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加熱しないコーヒーメーカー
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Mar.2001
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| 衣裳係が出入りしている衣裳制作会社の作業場にあるコーヒーメーカーが加温不能となり，残業続きで疲れている二十歳そこそこの若い縫い子さんたちがコーヒーも飲めずに困っているとの連絡を受け，さっそく現地に。かなりくたびれたコーヒーメーカーですが品質では世界的に認知されているBRAUN製。最近までは現役稼動していたそうです。 |
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| とにかく内部を開けてみないことにはわかりません。さっそくドライバーを片手に裏返してカバーの取り外し。ところが・・・ |
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なんとプラスでもマイナスでもトルクスでもない，通常ではほとんど見かけないトライウィングと呼ばれる特殊ネジが使われてるではありませんか！さすが海の向こうの製品。当然こんなネジを回すドライバーは持っていません。細いマイナスドライバやハンマー等を駆使してがんばりましたがゆるむ気配はまったくありません。 |
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こうなったらダメで元々，持ち主の了解のもとネジ部分以外の噛み込み部分を外し，アルミの裏カバーを「えいやっ」っと曲げて開腹するという荒技！ |
| 電源コードから配線を順にたどっていくと原因発見！ヒーター接続部分のハンダ付けがもろけて銅線が脱落しています。さっそく再ハンダ付けを行い修復。 | |
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| 念のためテスタで全体の配線の導通チェックも行い，無事修理完了。無理矢理めくった裏カバーは一応復旧したもののちょっぴり変形してしまいましたが，このまま捨てられる運命だったことを考えれば許せる範囲でしょう(^_^;;。 | |
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2000
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