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2006年 10月上旬


2006/10/01(Sun)


―オープンコンバット―

+ 「BALDR FORCE」の前作「BALDR BULLET」のリメイクということで、期待していた本作品(ちなみにオリジナルの「BALDR BULLET」はプレイしてません)。さっそくインストール……というところでさっそく詰まりました(涙
インストーラーを起動して、順調にインストールが進んでいくと最後の段階で「rag.exeのコピーに失敗しました」でエラーメッセージが表示され、インストールが完了しません。もちろん、コピーしたはずの各種データファイルはインストーラーによって削除され、BBRフォルダの中にはコピーに失敗したはずのrag.exeだけ……?
DVD-ROMの中を確認すると、各種データファイルが無圧縮の状態で無造作に入っているので、そのままコピー(汗 普通にコピーする分にはreg.exeも問題なくコピーできるので、実行ファイルを直接ダブルクリックで起動させてました。とりあえずこのままでゲームが動かせるので、このまま続行(ぉぃ

戯画サポートBBSにユーザーの書き込みがありましたが、この現象はウイルス対策ソフトNOD32を常駐させていると発生します。インストールの際にはタスクトレイ内のNOD32アイコンをクリックして「NOD32コントロールセンター」ウインドウを表示し、「終了」ボタンを押してNOD32の各種モニタを終了させると問題なくインストールできるようになります。

+ 「BALDR FORCE」でも「DUEL SAVIOR」でもクリアには順列制御がかかっていたので、たぶん今回もだろうと思い、まずはレベッカ狙いで。あぁ、おっとり系のメガネキャラじゃないって素晴らしい(苦笑 すんなりと事は運び、それなりの山場を過ぎてスタッフロール――そうか、ここまでが第1部でこれが第2部につなぐためのサブOPなんだー……と思っていたら戯画クレジット。
どう見ても終わりです。ありがとうございました。

+ それだけ「〜FORCE」や「〜FORCE EXE」のボリュームがあったってことなんでしょうが、さすがに6年前に発売されたオリジナルとシナリオの尺が同じでは不満も残りますね。
結局のところ、今回の「〜”REVELLION”」発売にあたってリメイクされた部分は

  • ムービー
  • BGM
  • キャラクター立ち絵、イベント絵
  • 現行BALDRシステムへのスクリプト移植
  • HELLモードの追加
  • SERR14任官モードの追加

+ なのですね(汗


2006/10/02(Mon)


――祈りなさい、神に。

+ 昨日に引き続き、BBRです(←長いので書くのが面倒になったらしい)。
シナリオが短いということは反面、周回が楽ということでもあり、さらに順列制御が(ほぼ)ないということは好きなキャラに一直線でいけるということでもあります。周回を重ねると少しずつ敵が強くなってくる(武器開発のために弱い武器を選んでるせいもありますが)のも、基本的には同じかな……。

+ そんな調子でカーナ、テレジアと終了。まだCGも埋まりきっているわけではないので、まだ回収していないルートがあるものと思われ。あんまりにも唐突に終わってしまうのが非常に残念ではあります。

+ しかし、2chの戯画本スレや戯画BBSでも地雷呼ばわりやら批判がされていますが、640*480ドット止まりのゲーム画面(アンチエイリアス無し)や30fps動作はさすがに今のゲームとしては見劣りしますね。さらにEXTRAのシーン回想では、ぇちシーンとは関係のない場面が並んでいたり……。これはスクリプト移植の際にイベント番号の指定にズレが生じたんでしょうか?(汗

+ BALDRチームの開発が長期化、大作化するので、その開発費捻出のため(さらに言えば、OVAの「BALDR FORCE EXE RESOLUTION」が延期に延期を重ねてるのでその分のロイヤリティも入らない)、なんとかして低コストでつなぎのタイトルをリリースしたいという懐事情もあったのでしょうが、リメイクだったらもうちょっと手を入れてほしかったな、というのも1プレイヤーとしての正直なところだったりします。

OVA「BALDR FORCE EXE RESOLUTION」公式Webを確認してみたら、6月の延期の時点でスタッフのほかにキャストも変更になっていたのですね(汗

+ ※(10/03追記):10/03のエントリにも本件について言及している部分があります。


2006/10/03(Tue)


何のために貴方は戦うの?

+ なんだかんだと言いつつ、周回するには手頃なボリュームなので続いてます(汗

+ (ケツァルコアトル)」「開戦の狼煙(オープンコンバット)」「虚構の少女(テレジア)」「境界線(ボーダーライン)(カーナGood)」と終わらせたものの、シナリオチャートに空白が1つあったので、最後の「雨 in the pain/in the rain(カーナBad)」を。周回自体はさほど時間もかからないのであっさりと終了。このシナリオを終わらせてどうしてエンディングの雰囲気がこんな風になっているのかが納得できました。^^;;
まだHELLモードなども終わらせているわけではないので、CGは90%ほどしか埋まっていませんが、明らかにHELLモードのご褒美CG以外も抜けているので、回収のための周回はもう少し必要かと。サブキャラは回収済みなので、テレジアと思われる2枚とメカCGが何枚か……。

+ そして初めてエンディングを一通り見て分かったこと。これ、戯画スタッフ(正確にはBALDRチーム)関わってないじゃん、ということ。スタッフロールではCG部門などで大きなフォントでアルケミストの会社名と共に人名が表示され、プログラム開発はHunnex。エンディングの途中でオリジナルスタッフの紹介が1画面で行われるといった具合。

+ ようやく合点がいきました。コンシュマーへの移植を計画していた外注タイトルだったのですね。はっきり言ってしまうと……^^;; 今更ながらの640*480表示もPS2がターゲットだったなら不自然ではありませんし、PS2のハードでなら15fps、30fpsのフレームレートというのも分かります。

+ ここから下の記述は推測と脳内妄想の産物です。信憑性はありません(念のため)

+ 4月
企画は通し、開発を進めたもののOVA版の発売に合わせた予定(6月末発売)のスケジュールからは遅れてしまい、さらにベスト版として3月に再販した「BALDR FORCE EXE」の名前は未だに影響力がある。この状況で「〜”REVELLION”」を自社ブランド、PS2でリリースすると、せっかくメディアに露出し始めて話題になった「ARIA」や「ひぐらし 祭」の販促スケジュールとかぶることになり、せっかく蒔いた種が無駄になってしまう。

+ 7月
さらに間が悪いことに9月末とされていたOVAの発売がさらに延期され、ゲームのボリュームなどからPS2用ゲームとしてはタイアップ無しで「〜 EXE」の売り上げに追いつくことは無理。納期の遅れで追加した人員などに対する支払いを考えると、すぐにでも出したいところだが夏混み前ということもあり、目立った販促をかけられるだけの余裕がない。
と暗礁に乗り上げたところで、困ったA社はT社へ相談。「ならWindowsで出せばいいじゃないですか、ウチが販促やりますよ。DirectXアプリならプログラマも慣れているでしょうし、そんなに手間はかからないはずです。それにSCEIへ完成品を納品して認定通す必要のあるPS2と違って、18禁タイトルはゲーム内で使用する画像とシナリオをソフ倫へ事前提出しておけば認定は下りますし、最悪の場合マスターアップは発売日の2週間前まで引っ張れますから大丈夫ですよ」という鶴の一声で万事解決(←何度も言うようですが、すべて脳内妄想です)。

+ ……我ながら嫌な裏読みですね。^^;;
えーっと……何が言いたいんでしたっけ?(←ど忘れ)
……そうでした。Windowsへの逆移植で修正をお願いしたい点があったんでした。

  • メニュー周りの画面遷移の修正

  • [タイトル]→[EXTRA]→[CGモードなど]とたどった後、[EXIT]ボタンを押すと1階層メニューを戻るのでなくて、タイトル画面まで(2階層分)戻ってしまう。
  • マウス操作UIの見直し

  • [CGモード]、[サウンドモード]、[回想モード]メニュー内ではマウスの右クリックが効かない(他パートではキャンセル扱い)
    あとは……アドベンチャーパートでのホイールマウスへの対応とか
  • ジョイパッド関係の設定が保存されない

  • 起動するたびパッド設定し直して遊んでます。不便。-_-

+ あ、もう1つ忘れてました。肝心なことを。
イベント絵の大きな画像が欲しいです。640*480の絵じゃ1600*1200の壁紙作れません(涙


2006/10/04(Wed)


ここから出してーーー(涙

+ 壊舎へ向かう朝……というか昼前の電車でのこと。
そこそこ混み合う電車で、いつものよーに5号車2番ドア(ホームとは反対側、降りるまで開かない)にもたれかかってうつらうつらとしていたら、途中の乗換駅で人の乗り降りがあった様子。ふと目を開けると、幼児連れのママさん4人組withベビーカー(もちろん4台)にBOXにされてました(汗

「BOX」≒フクロだと思ってもらって問題ないです(汗
要するにこれ以上逃げ場がない状態

+ 見事に動きを封じられたなー、と思いながらもせっかくのドア寄りの場所。いつものように耳栓代わりのATH-CK7も装備済みで、奥様方のおしゃべりくらいならまぁ大丈夫だろうと思っていたんです。 その時までは。

+ 悲劇は起こりました。
途中で1人の子供がベビーカーでぐずりだし、さらには大声で泣き出す始末。乗り合わせた乗客の目は当然のごとく、母親たちに向かいます。しかし連れの母親はその子のことを少し気にかけるものの、肝心の母親は「いつものことね」くらいで話し続けたまま……(汗 周りの目も気にならないようです。

+ 通勤型の車両とはいえ、つい先ほどまでは乗車率100%を軽く超えて空いているつり革を探す方が大変だったはずの車両からは、(乗換駅でもない)駅に止まるたび多くの人が降りていきました。もちろん、視線はこちらを見ながら……。

+ 併行して走る電車との乗り換え駅を出発した後、車内を見渡しても立っている乗客は私とママさん4人組だけ……(汗 (なんということでしょう(←合いの手))ちなみにお子様は相変わらず泣きっぱなし。こんな状況で、私も他の車両に移りたかったものの、BOXされているために身動きとれず。
30分ほどの乗車時間の、さらにほんの10分ほどでしたが、まさに「ここから出してー」的な体験でありました。

+ ちなみにママさん4人組が降りた後、周囲の乗客から向けられた「気の毒に……」という視線は今でも忘れられません(涙


……1分。祈るには充分でしょ?

+ HELLMODEにはまさにこの言葉がぴったりハマりますね(涙。
一撃……というか即死コンボで30秒未満で沈んだ数も数えきれません。

+ 今日もCGモードを埋めるために続けております。ストーリーモードがまだ若干残っているのが謎ですが、穴あきで非常に気になっていたテレジアたんのイベント絵が回収できたので(←思いこんだら一直線なので直情的に当たって砕けろな選択肢を選んだ人)、ひとまずストーリーモードに用はありません(ぉぃ

+ ストーリーモードで主要武器はMasterまで上げてあるので、あとは運次第(←すでに自分の下手さ加減は認識済み)。スロットの目押しに泣きながらレベッカ、フェイ、棗(←ここらへんに泣きが入ってるらしい)、テレジアまでは確保。

+ それにしてもやっぱり、640*480のごほうびCGはかなりしょんぼり。スクリーンショットを撮って写真屋さんなどを駆使して引き延ばしてみたものの、ぼかしフィルタをかけ過ぎれば主線がぼやける、アンシャープマスクをかけ過ぎるとノイズが目立ち始めるという具合。線の少なめなレベッカはまだいいんですが、テレジアは主線が多めなのでジャギーが目立つ目立つ…(泣
自宅では1280*1024、壊舎では1600*1200(共にデュアルディスプレイ)という環境なので、このCGを壁紙にするのはさすがにキツイです(←その前に壊舎でその壁紙……)。
かといって、夏混みのクリアポスターやビニールバッグはスキャナで取り込むにはちょっと大きいし、体験版CD-ROM配布の台紙は発色がなんか微妙、下敷きをスキャンして4:3画面に合わせるにはトリミングのバランス感覚が必要なわけで……。雑誌社向けや販売店向けには、大きな販促画像が届いたんだろうなぁ(遠い目
半年後にBBRとEXE、さらに設定資料集のついたスペシャルパッケージなんて出ませんかねぇ……。いや、買うかどうかはともかく。^^;;