1.分解清掃
まずはバラして掃除しましょう。普段は見ることができないところに手を入れることこそメンテナンスの真骨頂。開けてみたらホコリがいっぱいかもしれません。
Last Update:
25.Nov.2000
HOME
TOOL
MAINTE
REPAIR
TUNE UP
LAB
TODAY
CALL ME
BBS
LINK
PROFILE
まずは弦を張った状態でネックの反りを見てください。反りがなければOK。反ってる場合は「順反りなのか逆反りなのか」「どの程度反っているのか」をよく覚えておいてください。そのあと弦を外します。弦を替える時こそがメンテチャンスとも言えますね。
たまにはピックガードも外してみましょう。ジャズベースの場合,ピックアップの隙間なんかはこうしないと掃除できません。ついでに電装品も開けて点検しましょう。ただ,あんまりしょっちゅうネジを外してるとバカになっちゃうことがあります。この場合はネジ穴に木工用ボンドを注入し,ツマ楊枝やマッチ棒を差し込んで埋めてしまいます。じゅうぶん乾かして上から再びネジをもみ込めば大丈夫。
ピックガードの裏にあたる部分やピックアップの隙間をクロスや綿棒で重点的に清掃します。ついでにピックガードは台所用洗剤で洗っちゃいましょう。
配線を切らないように気をつけながら電装品まわりを掃除機で掃除しましょう。ギター類ってのはイイカゲンな商品で,こういう見えないところは新品でも木くずやハンダくずが散らかってることがよくあります。こんなものがボリュームポット内部に入っちゃったりしたら大変です。接点洗浄剤はジャックの接触不良に特に有効です。ボリュームポットにガリが出てきたらこちらの内部にも吹きつけておきましょう。似たような商品で接点復活剤ってのもありますが,これは揮発性ではないため使用後に拭き取らないとかえってホコリを呼び込みます。
次は指板&フレットのメンテナンス→
このサイトのすべての文,画像を無断で使用することを禁じます。(C)Y.Oshima 2000