トイレのドア出張修理
Jan.1998
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今日は,1年前に新居に引っ越しした某独身女性のお宅に遊びに行きました。そこでトイレを借りたときのできごと。左の写真のとおり,ドアが固くて最後まで閉まらないんです!「普段そんなに人が来るわけじゃないからあんまり気にはしてない」とのことですが,うら若き女性に対してこのような手抜き工事をする建築業者は許せない!と,怒りに燃えた私(ホントか!?)はさっそく修理にかかりました。
 状況を調べたところ,ドアがわずかに傾いていて上部が枠に当たってしまうようです。これなら蝶番部分にちょっと手を加えてドアの傾きを直せばなんとかなりそう。とは言うものの,私も今日はドアの修理に来たわけじゃないので(^_^;;道具も材料も持ち合わせていません。とりあえずドライバを借りて蝶番をゆるめ,ドアの傾きを微妙にずらしながら閉めてみました。どうやら蝶番の上部に0コンマ数ミリの当て板をかませればよさそうです。方法としては,平ワッシャーを蝶番のネジに挟みこむ方法が一番スマートなんですが,いくらなんでも女性の家にそんなものがあるわけありません(^_^;;。ここから当て板探しが始まりました。

ボタン・・・こりゃ厚すぎる。ボール紙・・・そのうち湿気でダメになりそう。布・・・ネジを締め込んだら厚みが足りなくなりそう。
 そこで彼女が見つけだしてきたのが,なんとアメリカの1セント硬貨!これなら厚みも強度もピッタリです。日本の硬貨をお金以外の目的で使用することは法律で禁止されているそうですが(定かではない),アメリカの硬貨ならきっと治外法権で日本の法律で裁かれることもないでしょう(^o^;;。

さっそく蝶番に1セント硬貨を挟み込み,ネジを締め込んでみました。
 最初はそれでもまだドアが当たってしまうようでしたが,2,3回コインの位置を微妙にずらしネジを締め直して調整。
 こうして彼女のトイレはこの日をもってようやく「密室」になったのでありました。

【反省】ホントは見えないように蝶番の中に完全に納めてしまえばよかったのですが,それではコインを押さえようがなく,ネジを締めている間に落ちてしまいます。コインを蝶番に両面テープで貼ってから締めれば問題ないんですが,とにかく今は限られた道具で早く結果を出したいという思いもあって,上の写真のとおりコインの隅が蝶番からちょっぴり顔を出しているというお茶目な修理結果となりました。今度行ったときにはキチンと直すからね〜〜〜>某B嬢
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