2002/03/22
名古屋キックツアー2日目
2日目は全行程の中で一番のロングラン。しかもどの道を選択するかが難しい。
中間地点の焼津まではだいたい通る道は決まっている。この中で難関と思われるところが2箇所ある。
それは「由比−清水間」と「大崩海岸」である。
大崩海岸はインターネットで調べたり、実際に車で走った人の意見から「危険」と判断し輪行することが決まっていた。
由比−清水間は非常に走りづらいと評判が悪かったが危険というのはなかったので、どうするかは決まっていなかった。
実際に走って沼津−田子の浦−富士川くらいまではなかなか楽しかった。富士山が真横にどーんと現れてすごく感動した。
この道はもう一度走りたいと思う。もっとも走りやすい道とはいえなかったが。
由比に入ると国道1号に入ったりどろどろのところに入ったり、歩行者用の通路を作らないで工事しているところがあったりと散々で、しかも雨までふってきてしまった。
前日の予定では、8時出発の清水に10時着(だいたい30キロくらいとみて、平均時速15キロでという計算)と考えていたが、ついたのは12時すぎ。
清水駅の近くにある「なすび」というお店で昼食をとることにした。
ここではイケメンの見習おにいさんやおねえさんに応援されたり、とってもボリュームがある海産物をいただいた。
ここももう一度おとづれたい店である。ほんとおいしかった。
ある意味、遅れたことによってここでゴハンを食べれたのはよかったと思う。走りきることが目的ではないのだ。
清水は2日目の行程の中では序の口の部分である。進行中は雨や向かい風で思ったように進まないし、この日の完全自走は既にあきらめていてどの時点でどこまで輪行するかを決めなければいけなかった。
輪行して浜松に到着というのはなんとなく味気ない。浜松の2個手前くらいで降りてそこから走ろうと提案した。
安倍川のところで石部屋という安倍川もちのお店に入った。本場の安倍川もちである。とてもおいしかった。
ここから安倍川駅まで走り、そこから輪行。
安倍川駅へんな駅で駅の改札へいく階段の途中に駐輪場がある。
ここから輪行したが、意外と電車が混んでいて慌てる。
実際に乗った車両は私とこぐさんが先頭車両。(た)さんが3両目。残りのみんなは最後尾に乗った。
浜松に近づいているうちにだんだん雨が降ってきた。時間も見ると5時を過ぎていた。
ここでトランシーバが活躍。電車内で離れながら連絡が取れた。もっとも携帯電話でもできるのだけれど。
雨も強くなってきたのでこのまま浜松までいくことにした。
この日は雨がふっていたので浜松のプーさんおすすめのうなぎ屋までいくのはやめて浜松駅近くのうなぎ屋で食べた。
ミソノイサイクルにもいった。まきさんはプーさんに会いに雨の中を走った。
みんなおのおの楽しんだようだ。
浜松で泊まったフィットネスホテル330は最高のホテルだった。1人あたり4000円で朝食つき。
設備もよく、部屋もすごく広かった。
ホテル内にコインランドリーがあるのもよかった。
コインランドリーは順番でやることにした。最初に終わった(た)さんが私の部屋にきて
「終わったけど、変な女の子がいるから気をつけたほうがいいよ」といった。
たかさんと二人でいってみた。すると地べたで花札をやっていた。
高校生くらいの女の子3人だった。花札というものがもつイメージとはこういうものか、とこのとき知った。
私は花札だけでなくカードゲーム全体に愛着がある。中学生の頃は花札のルールを考案したり、花札自体を自作していた。
しかし今目の前に広がる光景は、いかにも不健全な感じなのである。
本来ならトランプとなんら変わりのない、ゲーム用のカードである。
洗濯機を見るとまわっていた。洗濯機の上には若い女性の衣服がまだたくさんのっかっていた。
おそらく彼女たちのものだろう、まじまじと見るのもわるいので戻ることにした。
エレベータを待つ間、彼女たちにはなしかけてみた。
「旅行か何かできてるの?」
「合宿できてるんです。自動車の」
すぐに嘘とわかったが「へえ〜ふうん」と感心してみた。
「まだしばらくかかるかな?」ときいてみると
「ごめんなさい、あと3回分くらいあるんです」
と謝られた。別に悪い子たちじゃないみたいだ。それなりにかわいいし(?)
結局、このあと数時間後いっているとやはりまだ花札をやっていて、でも洗濯機は空いていたので洗濯した。
洗濯したあとに乾燥機はまだしばらく空かなそうだったので、部屋に干すことにした。
エレベータに乗る際に「おやすみなさい」というと彼女たちも声をそろえて「おやすみなさーい」といった。
旅は人との交流である。ナンパというなかれ(笑)
写真集
富士山である。右を向けば大きな富士山。それだけで感動である。
途中のコンビニでアイス。アイスもめちゃくちゃくいましたねえ。
富士川を渡ったあたり。
富士山を背に。道を検索中。周りには警察の方がたくさん。
ついに尋問か!?というわけではなく、道を教えてもらったのでした。人とのふれあいの旅である。
ここから先が地獄の由比ロード。特にアップダウンもないのにへろへろ。
やっとこさ清水に到着で、昼食は「なすび」で。
左が(た)さんの生さくらえび、生しらす、まぐろの赤みのどんぶり。右が私が頼んだまぐろのかまのあんかけ風。でかいし、ゴハンはお櫃にはいってきた。
国道150号、通称いちごロードである。いちごジェラートゲット!やっぱカナシブはアイス食べないとね!
神奈川支部ナンパ隊のみなさま(笑)ではなくて、人とのふれあいの旅なのでした。
ここにはバックパッカーも立ち寄ったりするらしい。外で食べていたら話し掛けてくれた。旅っていいね。
太平洋自転車道に入るかどうか悩み中。私が評判が悪いとの情報をいっていたため。実際に走るとすばらしい道だった。もっとも太平洋自転車道は長いので、区間や季節によって異なるらしい。
「石部屋」です。「石」部屋ではなく「石部」屋さんです。
左がからみもち。わさびじょうゆでいただきます。右が安倍川もち。きなことあんこでございます。
安倍川駅で輪行。ここは2階の駐輪場。3階が改札になっている。自転車重いよう。
浜松のミソノイサイクルさん。2階がマニアックなブースになっていた。商店街の真中にありとてもにぎやか。
そういえば浜松は結構都会だった。ミソノイサイクル周辺は横浜の関内に似ていた。
ディナーを食べたうなぎ屋さん。たかさん見つめる先は名古屋か。
作成者:にち (nish@lares.dti.ne.jp)
作成日:2002/03/30作成 2002/04/14
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