2001.11.4
黄金比

相方の愛用する料理の本をなにげなく眺めていたら、わたしの好きなじゃがいもとねぎのスープがでてきた。著者によると「このスープがおいしくできる秘密は量にある。ねぎ1Kgに対してじゃがいも1Kg、それが黄金比なのだ。」とある。 思わず、頷いてしまった。
広辞苑で黄金比をひくと、=黄金分割、ほぼ1:1.618の比率で長方形の縦横がこの比率だと安定した美感を与えるとある。 長さの単位に限らず、万物における最良の比率という解釈だろう。
しかし、個人個人で黄金比の比率は微妙に異なるのだろう、そうでなかったらクローン人間である。恐らく長方形の美感で統計をとれば縦横1:1.618の形が一番人気となるのであろう。ではなぜこの比率が一番人気なのだろうか?ギリシャ時代には既に黄金比は知られていたと言う。いったいだれが脳に1:1.618なる値をインプットしたのだろうか?それともDNAにそんな値が潜んでいるのだろうか?科学の進歩によっていつかはこの理由は明らかになるだろうか?

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