![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
Best viewed at 1280x1024 resolution. Checked at [MSIE3/4+] [NN4+] |
出会い |
このページは突発的に作成しました。近所にあるキックボクシングジムがあまりにも怪しいので我慢出来なくなってしまったのです。 最初にそのジムの存在に気付いたのは、現在の住居に引っ越してからすぐでした。通勤時に通る道沿いにそのジムはそびえ立っていたのです。 その時、私の目はジムに釘付けになりました。壁に直接スプレーしてあるあまりにもチープな看板(と呼べればですが・・)に 「○○ジム。日本1ズーツなジム」 と凄まじく下手な字で書いてあったのです。ズーツとは何か?私は悩みましたが、現在ではジムの名前が変わってしまったので謎は解けないままです。 どちらにしても何かの誤植であろうことは容易に想像が付きます。 通りに面した車3台分の駐車スペースがある以外は極普通の2階建て家屋という感じで、何回前を通ってもそれらしき音が聞こえず、人の気配も無いので 潰れたのかな・・・と思って、それ以外はあまり気にはしていませんでした。 ところが! 毎日前を通っているうちに微妙に変化が起きていることに気付きました。箇条書きにしてみると、以下のような感じです。 1:左右両側のブロック塀がなぜか白く塗り潰された。 2:塀とか付近の自動販売機とかにキックボクシングがらみのポスターが貼られているのだが 枚数が徐々に増えていく。(しかし雨が降るとボロボロになって枚数が減る) 3:ブロック塀にスプレーで直接、「学生ローン、年利x.xx%。女性もOK」などと 暴走族の落書きのような字で書いてあった。(電話番号まで・・・) 4:何故かセメントの袋などが玄関の前に置いてあったりする。不気味である。 以上のようなことから、確かに人のいることは解りました。そしてある日何気なく見てみると駐車スペースを少し潰して 天井の異常に低いトタン板製の掘っ建て小屋みたいなのを作ってありました。ガラス窓に見えるものもプラ板のようでした。 恐ろしくて中を覗くことはありませんでしたが、気になって気になって夜も眠れない有り様です。そして数日後・・・・。 深夜にコンビニに買い物に行こうとして歩いていると、前方より「ズバン! ズバン!」と肉を叩くような音が聞こえてきました。 これはまさか・・・! 高まる胸の高鳴りを抑えて歩いていくと、あの掘っ建て小屋の中に裸電球がぶら下がり、明々と室内を照らし出しているようです。 そしてあの音はその中から聞こえて来るのです・・・! 勇気を持って近づき、中を覗いてみると、それはそれは恐ろしい光景が眼前に広がりました。天井まで1m90cmぐらいしかない小屋の中で、裸電球のオレンジ色のくすんだ明かりの元、 1人のキックボクサーがリング(そのチープなことと言ったらとても文章には出来ません)の上でミットを付けたトレーナーを激しく蹴っていたのです。 別にジムだし、普通じゃん、と思われることと思いますが、あの恐怖は文章では表現できません。残念です。 |
現在 |
その後、そのジムは私の心の中で大きな位置を占めるようになりました(うそ)。 しかしあれからその掘っ建て小屋の中で練習をしているのは見たことがありません。あれは幻だったのでしょうか? 何はともあれ、このジムはその後も話題を提供してくれます。 ![]() 原料は薬草です。1週間で3Kgやせられる。ドイツ生まれです。厚生省認可。080-94-xxxxxです。120錠 ¥20000− いきなり原料は・・ってとこから文章が始まるのが素晴らしいです。ドイツというのがいい感じです。厚生省が認可したそうです(^^)。 しかし携帯っていうのが怪しい。そうで無くても怪しいか・・・。 問題は何故こんなビラがキックボクシングジムの塀に貼ってあるか、です。とはいえ2、3日もしないうちに無くなってしまいました。 で、次です。 このキックボクシングジムのすぐ近く(30mぐらい)のアパートの階段の下で、ある日トランクが置いてあるのをアパートの住人が見つけました。そのトランクは親のかたきと言わんばかりに ガムテープでグルグル巻きにされていました。その中からは当然腐乱死体が発見されました。私の家にもデカが聞き込みに来たりして、ちょっとドキドキでした。 事件はばっちり迷宮入りになってしまいました。御冥福をお祈りします・・・。 あ、これはジムの話と関係ないですね。ごめんなさい。 で、さらに次です。 1998年初頭に気付いたのですが、ジムの駐車スペースに、ドーンとアイスクリームバスが止まっています。 ジム・掘っ建て小屋・怪しいポスター・怪しい日本語スプレー広告(ローンとか)とアイスクリームバスのピンクの可愛い色合いと、 フロントに書いてあるピエロの愛苦しいイラストがあまりにもミスマッチで、目眩がしてきます。もちろん、何故こんなものが駐車してあるのかは解りません。 |
未来 |
今日前を通ってみたら、赤地に黄色の文字で(しかもペンキたれまくり) MA・マーシャルアーツって書いてありました。 いったいどっちなんだ! と思ったのも束の間、それから1ヶ月後には、その看板の横に新たな看板が追加されていました。その名も・・ 「サンライズ工業」 これで家の前のセメント袋の数々が説明できそうなものですが、当然全く説明にはならないのでした。 一体、何を生業としているのかさっぱりわかりません。相変わらず人の気配もないのですが、車だけは昼間はありません。 また、玄関の横に般若のお面が飾ってあることも判明しました。 更に色が金色。実にジャパネスクロマンあふれる居住まいとなっています。 今後も何か動きがありしだい更新する予定です。 |