Oshima's GUITAR WORKSHOP

PB2400c，お前もか！？
	May.2000

突然電源が落ちるという恐ろしい症状に見舞われた友人のPowerBook2400c。SOSを受けてさっそく預かってきました。
PB5300と190はいやと言うほどバラしてきた私ですが，Apple唯一のコンパクトノート・2400cの分解は初めてです。「この狭いスペースにどうやってパーツが組み込まれているんだろう・・・」そんなことを考えるとわくわくしますね(^_^)。結果が右の写真。実にぎっしりとうまいことまとめてあるもんですな。

電源のトラブルとあればまず疑うべくはDCジャック。これはPB5300や会社のテプラで経験済み。これまたジャックが壊れてしまったのかと思いきや，外観はしっかりしていてどうやら今度はそうではなさそうです。

問題はプリント基板の裏面にありました。虫眼鏡でよく見ると，ジャックを固定している足のハンダに亀裂が入っているではありませんか。表側からジャックを押し込むと，裏のハンダと基板面にわずかに隙間ができます。これが電源の接触不良の正体です。もう一度ハンダ付けをやり直しガッチリ固定。組立てて修理は完了です。

ノートパソコンに限らず，こういった外から力がかかる部品というのは往々にしてこのようなハンダ割れが多いようです。よくある例がウォークマンのヘッドホンジャック。かつて私が購入したものの半分はこの部分のハンダ修理をしています。ハンダごて１本で直る修理なので「怪しいな」と思ったらぜひ，試してみることをおすすめします（保証はしませんが(^_^;;）。

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