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昨年末に買いこんできた特価品の21インチテレビ。安物とはいえ画面の両側にスピーカも内蔵されているステレオ対応のAVテレビです。
ところが,実際にビデオやレーザーディスクを接続してアーティストのライブなんかを視てみると,これが実に見せかけだけでぜんぜんいい音がしません。高域はこもっているし,低域はぜんぜん出ない。おまけに音の分離も悪く,ステレオだってのに定位感もあったものじゃありません。 |
こりゃどうもスピーカに問題がありそうだと判断,さっそく対策を考えました。内蔵スピーカをもっとグレードの高い物に交換するというのが一番スマートです。が,同じ形状の高級スピーカを入手するなんてことはほぼ不可能。それならば,内蔵スピーカをやめて,外付けにしちゃえ!という思い切った作戦にでました。作業自体は内蔵スピーカの配線をはずして外部に取り出すだけと簡単ですし,幸い,手元には使っていないBOSEのスピーカが2本転がっています。これなら文句あるまい! |
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さっそく分解。といってもビス8本ほどで留まっている裏カバーを外すだけです。重量が重いのには苦労しましたが。
見ればブラウン管の両側にかわいいスピーカ。これが問題の根元です。念のためスピーカに印刷されているスペックを確認。こちらは「8Ω5W」,対するBOSEは「8Ω100W」。インピーダンスは同じですし,出力は余裕綽々ですな。 |