2006年11月27日
1997年からはじめた身の回りのコンピュータ全体の日記コーナーです。
仕事でソフトウェア開発をやっているので、仕事も趣味もコンピュータです。 そんな生活の中で起こったことや気づいたことを紹介します。
毎日書いてるわけではないのですが、のらりくらりと続いています。
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嫁さんがナナオの24inch WUXGA 液晶(FlexScan S2410W)を購入したので、 貸していたL557(17inch 液晶)が余りました。
嫁さんのPowerMac G4 が何年も使われず転がってたので、このG4 を借りることにして17inch 液晶をつないでみました。
CPU は400MHz で、メモリは640Mバイト詰め込んでます。
内蔵の10G HDD からMacOS9 が起動するはずなのですが、何故かOS が起動できません。
余っていた120GバイトのHDD に換装してFedoraCore4 Linux for PPC(DVD-R) を入れてみました。
インストールの途中に何度かリセットがかかったりして4,5 回やりなおしてみてインストールは何とかできたのですが、再起動してもHDD からLinux が起動しません。
インターネットを検索して、DVD-R からFedoraCore4 をレスキューモードで起動(boot プロンプトでlinux rescue)し、 インストールしたシステムにchrootしてybin を実行すると作成した Apple Bootstrapパーティション等に何か書き込めているようなのですが、 再起動してもやはりHDD からOS を起動できません。
ギブアップしてMac OS X(Tiger) 10.4.3 を買ってきました。税込14,800円でした。
Tiger ですが、買ってきて最初に気づいたのはOS DVD メディアのプラスティックの品質が悪く、 ムラがあって読めるかどうか心配になりました。 実際はなんとか読めるようですが、感じの悪いファーストコンタクトとなりました。
表は普通
裏の右側1/3にムラ(不透明)
中心部の拡大。全部同芯円のはずが、キレイな円になっていない. 中心から4番目の円がガタガタ
最初はTiger の領域と、後でLinux を入れる領域を切ってTiger を入れようとしました。でもインストールの最後にエラーになりました。 120G 全体をTiger 用にパーティションをとるようにしたり、入ってたSCSIカード (Adaptec AHA-2930CU)を抜いてみたり、 やはり4,5回インストールを試行錯誤してやっとMacOS 10.4.3 を入れることができました。
このPowerMac G4 は私に使われるのがイヤなようで、FedoraCore のインストールも、Tiger のDVD メディアやインストールも抵抗が大きかったのですがやっとカンネンしたようです。
おかげでMac mini を買う口実は崩壊しました...
WebブラウザSafari の表示フォントがきれいです。
コマンドターミナルを開くと、シェルとしてbash が動いていて、ls やvi といった UNIX のコマンド類が普通に利用できます。
デフォルトではroot ユーザが無効になっているようです。これを有効にする方法は アップルのサポートWeb (http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=106290)(リンク切れ) にありました。
コマンドプロンプトに出るホスト名がおかしかったのですが、/etc/hosts に自分のIP アドレスの行を追加し、 いっしょにホスト名を設定するとそれがホスト名になりました。 (DHCP ではなく、固定IPを利用しています)
DVD の中にあったOption インストールを実行することでX Window 関連を入れることができました。
更にDVD の中にあったXcode2 を入れると開発環境が入りました。無料なんですね。
さっそくkterm 6.2.0 のソースをとってきて、xmkmfしてからmakeし、 su してmake installでkterm を使えるようになりました。
kterm -rv -km euc &でkterm を起動し、 某巨大掲示板の未読集中管理をしているLinux マシン(Slackware)にssh で接続。 環境変数TERM をkterm に設定するとエラーになるので、xterm に設定してemacs を起動すると画面制御が時々おかしくなります。
Slackware は8bit キャラクタを通すので日本語を扱うことができますが、 日本語環境というものがありません。 terminfo のkterm 設定ファイル /usr/lib/terminfo/k/ktermはあるようですが、/etc/termcap にkterm の設定がなかったのでkterm のソースにあったtermcap.kterm の内容をそのまま追記して環境変数TERM をkterm に設定するとemacs の画面制御が正常になりました。 (ここらあたりはSlackware 側の設定の話で、Mac 側の設定ではありません)
ただ、Mac のキーボードが機能キーが少なかったり、 上下左右のキーが小さかったりと、慣れるまでやや不自由です。
Windows のタスクバーのような、 起動アプリのウィンドをワンタッチで呼び出す仕組みはないのでしょうか。
全体的にはOS付属アプリケーションのデザインがよく、SONY のPalm デバイスCLIE を大きくしてそのままPC にしたような印象です。
しばらくWeb とssh(kterm) のコタツ端末として利用していきます。
発売されたばかりのicom IC-R2500 (リンク切れ)を購入しました。
これはPCというよりは、無線分野のプロダクトとなります。 icom(アイコム) はアマチュア無線など、 無線機の世界ではとてもメジャーな日本のメーカーです。
IC-R2500 はUSB でPC に接続して制御することのできる、広帯域の無線受信機です。
AMラジオ、FMラジオ、アナログTVの音声、アマチュア無線、航空無線など、 10KHz から3299MHz(一部の周波数を除く)の範囲のさまざまな無線電波を受信できます。
電波を送信する機能はなく、純粋な受信専用機です。 なので取り扱いに無線の免許は不要です。
1台の中にメインとサブの2系統の受信回路を内蔵していて、 制約条件はありますが2つの電波を同時に受信して聞くことができます。
秋葉原の某無線ショップ店頭で「価格は問合わせください」 となっていたので聞いてみると定価89040円(税込)のところ、69800円(税込)とのこと。 PC を使わずに直接操作するための専用コントローラが付属しないIC-PCR2500 の表示価格が72000円ほどだったので、 それより安い(?!)ことに疑問を感じながらも即断で購入しました。
箱はおとなしいダンボールスタイル
本体の大きさは8ch のイーサネットハブを少し大きくしたぐらいの弁当箱サイズ. 2つのアンテナ端子とUSB ポート. USB の左となりはイーサネットではなく、専用コントローラを接続する端子です
PCで起動する制御ソフトの画面
実はこの製品の古い機種で、USB ではなくRS-232c でPC と接続するIC-PCR1000 を購入済みで、数年利用してきました。 このIC-(PC)Rシリーズでできることはアマチュア無線や各種業務用の無線、 AMラジオやFMラジオをアンテナを工夫しながらPCの趣味の延長で楽しめることであり、 単純に考えるとRS-232C がUSB になったぐらいで本質的な用途が拡大するわけではありません。 ただ、次のようなうれしいポイントがあります。
- PCからの制御だけではなく、専用の外付けコントローラで操作することも可能
- USBは操作だけではなく、受信音データをUSB でPC にリアルタイム伝送し、PC 側で音を出力したりHDD に録音したりできる
- 自室ではIC-R2500 を利用し、リビングのノートPC(嫁さん所有)ではIC-PCR1000 を活用できる
- PC用のアプリが格段にカッコよくなっている
- 音質がややソフトな感じで聞きやすくなった(と私は感じます)
付属の専用コントローラ. 写真ではフラッシュに負けてるけど、実際はオレンジのヒカリモノ系でうれしい
ただがっかりしたのは、PC の専用アプリからの制御と、PC を使わずに制御する専用ハードウェアコントローラは排他利用となっていることです。 PCで操作している時は専用コントローラは利用できません。 逆も同じです。
IC-PCR1000 とオプションのモジュールで可能だったFM の文字放送受信機能もなくなっています。
昔、無線とかを楽しんでた方で最近PC でおもしろいことないなー と感じてる同世代のみなさんは、 こんな受信機で遊んでみるのもよいのではないでしょうか。
ATA(IDE) HDDドライブのHDD password については、 情報漏洩対策としてかなり有効だけど、絶対安全なのか? という疑問がありました。
今回またWeb を検索してみたところ、 非常に力のある記憶メディアサルベージ業者を発見してしました。 WinDiskRescue (http://www.kumanan-pcnet.co.jp/)
HDD パスワードはHDD のトラック0 と呼ばれる領域に書き込まれていて、 このデータを直接読むことはできないので特殊な設備を用いて復旧させるようです。
NEC技報 大容量ハード・ディスク時代の情報漏えい防止「Lock-it!」 にはATA規格のHDD passwd がどのような命令セットになっているのかが紹介されています。
トラック0にパスワードを書き込んだり読み出したりする処理は、通常のread/write 命令ではなく、HDDのセキュリティ状態遷移を変更するunlock コマンドのような、専用コマンドの引数としてパスワードデータを扱うそうです。 ロック状態のHDD に正しいパスワードでunlockコマンドを実行すると、read/write コマンドを受け付けるUnlocked 状態になると。(ロックされている状態では、そもそもread コマンドが無効になる)
ここまで調べると、Web を検索するキーワードがリッチになってきました。 さらに検索をすすめると、なんとhdparm でHDD パスワードを操作できるらしいことがわかりました。 例えば会社でPC を廃棄するときに、データ削除ツールでHDD を消去して、1CD Linux を起動してhdparm でHDDパスワードをかけて廃棄するととても安心です。
そこでBIOS がHDDパスワードをサポートしていないPC でKNOPPIX やSlackware のDVD でPC を起動し、hdparm を試してみました。 しかしながら、いまのところうまくいっていません。 hdparm の--security系オプションでHDDパスワードを扱うには、linux kernel の バージョンに条件があるようです。
Debian化した玄箱の250G HDD が先日クラッシュしてしまいました。
ACアダプタではなく、電源内蔵型の玄箱で温度のことを心配はしていたのですが、 24時間常時稼動で1年半ほどでディスククラッシュとなりました。
玄箱の使用はもうやめ、玉突きで後継PC を引き当てるために新規に小型PC を1台作成することにしました。
秋葉原でデザイン重視でケースを探していると、ちょうどSilverStone の新型ケースが目にとまり、これにしました。
LascalaシリーズのSST-LC19。薄いピザBOX型(という言葉があるのです)で、 MicroATX のマザーボードを搭載できます。
薄型光学ドライブ用のベイがあり、電源は120W のACアダプタが付属しています。 HDD は3.5inch のドライブを光学ドライブの下に1台搭載できます。 NeXT ステーションもどきのスマートなPC を作成できそうです。
(Impress のAKIBA PC Hotline! の記事)
これに組み込んで利用するため、VIA のEden 800MHz CPU(Pentium互換です) をオンボードで搭載したMini-ITX マザーボード EPIA-SP8000E, HGST のSATA 250G HDD HDT722525DLA380, パイオニアの薄型DVD-RAM(他)書き込みドライブDVR-K16/MP を購入しました。 メモリは手持ちのPC2700 256M を活用することにします。
組み立ててみたところ、発売間もないケースのためか、 人柱状態でいくつか不具合に直面しました。
不具合 その1
3.5inch HDD を固定金具に4つのネジで取り付けられるようになっています。 しかし、その1つはケース前面にあるUSB端子やIEEE1394 端子のベース基板と干渉する場所になっています。 4つではなく、3つのネジで固定するようにしないと、 ケースに金具を配置する時に基板を破損することになります。
右がその写真です。緑の基板のちょうど角の位置にネジ穴がきます。 この穴にネジを使用すると金具をこの位置までスライドできなくなります。
不具合 その2
電源が120W のACアダプタなのですが、ケース内部にAC アダプタから受け取った電圧を3.3Vとか5V に変換するための基板があります。 (右の写真)この基板から異音がします。電源がOFF の状態でも、マザーボードに待機電流を流している時は異音がします。
マザーボードを接続せず電源単体では異音はしないので、 不具合原因はマザーボードにあるのかもしれないし、 組み合わせの相性の可能性もあります。 はんだ付け不良を確認したり、 エアダスターで細かいほこりを吹き飛ばしたりしても改善しません。
AD-L7927 という120W ACアダプタキットがあり、 変換基板の形状がこのケースのそれと酷似しています。 秋葉原でこれを購入できないものかと立ち回ってもみたのですが、 扱っていたショップでもPSEマークに絡んで業者に返品してしまい、 今は置いてないとのことでした。
Linux のインストールとその後の動作確認では電圧異常などによる不具合はなかった のですが、出火などが心配なのでACアダプタは利用しないこととして、 別途準備した小型の電源(WinDy Varius 220SB)をケース内に適当に組み込みました。
不具合 その3
薄型光学ドライブを搭載できるのですが、固定位置の精度が悪く、 金具の固定ネジをゆるめにしめてやっとトレーの開閉ができるようになります。 きっちりネジをしめるとケース前面の開口部に合わないためトレー開閉ができません。 (スロットインタイプの光学ドライブだと心配はないでしょう)
不具合 その4
ドライブやマザーボードを固定するためのネジが付属するのですが、 これの品質がデタラメです。ネジの溝がつぶれていたりします。 安価な粗悪品のようなので、ネジは別途自分で調達するべきです。
(不具合 その5)
自分で小型電源を入れたので、もうPCIカードは格納できないのですが、 PCIカード関連の金具(3種類付属)の精度も怪しいです。 電源を組み込む前にちょっと確認しただけなので何か私のミスがあったのかも しれませんが...
このケースはファンを備えていません。マザーボードEPIA-SP8000E も低消費電力型CPU搭載でファンレスなのですが、 ずっと使っていると熱めになるのでファンを設置しました。
具体的にはヒートシンクとケース上面の間に約10mm の空間があるので6cm角の10mm 厚ファンをはさみこみました。 それと、HDD 周辺の冷却のため左側面の多数の通気口を利用して4cm 角ファンをインシュロックで適当に固定しました。
上のピザボックス型ケースを組み、Slackware Linux (current版) をインストールしてみました。
動作確認ではKNOPPIX4.0 や古いSlackware 10.2 のDVD-R から起動できたのですが、 今回インターネットからダウンロードして作成したブータブルDVD-R は内蔵した薄型ドライブDVR-K16 を用いて起動することができませんでした。
外付けでUSB DVDドライブ(Panasonic LF-P767C)を接続すると、こちらからはDVD-R を起動できたので不可解です。
SATA HDDにLinux を入れるのは今回が初めてなのですが、 Slackware の起動はsata.i というブートイメージをboot プロンプトで指定するとHDD を認識できました。
SATA HDD は/dev/hdx ではなく、SCSI のように/dev/sdx の形式になるようです。
そのほかは特に困ったことはおこらず、ビデオチップ(VIA UniChrome Pro AGP) もネットワークチップ(VIA VT6102 Rhine-II)も自動で認識されました。
電源の電圧・ファンの回転数・CPU温度をLinux から測定したいのでlm_sensors をインストールしました。
2004年3月3日の日記に書いた内容に 沿って今回もセットアップできました。
具体的には https://github.com/lm-sensors/lm-sensors/や アーカイブ.org にあるlm-sensors.org の記録 からi2c-2.10.0.tar.gz とlm_sensors-2.10.0.tar.gz を入手し、 i2c-2.10.0 をmake all してからmake installし、lm_sensors-2.9.1 を make all してからmake install します。カーネル再構築は不要です。
(カーネル2.4.X の手順です。2.6.X では違ってくるかもしれません)
/etc/modules.conf にalias char-major-89 i2c-dev を書き込み、 /etc/rc.d/rc.local に次の4行を書き込みます。modprobe i2c-core modprobe i2c-isa modprobe i2c-proc modprobe vt1211
再起動すると、sensors で次のようにセンサー情報を得ることができました。% sensors vt1211-isa-6000 Adapter: ISA adapter VCore1: +1.72 V (min = -0.05 V, max = +4.42 V) +5V: +4.71 V (min = -0.08 V, max = +6.31 V) +12V: +11.78 V (min = -0.18 V, max = +15.00 V) +3.3V: +3.28 V (min = -0.05 V, max = +4.18 V) fan1: 0 RPM (min = 0 RPM, div = 2) fan2: 3212 RPM (min = 0 RPM, div = 2) Int Temp: +41.3 C (high = +196 C, hyst = -67 C) ERROR: Can't get TEMP2 data! Proc Temp: +42.8 C (high = +196 C, hyst = -67 C) ALARM ERROR: Can't get TEMP4 data! vid: +1.850 V (VRM Version 9.1)
ファンをつけたあとなので、このようにCPU温度は常時43度前後なのですが、 ファンをつける前は60度ぐらいでした。周囲の環境は27度程度です。
私のインターネットWebページは1996年6月10日にはじめて公開しました。 今日で丸10年たったことになります(^_^)
よく続いたものだ...
組み立て電子キットPICNIC を用いて自作のLinux プログラムでLAN に接続したPICNIC の液晶に文字を表示できるようにしてみました。
こちらにまとめてみたのでよければ見てみてください。
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この秋に発売された、イーサネットにぶらさげることのできるSHARP のカラー液晶ファクシミリ複合機 UX-MF50CL(見楽る:みらくる)を購入しました。
量販店で後日中古の電話機を差し出す約束で1,000円引きとなり、 38,900円でした。10%のポイント還元が付きました。
この機器はUSBだけではなく、LANでPCに接続可能です。 複数のPCでこの機械を共有できるし本機を廊下など、PC から離れた場所に設置することもできます。
その他に次のようなうれしい点があります。
一方で次のような困った点,残念な点もあります。
- 受信したFAX 画像を紙に出さず、電子ファイルとしてPCで受け取れる
- PCで編集したFAX原稿を紙に印刷せずに、この機械を経由してPCから送信できる
- FAX送信履歴をWebで確認できる
- 電話の着信履歴をWebで確認できる
- Webで電話帳を編集・閲覧できる
- 液晶のメッセージを見ながら、簡単に紙をSCANでき、結果をPCに取り込める
- 子機との通信がデジタル形式である(電波による盗聴が困難)
- 印刷エンジンはHP製のようで、インクはHPのインクカートリッジ
- ボタンを押した時点からさかのぼって過去45秒の時点からの通話内容録音が可能
- SDカードのリーダ/ライタを備えていて、それをLAN で共有できる(簡易共有ストレージ)
- 受信FAXをEメールに転送できる
私はIP電話を利用しておらず詳しくないのですが、本機はLAN 上の電話端末にはならないようです。
- 専用ソフトウェアをインストールすると、PC上でTCP port 5134 でFTP サーバが動作する(!)ようになる
(付属のネットワークツールの詳細設定でユーザID とパスワードを設定することができます。 デフォルトではこれらが設定されていません。)- 給紙ホルダー部分にカバーがなく、紙をいれたままにしておくとホコリがたまりそう
- この機械がもつFTPサーバの、SDメモリカードを指すディレクトリ名が 「外部メモリー」であり、日本語名称になっている
- 付属する子機の液晶上の文字表示(フォント)が粗くチープな印象
印刷はカラーですが、写真をきれいに印刷するにはフォトインクが必要で、 これは別売りになっています。
マニュアル上では交換用のインクはSHARP のオンラインサイトで購入するように案内されていますが、 ヨドバシカメラ店頭で購入可能であることを確認しました。
ちなみに こちらからリンクをたどっていく(リンク切れ)ことでPDF 形式の詳細なマニュアルを閲覧できます。
電話やルータなど、常時電源ON の状態で利用する機器には家庭内のサーバー的役割を期待してしまいます。
この機器もUSB端子に接続したHDDをNASとして利用できたり、更にDLNA のサーバーになってくれたりするとうれしいのですが。
それとかWebサーバがもっとカスタマイズできて、 家庭内のスケジュール共有とか伝言板になってくれるとうれしいですね。
ちなみに本機にnmap でスキャンをかけてみたところ、次のような結果となりました。
Starting Nmap 4.10 ( http://www.insecure.org/nmap/ ) at 2006-11-25 23:07 JST Interesting ports on 192.168.XXX.XXX: Not shown: 1674 filtered ports PORT STATE SERVICE 21/tcp open ftp 80/tcp open http 113/tcp closed auth 137/tcp closed netbios-ns 9100/tcp open jetdirect MAC Address: 08:00:XX:XX:XX:XX (Sharp) Nmap finished: 1 IP address (1 host up) scanned in 18.940 seconds (一部、意図的にマスクしています)
netbios-ns はDHCP で動作している場合でもホスト名でWindows クライアントから接続するためのname service でしょうか。
tcp port 9100 のjetdirect というのはヒューレットパッカードのプリンタのネットワークプロトコルで利用するもののようです。
nmap の-OオプションによるOS判定はNo exact OS matchs for host と判定エラーになりました。OSは何なのでしょうか。
telnet でhttp のポートに手動接続してみると、次のようなHTTP ヘッダに続いてデータ本体が返ってきました。
% telnet 192.168.XXX.XXX 80 Trying 192.168.XXX.XXX... Connected to 192.168.XXX.XXX. Escape character is '^]'. GET http://192.168.XXX.XXX/ HTTP/1.0 HTTP/1.0 200 OK Server: dtHTTPd/1.1 Content-Type: text/html Content-Length: 558 Connection: close : : :
Webサーバに利用されているdtHTTPd ってなんなんでしょうね。