6th tour of japan大井市民ロードレース

Charlyが走って書いたレースレポート
クラス 上級者の部
日時 平成13年5月27日(日)
場所 大井埠頭周回コース
天候 雨:体感温度15度
コース 1周9.4km5周回
スタート時刻 9時15分
結果 29位(90人出走)
時間 1:04:37(TOP,1:04:33)
走行距離 47km
セッティング ギア選択(Front):53×39
ギア選択(Rear):23×12
決戦車輪はこちら

◆◇レース前コラム◇◆

最初の申し込みで落選。キャンセル待ちでやっと出場枠を獲得。是が非でも、入賞圏内 獲得したいレースである。昨年は、初めての上級者の部参戦。最後まで集団に残れ、実 業団(BR−2クラス)選手の駆け引きについていくことができたレース。今年は1年 間の実業団経験を生かし、マークするチーム、選手を徹底的に分析し、エスケープには 確実に乗り、ゴール前では好位置Keepできるよう意識を集中した。また、一方同クラス で、「三谷」も参戦しており、協力しあいながら、お互い入賞圏内Getで望んだ。 Ravanelloからは、「関口」「石川」もエントリーしていたがDNSで、今年から実業団 で走ることになった「上橋」「田中」がエントリー。彼らが、どのようなアシストを見 せてくれるか楽しみなレースでもあった。


◆◇レースレポート◇◆
【前半〜中盤】
5周回47kmで争われるこのレース。距離は短かいが、スピードの速さは毎年変わらずの このレース。今年も例外はなく、序盤から早かった。チームーオーダーは、「セレーノ・YAMADA・ レーシング」「C・C・YOU」「Team・You・Can」といった実業団にも顔をそろえるチームが主導権を 握ると想定。特に「セレーノ」はおなじみ「江本」をエースとし「須田」「山根」といった実力ある 選手4名がアシスト体制を引いている。強力である。Ravanello陣営としては、必ずあるであろう 「セレーノ」のエスケープに必ず1名乗り、後続はきっちり押さえる作戦でスタートをきった。 直後、「田中」が一気にペースアップ。これは他チーム有力選手が望んでいた展開にうまく使われて しまった感がある。Ravanello勢は先頭を固めざるを得ない。1周回完了のホーム前では、本命「セレ ーノ」が小刻みにアタック。反応するは「三谷」「岡和田」のみ。こんな展開にもめけず数々のアタ ックを繰り広げてくれる「セレーノ」圧巻である。
【後半】
中盤までも各チームのエース級選手がエスケープを試みるが、決まらない展開で息が詰まる レースに緊張が続く。後半、『セレーノ』対『Ravanello』の一騎打ち的な展開があった。 何度もアタックを試みる「セレーノ」これに執拗につぶす「Ravanello」我がチームは4名 元気に、上位を固めている。最終周各チームは、エスケープを諦めたようだ。自ら、逃げを 決めかねる我がチームとしてはいい展開といえよう。決して積極的とは言えないがこれも 作戦と言えよう。最終コーナー完了後、牽制にはいった。昨年はこのままロングスプリント と化したが、今年は、皆展開を考えている。だが位置取り争いは熾烈で、コース幅は広いが なかなか各選手ラインを譲らず、落車寸前のバトルが繰り広げられている。「三谷」も幾度か 落車寸前の体勢を持ちこたえての位置確保。「岡和田」はその後ろにちゃっかり伺う。「田中」 「上橋」も後続から位置を狙う。集団のペースも上がりスプリント開始。後続では数名の落車 が発生したもののおかまいなし。インもアウトも八方塞がりで行き場が無い状況からいい感じで 「三谷」が抜け出す。もはやアシストはできない。その後を縫って「田中」「上橋」「岡和田」 の順でゴール。数秒以内に50名程度の集団がゴールする結果となった。
【反省】
しっかり、アシスト体勢ができていた「セレーノ勢」一方孤軍奮闘といった「Ravanello勢」 勉強することはたくさんあるが、ゴール前でもがききれなかったRavanello勢は確かに負け である。「三谷」の上位ゴールを最高の成績として後は集団ゴール。もう少し、展開を読み 自ら展開を作る。場合によっては、展開に乗る。などの高度な技をなしえる技能を持ち合わ せる選手にみんな成長しつつある。こういったホビーレースで腕を磨き、本領発揮と今シー ズンのレースシーンを明るく照らす題材ができたかな?



PL 選手名 チーム名 タイム
1 出井公一 セオレーシング 1:04:33
2 カリドリオ・ホジェリオ・オリベリア C・C・YUO 1:03:34
7 須田晋太郎 ヤマダレーシング 1:03:34
12 三谷均 スミタラバネロパールイズミ 1:04:34
18 上橋教裕 スミタラバネロパールイズミ 1:04:35
23 田中良忠 スミタラバネロパールイズミ 1:04:35
29 岡和田真治 スミタラバネロパールイズミ 1:04:36


【HR記録データ】
6th tour of japan大井市民ロードレース
最大心拍数:181
最小心拍数:151
最大速度 :55.5km
平均速度 :38.0km

平地の周回レースでありSTOP&GOがあまりなくスピードの速い展開が続くため、高い心拍の継続が 特徴である。スピードの低くなっている部分はコーナーであり登りセクションではないため、通常とは逆 のスピード変化に対応して心拍も低く、瞬時に回復していることがわかる。数々のアタックについていく 余力が、この回復にあるものと思われる。周回コース(5周)ではあるが、展開がそれぞれ違うため心拍 及びスピード変化に関連性はない。


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なにかご教授ありましたらお願いします。
今後のレース・練習の参考にさせていただきます。

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