Comic Square

今読んでいるマンガについて簡単なコメントを付けています。
作家さんの敬称は略してます。日付は購入日です。

感想を書いてないものが半年近く貯まってしまったため、2003.6.26までで終了することになりました。
年間ランキングは今年も作るつもりですが、各個別の感想はしないと思います。
年間ランキングはコチラ→Orecon
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2003.6.26

愛蔵版T・Pぼん [中央公論社] 藤子・F・不二雄
ヤフオクでSF短篇集の3巻を探していたときに見つけました。
トップページにもありますが、復刊ドットコムのT・Pぼん未収録分を応援しているので、
もしかしたらそれが掲載されているのかもと思って購入しました。

結果としては、単行本1巻から4巻までが全て収録されているだけで、
未収録分は掲載されていませんでした。残念です。

でもそのおかげで久々に全巻を読み返してみましたが、やっぱり素晴らしい出来です、これ。
氏の最高傑作の1つと言っても過言では無いと思います。
そのため単行本に未収録になっているものがあるなら、何とかそれを読みたいものですよ。

もし読んだことが無い方が居たら、再版されている単行本五冊は必読。
やっぱり藤子・F・不二雄のSF作品は素晴らしいです。
GUN SLINGER GIRL・2 [メディアワークス] 相田裕
2巻目です。
どうにも救われないヒロインたちばかりの物語ですが、それでもまだパートナーが居るだけマシみたい。
クラエスのパートナーが出てこないと思っていたら、公社によって消されてしまったようですから。
とことんとんでもない組織ですな。もうなんでもありです。

でもパートナーが生存しているから幸せと言うわけでも無いんですけどね。
大事な記憶を失わされては、その悲しみもより深くなる気がしますし。
誰も幸せにならない組織と言うのはどう考えても長続きしないと思います。
その辺から均衡が崩れてくるんでしょうか。今後の展開から目が離せないです。

そういえばアニメ化が決まったそうなんですが、
この誰も幸せになれそうも無い物語をどんなアニメに仕上げるのか興味津々です。
ただ原作になるこのマンガを結構気に入っているせいか、雰囲気を大事にして欲しいことと、
安易なハッピーエンドの物語にだけはして欲しくないですね。
Go West!・1 [メディアワークス] 矢上裕
作者の新作です。
西部劇というか西へ向かう無鉄砲なヒロインが繰り広げられるガンアクションじゃなくてコメディ。
西にしか進まない馬を駆り両親を捜して旅をしてます。ややこしいですが粗筋はそんな感じ。

そんな設定でどうやって話を面白くするのかと思ったら、
無茶な設定やらバカな登場人物やらで、十分面白い出来に仕上がってます。
いきなり見知らぬ娘を見て、父親だの兄だの名乗るバカっぷりも素敵。
相変わらず笑いのツボを押さえてますね、この作者は。

あとはこのテンションの高い状態を維持できるかがカギになりそうです。
次も期待したいと思います。
青春ビンタ!・4 [少年画報社] 私屋カヲル
4巻目です。
嫁入り前の人間の描くマンガがこれですか(笑)。
この品の無いネタてんこ盛りのところが素敵で面白いです。

当初は二股なシチュエーションになりそうなこともありましたが、
今では殆ど見る影もなく。思いっきりネタだらけで突っ走ってますね。
これはこれで面白いのですが、何処かでちょっと勿体ない気もしています。

次はどうするつもりなんだろう、これ。
今となっては桃香すらネタヒロインになってしまっているので、
そろそろ新キャラでも出すつもりなのかな。
ガンパレード・マーチ・3 [メディアワークス] 原作:ソニーコンピュータエンタテインメント, 作画:さなづらひろゆき
3巻目です。
で、いきなり終わってしまいました。
もっと長丁場で話が進むと思っていたので、びっくりです。

ラストは無難な出来に見えましたが、ゲームをしたことが無い当方としましては、
どうにも説明不足と言うか情報不足と言った感じが否めませんでした。
まあ話によれば元のゲーム自体が途轍もなく深いそうなので、仕方が無かったのかも知れませんけど。
でもなあ。もうちょっと何とかならなかったもんでしょうか。

それでもマンガ以上に解説も何も無かったアニメよりは良い出来だったと思います。
こちらは物語としてちゃんと纏まっていましたから。

今度はオリジナルな次回作を期待したいと思います。

2003.6.23

げんしけん・2 [講談社] 木尾士目
2巻目です。
前の巻に引き続きまったりした雰囲気で面白いです。
気がつけばコスプレ大好き大野さんは備品扱いされてるし(笑)。
咲も会長の手柄?によってめでたく入会。
色んな意味で粒ぞろいのサークルになってきました。

大学時代は特にこういったサークルに所属していたわけでは無いのですが、
読んでいるうちに浮かび上がってくる得体の知れない既視感はなんなんでしょう。
何故だか凄くリアルに感じられます。いやなデジャビュやね(笑)。

次の巻も楽しみにしたいと思います。
マンションズ&ドラゴンズ・6 [ワニブックス] 原作:佐々木亮, 漫画:藤波智之
6巻目にして最終巻になります。
過去の勇者たちのエピソードやユーシスが魔王になる過程までは面白かったのですが、
最後の最後で肝心なところをはぐらかされたまま終わってしまった気がします。

ちゃんと成長したナッツがユーシスを倒しに来るところまで描いてくれないと。
かなり尻切れトンボな物語に見えてしまいましたよ。魔王Lv.1って言われてもねえ。
もしかして打ち切りだったんですかね。だとしたら勿体ないです。

……なんて思っていたら、巻末にちゃんと続きがあるって描いてありました。
どうやら続編としてタイトルを変えて新シリーズが始まるとのこと。
あー良かった。ここで終わったら余りに中途半端だと思っていましたから。

続編を楽しみにしたいと思います。
でもカミングスーンって何時になるんだろう。

2003.6.22

鋼の錬金術師・5 [スクウェアエニックス] 荒川弘
5巻目です。
この巻は特に謎の組織の直接的な動きは無かったですが、
どうもエドたちの父親が一枚絡んでいそうなことは判りました。
師匠の話からして、やっぱりラスボスなんだろうなあ。

ラストの言ってたお父様がその父親と同一人物だとしたら、
グラトニーとかは実験の過程で作られた人造人間だったりするのかな。
もしくはタッカーがやってたような動物と人間を合わせたキメラとか。

一方、エドにもまだ秘密があるみたいです。
錬成陣を書かないで錬成が出来る技って禁忌なのかな。
そういやアルはちゃんと書いているし、大佐は手袋に書いてありましたね。
この辺の話も含めて、今回の過去のエピソードは要注目です。

それにしてももうアニメ化ですか。
どう考えてもあと少しくらい待ってからの方が良いとは思いますが、
ガンダムSEEDの枠らしいのである程度の期待は出来そうです。でもなあ。
期待が3割、不安が7割と言ったところでしょうか。
プラネットガーディアン・3 [スクウェアエニックス] 高坂りと
3巻目です。
とりあえず色んな意味でダメな人が多すぎ(笑)。
この異常なキャラたちに何から突っ込んで良いのやら。

いきなりシリアスな雰囲気で出てきた裁定者も、
倒された後は仲間になるどころかアッサリ改造されてるし。酷い話だ(苦笑)。

このテンションの高さで好き嫌いが分かれそうな物語ですが、
それが気に入れば問題なく楽しめると思います。

今後の展開にも期待したいところです。
一体、この繊細な絵で何処まで腹黒さを表現し続けられるんでしょ(笑)。

2003.6.19

モンキーターン・24 [小学館] 河合克敏
気になっていた三船対榎木はあっさり榎木の完勝で終わりました。
それでも負けて評価が下がるどころかしっかり実力を認められてますね。

同期の波多野や洞口はSG初挑戦で散々な結果だったわけだし。
それを考えれば確かにしっかりとした実力があると考えて良さそうです。
今後、波多野たちと競い合うSG戦が楽しみですね。

一方、ダービー決勝は接戦の末、大逆転で波多野が榎木を抑えました。
かなり燃える展開で楽しかったのですが、ちょっとあのターンはやりすぎなんじゃ無いのかな。
格好良かったと思う反面、有り得ないと思ってしまいますし。
今後の新ターンの扱いによっては、物語の面白味が欠けてしまうのでは無いかと心配しています。

次はSGチャレンジカップ戦なんですが、ここでの展開によって今後の物語が決定づけられてしまいそうな、
そんな気がしてならないです。賞金王出場枠の行方より新ターンの行方が気になって仕方がありません。
色んな意味で要注目の一戦。楽しみですが不安です。
ファンタジスタ・20 [小学館] 草場道輝
20巻目です。
ここでようやくイタリア編も終了しました。

イタリア編ではいまいち轍平の出番が少ないと思ったら、どうも物語の中心にいなんいですよね。轍平が。
今回の試合を見ていても判るように、最後の決め手で光ったのはファルコーニとトト。
これってユース代表の時の近藤と轍平の関係にかなり似てます。
チームが勝つためにお互いの確執を超えてパスをするってところとか。

こんな因縁めいた関係が物語の肝の部分になっているせいか、
そこに直接関与していなかった轍平は、思いの外、存在が希薄に感じられました。
イタリア編の盛り上がりに欠けた原因はこれだったのかも知れないです。
一通り話が付いたところでそう感じました。

そういやクラウディアたちはどうなったんだろう。
途中から学校の話も全然出てこなくなったけど、
怪我をして引退してっていう兄とのエピソードはスルーされたみたい。
なんか勿体ないなあ。ここでも消化不良気味でした。

さてトップ対プリマの一戦も終わり一段落したところで、
轍平に日本から連絡が入りました。
もしかしてユースからの招集だったりするのかな。それとも移籍?

まあなんにせよ、イタリアでの消化不良な印象を次の展開で消し去って欲しいものです。
オレンジ・9 [秋田書店] 能田達規
9巻目です。
前回の一件はちゃんと収束したようで、後腐れ無く試合が始まりました。
コジローも無事に復帰したし。よかったよかった。

なんて思ってたら、また三木を意識しすぎて引き分けてるし。
相変わらずメンタルが弱いな、コジローは。
だからと言って三木の方が優れていると言うわけでもないね。
三木の場合は圧倒的な優位に立って初めて威張っているようなもんだし。
まあどっちもどっちってところかな(笑)。

残り五試合、どれも楽しみです。
次はレオーネ戦の後半。早く次の巻が読みたいものです。
フルーツバスケット・12 [白泉社] 高屋奈月
12巻目になりました。
今回は十二支の女性陣がメインだった気がします。

楽羅が夾を好きになった理由も明かされたわけですが、これまた痛々しい吐露でした。
ただそんなに自分を責めなくても良い気がします。スタート地点が間違っていただけだし。
其処が一番大事というのも判らなくは無いですが、間違いに気づいたら修正出来るものでしょ。
そういうのはダメなんですかねえ。

話の方は進路指導が始まったことからして、
そろそろ卒業が近くなってきたようです。
夾は卒業後に幽閉される恐れがあるということから考えると、
そろそろ物語の結末も近いのかも知れません。

幸せな時間をアッサリ壊すような展開も十分有り得るので、
次の巻も要チェックです。
ぷちモン・1 [集英社] 七瀬葵
表紙買いです。
いつものスタイルとは違い、徹底して可愛いものを描くという意気込みが感じられます。
と言うか単に割り切っただけなのかな。この辺はよく分かりません。
何にせよ、肩肘を張らずに読めて面白いです。

ファンタジー世界で物語が繰り広げられるわけですが、
学園ものと言うよりはRPGものと考えた方が良いみたい。
そうは言っても全くもって緊張感の欠片も無い展開なのはご愛敬と言うことにしておきましょうか(苦笑)。

結構、この手のデフォルメキャラは好きなので、
次も買うことにします。話の雰囲気も悪くないですし。
聖闘士星矢G・1 [秋田書店] 原作:車田正美, 漫画:岡田芽武
星矢がまさかこんな形で帰ってくるとは思いませんでした。
一応、聖矢の名前がありますけど、主人公は獅子座のアイオリアで黄金聖闘士の話になるみたい。
巷での評判は悪いと聞いていますが、結構面白く読んでます。

実は元の物語よりこっち方が良い気もしています。
そもそも青銅クラスの連中が黄金聖闘士とまともに戦えること自体おかしいでしょ。
子供の頃、最強と呼ばれた聖闘士がばたばたやられていくのは見るに忍びなかった覚えがあります。
幾らそれがデスマスクとはいえ(笑)。

そんなわけで今後の展開に期待したいと思っています。
元々、最強を描き続けてきた作者が手掛けるリメイクなので。画風も合っていると思うし。
このまま星矢たちが出てこない物語なら良いのですが(苦笑)。
Get Backers奪還屋・21 [講談社] 原作:青樹佑夜, 漫画:綾峰欄人
段々と顎が尖ってきているのは気のせいですかね。
表紙を見て、ふとそう思いました。

さて鬼里人編も佳境に入って……くるわけも無く(苦笑)。
ようやく七頭目と四木族全てが顔を出した程度なので、まだまだ先は長そうな感じです。

作者コメントによれば伏線回収第一弾だそうですが、
この調子で進むと次の第二弾は何時になることやら。

しかし霧人は何回戦っても負けてばっかり。うだつの上がらないやつだ(笑)。
連敗続きの彼に挽回するチャンスは訪れる日が来るのか少し楽しみです。
でも当分、蜘蛛の出番は無さそうなので、このまま有耶無耶にされそうな予感。
HONEY・6 [白泉社] 橘裕
6巻目です。
以前にも増して勘に障るキャラがてんこ盛りです。
陰湿な小僧が居なくなったと思ったら、
今度はもっち質の悪いガキが登場。もう勘弁してくださいよ。

進展しているんだか後退しているんだか判らないもどかしい展開に加えて、
毎回、救いのない様なヤツばかり登場。
かなりフラストレーションが溜まる物語です、これ。

次はいよいよ同居になるわけですが、どうせ何にも起こらないでしょ。
今後の展開もかなりどうでも良くなりましたよ。残念ですけど。

2003.6.10

まもって守護月天!再逢・2 [マッグガーデン] 桜野みねね
2巻目です。
エニックスの単行本から通算すると13冊目ですか。
思ったよりも長い連載になりましたね。
もっと早くケリが付くものだと思っていたし。

物語の方は、うーん、展開が遅いというか何というか。
一番大事なことをゆっくり描きたいのは判らなくも無いけど、
ちょっと時間を掛けすぎな感じが否めません。
かなり中弛みな印象を受けてます。

エニックスで連載していた頃は展開が遅くてもかなり良い雰囲気だったのに比べて、
連載中断後のものは全てが間延びしてしまったように見受けられました。
物語から作画、間の使い方とか。数え上げたら切りが無いし。

有り体に言うと、面白く無くなってきた気がします。
そのため次の巻の購入は微妙になってきました。

2003.6.4

HUNTER×HUNTER・17 [集英社] 冨樫義博
GI編も佳境になってきました。
レイザーとのドッジボール対決もようやく終わり、
次はいよいよ爆弾魔ゲンスルーとの一騎打ち。
目が離せない展開になってきましたね。

連載ではラフ画のような作画を見せつけられ一体どうなることかと思ってましたが、
単行本ではちゃんと直っていて何よりでした。でも最初からそうしろっての。
後で直すとはいえ書きかけの絵を発表するのは如何なものかと。
正直、悪い先例が出来ちゃった気がしますし。

もう隔週連載でいいからちゃんとしたものを見せて欲しいですね。
話が面白いだけに余計な心配はしたくないものですから。
アイシールド21・3 [集英社] 原作:稲垣理一郎, 漫画:村田雄介
3巻目です。
対王城戦も一段落して、今度は仲間探しをするのかな。
本当にスポーツマンガの王道を突っ走っていますね。
それでいて話に嫌みが無いのがとても小気味よいです。

王城戦では終始押されっぱなしでしたが、
後々の伏線になりそうな事柄が目白押しだったので、
今後の展開がとても楽しみです。

新たなスペシャリスト・モン太が加入し、次の賊学戦も期待できそうです。
次の巻も待ち遠しい限りなのです。
ヒカルの碁・22 [集英社] 原作:ほったゆみ, 漫画:小畑健
ようやく北斗杯が始まりました。
ここまで辿り着くのに結構時間が掛かったけど、
始まったらあっと言う間に終わってしまいそうな気がします。

それにしても倉田と楊海の掛け合いは面白いです。
何しろ3ヶ国語同時通訳扱いだし。そりゃ世話が掛かるわけだ。
中国人に中華を勧めるやつは初めてみましたよ(笑)。

日本対中国戦も面白かったですが、終わったあとで高永夏が検討するシーンが面白かったです。
楊海以外は多国語を話せない面々でも、棋士は盤面だけで話が通じるんだなあって。
なかなか面白い演出だったと思います。

次はいよいよヒカル対高永夏戦です。
この一戦をもって連載が終わってしまうので、
物語の最後の締めに期待したいところです。
BLEACH・8 [集英社] 久保帯人
8巻目です。
この世界で人は死ぬと霊魂になって死神に導かれていくわけなんですが、
その行き着く先である尸魂界という世界がいまいちピンと来ませんね。

隊長たちの話によれば、尸魂界で暮らす死神たちにも貴族や平民なんて階級もあるようだし。
ルキアは極刑になるそうなんだけど、そんなことしたら魂のバランスが崩れるんじゃ無いのかな。
うーん、この辺のところが行き当たりばったりに見えてしまいます。
もうちょっと何とかならなかったのかな。後付けの設定が多すぎですって。

それでも斬魄刀の名前を聞くという話はなかなか良かったと思ってます。
斬月のおっさん、なかなか格好良かったし。これなら他の斬魄刀にも期待できるのかな。
紅姫は当然、美人さんだよね。ブスだったら怒るぞ。浦原が(笑)。

次はいよいよ尸魂界に突入です。
今まで分かり難かった世界設定が少しでも説明されれば良いのだけど。
Mr.FULLSWING・9 [集英社] 鈴木信也
9巻目です。
やっと華武戦が始まったわけですが、何か相手の監督が意味不明なお面を付けてます。
この人、野球のルールをかなり無視してますけど。王者のセオリー通り二軍を最初に出してきたりするし(笑)。
どうあっても普通の野球をするつもりは無いようです。やれやれ。

予想通り二軍を倒したわけですが、どうせ一軍には負けるんだろうな(笑)。
もう少し捻りがあっても良いと思うんだけどねえ。
それでも試合をしているだけマシか。ギャグ一辺倒だと見ていて辛いし。
LIVE DUO [平和出版] 三田雲明
表紙買いです。
久々に成人指定の本を買いました。

作画は大変良い出来だと思います。
ただそれ以上にセンスの良さが光っている気がします。笑いの、ですが(笑)。
エロい話のはずなのに笑うところが多いため、そっちにばかり目が行ってしまいますし。
この辺はもうちょっと抑えた方が良いと思います。
花右京メイド隊・7初回限定版 [秋田書店] もりしげ
7巻目です。
いつもは限定ものは買わないようにしていますけど、
今回は表紙の絵柄が気に入ったのでこっちを購入しました。
でも既刊を並べてみるとかなり違和感を感じるのは色が全く違うからかな。

話の方はシリアス路線でなかなか面白いと思います。
でも事件を起こした彼はもう少し暗躍させて欲しかったですね。
あっさり消すには勿体ないキャラだったと思うし。

ただそれ以降の展開はいつも通り。
やっぱり食傷気味でした。

2003.5.30

CHRNO CRUSADE・6 [角川書店] 森山大輔
6巻目に突入。
この巻は過去の回想がメインですね。
と言うか、この過去のエピソード自体が物語の肝の部分でした。
全ては此処から始まったわけですな。

罪人たちも決して純粋悪な連中じゃ無いようなので、
この後の展開はかなり縺れそうな感じです。
ラスボスがアイオーンで終わり、と簡単に行かなそうだし。
修道会も実質上、偉い人とロゼットたちで分裂してるから。
楽園での各キャラたちの交錯がとても楽しみです。

で、やっぱりアニメ化するのですか。
帯にあるこの人たちは誰なんだろう……。あれでロゼットのつもりなんだろーか。
紹介記事も各所で見ましたが、森山氏の柔らかいタッチの絵が表現されないようなので、
どう考えても不安材料てんこ盛り。もの凄く心配。

一応はアニメとマンガは別物であるとは思っています。でもなあ。
早い時期にアニメが始まって意味不明なラストを迎えないことを祈ります。

2003.5.29

るくるく・2 [講談社] あさりよしとお
2巻目です。
ますますネタが黒くなってきて大変面白いです。
それに色んな意味で言葉の通じないヤツ多すぎ(苦笑)。
久々にあさりテイスト全開だなー。面白すぎですって。

細かい小ネタも相変わらず良い出来です。
中でも悪魔の枝豆って、おいおい。実の付き方が大麻の葉の付き方と同じじゃん。
あ、だから幻覚が見えるんだ。芸が細かいなあ。

やはうえさまは……言及しない方がいいかな(苦笑)。
一休さんにはとんでも無いものをぶつけて来ましたね。色んな意味で凄いです。

案山子以外でスタメンになってきた悪魔の眷属も増えてきたし、
天使側も人数が増えてきたようだし、今後の展開(主にダメな方向)も期待出来そうです。
あ、天使側は坊主がいるから天使+邪教か。もう何でもアリやね。

次も楽しみです。

2003.5.28

おとぎ奉り・2 [ワニブックス] 井上淳哉
2巻目です。
この巻もシリアスな展開が続き面白かったです。
話の節々にギャグが入っている割に、物語自体の緊張感が崩れないのは凄いですね。

今回出てきた眷族は一体だけで、それほどおどろおどろしい妖怪では無かったですが、
その分、海神に操られた死者たちが十分怖かったと思います。
ホラーアクションとは良く言ったものですな。言い得て妙とはこのことかと。

巻末に玄武の神器を持つヒロインが出てきましたけど、
彼女がどんな風に物語に絡んでくるか楽しみです。
次の巻も期待したいと思います。
E.T.O.・1 [スクウェアエニックス] 高田慎一郎
新連載です。
今回の連載は前作に似た雰囲気の和風ファンタジーものですが、
三人のヒロインがオムニバス形式で出てくるそうです。

所謂、三部構成で、1-1、2-1、3-1、1-2、2-2、……と言った感じ。
こういうスタイルのマンガは今まで見たことが無いので、
どういう風に話を組み立てて行くのかとても興味深いです。

当初はそんなにバラバラにされてもと思ってましたが、
単行本といった形で読むと、思いの外、まとまっていて面白いです。
今後も各エピソードがどんな風に繋がっていくのか楽しみです。
とりあえず一押しは縦ロールなメイですか(笑)。高飛車お嬢様だし。ステキだ。

次も楽しみです。どういう風に話を組み立てていくんだろう。
実験的な要素も強くて興味深いです。
ベイビーリーフ [少年画報社] 二宮ひかる
短編です。
一人の少年と一人の少女が愛し合い別れていく姿を淡々と描いています。
それ以上でもそれ以下でも無い。そう思いました。

でもこの少女の思考は、正直なところ、どうしてもよくワカラナイです。
乙女心は複雑だ、と言えば簡単なのですが、そう言うわけでも無さそうだし。
この頃の男は得てしてバカだからその辺が勘に障った、なんてオチじゃ無いよね(笑)。

そんなわけでどうにも女の心はワカラナイわけですが、
ラストの別れた後で再開するシーンだけは何となく分かったような気がしています。
何処が分かった?と聞かれると大変答えにくいんですけど(苦笑)。
TRAIN+TRAIN・6 [メディアワークス] 原作:倉田英之, 作画:たくま朋正
6巻目です。
前の巻でキャラや物語が落ち着いてきたなあと思っていたら、
やけにアッサリと終わってしまいましたね。
急に廃校って言われてもなあ。打ち切りだったなんてことは無いですよね。

この物語は礼一の成長していく様はなかなか面白かったと思うのですが、
もう一方の主人公であるアリーナはかなり微妙でした。
活発に動き回っていたヒロインだったのが、いつの間にか弱さを表に出すようになっていたし。
ラストシーンのために彼女が気力を失う話が必要だったのは分かるんだけど、
この展開はちょっとねえ。かなり違和感がありました。

そういえば同タイトルの小説があったと思うのですが、
そっちのラストはどうだったんだろ。ちょっと気になってます。
ひまわり幼稚園物語・あいこでしょ!・4 [メディアワークス] 大井昌和
4巻目です。
相変わらず水明とアイコはベタベタなんですが、
その横でハルとの三角関係も明確になってきました。
かなりドロドロした展開に……なるわけも無く(笑)。
終始、低レベルなやりとりを繰り広げているところが大変楽しいです。

気がつけばハルの胸がすくすく大きくなってますけど。
浪人で悶々としている水明には辛いでしょ、あれは。
しかも天然だし。羨ましい限りですな。

小さい子がいっぱい出でくる話ですが、変に媚びた表現も無く面白いと思います。
次も楽しみです。このままほのぼの話が続いてくれたら良いな。
RELEASE・02 [メディアワークス] 相楽直哉
2巻目です。
襲撃事件の後、いきなり過去というか現代のエピソードが入りました。
村さん、ただのバカだと思っていたけど(苦笑)、いい人だなあ。
記憶喪失+警察はダメ+身元不明なんて組み合わせだったら、普通は相手にしないだろうし。

さて物語なんですが、思ったより過去の話が多いですね。
もっと未来の話が中心になると思ってました。
一人(かずひと)が転送されて辿り着いた過去にも話の核になる何かがあるってことなのかな。
巻末では未来にいる一人に何故か過去からメールが届いているようだし。
なかなか興味深い展開になってきました。

今後の展開も期待できそうです。
+ANIMA・6 [メディアワークス] 迎夏生
6巻目です。
前の巻でそろそろ終わりなんではと危惧していましたが、
全くの取り越し苦労でした。モスマウンテンの次はサイランドに向かうみたいだし。
心配して損した。というか余計な心配でしたね(苦笑)。

さてこの巻で気になったのは熊のアニマを持ったセンリの父親が暴走したことでしょうか。
完全変身した後で凶暴なアニマに支配されたらしいんだけど、
狼のアニマを持ったムカラは変身しても正気を保ってます。これはどういうことなんでしょ。
アニマを授かった人間の精神の強さみたいなものが影響してたりするのかな。

この辺はまだ解明されて無いので何とも言えませんが、
ありきたりなオチであって欲しくは無いですね。

次はサイランド。
+アニマにとってはかなり過酷な環境らしいので、話が大きく動きそうな気がしています。
こみっくパーティー・3 [メディアワークス] 犬威赤彦
3巻目です。
あの場所で爆弾騒ぎ+怪我人発生なんてしたら二度と開催出来ない気がするんですけど。
話も途中から格闘ものに変わってるし。ゲームでもこんなイベントあるんかな。
やったこと無いので今いちその辺が判りません。どうなんでしょ。

本編の方は、前半が爆弾騒ぎの顛末、後半は瑞希のコスプレ話なんですが、
どうも本編よりも巻末の与太話の方が面白いのは気のせいですかね(苦笑)。
前の巻もそうだったし。苦労してるのかな。

それでもしっかり話は続いているので、次の巻も期待したいと思います。
主に本編に関係ないカバー裏とか巻末とか、ですけど(笑)。
少女少年・VI [小学館] やぶうち優
久々の新刊です。もう6巻目になりますか。
毎年この時期の風物詩になって来た気もしますね。
また来年の同時期にも発売されるようだし。
思ったより息の長い連載になりました。

今回の主人公はアイドルの代役という設定になってます。
今まではどんな形であれ主人公自体がデビューしていたせいか、
少し趣が変わっていて良いアクセントになっていましたね。
ただ根本的な話の流れは、毎回、一緒の気がしますけど(苦笑)。

次のVIIは声優になるようです。
最後に声変わりして引退なんてありきたりなオチにならなければ良いのですが(笑)。
とりっくトリップ☆ぱらパラだいす・2 [ムービック] 岩崎つばさ
2巻目であり最終巻でもあります。
もっと続くかと思ってたんだけど、アッサリ終わってしまいました。

攻の生意気さが少し勘に障るとか思っていたら、
それ以上に身勝手で胸くそが悪くなるような連中が後から後から出てくるので、
最後の方ではそんなに気にならなくなってました。
そのおかげで小気味よいラストを迎えられたのでは、と思ってます。

攻が目立った分、その他のキャラが霞んでしまったのは少し残念ですが、
それでも良くまとまっていたと思います。なかなか面白かったし。

作者の次の連載にも期待したいと思います。
あ、その前に30girlか。あっちは路線変更してからどうも動きが鈍いので心配。
ちゃんと終わってくれれば良いのだけど。

2003.5.21

D-LIVE!!・2 [小学館] 皆川亮二
もう2巻目です。
刊行ペースが早いのは何よりです。

そういや今まで気がつかなかったけど、各エピソードにはシナリオ担当が別に居るのね。
毎回毎回、いろんな乗り物が出てくるので感心してたわけですが、
こういう形式なら無理なく連載が続けられるのでは、と思ってます。

今回の見所はやっぱり常磐線ですかねえ。
スノーモービルの話も良かったですが、身近な乗り物の方が印象に残ります。
ついでに怒りのJRパンチをおみまいしてくれれば尚良かったですけど(苦笑)。

何やら最後の方で怪しげな組織が出てきたみたいなので、
今後はそいつらとASEの争いになるのかな。
出来ればまだそういった組織と関係ない話を重ねてくれないかなあと思ってます。
今はまだその時期では無いと思うし。あんまりシリアスになるのも困るし。

何にせよ、次も楽しみです。
死刑囚042・2 [集英社] 小手川ゆあ
2巻目です。
既に三年後には亡くなることが前提となっている物語なので、
今後の話の進め方が気になるところです。

今のところはちゃんと面白いですね。
ただ自称正義の味方との対峙は多い気がしますけど。
奴らには、現状に文句があるのなら姑息なことをせずに堂々と立ち向かえ、
なんて思いましたが、これからも出てくるんだろうなあ、自称正義の味方。
こういった正義の押しつけ野郎は胸くそが悪くなるのであんまり見たく無いです。

死刑囚の田嶋を取り巻く環境の中でも、やっぱり目を惹くのは椎名ですか。
実験を勧めながらも死刑は賛成しているとか。なかなか複雑な事情がありそうで面白いです。

次の巻も楽しみなのです。
紅茶王子・20 [白泉社] 山田南平
ついに20巻目になりました。
話も佳境、とまでは行かないですが、なかなか盛り上がってきてます。

そめこと紅の別れのシーン、良かったです。
願いにより急に盛り上がった恋愛が一瞬にして消え去ってしまうのは、
展開が判っていても辛いものがありますね。
別れた後でちょっぴり成長したそめこも良かったです。

結局、後から来たペコーや紅が先に帰ってしまったわけですが、
残った紅茶王子の面々が帰る時はもっとゴタゴタしそうだなあ。
奈子って思いの外、子供だったりするし。
今後の展開がとても楽しみです。いい別れだったら良いな。

それにしてもそめこって雪子って名前だったんだ(笑)。
紅が言うまですっかり忘れてました。誰も本名で呼ばないから仕方ないか。
琉伽といた夏・3 [集英社] 外薗昌也
3巻目です。
どうやらT・Tと呼ばれている人物は未来の貴士で間違い無さそうです。
そうすると琉伽は何のために未来からやって来たんだろう。
未来を変えないために来たとするなら、それには何か理由があるわけだし。

過去を変えないことで保たれる未来に何か秘密がありそうです。
実はT・Tの方が世界を救うため、琉伽は何かを守るためと言うことは、
その何かが物語のキーになりそう。
この辺の話がはっきりしないため、今後の展開がとても楽しみです。

もしかして既にT・Tが変えたときのシミュレーションが完成していて、
その新たな未来では琉伽が産まれてこない運命だったりするとか。
次の展開を考える楽しみがあって、下手なミステリーよりよっぽど面白いです。
犬夜叉・30 [小学館] 高橋留美子
30巻目に突入です。
うる星やつらが全34巻、らんま2/1が全38巻ですが、
このペースなら犬夜叉は今までで一番の長編になりそうです。

さて本編の方ですが白霊山のエピソードと同様にかなり長くなりそうな感じがしています。
場所は判ったけど行き方が判らないし。その方法を探すのに時間が掛かりすぎて、
白霊山の時のように、目的は何だったっけ?みたいなことにはならないで欲しいかな。

そのせいか、また中弛みな感じもしていますが、途中で弥勒と珊瑚のエピソードが大変良い出来だったので、
あんまり気にはならなかったです。てゆうかこの巻はこのエピソードに尽きます。
四魂の玉の欠片探しに関係なさそうなエピソードの中でも一二を争う出来かと。

こういう面白い話が時たま出てくる限り、読み続けようと思っています。
本編も少しは気になるし(笑)。
華麗なる食卓・8 [集英社] ふなつ一輝
8巻目になりました。
この巻のカバー裏は嫌がらせか何かですかね(苦笑)。

予想通りに中華対決が行われたわけですが、
マキトに踏ん切りを付けさせるために現れた宇童がやたらと格好良かったです。
てゆうかこんなに良いキャラだったっけ、この人。ちょっと驚かされました。

ライアンとの対決は前フリが長かったせいかアッサリ終わってしまった気がします。
そのライアン自体、マキトと結維の関係を見直すためにだけ登場したように見えてしまうし。
最後もアレでは不憫で仕方がありません(笑)。

そういや対決後に語られたマキトの過去の話も悲惨でしたね。
折角、ウルミラみたいな子も居たのにあの境遇ではなあ。
いずれ親父と邂逅すると思うけど、その前に成長した姿で彼女にも現れて欲しいものです。
当然、捨てられたヒロインとして(苦笑)。
焼きたて!!ジャぱん・7 [小学館] 橋口たかし
7巻目に突入です。
以前、新人戦後の展開を心配してましたが、
フランス留学経由でモナコカップ編に程なく入ってますね。
ただの取り越し苦労だったようです。

あと思ったよりも三位決定戦が面白かったです。
諏訪原の作ったパンがどう見てもウ○コなところとか(笑)。
河内も珍しく活躍してたし。

モナコカップ編で暗躍しそうなサンピエールのオーナーって、
どう見ても和馬にジャぱんを教えた店長なんだろうなあ。
それか双子の兄とか言う展開とかもあるのかも。

次はいよいよモナコカップ編。
また、なんやて?な展開を期待したいところです。
スケッチブック・1 [マッグガーデン] 小箱とたん
表紙買いです。
なんとなく淡い雰囲気の表紙が気になったもので。
帯にも、優しい気持ちでお届けできました、なんて書いてあったし。

ただ中身はそれとかなり違うんですけど。
出てくるキャラはおかしな連中ばっかりだし(笑)。
ジャンルのいまいち掴みにくい物語です。

4コマという形式のせいか、さっぱり面白さが理解できないこともありますが、
時たまツボに入る話もあるので、もう少し様子を見てみようかと思います。
黄金の食卓 [集英社] ふなつ一輝
華麗なる食卓の作者による短編集です。
いつも通り表紙にマキトと結維が居たので気づかず買ってしまいました(笑)。
よく見たら背表紙も赤じゃ無く青。ロゴまで似てるし。ま、いっか。

内容は華麗なる〜の元になった黄金の食卓が三編に、
更にそれの元になった黄金の食卓〜カレーの王子様〜がやっぱり抜けて見えましたね。
他の短編は微妙な出来でしたが、カレーが絡んだ話は面白いです。

でもマキトは最初店長兼料理長だったのが、次の設定でホームレスですか。
この落差が不憫で仕方がありませぬ(笑)。まあマキトだからいいけど。

なかなか面白かったです。
でももうカレーしか描けないのかな、この作者。

2003.5.15

ひもろぎ守護神(ガーディアン)・3 [秋田書店] 緋采俊樹
3巻目です。
牧村櫂が出てきた辺りから急に話のトーンが変わってきたみたい。
話自体は悪く無いと思うんですが、何かが足りないよう気がしてます。

……すぐ判明。舞咲がひもろぎの身体を狙われた時、愛梨が居なかったからでした。
どうも物語に愛梨が絡まないと盛り上がらないように感じられるのですよ。
全体的に何かしっくり来ないと言うか。
そのためもう少し短編ものを増やしてくれると嬉しいんですけど。

ちょっと展開が早すぎる気がして心配です。
それでもヨシリン再来の話とか面白かったので、
もう少し様子を見てみたいと思います。
3.3.7ビョーシ!!・9 [講談社] 久保ミツロウ
9巻目です。
ついにウメの本名が判明しました。
まあ名前が判ったところで何かが変わるわけでは無かったみたいですけど(苦笑)。
もうすこし何らかのエピソードがあっても良かったのにねえ。
折角ここまで出さなかったわけだし。

でもウメの実家で見つけたハガキから彫新への手がかりが見つかり、
全身に刺青を入れたタケに結びつく展開は面白かったです。
謎の刺青にもちゃんと意味があったのには驚きましたけど。

次はいよいよラスト。
この広げた風呂敷をどう閉じるのかとても楽しみです。
CLIP [リイド社] 陽香
表紙買いです。
末永くお世話できる一冊だとか。随分ストレートやね。

作画の方はいつも通り大変エロいのですが、
どうしてもセンスの良いギャグの方が目立っています。
エロマンガに毎回オチを付けなくて良いと思うんだけど。
でもそれがまた面白いわけでして。

また新刊が出たら買おうかと思ってます。
主にエロが目的と言うよりはギャグの方だったりしますけど(苦笑)。
エア・ギア・1 [講談社] 大暮維人
新連載です。
でもまさか週刊誌で連載が始まるとは思いませんでした。
天上天下だけでも大変そうなのに。大丈夫なのかな。

話の方ですが、エアトレックの設定はなかなか面白いと思います。
ただ暴力的な表現がちょっとねえ。やっぱりそういう方面に話が進んでしまうのかな。
いまいち慣れないです、こういうの。

それでも夜の世界の話みたいな暴力無しでも面白いところがあるので、
もうちょっと様子を見てみようかと思ってます。

2003.5.13

天外レトロジカル・2 [マッグガーデン] 浅野りん
2巻目です。
これまたほのぼのした展開が続いてますな。
相変わらず話が掴みにくいですが。

帯の説明が無かったら地球を救う話だったなんてすっかり忘れてたし。
本当に世界を救う話なんだろうか、これ。

まあ闇の住人らしき人物は夜行と名乗って存在をアピールし出したから、
少しずつはシリアスな話になっていくのかも知れないです。
でもこのまままったりとした雰囲気でのんびりと回を重ねるのも悪くないかな。
展開が早ければ良いというものでも無いし。

次もこの調子でのんびりした展開を期待したいと思っています。

2003.5.9

特撮天使・2 [講談社] 倉上淳士
2巻目なんですが、いまいち盛り上がらないですね、これ。
掴み所が無いと言うか何というか。
カバー裏を見る限りは意気込みを感じられるのですが、
それがいまいち話に盛り込まれてないような気がしてます。

男キャラで立ってるのが久滋くらいだからなのかな。
マネージャーも存在感に欠けてるし。
全体的にまったりしてるから、この物語は雰囲気を楽しめばいいのだろーか。

続くようなので、とりあえず次もチェックしておこうと思います。
でもこれからちゃんと面白くなるのかな……。

2003.4.30

NARUTO・17 [集英社] 岸本斉史
17巻目です。
ついにイタチとサスケの邂逅、というか衝突したわけですが、
予想通りにサスケがコテンパンにやられてます(苦笑)。あーあ。

前から気になってたけど、どうもサスケって物語の中で言われるほど強くない気がします。
いつも色々と技を繰り出すわけですが、それがまともに効いた試しって無いし。
我愛羅の時は途中リタイア、今回はイタチの強さを引き立たせるだけ。
もう少し活躍させても良いと思うんだけど、どうなんだろう。

今まで影が薄かったナルトの方は新たな技を覚えるために修行を始めてます。
途中、自来也の寝床で水風船を割るシーンがあったけど、
何回見ても小便を引っかけているようにしか見えないのは気のせいですかね(笑)。

次の巻はいよいよ伝説の三忍が集結しそうです。
なかなか面白くなってきました。次も期待したいと思います。
ONE PIECE・28 [集英社] 尾田栄一郎
ついにアッパーヤードでバトルロイヤルが始まりました。
雷様エネルが言うには、3時間後に5人になるとのこと。
でもどうせ5人になったところでエネルが倒しちゃうんだろうなあ。

でも雷様なんてどうやって倒すつもりなんだろ。
クロコダイルの砂よりも物理攻撃が効かなそうだし。
水をかけて漏電でもさせるつもりなんかな。
単純にゴムだからルフィの攻撃が当たるなんてオチは勘弁してもらいたいもんです。

次はそろそろエネルとルフィの一騎打ちになるのかな。
てゆうかそろそろなってくれないとねえ。戦いだけだと冗長になってしまうし。
Ultra Red・2 [集英社] 鈴木央
2巻目です。
うわ、片桐弟、弱ーっ(笑)。
ライバルっぽく出てきた割に、あっと言う間にヤムチャ化してしまいました(笑)。
さすがにこれはちょっと可哀相な展開です。

その片桐の兄と閃の試合はなかなか見応えがありましたけど、
あの指を突き出した拳ってのはやっぱりまだ慣れませんね。
でもそれがまた破傀拳の異質さを醸し出していて良いのかも。
まだ巻数も少ないので何とも言えませんが。

次はてっきり少林拳の倉橋とかいうヤツだと思ってたわけですが、
なんかアッサリやられているんですけど(笑)。
あの片桐兄との小競り合いはこういう形での伏線だったのか。面白いなあ。

なかなか面白くなってきたので、次も楽しみです。
プリティフェイス・4 [集英社] 叶恭弘
4巻目になりました。
安定して連載が続いているようで何よりです。
急に手がかりが見つかって小樽へ向かうなんて言うから、
もしかしたらこれで終わりかと心配しましたよ。

結局、その小樽でも由奈は見つかりませんでした。
一応新たな手がかりは見つかったけど、場所だけじゃなあ。

あんまり意味が無かったように感じましたけど、
帰り際の温泉シーンがやけにエロかったので良しとしますか(笑)。
最近は裸を描いても乳首を描かない悪い慣習が蔓延しているので、
その心意気に感激した次第であります(笑)。

次の巻もこの辺の頑張りを期待したいところです。
どうせ巻末のピンチでも男だってバレ無いでしょ?

2003.4.28

ジンクホワイト・3 [少年画報社] 小泉真理
3巻目にて最終巻です。
思えば独特な雰囲気を持った4コママンガでした。
特に凝った設定の物語だったわけでも無いと思うけど、
それでも何故か惹きつけられました。

最終回の書き足し部分も良い出来でした。
真木の心情がしみじみ伝わってきましたし。
雰囲気もとても良かったです。

今まで色々とマンガを読んできましたが、
そのどれにも当てはまらないような不思議なマンガでした。

大変面白かったです。
次回作も期待したいと思います。
いばらの王・1 [エンターブレイン] 岩原裕二
表紙買いです。
裏表紙の粗筋を読んだら面白そうだったので。

冷凍睡眠から目を覚ましたとき異形の怪物たちに襲われる、
なんで映画のエイリアンを彷彿させてくれますね。
ただしこっちは石化病の時限タイマー付き。
これからどうなるのか気になるところです。

恐竜に似た怪物たちに謎の荊。それを見守る謎の人物。
少し非現実的な設定が多いですが、ぐいぐい惹きつけられます。
次の巻も楽しみです。
トライガンマキシマム・8 [少年画報社] 内藤泰弘
8巻目です。
ナイブズによる殺戮も本格化し始めました。
彼がプラントを吸収融合することにより都市は枯れ果ててしまうのですが、
そういやプラントって食料をどうやって作り出すんだろ。
なんとなく電球みたいな容器の中にいるから、電気を作り出しそうな印象はあるんだけど。
その辺は今いちピンと来ません。電気だけじゃ食料は作れないし。

さて囚われのヴァッシュもウルフウッドのおかけで何とか船から脱出できましたが、
これからあのナイブズとどうやってケリをつけるんだろう。
あれだけ強大になってしまった相手に対して、どういうアプローチをするのか気になります。
まあバカ正直に正面から突っ込んで行くんだろうな(苦笑)。ヴァッシュだし。

次の巻はその辺のエピソードよりも先にウルフウッドとミカエルの眼の話になりそう。
次も楽しみなんですが、ウルフウッドは死なないで欲しいもんです。
今の調子だと相討ちになりそうなので。アニメのような最期は勘弁して下さい。
魔殺ノート退魔針 魔針胎動篇・4 [幻冬社] 原作:菊池秀行, 作画:斎藤岬
4巻目です。
今回は真紀がメインですか。というか大摩は一コマも出てきてないんですけど。
他の出てきていない面々もどうしているのやら。ちょっと分かり難い展開です。

鬼たちも色々と変身して姿を変えてくれるので、
今は誰が鬼で誰が人間なのかさえよく判りません。
もしかしたら冬花の一族は最初から鬼だった、なんてこともあるのかな。

次の展開が掴みにくい巻でしたが、
ミスタータクシー(苦笑)のエロエロシーンもあったりしたので、
案外面白かったです。
ありす19th・7 [小学館] 渡瀬悠宇
7巻目です。
これで物語はラストを迎えたわけですが、
結局、黒い人と中華な人も出番が全くありませんでした。
なんか勿体無かったなあ。

前の巻で失意のどん底に落ちたはずのフレイも、
何かの切っ掛けで気を取り直すかと思ってたら、そんなこともなく。
アッサリと、エリクのためにも頑張る、とか言ってますけど。
もっと何か復活のエピソードあっても良いと思いました。

ラストも戦隊モノの王道みたいな展開でちょっとガッカリ気味です。
どうも最後で展開を急ぎすぎた感が否めません。
ここまで来たのだったら、じっくり詰めても良かったのに。

ラストに来てちょっと残念な出来になってしまいました。
次回作に期待したいところです。
ぴたテン・7 [メディアワークス] コゲどんぼ
7巻目です。
やたらと物騒な帯が付いてますけど、この意図はなんなんだろう。
まあそれの通り紫亜は死んでしまったわけですが、
帯でネタばれをする意味が良く判りません。

話の方では遂に美紗が湖太郎の元に現れた理由がわかりましたけど、
これまた酷い話と言うかなんと言うか。
美紗の無神経さがかなり悪い方向で出ちゃったみたい。
あれじゃあ湖太郎が怒るのも無理は無いって。

次の巻でいよいよラストになるそうですが、
こんな状態でどのように纏めるのか気になります。
話が暗い方向のまま終わらなければよいのだけど。

2003.4.21

しゃにむにGO・14 [白泉社] 羅川真里茂
14巻目です。
この巻で関東大会もおしまい。
結局、幕ノ鎌は佐世古駿一人に完敗してしまいました。

その佐世古なんですが、感情を外に出さないのは何でだろうと思ってたら、
原因はあの母親にあったようです。

自分の姪(ひなこ)にさえ、駿を取ったら呪い殺すなんて言ったり、
顔も見たくない飛び降り自殺したりするとか、もう怖すぎ。
やっぱり愛情と憎悪は裏返しなんだろうなあ。

そんな彼に疎まれている延久も空手バカ兄貴の話によれば、子供の頃に色々とあった模様。
スター性なんて言われていても、やっぱり延久は努力型の人みたいです。
頑張って皆に認めてもらいたい。スタート地点はそこにあるようだし。いいなあ、こういう設定。

大変面白いです。
次の巻も期待したいと思います。
花ざかりの君たちへ・20 [白泉社] 中条比紗也
20巻に到達しました。
四年前、最初にマンガの感想を書いたのは本作なので、
なんとなく感慨深いものがありますね。
ただあのときは、物語内の一年がここまで長くなるとは思ってなかったけどね(苦笑)。

中津に刺激されたのか瑞稀に感化されたのか判りませんが、
最近は佐野も随分と迂闊な発言をするようになったもんです。
てっきり瑞稀の性別は三年の卒業の時にバレるかと思ってたけど、
この調子なら運命の日はもっと早まるかも知れないです。

中津おかん台風も過ぎ去っていよいよ三年の卒業も近くなってきました。
見ていて気持ちの良い連中だったし、別れは寂しくなりそうです。

2003.4.17

ファイブスター物語・XI [角川書店] 永野護
3年ぶりの新刊です。
もう少しペースは上がらないもんですかねえ。
そろそろ連載が始まってから20年になると言うのに。
まだ11巻目ですか。天照以上に困った作者だな。いやほんと。

この巻からいよいよ魔導大戦が始まったわけですが、
ハスハの各所で大規模な戦闘が行われているせいか、
いまいち全容が分かり難くなって困ってます。
この期に及んで新しいキャラもバンバン出てくるので追いかけるのも一苦労するし。

それでもハスハの首都がバッハトマによって落とされた (と言うかボスヤスフォートがカイエンとムグミカを殺した時点で落ちたも同然)ことと、
ナカカラでフィルモアとメヨーヨが激突したことは判りました。
クリスティンの初陣や若きフィルモア皇帝の戦いっぷり(主にチャンダナ)も見応えがありましたけど、
この巻で一番の見所と言ったらカイエンとその周辺なんだろうなあ。

カイエンとアウクソーの別れや、カイエン自身の死が余りにアッサリし過ぎて驚きました。
もう少し何とかならなかったもんですかね。てゆうかアウクソーはどうなるんだろ。
純血の騎士のためだけに作られたファティマなのに。他にいたっけ、そんな人。

魔導大戦が始まっていきなり45年後のシーンが出てきましたけど、
その時もまだ壊れているみたいだし。どうなっているのやら。
そこに出てきたマドラはスパークの別人格と言うことで良いのだろうか。

あーもう色々と新しい設定が出てくるのには困ったもんです。
巻末の意味不明なプロムナードにもかなり色々と設定が組み込まれているみたいだし。
ちゃあがワスチャってことは判ったけど、他はサッパリです。
天照みたいのも混じっていた気もするけど。もう何が何やら。

次も楽しみにしてるから、早く連載を再開してくれっての。
そんな状態だから次の巻は一体何年後になるのやら。とほほ。
ファンタジスタ・19 [小学館] 草場道輝
やっぱりファンタジスタは変な練習+魅せる業ですな(笑)。
イタリア編に入ってからはどうも消化不良な感じが否めなかったけど、
ようやくいつもの調子に戻って来た感じがしています。
でもこういう展開にならないと盛り上がらないってのも問題やね。

話の方はお待ちかねのプリマ対トップが始まりました。
ファンタジスタ同士の対決もあるとのことなので、
轍平の成長する瞬間も見られそう。この辺はやっぱり楽しみです。

強い相手を追う展開ってのは燃えるので、
次も楽しみなところです。
鳳ボンバー・4 [小学館] 田中モトユキ
4巻目です。
でももうこれ打ち切りが決まってしまっているんですよねえ。
熱いオヤジたちの弾けぶりが楽しかったので残念です。

やっぱり二軍に落ちた辺りで話が暗くなったからなのかも。
急に魔物って言われてもねえ。そんなものを吹っ飛ばすくらい熱い話だと思ってましたから。
ちょっとテンションが下がってしまいましたね。

どうやらテコ入れで綾弥が出てきたようですが(笑)、
それよりも先にペナントレースに入ってからの展開で魅せて欲しかったです。
この物語にヒロインは要らないし。暑苦しいオヤジどもが力の限り戦ってくれれば良かったのに。

次はいよいよラスト。
消化不良は否めませんが、最後の最後に燃える展開を期待したいと思います。
Get Backers奪還屋・20 [講談社] 原作:青樹佑夜, 漫画:綾峰欄人
ついに20巻まで到達しました。
こんなに長く続くとは正直思っていませんでした。

本編の方は前の巻の時に心配したとおり、大長編になりそうな気配です。
キャラも続々と増え続けていて、今度出てきそうなのは七頭目に春夏秋冬の四木族ですか。
しかも鬼里人の方は頭目ごとに手下が色々といそうだし。もう誰が誰やら。
他のキャラも何処のエピソードで出てきたキャラのか判らなくなってきましたよ。

蝶に蜘蛛、蜂と出てきたから次は何が出てくることやら。
前に毒蜂が出てきた時に、その設定は無理だろと思っていましたけど、
蜂や蝶を見る限り、それすら大人しいものだったみたいです。
もう何でもアリかよ、と、今更ながらそう思いました。

2003.4.10

鋼鉄の少女たち・2 [角川書店] 原作:手塚一佳, 漫画:しけたみがの
2巻目です。
以前より増して過酷な状況になってますね。
元々、王国に分がある戦争では無いわけだし。

勝っても意味のない戦争ほど無駄なものは無いですが、
それでも生き抜くために勝たないといけないってのは酷い話だよなあ。
読んでいると、この辺の話がありありと伝わってきます。

そう言えばエオナは公国の姫君だったわけですが、それがなんで王国側に付いているんだろう。
武力併合した王国は倒すべき敵だと思うけど。この辺はワケありなのかな。

次の巻の予告では過去の話も出てくるそうなので期待したいところです。
悲惨な展開はなるべく避けてくれたら嬉しいですが、まあ無理だろうなあ。

2003.4.7

闇のイージス・11 [小学館] 原作:七月鏡一, 作画:藤原芳秀
ついに、ついに登場しましたよ。ジーザスが。
いずれ登場するとは思ってましたけど、やっぱり格好良いなあ。
一瞬、イージスが霞んでしまったし(苦笑)。

24の残党を追っているようだけど、こっちにも蝶(バタフライ)が絡んでくるんだろうか。
そうすると24に存在しなかったキングが実は蝶だった、なんて新しい設定も出来たりして。
今後のジーザスの動向と共に目が離せなくなりました。

物語の方も連載100回目にしてついに過去の一番重要なエピソードが登場してます。
この物語の原点とも言うべきエピソードなんですが、
なんか蝶が凄いと言うよりは公安の課長がバカだった方が印象に残りました(苦笑)。
以前に甲斐が言っていたのはこのことですか。確かにこれじゃ闇だな。

今回は見所満載で大変面白かったです。
次の巻が待ち遠しいです。
ヒカルの碁・21 [集英社] 原作:ほったゆみ, 漫画:小畑健
いきなりヒカルと社を当てて代表をどうするつもりかと思ったら、
どうやら負けず嫌いな越智を考慮した組み合わせだったようです。
まあ鳴り物入りで出てきた割に出場出来ませんでした、では出てきた意味も無いし。
ただ越智は可哀相な役どころでした。でもまあ生意気な越智には良いお灸だったかな(笑)。

これで北斗杯の代表が決定しました。
殆どが予想通りな面々なんですが、中国の団長で楊海が出てくるとは思いませんでした。
しかも八段だったとは。そんなに強かったっけ、この人。

物語は北斗杯中心で動きながらも、さり気なく碁の神さまの話とか、
海外を飛び回る塔矢親父、爺様と強烈に怖い顔の緒方(笑)の話など、
今回も見所満載でした。

次も楽しみです。
東京ミュウミュウ・7 [講談社] シナリオ:吉田玲子, 絵:征海未亜
最終巻です。
何から何まで予想の範囲内に収まってました。
もう少しひねってくれても良かったかな。

物語で気になったこととしては、やはりいちご以外のキャラの影が極端に薄いところでしょうか。
これじゃあ5人も居る意味無いでしょ。サポートしていた男どもはそれに輪を掛けて存在意義が無い気もしたし。
この辺のバランスは特に悪かったと思います。

で巻末を見たわけですが、続編があるみたい。
完結した話を蒸し返すみたいな続きは見たく無いんだけどなあ。
あくまで別物なら良いのですが。そうじゃ無いだろうし。

ただ今度の敵らしい連中の挿絵がなかなか愉快です。
騎士団をクルセイダーズと呼ばせるのはマズいだろ。しかも後ろの方にはK○Kらしき姿が(笑)。
色んな意味で偏った敵だなあ。始まる前からツッコミどころが満載です。どんな連載になることやら。
Mr.FULLSWING・8 [集英社] 鈴木信也
やっとスタメンも発表され対外試合が始まりました。
ここまで辿り着くのに7巻も費やすとは思わなかったです。
でも対外試合と言っても公式戦が始まるわけじゃ無いのか……。

なんか新たなバカキャラも増えてますます話の進みが遅くなった気がしますけど。
しかも守備のコンバートをしたせいか特訓話まで始まってるし。
もう少しテンポを早められないもんですかね。

次は王者華武との一戦なんだけど、どうせ普通に試合なんかしないだろうなー。
どうなることやら。
シャーマンキング・24 [集英社] 武井宏之
ついにエピローグ編が終了。
普通ならエピローグで終わりのはずなんだけど、またSFに戻るとか。
やっぱり違和感は拭えなかったですね、このタイトルに。

話の方は進んで居るんだか停滞して居るんだかサッパリわからない状況です。
それでもX-LAWSの正体みたいなものが判明しつつあるので、少しは前進なのかな。
最後の一角であるガンダーラも強そうなんだけど、それでもハオには届かないみたい。
そんな状態なんですけどこれで葉たちに勝ち目はあるんですかねえ。
ラキストやチビマルコ(笑)にすら届いていないのに。

遂にSF再開って言われてもまだ先は長そうだなあ。
もう割とどうでもよくなってきた気がします。

2003.4.3

オレンジ・8 [秋田書店] 能田達規
8巻目に突入。
かなりごたごたしていた代表招集の件も一応は収束した模様。
やれやれ、これでやっと一安心です。

でも実際にこんなことって有り得るんですかねえ。
国内リーグに影響するような遠征日程を組んだとしたら、その協会は本当にアホですな。
なんのために各種日程を踏まえた後で国内リーグの試合日程を決めているんだか。

この辺の話は海外でプレイする代表選手たちにも当てはまりますね。
そんなに毎回呼び出されたら困るだろ、普通は。
今回は国の代表と言えば何でも許されるのか、と言ってもよいようなヘビーな問題を巧く物語に練り込んでいて、
なかなか見応えがある展開でした。面白かったです。

いよいよコジローも復帰するようだし、昇格争いも本格化しそうなので、
次も楽しみです。

2003.3.29

20世紀少年・12 [小学館] 浦沢直樹
春波夫の付き人としてマルオが生きてました。あとはケンヂなんですが、
21世紀初頭に国連本部で紹介されたあの包帯ぐるぐる巻きの“ともだち”がケンヂなんてことは無いのかな。
まあこれは11巻の感想の時も書きましたけどね。
でも今でも主人公はカンナじゃなくケンヂだと思ってるのでなんとか出てきて欲しいものです。ダメかな。

さてついに“ともだち”の正体が明らかになりました。
以前は誰が“ともだち”なのかにばかり注視していましたが、
結局、それが今頃になって判明したところで世界は覆されるわけでも無いわけで。
そのせいか、少し拍子抜けしてます。折角、以前に予想した通り、フクベエで当たってたのになあ。

で、判明した途端、“ともだち”が撃たれて死んじゃってるんですけど。
そのため話の展開が全く見えなくなりました。これからどうするつもりなんだろう。
次の巻も要注目です。
想うということ [エンターブレイン] 犬上すくね
短編集です。
帯によると現代恋愛コミックの旗手らしいです。
言われてみればそんな気もするなあ。

作者の書くヒロインの中でも性格がキツめな人はどうしてこんなに魅力的なんでしょう。
別れの間際に一人でナニをやらせようとしたり、得たいの知れないものに突き動かされたり、
もうステキすぎです。何処かに居ないかね、こういう女性は。

物語が連続している長編ものも面白いですが、
こういった短編ものも悪くないですね。
次回作も楽しみにしています。

2003.3.24

大正小町事件帖・櫻の一番・5 [角川書店] 影崎由那
5巻目です。
いつも楽しみだったわけですが、この巻で唐突にラストを迎えてしまいました。
かなりショックです。かなり気に入ってた作品だったし。無念。

月子と景次、頑固親父のエピソードも終わって、
これからだと思っていた矢先の最終回。
朝見と幾郎の報われない恋をもう少し見ていたかったです。

最後までグロな描写には慣れませんでしたけど、
それを差し引いても十分面白かったと思います。
どうせならエピローグで月子が幾郎に嫁入りして最後まで朝見に横恋慕する展開を書いて欲しかったなあ(笑)。

次回作も期待しています。
エルフを狩るモノたち・21 [メディアワークス] 矢上裕
21巻目にして遂に最終巻です。
長く続いた物語もこれでラスト。
物語もキッチリ終わって何よりです。

それにしても最後にルファード=セルシアなんていうステキなオチが付くとは思いませんでした。
最初から最後までセルシアの独り相撲かい。この素晴らしきトラブルメーカーに乾杯(笑)。

思い起こせば、徹頭徹尾、秀逸なギャグで大変面白かったです。
ただその分、唯一シリアスな展開だったドーンの話も印象に残ってますね。
どちらも良い味を出していましたが、
もう一回くらいはシリアスな展開でも良かった気もしますけど。

次の連載も期待したいと思います。
Landreaall・1 [一賽舎] おがきちか
新作です。
エビアンワンダーが終わってショックでしたが、
なんとなく似てるような似てないような世界観の物語が始まりました。
どちらもファンタジーですが、こっちの方がラブストーリー的な色が強いようです。

まだ実質三話しか話が進んで無いので何とも言いにくいですが、
物語の雰囲気はとても良いです。
この雰囲気を維持しながら連載が続いてくれたら嬉しいなあ。

物語の序章とも言うべきクレシェンドマリオンも良い出来でした。
最初はファレルがDXとイオンの母さんとはとても思いつかなかったです。
マリオンって火竜を封じた人だよね……じゃあこの黒髪は……えぇ? みたいな(苦笑)。

次の巻も期待したいと思います。
Rozen Maiden・1 [幻冬舎コミックス] PEACH-PIT
表紙買いです。
なんとなく装丁が凝っていたのが気になったもので。
あとDearSも買ってるから作者繋がりもあるかな。

話の方はまだ始まったばっかりで何とも言えないところもあるけど、
主人公らしき小僧の内弁慶っぷりは何とかならないもんですかね。
いずれ改善されるとは思うけど、でもアレはちょっとね。
さっさと深紅に調教されるが宜しいかと(笑)。

でもゴスロリのドールっていいもんだなあ。
深紅以外の他の番号のドールも期待できそうです。
ELEMENTS [フランス書院] 鴨川たぬき
表紙買いです。
顔と身体のアンバランスな感じが気になったので買ってみました。

内容はカラーページも多くて贅沢な作りですけど、
どうも女の子の顔がみんな同じに見えて仕方が無いですね。
エロエロな描写が多いんだけど、そのせいか余計にそれが目立っている気がします。
その辺はちょっと勿体なかったかな。

それさえ気にならなければ問題無いと思うんだけど、
気になってしまったので個人的にはいまいちな感じでした。
DearS・3 [メディアワークス] PEACH-PIT
3巻目です。
何回読んでも奴隷って言葉には抵抗がありますね。
ご主人様、は問題無いのですが。
やっぱり使わない方がいいと思うな。奴隷って言葉。

話の方は特に表立った動きは無く、普通にラブコメしてます。
ゼロナンバーは早く回収しないといけなかったじゃ無かったっけ。
……まあドタバタして面白ければ、良いか。

表紙のキャラは誰かと思ったら、前回、ロクに活躍出来なかった野郎の子分みたいです。
期待した妹がいまいちパッとしていなかったので彼女に期待したいんだけど、この巻では活躍ゼロ。
そんなんで今回は少しトーンダウン気味です。

それでもミゥが思ったより可愛かったのは好印象かな。
次の巻を待ちますか。
マジックマスター・6 [エニックス] 原作:黒沢哲哉, 作画:阿白宗可
あっと言う間に新興宗教はお取り潰しになってしまいました。
もう少し頑張るかと思ったんだけど。
久々にマーリンも活躍、と言いたいところだけど出番は少しだけでした(笑)。

しかしどうもこのマーリンというオバさんもといお姉さんの役どころが掴めません。
当初、つかさを見出した謎の美女という役割だったと思うのですが、
今では出番すらロクに無くなってるし。いまいちパッとしないなあ。

それを言ったらマミも同じか。今ではゆかや綾乃の方が目立ってるし。
というか後から出てきた連中ばっかり活躍してるかも。

今後の展開も気になるわけですが、旧キャラの見せ所もちゃんと作ってもらいたいものです。
今のままでは扱いがかなり不憫ですって。
東京アンダーグラウンド・10 [エニックス] 有楽彰展
10巻目に突入しました。
でも話はいまいち停滞しちゃってますね。
そろそろ話をスラムから離した方が良いと思いますけど。

本編はチェルシーの記憶喪失→過去のエピソードってお決まりのコースを辿っていますが、
これを見ている限りでは主人公はルミナじゃなくてチェルシーだよなあ。
いまいち地上の住人たちの影が薄いように見えてしまいます。
ルミナにしてもメガネにしても。

そろそろ話の方は佳境に入っても良いというか入らないとマズいと思うので、
次の巻で展開が劇的に早まることを期待したいと思います。

2003.3.21

もっけ・2 [講談社] 熊倉隆敏
2巻目です。
まず無事にアフタヌーン・シーズン増刊から本誌へ移籍が決まって何よりです。
ちゃんと隔月連載の配慮もされてるようだし。良かった良かった。

今回の巻も大変面白いです。
中でもモクリコクリの話は特にお気に入りです。
あの、べりっと剥がすところが何とも小気味よかったし。
肌荒れで困っている自分としては、是非ともべりっと剥がして貰って綺麗に取り替えたいなあと思います。

次の巻も期待したいと思います。
この調子で連載が続いてくれれば良いのですが。
蒼天航路・27 [講談社] 原案:李學仁, :王欣太
お、司馬仲達が少しだけ出てきましたね。
クールな仲達があのエロエロ孔明とどう対峙するのか見てみたいものです(苦笑)。
でもそこまで連載が続けばの話ですけど。あくまで主人公は曹操だし。

今回の見所はやっぱり義憤に燃える馬超たちなわけですが、
個人的にはカク(漢字が出ない)が面白すぎです。
すっかり曹操の玩具と化しているところとか(笑)。
馬騰のスープを羨ましそうに見てる姿なんて素敵。

馬超の乱が終わるとそろそろ三国時代になるはずだから、
次は玄徳の蜀乗っ取りがメインになるのかな。
やっぱり面白いです、これ。
ヨコハマ買い出し紀行・10 [講談社] 芦奈野ひとし
ついに10巻に到達しました。
だからといって何か変わるわけでもなく、いつも通り、淡々としています。

あ、でもタカヒロやマッキは成長してますね。
タカヒロは会社の旅行へ行ってるとか、将来をどうするとか言ってるし。
ただあの世界の会社組織が現代と同じようなものかどうかは微妙ですけど。

今回は過去と繋がるような話が殆どありませんでした。
謎はいっぱいあるけれど、あまり気にはならないかな。
そういうことを掘り下げる物語じゃ無いと思うし。

次は……いつになるんだろ。物語と同様に気長に待ちますか。

2003.3.17

D-LIVE!!・1 [小学館] 皆川亮二
作者の新連載です。
今回はスーパーマルチドライビングアクションだそうな。
いろんな乗り物を駆使して依頼を解決する話と考えて良さそうです。

一介の高校生が何で多種多様な機械を乗りこなせるのかについては、
今後、何らかのエピソードで紹介されるまで謎のままみたい。
そのため説得力に欠ける気もするけど、ちゃんと面白いので余り気にはしてません。

斑鳩のダメっぽい行動を見る限り、シリアス一辺倒にならなそうなので、
今後も楽しめそうです。あまり重たい話ばかりだと息も詰まるし。
それに作者の笑いのセンスは結構好きなので。特に斑鳩がオウルにぶん殴られる描写はいい感じです。

次の巻も期待できそう。
早く出ないかな。
満月をさがして・3 [集英社] 種村有菜
3巻目です。
満月は相変わらず病弱には見えないですな。
もう少し、然るべき描写がされても良いとは思うけど。

タクトは英知じゃ無くて満月の父親だったようです。
まあ無難な設定だったかな。これで満月を救うキャラがタクト=托人が決定したっぽいです。
もしかしたら、めろこって線もありそうだけど、まあタクトでしょう。

で、英知なんですが予想通りお亡くなりになっていた模様。
それを満月は全て知っていた……って、おいおい。
この時点で今までの発言全ての意味合いがひっくり返りました。
矛盾も多いと思うけど、話の進め方としては面白いです。そうくるか。

今後の展開が気になるところです。
3.3.7ビョーシ!!・8 [講談社] 久保ミツロウ
ようやく松竹梅のタケが姿を見せ始めた様子。
いきなり店舗爆破なんてしかけるくらいなので、
今後の暗躍が期待できそう、って既にマツの件で出てましたね。
次はそろそろ表舞台に登場なのかな。楽しみです。

一方、長かった夏休みが終わってフクは田舎へ戻ったわけですが、
予想通り、いきなり冬休みになりました(苦笑)。
もう少しひねりがあっても良かったのになあ。少し残念。

あとエール62と63の間にあるボヤキを見てみると、
巷の噂通り、作者は女性なのかなあと思ってしまいます。
物語の進行とは関係無いですけど、この辺は少し気になりますね。
犬夜叉・29 [小学館] 高橋留美子
ようやく白霊山のエピソードも終わりました。
いやー長かったです。結局のところ、奈落が人間の心を分離させただけな気もしますけど。
たったそれだけの話に七人隊みたいな面白いキャラを出すなんて贅沢な構成だなあ。

四魂の玉の欠片で場所が判らないものは残り1つになりました。
これさえ見つかれば今の均衡が破られそうな気がします。
言い換えればこのエピソードが終わればラスト一直線って感じなのかな。

でも耳千里の話で方向性は決まった割には、
次の話で横道に逸れているから、まだまだ続きそうです。
とりあえず面白くて中弛みが無ければこのまま続いても良いかなって気がしています。
焼きたて!!ジャぱん・6 [小学館] 橋口たかし
ついに新人戦も終了。
一応、3位決定戦は途中なんですが、河内も諏訪原も既にボケ役だし、
もうどっちが勝っても別にいいや(笑)。

黒柳も仮死までしてしまったし、霧崎GMは仕込んでた孔雀まで飛び出てしまいました。
次の展開で、これを超えるリアクションが取れるのか微妙に心配です(苦笑)。
でも次はどうするつもりなんだろ。本店行きかフランス留学の話になるのかな。

研究所を雪乃に爆破された今後の冠の動向も気になりますが、
「なんやて!?」人間・河内が今後、何回なんやて!?と言い続けるのかが楽しみです。

次のリアクションにも期待したいと思います。

2003.3.10

ARIA・2 [マッグガーデン] 天野こずえ
2巻目です。
相変わらずのんびりとしていますねー。
AQUAから数えるともう4巻目になるのに、その雰囲気は全く変わらない気がするし。
良いところが変わらないってのは良いことだと思います。

今回は新たにノームという職業が出てきたのですが、その設定を見ていると、
この一連の物語はSFなんだなあと実感されられました。
サラマンダーは天候、ノームは地磁気、となると、
いずれ出てくると思われるシルフは何を司るんだろう。

まだまだいろんな人々が出てきそうで、今から楽しみだったりします。
ネコの妖精が出てくるくらいだから、もう何が出てきても驚きませんよ。
ぎゃるかん・5 [双葉社] 倉上淳士
いきなり連載誌が移動になりどうなることかと思ってましたけど、
いつも通り話が進んでいるのは何よりです。
設定も少し追加要素が増えただけだし。影響は軽微なのかな。

連載が進んでいくうちにエロな要素が減って行く気がしますけど、
その分、ところどころの間の取り方とかは格段に良くなってますね。
やっぱりセンスが良いなあ。話も面白いです。

そういえばヒロインは御子柴から前島に移行しつつある気もします。
料理が出来なくて悔しがったり、音が寝ている間にやることやって自己嫌悪に陥ったり(笑)。
あーもう可愛いなあ。是非、オプション(遠山)付きでお願いします(笑)。

次の巻も楽しみなのです。
まほろまてぃっく・6 [ワニブックス] 原作:中山文十郎, マンガ:ぢたま某
もう6巻目ですか。
この巻では話自体に目立った動きもなく、
次の巻へのプロローグ的な要素が強かったですね。
束の間の幸せは次の悲劇を予感させてくれます。

ただその中でも元新聞記者と首領の話は物語の核心に迫ってました。
優はセイントのクォーターとすると、まほろさんはセイントそのものなんだろうか。
この辺が物語の鍵になりそうな感じです。

巻末にはアニメ化第2弾の広告がありましたが、こっちはDVDを揃えなかったです。
何やらわけのわからないラストを迎えて非難ゴーゴーと聞いてしまったので。
元よりまだ完結してないアニメを無理矢理終わらせるってのもどうかと思うし。
やっぱりマンガ原作のアニメ化ってのは抵抗があるなあ。今もまだ。
EREMENTAR GERAD・3 [マッグガーデン] 東まゆみ
3巻目です。
今回はなんと言ってもシスカに尽きますね。
ただのバカキャラとか思ってましたけど、全身武器で大暴れとは。
とにかく格好良すぎ。他のキャラが霞んでしまいました。

そのシスカの見せ場がふんだんにあったせいか、主人公ペアはいいところが丸でなかったですな。
経験の無さばかり露呈してしまったみたいだし。
それでも全く活躍出来なかったローウェンよりはマシですけど(笑)。

次はようやくクーとレンの成長物語になるのかな。
話が進んでいながら殆ど成長してない主人公ペアって珍しいと思います。
その成長を見せる場所が闘技場ってのはちょっとありきたりではありますが、
新キャラも出てくるようだし、今後の展開に期待しましょうか。
特撮天使・1 [講談社] 倉上淳士
ぎゃるかんの5巻目と同時発売になった新作です。
今度のテーマは特撮とのこと。

まだ始まったばかりなので何とも言えないですが、
印象としては物語の方向性が掴みにくいため、面白味に欠ける気がしています。
有り体に言うと、まだ面白くなってきて無いです。最初の掴みがちょっと弱いのかなあ。

そのため今は様子見をしながら次の展開を待つことにします。
あっさり打ち切られなければ良いのだけど。

2003.3.5

NARUTO・16 [集英社] 岸本斉史
中忍試験から木の葉崩しへと続いたエピソードもようやく終結。
かなり長かったですが概ね問題なく楽しめた気がします。

ただその結果として猿飛先生はお亡くなりに。
結構、好きなキャラだっただけに凄く残念です。
その散り際や生き様も見事でした。
またこういう味のある爺さんが出てきてくれれば良いのですが。

ナルトと我愛羅の似たもの同士対決も良い出来だったけど、
やっぱり猿飛先生対大蛇丸の裏では少し霞んでしまいましたね。
まあそれでも以前と比べて見せ場も多いので、ようやく主人公らしい扱いになってきたのは何よりです(笑)。

さて次の展開はイタチが所属している組織の話と考えて良いのかな。
もしくは伝説の三忍の話。まだ始まったばかりなのでどっちつかずってところでしょうか。
次も楽しみにしています。
ホイッスル・24 [集英社] 樋口大輔
ついに最終巻になりました。
結局、ラストは21巻の表紙まで物語が進みませんでしたね。
選抜戦に入ってからの冗長な展開が悔やまれるところです。
ただここで打ち切るのは勿体なかったと今でも思っています。

エピローグはジャンプ誌上で連載が終了した後で描かれたものなのですが、
最終話に繋がる大切な話がしっかり描かれていて良い出来でした。
こういう話を作るのは巧いなあ。連載初期を思い出します。

エピローグの余韻に浸っているところで不破が登場。
ホイッスルの中では将に次いで好きな不可解キャラ(笑)でちょっとうれしかった反面、
そこで紹介されたネタが乙女の夢かよ……。
元々801ネタになっているとは聞いてたけど、最後にそれを描くなっての。
折角の余韻が台無し。わざとらしさが目に余りました。これこそ蛇足。
どうせなら未来予想図の方に最後の力を注いで欲しかったです。

ちょっと最後の詰めが甘かったですが、
それを除けば良い出来だったと思います。
これなら次回作も期待出来るかな。
アイシールド21・2 [集英社] 原作:稲垣理一郎, 漫画:村田雄介
2巻目です。
順調に連載が続いているようで何よりです。
ちゃんと面白いし。これ。

特に各キャラごとの対比がとても良く出来てますね。
瀬那と桜庭、栗田に大田原、この他には蛭間に王城の監督(笑)。
桜庭は今後の活躍に期待したいところです。
これで終わりになるキャラとは思えないし。

物語は強敵にぶつかって成長していく主人公、と言ったスポーツものの王道路線まっしぐらな展開ですが、
それでも飽きさせずに面白く読ませるってのは凄いと思います。
何より蛭間が格好良いし。

次の巻も待ち遠しいです。
Ultra Red・1 [集英社] 鈴木央
新作です。
ゴルフの次は格闘ものですか。
そういやライジングインパクトでアシュクロフトが負けた二人を殴り倒した時の描写、
それがやけにリアルだったことを思い出しましたよ。
だから作者と格闘というジャンルに対して違和感は余り無いです。

格闘もののスタイルとしては弱い主人公が強くなるという形と、
強い主人公をライバルたちが追う形がありますが、この物語は後者に該当するようです。

さて本編なんですが、……片桐、弱っ(苦笑)。
偉そうな登場をした割に、早速、閃に撃破されてるし。
その後はどんどん下っ端扱い。流石に可哀相になってきました。
噛ませ犬でも少しくらい活躍させて良いのにねえ(笑)。

次の巻でも閃の活躍は見物ですが、日の当たらないキャラも押さえておきたいと思います。
いきなりトーナメントなんて展開は少し心配ですけど。
結構、面白く読んでいるので次も期待したいところです。
目隠しの国・7 [白泉社] 筑波さくら
7巻目です。
順調に巻数を伸ばしてますね。

今回もいつも通りな展開かと思いきや、かなでがエリに告白してしまいました。
好きだった、と過去形になっているところが今後の暗い展開を予想させてくれます。
あろうの持つ心の闇も思ったより深いようだし。
次の巻は、重い展開になりそうだなあ。

エリが最近やけに可愛いというか格好良い女になってきてるから、
それ程、心配しなくても良いのかも知れませんが。でもなあ。どうなんだろう。
次の巻は要注目です。今回のエピソードは物語のターニングポイントになっていると思うし。
BLEACH・7 [集英社] 久保帯人
7巻目です。
それにしても、石田、弱っ(笑)。
このままだと噛ませ犬的なキャラに落ち着いてしまいそうです。
一応、秘密の修行するらしいけど……、期待出来そうに無いなあ(苦笑)。
既にアタマの悪い位置づけになっているようだし。

さて、今後はルキアを助けに行くために各員パワーアップして尸魂界へ乗り込む、
と言った展開のようです。やっぱり今後もバトル一辺倒なのかな。
話が作りやすい反面、冗長な展開になり易いのでちょっと心配しています。

なんて言いつつも巻末の与太話とか所々に垣間見えるユーモアは面白いので、
次もまだまだ楽しめるかと思います。
BLACK CAT・12 [集英社] 矢吹健太郎
12巻目です。
面白いくらい話が盛り上がらないんですけど。
本当に淡々と続くだけって感じ。もうかなりどうでも良くなりました。

元々弱くないトレインを更にパワーアップさせてどうするつもりなんだろう。
その相棒は全く持って強くならないと言うのに。バランス悪いなあ。

ジャンプ誌上でも流し読みになってしまったし、
もう次の巻を買うことも無さそうです。
キャラデザは良いとは思うけど、肝心の物語が面白くなければ意味は無いですから。

2003.3.1

鋼鉄の少女たち・1 [角川書店] 原作:手塚一佳, 漫画:しけたみがの
表紙買いです。
ちょっと噂で面白いとも聞いていたもので。

最初は無理な初期設定に見えたものですが、回を重ねるごとにリアルさが増していき、
段々と現実味を帯びてくるようになってから、急に面白くなってきました。
シリアスな展開も良いアクセントになってます。

作画が少し拙いところも見受けられますが、
この調子なら全然問題無いですね。
むしろ残酷な描写とのギャップがまた物語を引き立てていると思うし。

良い出来でした。
次の展開も期待できそうです。
魔法遣いに大切なこと・2 [角川書店] 原作:山田典枝, 作画:よしづきくみち
2巻目で呆気なく終わってしまいました。
段々と鼻に付く展開が気になって仕方が無かったのですが、
こうもアッサリ終わってしまうと突っ込む気にもなりませんね。
もう少し続いてくれても良いと思いました。

一方、アニメの方は魔法局等の設定が際だっている分、
どう見ても存在出来ないような世界を見せつける結果になってしまっています。
あれだけ人の迷惑になることをし続けても、お咎め無しってことはおかしいでしょ。
雰囲気自体は良かったとは思いますが、出来としては今イチでした。

良作になりきれなかった佳作、と言うのが個人的な評価です。
ラストは良かったと思います。でもそこに至るまでの過程は微妙。
惜しい作品でした。
おねがいティーチャー・2 [メディアワークス] 原作:Please!, コミック:林家志弦
こちらも2巻目で呆気なく終わってしまいました。
もう少し続くと思っていたので、ちょっと拍子抜けです。

ベタな展開にするならSF的な要素は必要なかった気もしますね。
登場人物の位置関係だけでも楽しめるはずなのですが、
SF的な設定を追加したことで面白味が欠けたように見えます。
特に停滞という設定はちょっとねえ。かなり微妙でした。

あと全体的に話が暗すぎです。
というか桂はうじうじし過ぎ。

ちょっと期待していたより面白く無かった、というのが正直なところです。
ただそれは原作に依存するところが大きいので、次は作者のオリジナルに期待したいと思います。
作画自体はなかなか良い出来だったので。

2003.2.27

ヘルシング・5 [少年画報社] 平野耕太
久々の新刊なんですがGacktの帯は意味不明。
アニメ化したときのPioneer絡みでこんな演出になったとしたらとてもイヤだなあ。

それはおいといて、この巻は対リップバーンや最後の大隊のロンドン上陸など見所満載なのですが、
やはり一番の見せ場はペンウッド卿の覚悟なんだろうなあ。
ダメなオヤジにこんな見せ場があるとは思いませんでしたから。
この辺りの演出は、素晴らしい、の一言に尽きます。

アーカードを空母に引きつけておいてロンドンに上陸する作戦なんですが、
殺したり殺されたりしたいのだったらそんなことをせずに正面から乗り込めば良いのに。
でも美味しいものは最後に取っておく、ということも考えられるか。
今後の展開がとても楽しみです。
ひもろぎ守護神(ガーディアン)・2 [秋田書店] 緋采俊樹
2巻目です。
連載一話目のインパクトがとても強かったせいか、
ちょっとトーンダウンした感が否めないですね。
それでもかなり面白いとは思っていますけど。

物語の方向性はまだ確立してしてなかったみたいです。
てっきり天国の手伝いをさせられていくオムニバス系な話がメインだと思ってましたが、
舞咲(勝己)の身体にまつわるエピソードが話の核になって展開されていく様子。
次の巻の予告にもそのようなことが書いてあるし。

個人的には前者の方が好みだったりするのですが、どんなもんでしょう。
ヨシリン大活躍の話とか自殺者の話とか、凄く良い出来だったし。
まあどっちにせよ、このまま面白ければ良いなあ。

次も楽しみにしています。
セツナカナイカナ [エニックス] こがわみさき
前回の反省点を踏まえて、今度は早めに新刊を手に入れました。
とは言いつつも一月近く遅れてますけど(苦笑)。
店頭でもう少し目立つところに置いてくれれば良いのになあ、と言い訳をしてみる。

この巻も読み切りものです。
中でも表題作は話の雰囲気も良く、お気に入りです。
雪崩れでかなりの人間が巻き込まれたのにも関わらず、
淡々と話ながら掘り起こしていく姿はシュールで特に良いです(笑)。
他の読み切りも良い雰囲気です。面白い。

今まで気がつかなかったのですが、一連の読み切りはステンシルで連載していたのですね。
道理で随分と早いペースで単行本が出ると思いました。
でもそのステンシルも確か休刊と聞いているので、今後はどうなるんだろう。
今はその辺が凄く心配。
.hack//黄昏の腕輪伝説・2 [角川書店] 原作:浜崎達也, 漫画:依澄れい
2巻目です。
この辺からアニメとは違った展開になってきたようです。
特に生意気なガキどもが居ないのが良いね(笑)。

パーティが牢屋に入れられた時のシーンも良い出来でした。
RPGならではのキャラへの思い入れがしっかりと伝わってきたし。
アニメは1クールで終わりなんだけど、マンガの方はどうするんだろう。
今後の展開が気になるところです。

あと何やらレナのフィギュア付きのスペシャルパックと言うものが発売されるそうです。
普通ならスルーするところなんですが、書き下ろしのコミックが付くと聞いて困り気味。
コミックだけ別売りしてくれないかなあ。フィギュアもらっても置き場所無いし。
ラグナロク・3 [角川書店] 漫画:ことぶきつかさ, 原作:安井健太郎, デザイン協力:TASA
終わってしまいました。
結局、小説の一巻目をマンガ化しただけですか。

もう少し続けてみても良いのになあと思ったけど、
このペースでは20巻を超えても小説に追いつかないし。
このくらいでちょうど良かったのかな。

小説のマンガ化ものとしては良い出来でした。
若干、作画のクセは気になりましたけど、雰囲気自体は悪く無かったし。
ただレナの胸が大きすぎる描写だけは納得出来なかったです(笑)。

一応、終わってしまいましたけど、またEx辺りを短編で連載してくれないかな。

2003.2.22

エマ・2 [エンターブレイン] 森薫
続いて2巻目です。
前巻の予告通り、ケリー先生がお亡くなりになってしまいました。
そしてエマは居場所も無く故郷へ帰ることに。
物語のスピードが予想より遥かに速いです。もう少し、ゆるりと進んでも良いと思うけどなあ。

ただこの展開の速さが、時間は決して止まることは無い、
と言った雰囲気を醸し出していることに気がつきました。
そう捉えてから再び物語を見直すと、ガラッと世界が変わって見えます。
細かいところまで良く練られているし、演出も素晴らしいです。
面白いなあ。

予告では二人がゆるやかに時代を変えていくそうですが、
どういう風になるのかとても楽しみです。
フランスの話ならフランス革命を契機に話が動くと思います。
でもこれロンドンの話だし。どうするのかなあ。
今後の展開に期待したいです。
シャーリー [エンターブレイン] 森薫
これはエマの作者、森薫氏の短編集になります。
過去のものは恥ずかしいなんて巻末にありましたが、そんなことも無く。
大変面白いと思います。

どうやらこれら一連の物語は同人自体に作ったものらしいです。
こういった良作が未だに埋もれていることがあるかと思うと、
同人もちゃんとチェックしないとダメかなあとか思ってしまいます。

それにしてもシャーリーは13才かー。いいなー、若くて(笑)。
なんて言いながらも大旦那の悪戯に耐えるメアリも良かったです。
エマも良かったですが短編集も良い出来でした。
折角なのでシャーリーは是非とも続きを描いてもらいたいものです。
羊のうた・7 [幻冬舎] 冬目景
7巻目です。
色々と渡り歩いた連載もついに最終巻になりました。
思えば一番最初に買った作者の単行本がこれだった気がします。うろ覚えですが。

結末は予想できたものと殆ど同じだった気がします。
ただ一砂の生死だけは違っていましたけど。
考えたよりは良いラストだった、とだけ言っておきますか。

何時の日か、一砂も千砂を思い出す時が来るかも知れないです。
でもラストの葉を見ている限り、大丈夫なのかな。
この話で一番逞しくなったのは彼女ではと思っていますし。

ありきたりな吸血ものの物語が多い中で、
かなり変化球な気もしますが良い作品だったと思います。
エンブリヲン・ロード・7 [ワニブックス] やまむらはじめ
7巻目です。
ここでついに物語は終焉を迎えました。
一時はどうなることかと心配しましたが、
ちゃんと物語の風呂敷を閉じられたみたいで何よりです。

アスタルテがゲヘナを目指した理由も言われてみれば納得出来るものでした。
共有できる相手にセイを選んだのも頷けます。
ただそのセイの口からルキオラの名前がここで出てくると思わなかったですね。
やっぱり互いに少しずつ気持ちがすれ違っていたんだなあ。

一方、メルカバの方は、もう一人の主人公だったクオノがケリをつけたようです。
予想通り爺婆たちを片づけはしましたけど、最後は……やっぱり報われなかったみたい。
ちょっと可哀相な役どころでしたが、エピローグを見る限りは幸せになれたのかな。

最初は取っつきにくかったですが、なかなか面白かったと思います。
次回作も期待しています。
月詠・6 [ワニブックス] 有馬啓太郎
この巻は、てっきりシリアスな展開になると思っていたのに、
蓋を開けてみればその前哨戦で終わってしまいましたね。
途中でエルフリーデの話を入れる理由がいまいち判りませんでした。
そのためちょっと消化不良気味で終わっています。

あ、エルフリーデの話がダメとかそう言うことではなくて。
話自体は面白かったのですが、問題はそれを入れる場所。
もう少し何とかして欲しかったです。

まあそうは言いつつも次の巻へのヒキと考えれば、
かなり良く出来ているとも思えます。
というわけで次の巻は早く出て欲しいものです(苦笑)。
円盤皇女ワるきゅーレ・2 [エニックス] 介錯
2巻目です。
アニメが結構面白い出来だったわけですが、帯によれば第2期も始まる様子。
思いの外、人気があるみたいです。

さてマンガの方なんですが、こっちはラブコメ的な要素が若干薄めで、
とにかく如何にして和人を死なせるかというギャグ的要素が強いです。
それにしてもワル死、ライネ死って何だよ(笑)。非道い皇女たちだな。

アニメでろくに出てこなかった皇女たちもちゃんと出てきそうだし。
なかなか面白いので次も楽しみにしています。
夢使い・4 [講談社] 植芝理一
ようやく鉱物の聖母編がスタートしました。
アフタヌーン誌上で読み出したのがこのエピソードなので、
今後の展開がちょっと楽しみです。

それにしても相変わらず緻密な書き込みだこと。
瑠瑠のがらくたな身体とか塔子の店とかカバー裏とか。
この病的なまでの書き込み量を連載し続けるってのは本当に凄いなあ。

エピソードは始まったばかりなんですが、
前回の「誰が殺した」みたいな謎解き要素は無さそう。
そうすると後はどうやって見せるかってところなのかな。

新たな遊部も出てきたし、今後の展開が気になるところです。
なるたる・10 [講談社] 鬼頭莫宏
ようやくホシ丸と繋がっているのが鶴丸だったことに気がつきました。
あーなるほど、そう考えてみると物語が最初から違って見えますね。
これは一度しっかり読み直さないといけないかな。

本編も急に話が動き出したと思ったら、
肝心のシイナさん、バラバラになっちゃったんですけど。
のり夫も死んでしまったようだし。これからどうなるんだろ。

先の展開が全然掴めなくなったですが、これからどうなるかがとても気になるので、
早く次の巻と言うか次の展開が読みたいものです。

あとアニメ化するって聞きました。
まだろくに完結してない物語なのにどうするつもりなのかな。

2003.2.19

LUNO・1 [エニックス] 冬目景
ガンガンで連載されていたとは思いもしませんでした。
単行本が出ると聞いて初めて連載の存在を知ったくらいです。
ちょっと注意が足りなかったみたい。

それにしても随分と立派な装丁の単行本やね。
このサイズでハードカバーが付いている本は初めてみましたから。
でも実に読みにくいな、この装丁は(笑)。

物語は一応、第1巻となっていますけど、しっかり完結していますね。
キャラはヒロインや主人公よりもギガウイングに出てきそうなオヤジたちの方が立っていましたけど。
そのためあまり強く印象に残らない物語のような気もしますが、短編として見れば良い出来だったと思います。
ラストも切なくて良かったし。

巻末を見る限り続編もあるようなので、
同タイトルでの次の連載も期待しています。
モンキーターン・23 [小学館] 河合克敏
波多野、謹慎一ヶ月(笑)。
相変わらず話題に困らないですな。それが魅力ではあるのですが。

洞口息子がバカみたいに強くなる反面、精神的な脆さが浮き彫りになってきましたね。
やはりこれは洞口親父に本当の強さを見せつけてもらうしか無いかと。
怪我から復帰して間もないですが、早くSG戦での復帰戦が見てみたいものです。
息子の方は何時の日か青島と分かり合える時が来るのかどうがも気になるところです。
(個人的に波多野×青島は無いと踏んでいますので)

一方、話はダービーに突入しています。
ここで久々に同期の三船や勝木も登場して話を盛り上がってきました。
いっつも波多野と洞口息子のケンカばかりだったから新鮮で良いやね。

やっぱり純が出られなかったのは惜しかったなあ。
いずれはどんどん出てくると思うので、今後に期待したいところです。

とりあえず今は三船×榎木の準優勝戦が気になるので、
次が早く読みたいものです。
ファンタジスタ・18 [小学館] 草場道輝
18巻目です。
イタリア編もようやく話の展開が見えてきたようです。
でもトップとプリマの直接対決ってのは随分と無理な設定やね。

そうは言いつつも、トトの加入によるチーム内の不協和音とか、ヒゲ監督の暗躍とか、
話がこじれている時の方が面白いことに今更ながら気がつきました(笑)。
無茶な展開になる時ほど、それを克服する展開がとても楽しいし。

逆に、スムースで問題がない時は、いまいち面白味に欠ける気もしています。
イタリア編の出だしがいまいちピンとこなかったのはそこが原因だったのかも。
ピエトロじゃいまいち役不足だしなあ(笑)。

さて次の展開としてはヒゲ監督の言うとおり、トップチームとの対戦になるのかな。
その頃にはプリマのチームもまとまっていると思われるので、面白い試合になると期待しています。
それが終わったらユースか何かをまたやって欲しいなあ。
日本との対戦では、マルコにファルコーニ、FWは当然トトでお願いしたいものです。
LET IT BE!!・3 [小学館] こいずみまり
あ、終わってしまったようです。
ラストなのに真子は最後まで寸止めでした。
あと一息だったのになあ。無念。

でも少しSFな設定が入ったラブコメかと思っていましたが、
ナナはショットガンで頭を吹っ飛ばされるわ、親父は銃撃されても死なないわ、
最後は真祖なんて出てきて何が何やら。オカルトでした。
さすがにここまでは予想できなかったです。

途中でかなり殺伐とした展開になりましたが、
最後はほのぼのとしていて良かったかな。
なかなか面白かったと思います。でも、真子の寸止めだけは……無念。
フルーツバスケット・11 [白泉社] 高屋奈月
11巻目です。
順調に連載が続いているようなので、もう休載の心配はしなくて良いのかな。

とりあえず十二支全員が揃いましたね。
予想通り、慊人は十二支ではなく神だったようです。
魂の支配者って言われても何が何やらサッパリわからないですけど。

そうなって来ると一見無理に思えたアニメのラストも強ち間違いじゃ無さそうです。
彼が救われない限り草摩の十二支は誰も幸せになれなさそうだし。
同じような形で話が閉じられるのかな。そう簡単にはいかないとは思いますが。

未だに動向が掴めない依鈴や紅野のこともあるし、
十二支が全てお目見えしたから直ぐにラストってことは無さそうです。
夾に関してもまだ何か一悶着ありそうな気もしますから。

まだまだ話は続きそうではありますが、そろそろ佳境に入る気配もあるし、
次の展開も目が離せないと思います。
鳳ボンバー・3 [小学館] 田中モトユキ
三巻目です。
この巻も熱いオヤジたちがてんこ盛り。
ヅラ外人の弾けぶりも見事でした。ボール食ってるし。
蓼食う虫も好き好きって、おい。それで済ますなよ(笑)。

稲垣と欽助の戦いも熱いです。熱すぎ。
啓助の奮闘も面白かったですが、これを見せられてしまうとちょっと霞んでしまいますね。
やはり主役はオヤジたちと言うことで。

ただ気になるのは未だに紅白戦で留まっていることでしょうか。
何時になったらペナントに入るんだろ。
啓助も二軍落ちしたようなので公式戦は何時になる事やら。
面白いですがちょっと今の展開に心配しています。
とりっくトリップ☆ぱらパラだいす・1 [ムービック] 岩崎つばさ
30girlの作者の単行本です。
前から気になっていたので買ってみました。

随分とありきたりな設定かと高をくくっていたら、
予想よりも物語がしっかり構成されていることに気がつきました。
でも一巻目で世界の謎が見えてしまったので、
後はどうまとめるかってところなのかな。

巻末で紹介されていたネコ、なんか良いなあ。
お乳を出すって設定は少しイヤだけど(笑)。

2003.2.13

オレンジ・7 [秋田書店] 能田達規
7巻目です。
誰かホーマーにスカパーを教えてやれよ(笑)。
でもそうするとロクに練習もしないで引き篭もりになるからダメか。

気がつけばオレンジも三位まで到達です。
そこに立ちはだかるのはやっぱりイーリスとレオーネですか。
見たところ、レオーネが独走して二位をイーリスと争う形になるのかな。
レオーネの方が役者も揃っているようだし。

三木は予想以上の高いパフォーマンスで大活躍してますね。
それに焦らされる怪我人のコジローの奮起に期待したいところです。
にしてもコジローは怒ってばっかりだな。

新フォーメーションでの試合も途中で終わっているので、
次の巻がとても気になるところです。
しあわせインベーダー [エニックス] こがわみさき
一昨年前の単行本なんですな。
作者の単行本はいつも買い逃してばかりです。
そのため店頭で見かけたら早めに確保するのですが、
今回は気がついたのが発売されてから2年後。遅すぎですね(苦笑)。

相変わらず雰囲気の良い短編集です。
中でも、ふたりなみだ、がちょっと切なくて良かったかな。
そうは言いつつも、鼻血が出やすい藤木は一度病院に行くべきだと思いましたが。
(雰囲気ぶち壊しなツッコミの気が・笑)

そう言えば短編ばかりなんですが作者は連載をされないでしょうか。
作者の長編ものを一度読んでみたいと思っていますが、どんなもんでしょう。

2003.2.12

クロノスヘイズ・2 [メディアワークス] 高野真之
久々の2巻目です。
1年以上も間が離れていたので、どんな話だったのか半ば忘れてましたよ(苦笑)。

前は随分とまったりとした雰囲気だったのですが、
小枝が出てきた辺りから急に話が動き出した模様。
その過程で今まで分からなかった世界設定も垣間見えたし。
予想よりも遥かにハードな展開が繰り広げられそうです。

新世代との戦いが始まる中、鍵となるのはやっぱり冬也なのかな。
個人的には今はやられっぱなしな涼宮の奮起に期待したいところです。
胸ばかりじゃ無いところを見せて欲しいし(笑)。

あと主人公の冬也なる人物は本当に存在しているのかどうか疑問になってきた気がします。
各キャラのセリフから推測する限り、冬也は冬一郎その人としか見えないし。
何らかの理由で若返って記憶を無くしている、という設定はどうでしょう?
少しありきたりかな。

次の展開も楽しみです。
ただ次の巻はもう少し早く出てくれると嬉しいのですけど。

2003.2.7

闇のイージス・10 [小学館] 原作:七月鏡一, 作画:藤原芳秀
10巻目に突入です。
今まで姿すらまともに現さなかった蝶(バタフライ)がついに登場しましたね。
なかなか思わせぶりなセリフもあり、今後の動向も期待させてくれます。

その過程で最近はまったく良いところが無かったゼロも久々に活躍出来たのは何よりです。
相手役のマリアはアナの出生に関わるコードCが関係しているとか。
そう言えばアナの父親もまだ見つかっていないかったね。
今まで蝶と天使ばかり注目してましたけど、件のゲイザーも忘れてはいけないみたいです。

今後はそう言った名うての犯罪組織との戦いになって行きそうなんですが、
たまにはそれらを全く介さない話も盛り込んで欲しいものです。
この巻で言えば、精霊流しの女の子を護る話とか。

まあバランスよく話が進んでいると思うので余計な心配なのかな。
次も期待しています。
彼氏彼女の事情・15 [白泉社] 津田雅美
有馬の闇はこれで一段落と考えて良いのかな?
かなり重い展開ではあったけど、ちょっと呆気ない気もしました。
もう少し一悶着あっても良いかと思いましたが、これ以上ハードになると読むのが辛くなるし、
話の流れに無理は無かったからこれはこれで良かったと思っています。

で、彼を救った雪野なんですが、もしかしてご懐妊なんでしょうか。
でも今となっては物語の峠は越えたようなので、大きなトラブルになるとは思えないかな。
ここまできたらもう恐いものなんて無いでしょ。この二人には。

あとは浅葉だけですか。いつもの面子だと。
今更、新しいキャラを出すことも無いだろうから、
誰か既存のキャラと新たに巡り会うことになるのでしょうか。
うーん、誰だろ。今はちょっと思いつかないかな。

ようやく一番の峠を越えたので、今後は安心して見ていられそうです。
そろそろラストも近いのかも知れません。
めるぷり・1 [白泉社] 樋野まつり
新連載です。
今回は前作に輪をかけたくらい派手にファンタジーしてますね。
またしてもバカなキャラが多いのは作風なのかな(笑)。

ただ話の設定は何処かでみたようなものばかりなので、
今後面白くなるかどうかは、この愛すべきキャラをいかに魅力的に動かして行くか、
これに尽きると思います。なかなか難しいとは思うけど。

愛理のゴスロリ(+縦ロール)が素敵なので、
バカ兄は彼女を今後もじゃんじゃん拉致してくれると嬉しいのですが(笑)。
(言わなくてもそうなる気がしないでも無いな)

まだ話の序盤なので今後の展開に期待したいと思います。
余りお約束過ぎる展開じゃ無ければ良いなあ。

2003.2.4

HUNTER×HUNTER・16 [集英社] 冨樫義博
ようやく16巻目です。
最近はテンポよく話が進んでいるし連載も珍しく(苦笑)順調なので、
そろそろGI編も終わりに近くなってきたみたいです。

このGI編も始まった当初はどうするつもりなんだろうと思ってましたけど、
ゲーム攻略に関する巧みさや交渉のやりとりなど思いの外、良い出来です。
ここまで凝った作りだとは思いませんでしたし。

カード集めの伏線も多種多様で面白いです。
出来れば全ての指定ポケットのアイテムを攻略してくれないかな。
アイテム一覧の次は取得方法一覧を見てみたいものです。

そういえばこのGI編に関して現実世界でも何度かゲーム化されているみたいですが、
果たしてマンガと同レベルの出来になっているのか、甚だ疑問であると思ってます。
まあどれも実際には試して無いので、あくまで予想なんですけれども。

どうしても話の途中で作られるゲームは色眼鏡でしか見ることが出来ないです。
今の話が面白い分、余計にそう感じてしまいますね。
GI編が全て終了し、全ての謎が解決した後に開発されたゲームなら、ちょっとやってみたいかな。

今は休載が無くちゃんと連載してくれることだけを心配しています(笑)。
ONE PIECE・27 [集英社] 尾田栄一郎
アッパーヤードがジャヤの片割れでノーランドが探していた黄金郷が空の上でした。
地上での伏線がなかなか巧みに活かされていて面白いです。

そう考えて行くとチョッパーを助けた誰かってのはサウスバードになるのかな。
でもそうすると船を直したのが誰かわからなくなるわけで。
まさか黒ヒゲたちが登ってきてしかも助けてくれているとも思えないしなあ。

これ以外にもまだ遺跡のこととかエネルが作っているものが何なのか、
それが解明されるにはまだ時間が掛かるみたいです。
なんとなく冒険の雰囲気が出てきて良い感じになってきましたね。

さて話の方もようやく一つに繋がってきたようなので、
そろそろ全員まとめてバトルロイヤルにでもなるのかな。
ちょっとキャラが多くてややこしくなってきた気もするけど。

最近は派手なバトルよりも謎解きをどう解明するのかとても気になってます。
プリティフェイス・3 [集英社] 叶恭弘
もう3巻目です。
ジャンプ誌上でも順調に連載が続いているみたい。

でも相変わらず男とバレる心配が無さそうなんですけど。
体育祭で絡み付かれた時に気づかれると思うのに。
それ程までにアレが小さいとしたら、乱堂が哀れで仕方がありませぬ(笑)。

巷では初の長期?連載で作画が心配と言われていたようですが、
今のところは問題ないですね。まあ崩し顔が増えた感は否めませんけれど。
新キャラの後輩がステキで良いです。是非、拭いて欲しいのですが(笑)。

あと幕間にあった昨年末のジャンプフェスタ2003のサイン会日記がなかなか初々しくて面白いです。
作者が大成した時はこの時のことを思い出して欲しいなあとか勝手なことを思いました。

この調子でテンポ良く連載が続いてくれたら良いなあ。
シャーマンキング・23 [集英社] 武井宏之
なんだか急にハオが帰って行っちゃったのもどうかと思うけど、
それ以上に折角盛り上がってきたチョコラブとゴーレム戦がアンナの一蹴で終わるというのはどんなもんでしょう。
ここまで引っ張っておいておきながら、それは無いでしょ。

それにしても何処までも扱いが酷いなチョコラブは。
折角、格好良いところも多かったのに。
やっぱり顔ですか、問題は(笑)。

まあこれでエピローグ編はケリが付くのかな。
というか最近は緊張感も薄れてきたので早く次の展開に進んで欲しいと思ってます。
それに死者蘇生が何度も罷り通るのは良くないね。そう思いました。

2003.1.31

ソウルガジェット・1 [角川書店] 大森葵
新連載です。
今回は一連のウィザードシリーズとは違う模様。
でももしかしたら何処かで繋がることもありそうな世界設定かと思います。

話の方は義賊の話かと思いきや、どうやらライルの持っていた魔道具を中心として、
他の魔道具を探す展開になって行くようです。
当分はノイエの追う魔道士を一緒に追いかけるという展開になるのかな。
それはそれで面白いのですが、一話目みたいな良い話がもっと多くても良いかなあとも思います。

キャラも良い感じに出来ているので、今後も楽しめそうです。
やっぱり作者の作り出す妹キャラは良いなあ(笑)。
シェスカとノイエがライルを取り合う展開なら尚更良いのですが。

全体的に良い出来だと思います。面白い。
QPエンジェル・2 [エニックス] 南京ぐれ子
この巻も無駄にハイテンションな気がしないでも無いですが、
その暴走ぶりがとても面白いです。
どいつもこいつもバカばっかりだし(笑)。

BB便の連中もギャグにしかなってないからなあ。
一応は美形キャラばかりのはずなんだけど。
そもそもライバルにすらなってないのは如何なものか(苦笑)。

相変わらず表紙に騙される輩もいるようですが、
この調子なら買って失敗ということは無いかと思います。
個人的には凄く好き。このままハイテンションで突き抜けて欲しいものです。

次の巻も楽しみだなあ。
カムナガラ・5 [少年画報社] やまむらはじめ
ようやく日嵩が覚醒したみたいです。
ここに辿り着くまでちょいと長かった気もしますけど、
その過程は面白かったと思うので概ね問題は無いかと。
ただその覚醒後に起こったアレは見たくなかったですが。

その過去の因縁も大体は表面化してきたようなので、
物語としては折り返し地点を通過したくらいなのかな。
そうは言っても全て解明されたわけでは無いので
増刊で連載されている前史ともども今後の展開が期待できそうです。

やはりキーになるのは日嵩と香奈多、翼紗だとは思うのですが、
過去の因縁が不確定な遥日や儀式官の天野がどう動くのかがとても気になります。
てゆうか香奈多も確定したとは言い切れないかな。
いまいち香奈多=月読って感じがしないし。
もしかしたら子供が転生したのが香奈多なのかも。推測ですけどね。
しゅーまっは・7 [秋田書店] 伯林
7巻目です。
そして最終巻とのこと。最近、チャンピオン誌上で見かけないと思ったら終わってたのね。
単行本メインで読んでいたから気がつかなかったです(苦笑)。

それでそのラストなんですが、まあ定番というか無難な終わり方かな。
折角なのでもう少し趣向を凝らしても良かったのではと思っています。
ちょっと遊びの部分が足りないような印象でした。

何より巻末の2ページマンガで不幸な安倍先生が一時的にでも幸せになれて良かったです(笑)。
結構、こういうキャラは好きだったので応援してました。
不幸と言うよりは薄幸と言うべきなのかはわかりませんが。

さて次の連載に関してはまだ情報が無いので何とも言えませんけど、
気持ち悪いブツが少なめだったら見るかもしれません。
やっぱり苦手でした、あーいうグロいの。
ももいろさんご・4 [少年画報社] 花見沢Q太郎
なんと2色カラーですか。
……あ、でも最後の方でモノクロになってるし(笑)。

カラーものの連載がそのままの色で単行本に使われるのは大変良いことなのですが、
ページ構成の都合で連載の順番を入れ替えるのはして欲しくないなあ。
話の構成とかも変わってしまうし……と思ったけど殆ど違和感が無いので問題なさそうです(苦笑)。

さて本編の方なんですが、三悟が汚れていくのは構わないけど、
それを信じて留学している百合子さんが可哀相すぎ。
自己嫌悪で済むレベルじゃ無いだろ、それ。

あんまり気にしなければ良いのかも知れないけど、
やっぱり気にしてしまうので素直に楽しめなくなっています。

次はどうしたもんだろう。
潮は素直に可愛いと思うんだけど。この話の構成は、ちょっとねえ。

2003.1.25

プラネテス・3 [講談社] 幸村誠
3巻目に突入。
無事にハチマキもフォン・ブラウンに乗ることが決まったようで何よりです。

これで木星への旅がすんなり始まるかと思ったらそうでも無く。
宇宙船員は随分とまあ厄介な生き物だこと。冒険家は厄介だと言った方が良いのかな。
まあ他の船員たちが全て同じような迷いにぶつかっていないから、
全てそうだとは言い切れないとは思いますが。
少し精神論みたいな描写が多すぎる気もしています。

でもまさか田辺と結びつくとは思わなかったなあ。
急に会いたくなったと言うのはわかるんだけど。
もう少しその過程が示されても良いのにねえ。
田辺の幼少期の話がかなり良かったので、余計にそう思いました。

さてそんなハチマキも身を固めて宇宙で勝手にくたばれ無い身体になったようなので、
次の巻ではついに木星行きが始まるのかな。
なかなか興味深い作品なので、今後の動向がとても気になります。
るくるく・1 [講談社] あさりよしとお
いつの間にか始まってた新連載です。
カールビンソンは何処へ行ったんだろう、と突っ込むのは野暮天なのかな。
アフタヌーンの休刊は無さそうだから楽しみにしてたのになあ。

それはさておき、内容の方なんですが相変わらずの毒まみれなネタが豊富で素敵に面白いです。
全体的にまったりとした雰囲気の中、繰り広げられるアレなネタ。
このまま行けば宗教戦争に突入ですか(苦笑)。

悪魔の姫に極めて頭の悪い天使、あからさまに妖しい邪教の坊主。
どいつもこいつも今後の活躍が大いに期待できそうです(笑)。
ただ主人公がいまいちキャラが弱いのが心配な気もしますが。

概ね問題なく愉快なネタが期待できそうなので、
今後も楽しみな連載です。
苺ましまろ・1 [メディアワークス] ばらスィー
表紙買いです。
かわいいは、正義!なんて帯が着いてました。その通り。

さて中身の方は、かなり気怠い物語が綿々と続いてます。
特にドラマチックに話が進むわけでも無いですが、話自体の雰囲気はかなり良いですね。
何より可愛いし。ただかなりやさぐれている高校生もいますけど(苦笑)。
そんだけ煙草吸ってれば停学になるだろ、普通は。

物語性は薄い気もしますけど、それがマンガ自体を決める全てじゃ無いし。
所々に垣間見られる間の使い方が回を重ねるごとに巧みになっていくところも良いかな。

なかなか面白い出来だったので、
次も楽しみです。
.hack//黄昏の腕輪伝説・1 [角川書店] 原作:浜崎達也, 漫画:依澄れい
もう.hackのアニメは見ないと思っていたけど試しに見てみたら案外面白かった腕伝ですが、
コミック版がコンプティーク誌上で連載されていて単行本があると聞きつけて本屋で表紙買いしました。
前ふりが長いな。

どうやらアニメより先に連載が始まっていたみたいです。見る順番が逆でした。
このコミックの設定を踏まえてのアニメ視聴ならば、もっと色んな意味で楽しめたかと思うし。

各種設定の細かいところに関してはアニメの方が良い出来かと。
普段は会えない双子の妹とネット上でやりとりするってのが話の肝だと思っていたから特にそう思います。
逆にネット上で仲良くしていた割にリアルでは余り会話も無いクールな双子ってのも面白い設定なのかも。

コミックの方はアニメより増して繊細なタッチがかなり良いですね。
変な緊張感というか思わせぶりなところも少なく楽しいです。
このまま双方の良さを活かした展開になっていけば良いなあ。

でも結局のところゲーム以外は殆ど見てしまったので、やっぱりゲームをしなくちゃならんかなあ、
とか考えるようになりました。でも今更4作も積みゲーを重ねるのは微妙だし。
どうしたもんだろう。
マンションズ&ドラゴンズ・5 [ワニブックス] 原作:佐々木亮, 漫画:藤波智之
5巻目です。
相変わらずナッツは人形のままなんで話が停滞したまんまのかと思っていたら、
元に戻す方法を探す過程でかなり面白い展開になってきました。
そうか、そうきたかって感じで。

のんびりした世界設定は表面的なもので、裏ではかなり重い設定があったみたい。
アルマダも口ばっかりじゃ無かったようだし。ユーシスは魔王に並ぶ者ではなく、その当事者とは。
各キャラの設定が見えてくると、どうしても今後は重い展開が待っているように見受けられます。

実はこの巻で次を買うのを止めようかと思っていたのですが、
ここまで買い続けて良かったと考えを改めました。
次の展開は特に期待できそうです。
恋の花小箱 [茜新社] 水島空彦
もの凄く久しぶりに買った成年指定ものです。
ついでに言うと表紙買い。

全体的にどことなく薄暗いような雰囲気が漂っているのですが、
それが作画のタッチに合っていてなかなか面白いと思います。
最後は殆どがラブラブなハッピーエンドってのも良いかと。
その分、バッドエンドになった表題作の反動は大きいですけれども。

愛情表現が可愛らしいポチも大変良いのですが、少し捻くれたメイドってのは特に良いですな。
頭の中で何かが開眼させられた気がします(笑)。
ありす19th・6 [小学館] 渡瀬悠宇
ますます話が重い方向に驀進中です。
そりゃ相手は闇の言葉つまり人の負の感情そのものを扱ってくるから、
そういう展開になるのは判っているつもりなんですが。
話が魔帝に近づけば近づくほど読んでいる方も邪気に当てられるような感じがしています。

出てくるマーラムマスターも色んな意味でグロいです。
正体を現した時のアレなんて凄すぎ。素で気持ち悪くなりました。
この辺の描写は本当に巧いなあと思っているのですが、
その邪気を書くのが巧すぎるせいか読んでいると辛くなってきます。

話の方は、クリスの闇、フレイの闇(まだ進行中)と描かれて来ているので、
各キャラごとに闇を克服するシーンがあるようです。
それなら新キャラの黒い人と中華な人も見せ場があるのかな。
まだ名前すら覚えられないのでラスト一直線にならないで頑張って活躍させて欲しいものです。

2003.1.22

鋼の錬金術師・4 [エニックス] 荒川弘
4巻目に突入ー。
相変わらず大変面白いわけですが、
急にヒューズの幸せな家庭が出てきて何となくヤバそうな雰囲気になったと思ったら、
案の定、彼は二階級特進になってしまいました。かなりイカす兄さんだったのに。

お気に入りなホークアイ中尉主演の読み切りも大変面白いんだけど、
やっぱりヒューズの一件があるから心底笑えないのも事実でして。
ちょっと死なせるには早すぎた気がしています。
でもこの一件で話自体が加速し始めたようにも見えるので何とも言えないかな。

それにしても大総統が何となく怪しげな気配。
このオヤジ、絶対後で賢者の石に関わってそうだなあ。
ヒューズの一件はこのオヤジの指示じゃないのかね。

あとアルの作られた記憶については一応決着したようで良かったです。
あんな状態で全てを錬成できるわけは無いわな。
でも66が生きているのでもう一悶着ありそうな感じがしますけど。

まあそんな感じで次も大変楽しみであります。
鋼のためにガンガンを買おうかなって気にもなってきました。

2003.1.19

焼きたて!!ジャぱん・5 [小学館] 橋口たかし
なんていうか黒柳がいないと話が成り立たなくなってきたような、こないような。
そんなことが言いたくなるくらい素敵なリアクションばかりなんですが、
折角の河内ツッコミが霞んできて少しもったいない感じです。

もう何だか良く判らない状況のまま新人戦もベスト4に突入。
雪乃なんて強烈な悪役が出てきてしまったので、
諏訪原の扱いがますます可哀想になってきました。
どう見てもライバルと言うよりはボケ役だよなあ(笑)。
巻末のオマケでも三バカになっちゃったし。

それにしても雪乃、強烈です。
久々に見た気がします。ここまで悪が似合うヤツは。
とことん悪さをし続けてくれそうなので、今後の動向も気になりますね。
シリアスになり過ぎなければ良いのだけど。

次の巻はカレーらしいので、次も楽しみにしています。
…ん?なんか違う気がしないでも無いな(苦笑)。
紅茶王子・19 [白泉社] 山田南平
唯が素敵すぎです。
ブッちぎりの存在感がありますね。
ペコーも目じゃ無いくらいです。
なんてったって、お兄ちゃま、ですから(笑)。

とか思ったら、奈子の告白で話は一転。紅茶王子の一番の核になる部分に引き戻されました。
好きだけど好きになっちゃいけない。
もの凄く心に響きます、この展開は。

あと、そめこの覚悟というか決断からも目が離せないですね。
何れは別れなくてはいけない運命をしっかり見据えている様は見事です。
そう考えると奈子の方は、やっとそのスタート地点に辿り着いたって感じ。
予想よりもそめこが大人でびっくりです(苦笑)。

そんなわけで次の巻ではどう考えてもそめこと紅の別れのシーンが訪れてしまうのかな。
ペコーの時もそうだったけど、別れのシーンは格別に辛いから。
次の巻が見たくないようで見てみたい。そんな心境です。
華麗なる食卓・7 [集英社] ふなつ一輝
七巻目です。
今度は中華も出てきましたね。
カレーパンも出てきたし、今回もバラエティに富んでます。
よくネタが続くなあ。本当に関心。

話の方は、結維とマキトのすれ違いが目立ってはいますけど、
過去から繋がっていると思われるマキトの目的が見え隠れしてきたことの方が重要かと。
久々に出てきたし、この設定。ライアンが言うまですっかり忘れてましたから(笑)。

で、ライアンとマキトの肝心な勝負なんですが次の巻に持ち越しー。
気になる展開になってきたし、次も楽しめそうです。
またパン屋の巨乳お姉さんの話みたいな短編もあれば良いのですが。

あ、カバー裏はこのお姉さんになってます。
ちなみに97だそうです。派手に揺れるわけだ(笑)。
Get Backers奪還屋・19 [講談社] 原作:青樹佑夜, 漫画:綾峰欄人
もう19巻目ですか。かなり長編になってきましたね。

最近は一つのエピソードが長くなる傾向があって少しうんざり気味だったんですが、
今回は珍しくスッキリまとまって終わって何よりです。
ちゃんと奪還もしたし。こういう短めの良い話がもっとあれば良いのですが。
まあ、短いと思った割りには11話も掛かってますけどね(苦笑)。

で、巻末には次のエピソードの冒頭があったんですが……、
うわー凄く長そうな感じ。
前から伏線を張っていた虫使いの話みたいだから重要な話だとは思うけど。
いつもの面子が出て来てるから、やっぱりバトルものになっちゃうんだろうなあ。
少しガッカリ気味ですが、まだ冒頭部分なので何とも言えないってのが本音かな。

さっぱりわからない話もあれば今回みたいに面白い話もあるので、
まだまだ買い続けるつもりです。

2003.1.6

いちご実験室 [講談社] 山名沢湖
アワーズライトで少し気になっていた作者なので買ってみました。
後書きを見る限り、どうやら初の単行本みたいです。

なんていうか昔懐かしい少女マンガを読んでいる感じがしています。
今でもこういうのんびりとした優しい絵を描く人がいるかと思うと何かうれしいですね。
ノスタルジーを感じながらも古臭いという印象でも無く。不思議な感じがしています。

あ、よく見たら講談社ですね、これ。
少年画報社の読み切りが入って無いってことは、もしかしたら早い時期に続刊が期待出来るのかな。
朝顔ラジオとかも良い出来だったので、次の単行本も期待しています。
funfun工房・4 [白泉社] 渡辺祥智
終わってしまいました。
最後までほのぼのしてましたね、これ。
マーリーの照れながらの告白も素敵でした。
やっぱりヒロインに先に告白されたら男は負け確定ですって。

その意地っ張りの二人も昇天してしまいました。
これだけはちょっと寂しい感じがしています。

左京の話も良かったので、もう少し従者に関して掘り下げていても良かったかも知れないです。
折角、10人もいることだし。まあ終わってしまったので何とも言えませんけれども。

なかなか雰囲気も良く面白かったです。
次回作も期待して大丈夫かな。

2002 年 / 2001 年 / 2000 年 / 1999 年
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