
土日+10月の体育の日+有給休暇で4日間の北海道ツーリングに出かけてきました。 時間が限られる社会人の
自転車旅行という条件を考えると、日照時間の長い7月の海の記念日の前後が良いと思っているのですが、ここのと
ころ7月は仕事がけっこう忙しい時期となり、ここ数年は9月〜10月の連休を利用して出かけています。17時には暗
くなるので走行距離が稼げずルートのバリエーションが限られるものの、9月後半から10月前半までは晴天を期待で
きるのがメリットです。

羽田空港11:35発ANA4751便で女満別空港に13:15到着。 曇り空でしたが天気予報では夕方から降雨になっ
ていましたが、とりあえずは大丈夫そうでした。 昨年は釧路から北上して向かい風を受けたので、今回は女満別空
港から南下するルートです。

宿のある清里まで、空港から濤沸湖を経由します。女満別周辺は起伏が多く、アップダウンの道が続いています。
以前、知床から女満別空港に向かうときに、チェックイン時間に余裕を持たせていたのに予想外のアップダウンで、
かなり焦ったことがあります。
アップダウンの道といえば開陽台の近くのミルクロードが有名ですが、それ以上のスケールの道も多くあり、風を受け
ながら(切りながらではありません (^_^;) 下ってゆくのはほんとに気持ち良い時間です。 そんな場所を通りつつ国道を
避けて農道を選びながら進みます。

濤沸湖に到着。湖岸に馬が放牧されていました。

涛沸湖 水鳥湿地センターに立ち寄りました。 木の香りとぬくもりで、座っているだけでくつろげる建物です。先ほど湖
畔に出たときに上空を2羽の白鳥が飛んでいたようなので、スタッフの方に聞いてみると白鳥はまだ飛来しておらず、
最初の目撃情報かもしれないけれど、タンチョウのツガイではないかという説明でした。 そう言われると、見かけたの
は確かにタンチョウだったようです。

濤沸湖のJR最寄駅の北浜駅に立ち寄りました。 一昨年に来た時は小さな駅に観光バスが止まり大勢の人がいたの
で遠慮しましたが、今回は誰もいなかったので駅に隣接する展望台からオホーツク海をしばし眺めました。

16時を回って日が暮れてきました。 濤沸湖から少し離れた国道244号沿いに立つフレトイ展望台に登ってみまし
た。

残念ながら曇り空で、もう一つという感じですが 濤沸湖と知床方面から網走方面まで海岸線を一望できました。厳冬
期だと登るのが大変そうですが、流氷を見るのにもよい場所だそうです。

17時前に日没となり、どんどん暗くなってゆきます。 あとは予め国道を外して入力しておいたGPSのコース通りに宿
を目指しました。 振り返ると西の空がちょっぴり茜色になり、明日からの快晴を教えてくれている様子でした。
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