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CONTENTS | ||||
はじめに | 全話解説 その1 | 全話解説 その2 | 全話解説 その3 | 全話解説 その4 |
特集:オカマ女番長大作戦 | ||||
ゲスト様 読書感想文 |
第1話: あんみつ姫 | top |
まずは誌名の由来ともなったと思える第1話、「あんみつ姫」。このタイトルにはサブ タイトルがあり、扉絵に「千客マン来! 店主ごきげん物語」とある。一応、これがこの後 続く各話ほとんどに付いてくるサブタイトルであるが、またなんともごきげんなサブタイトル名である。 そんなことはどうでもいいので、ストーリーの紹介をしよう。まず、裕子ちゃんなるギャルが しるこ屋甘党の家にやって来るところから物語は始まる。 友人の友ちゃんに会いに来た裕子ちゃんは、出かけてしまったこと店主に告げられて 帰ろうとするが(友ちゃんが何者なのかは一切説明されない)店主はせっかくだからと あんみつを御馳走する。 この後、店主は「最近の女学生は売春などしているらしいねぇ」と会話を切り出すのだが そのやりとりが絶妙である。 店主:「なんでも売春しているとか」 裕子:「いるわよ、私たちの組にもいるもの」 店主:「へぇ! 本当にあるんだねえ」 店主:「裕子ちゃんしたらだめだよ」 裕子:「うん大丈夫よ、でも・・・」 店主:「でもどうしたの?」 裕子:「お小遣いくれたらわかんないわ・・・」 店主:「そんなもんかねところでその子紹介してくれないかね」 店主:「お小遣いあげるから」 裕子:「おじさんってエッチね」 スムーズに、かつクールに自分の欲望をさらけ出す店主の会話術にもうメロメロ。 あとはもちろん裕子ちゃんが「私でどう?」ってことになってお決まりのパターンへ。 |
![]() 1コマ目:このへんのサブリミナル 具合がMARO東先生の得意技だ。「チ」の左の黒い丸はどうやら 太陽らしい。 |
第2話: ホントだよ、クリよりうまいって | top |
いきなりとんでもないタイトルの第2話。しかも恐ろしいことに 目次では「ホントだよ、クソよりうまいって」となってしまっている。 以下がこの素敵なタイトルの物語。 「〜だんべ」となまりの強いしゃべりの若い兄ちゃんがやっている 石焼きイモ屋に買いに来たピチピチギャルは、なぜかイモを食べたら 兄ちゃんのイモ(チ○○)を食いたくなる(なぜだ!) 兄ちゃんはギャルのいきおいにタジタジで、 「なんだべか?」とか、 「こんなもの食べておいしいだんべかや」とほざく始末。 しかしギャルに「食べさせて」といわれると、1ミリ秒の躊躇も無く、 「ああいいだよ」とくるから読者はびっくりだ。 純朴な兄ちゃんの”イモ”は皮がかむっているのだが、ギャルはここで かなり熱いはずの焼き石を兄ちゃんの”イモ”にまぶすという蛮行に 出る。(その後兄ちゃんもギャルのあそこに石を入れてしまう) |
![]() ネオンサインきらめく都会の片隅で愛し合う男と女の図。 「おいも」が涙を誘う。 このわびさびがMAROワールドである。 |
で、ここで兄ちゃんが思いだす歌がすごいのである。 「おののぢっこ、イモやきぢっこ、イモをやかずにキンダマやいて、アチチともんだら、モロリとムケた」 このような歌が本当にあるのかどうか知らないが、激しい歌であることは疑い無いと思う。 あとは、急にテクニシャンぶりを発揮しだした兄ちゃんが 「あうっフケちゃっただよョ〜」 (イったことを指す) 「おいしいだんべ、これが本当のツボやきイモだんべ」 などとのたまったあげくに、とてつもない恥音を出す。 最後のセリフは 「これからは上と下の口にオラのイモをうんと食べさせてやるだべ、 これが商人(あきんど)だす!」 |
![]() なんともワイルドな恥音。 |
第3話: ここなめわんわん | top |
このタイトルが全てを物語っている・・。そう、ピチピチギャルがペットショップに行って犬を買ったら、 その犬は店主によってバター犬に調教されており、ギャルは犬の虜に・・・。そこへ調子良く現れる店主とギャルが合体して終わりという黄金パターンなのである。 どうしようもなくチープで単純なこの話にも、一つ重要なことがある。 なんとバター犬の虜になるギャルの着ているトレーナーにAZUMAと書いてあるではありませんか! これはまさしく著者のMARO東先生の「東」の部分の読み方だと思われる。つまりMARO東は「まろあずま」と読むのが正しいのである。(たぶん) また、このトレーナーには「AZUMA」以外にも何か書いてあるのだが、それがコマによって微妙に変わるのである。これはMARO先生よりのメッセージだと考えられなくもない、わけはない。 以下が、その謎の”トレーナーに書いてある文字”の全てだ。 16コマ目 : SKUMARO 28コマ目 : SUNTOKURO 33コマ目 : SANTONKUK 39コマ目 : SANTOUKUR 58コマ目 : SANOTONKUM 何か規則性が有りそうだがよくわからない。ともかく、MARO先生の英語力を物語る一話ではないだろうか。 |