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今回のレスポールモデル,特に音が出ない等の問題はないのですが20年以上経過しているようで電装品の劣化やサビが進んでおり,今回信頼性を回復させるためにもメンテナンスすることになりました。 |
まずはボリュームやトーンのポットから手を付けました。ガリが出やすいパーツなので今回は思い切ってすべて交換。しかし,取り外すにあたって案外苦労するのがツマミの取り外しです。ツマミの下にマイナスドライバを突っ込んでグイグイ引き上げるようなやり方をしている人を見かけますが,これではボディが傷だらけになっちゃいます。そこでここでは誰でもできる簡単な方法をご紹介。 |
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適当なクロス(あんまり伸び縮みしない生地がいいです)をツマミとボディの間に巻き付けます。 |
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巻き付けたクロスでツマミを包み込むようにして「エイやっ!」と思いっきり上に引っ張り上げるとなんと見事に簡単にツマミだけが抜き取れるんですね。もちろんボディに傷が付く心配もナシ。 |
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それでもどうしても取れないツマミには右のような専門工具もあります。ノブプーラと呼ばれる工具で,これをツマミにセット。 |
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そして上部の蝶ネジをぐるぐる回すとあら不思議,ツマミだけが簡単に引き抜けるんですね。 |
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ツマミが引き抜けたら裏側の配線を外し,ポットの固定ナットを外して取り外し完了です。このナットの取り外しにはペンチやプライヤを使ってもよいのですが,安全確実に行うには右のようなボックスレンチが一番。ただし,このナットのサイズにも例によって国産と輸入物とでミリ規格とインチ規格の違いがあるのでそれぞれに合ったレンチを用意する必要があります。 |
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