を長く引き、また、コーナー手前や遅いチームを交わすときにも長くひきチー ムのペースを安定させた走りは過去にはなかったチーム総合力の向上と考えていいと思う。 登りは抑えめに、平地や下りでファニーバイクの特徴を生かした高速重視の隊列もうまくいった。 この感覚で来年の茂木ではなんとか入賞を果たしたいと思う。各選手には御礼をいいたい。 試合中、怒鳴りまくりの「岡和田」お許しいただきたい。

あと1分早ければ優勝も夢ではない。登録チームにも十分通用するチーム力となってきていること を最後に伝えたい。


◆◇レースレポート3◇◆
【エリートMU 7周41.048km】
鈴鹿個人レースのメイン「エリート」のスタートです。7周と一番長いレースであり、逃げが 決まりずらそうで実は決まった逃げは、確実といえるコース。

数度のアタックを試み、charly流の展開をつくって入賞圏内を目指した。逃げが決まらなかっ たら勝負はないものと割り切っての参戦。同じ、考えの「三谷」を始め、他チームの選手数名 と5周目のマウンテンポイントからのカウンターアタックでエスケープを試みることと戦略を 立てた。

今回のレースはマウンテンポイントとスプリントポイントを取りに行く選手と総合順位を狙っ ている選手にきれいに分かれていた。これはcharlyの狙っているレースに好都合。

4週目スプリントポイントで集団がばらけた際に飛び出した選手1名、この選手は常に前を走 りなかなかスピードもある選手とチェックしてたのでエスケープを試みることとし逃げに乗っ た。後ろから1名加わり3名のアタック成功。が、引ける選手は2名。半周で集団に吸収。 昨年と同じ展開である。攻めてあと2名で5名のエスケープであれば集団を諦めさせるくらい の時間を稼げるのにと・・・・不満たらたら。

5周目、約束のアタックに好都合の選手が飛び出す。これに「三谷」がつく。先ほどにアタッ クに「三谷」が乗ってくれればよかったのに、と思ったが仕方ない。まだ、回復していない 足に鞭をいれ、そのアタックに単独のっかった。3名の逃げは集団に完全に泳がさせられてい る感である。すぐに集団吸収。再度組み立てることとした。

6周目、一度集団後方へ下がり足をためる。最終周の位置取りに集中する。最終周、集団は隙 を許さない位置取り争いが熾烈になってきた。

常に集団先頭で積極的な岡和田は足が危険な状態になり、先頭を維持するのが厳しい状況とな った。なんとか前方を維持するがスプリントの足は無くなっていた。1コーナーからの超ロン グスパンのスプリントに加わるものの話しにならない状況。前方でものすごい落者があり、少 しビビル。入賞圏内は遙か遠いため危険なスプリントはさけた。集団中程でゴール。

数々のアタックでも早い回復と短い距離では最後まで集団前方維持できる能力を身に付ける 必要があると感じた。



【HR記録データ】
SHIMNO-SUZUKAチームロード
最大心拍数:187
平均心拍数:170

下のエリートロードのグラフと比較してもわかるように、心拍値が高値安定
平均で170を25分間続けるわけですから、日頃の練習成果が如実に結果として でます。回転重視の練習だけではなく、160以上の心拍(個人差はありますが、 追い込んだインターバルで負荷をかけたり回復を早める練習)を続けるような 追い込んだ練習が必要であることがわかります。それ以外はこの程度のチームタイ ムトライアルにおいては、経験とそのコースに適した作戦が結果につながります。
SHIMNO-SUZUKAエリートM-U
最大心拍数:182
平均心拍数:168
最大速度 :55.4km
平均速度 :40.9km

前半は集団前方、しかも5〜8番手付近なので大集団ほどは好影響を受けていないが 踏めていることもありコースの起伏などによる回復がかなり早い。後半はアタック に乗ったり度重なるエスケープを試みたが、速度変化は前半の集団走行とさほど変わ らず、良い傾向にあった。心拍もまだ余裕の範囲内であるが、粒のそろったメンツで の逃げになっておらず、エスケープは失敗に終わっている。この心拍変化を見る限り 本気で逃げたい選手が6〜8名そろえば確実に決まると実感した。


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