20歳以上の者について、喫煙状況をみると「現在吸っている」33.2%、「吸ったことがない」51.7%、「以前は吸っていたが、今は吸ってない」12.5%となっている。
性別にみると、現在吸っている者は男55.1%、女13.3%となっている。これを年齢階級別にみると、男では「30〜39歳」が、女では「20〜29歳」「30〜39歳」が最も多くなっている。(表13)
喫煙開始年齢を性・年齢階級別にみると、「20〜29歳」では男は「20歳未満」で、女は「20〜24歳」で吸い始める割合が多い。
性 年齢階級 |
総 数 |
現在すっている |
現在すっていない |
不 詳 | ||
総 数 |
吸ったことが無い |
以前は吸っていたが、今は吸っていない | ||||
総数 | 100.0 |
33.2 |
64.2 |
51.7 |
12.5 |
2.6 |
男 | 100.0 |
55.1 |
42.7 |
21.6 |
21.1 |
2.2 |
20〜29歳 |
100.0 |
59.5 |
38.4 |
32.2 |
6.3 |
2.0 |
30〜39 |
100.0 |
63.2 |
35.4 |
21.3 |
14.0 |
1.5 |
40〜49 |
100.0 |
62.2 |
36.4 |
16.3 |
20.0 |
1.5 |
50〜59 |
100.0 |
53.3 |
44.1 |
19.8 |
24.3 |
2.6 |
60〜69 |
100.0 |
45.9 |
51.6 |
19.2 |
32.4 |
2.5 |
70歳以上 |
100.0 |
35.4 |
60.9 |
19.9 |
41.0 |
3.6 |
再掲65歳以上 |
100.0 |
38.8 |
58.8 |
19.2 |
39.0 |
3.0 |
女 | 100.0 |
13.3 |
83.7 |
79.1 |
4.6 |
3.1 |
20〜29歳 |
100.0 |
17.9 |
80.6 |
75.9 |
4.7 |
1.5 |
30〜39 |
100.0 |
17.9 |
80.7 |
72.4 |
8.3 |
1.4 |
40〜49 |
100.0 |
16.1 |
81.9 |
77.9 |
4.0 |
2.0 |
50〜59 |
100.0 |
11.5 |
84.9 |
81.7 |
3.2 |
3.6 |
60〜69 |
100.0 |
7.6 |
87.7 |
84.7 |
3.0 |
4.7 |
70歳以上 |
100.0 |
6.9 |
87.4 |
83.0 |
4.4 |
5.7 |
再掲65歳以上 | 100.0 |
6.9 |
87.3 |
83.2 |
4.1 |
5.8 |
「現在吸っている」者のうち、禁煙をしたことが「ある」は39.8%、「ない」は58.8%となっており、禁煙をしたことが「ある」者について、再び吸い出した理由を性別にみると、「ストレス解消のため」は、男39.3%、女53.0%で女が多く、「まわりの環境により」は、男28.4%、女21.4%で男が多くなっている(図18、19)。
次に、「現在吸っている」者のうち、今後どのようにしたいと思っているかについて、禁煙経験の有無別にみると、禁煙経験ありでは「本数を減らしたい」が37.9%、禁煙経験なしでは「特に考えてない」が57.9%となっている(図20)。
一方、「以前は吸っていたが、今は吸ってない」者の禁煙理由をみると、「体調が悪くなったから」が34.5%で最も多く、次いで、「まわりの環境により」が13.8%となっている(図21)。
(図18)
(図19)
(図21)
他人の喫煙に対する気持ちをみると、「迷惑ではない」30.0%、「迷惑である」58.2%、となっている。これを、性別にみると、女では「迷惑である」が7割以上を占めて いる。
他人の喫煙に対する気持ちを現在の喫煙状況別にみると、「現在吸っている」者は、6割以上が迷惑ではなく、「吸ったことない」者と「以前は吸っていたが、今は吸っていない」者は、7割以上の者が迷惑に思っている。
喫煙を制限したり、禁煙とすることがよいと考える場所をみると、「医療機関の待合室」が80.8%で最も多く、次いで、「公共交通機関」61.0%、「公共施設の窓口やロビー」48.1%の順になっている。
次に、喫煙の有無別にみると、「飲食店」「事務室」「銀行等の窓口やロビー」では喫煙を制限したり禁煙とすることがよいとする者が、吸っていない者は吸っている者の2倍以上になっている。