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CONTENTS | ||||
はじめに | 全話解説 その1 | 全話解説 その2 | 全話解説 その3 | 全話解説 その4 |
特集:オカマ女番長大作戦 | ||||
ゲスト様 読書感想文 |
第13話: おツユで味じまん勝負 | top |
MARO東先生がバトルグルメ漫画を描くとどうなるかという見本がこの作品だ。ちなみに今まで見た中で一番狂ったバトルグルメ漫画は敵方がラーメン屋に車で突っ込んできてマシンガンを乱射し、店の奥のスープ鍋からは人の手が出ている、という壮絶なやつである。 この作品では人間ダシスープは出てこないが、ギャルのおツユが登場する。以下がストーリーである。 向かい合わせに建っている”中華そば・チンチン飯店”と、”日本そば・マンチン楼”。マンチンの主人はチンチンに客を取られてカンコ鳥。 追い込まれた主人は、「これにかぎる!」と1人納得して、究極のそばを思い付く。 そのそばとは、そば自体には全く何の改良も加えず、注文を取るたびに店員のギャルがパンチラを見せるというものである。 これを見たお客は、「どうなってんのむっちりしたあのデルタ・・」と、絶妙の倒置法で唾を飲むのであった。 もうこれだけでマンチンは大繁盛。しかし根っからの料理人の主人は更なる進化をそのソバに与えるのである。 |
![]() ![]() すばらしい。 |
![]() これがマンチン楼のソバの 重要な材料のギャル。 アドリブでこんな超絶大爆笑 ギャグもスイスイだ。 |
「マンチンのツボより取りたてのソバだよ」とわけのわからないことを言いながら主人がその新メニューを披露する。
それは、あいも変わらずソバ自体はそのままで、ギャルが素っ裸でソバの前で股を開いているという実に単純なものであったが、客は大変な興奮状態。 「クーッ」・「ボクちゃん、もうたまりません」・「ビーン」・「オラッチもだ、ムキッ」・「マンチンのそばでソバを食べたいよ」 と十人十色の反応であった。 完全にチンチン飯店を降した主人は、いつも見られるだけで欲求不満に陥っているギャルに「おじさんのブットいおソバで年越しさせて」と言われて 有頂天。 「くわ、こんなおいしいタレつぼにソバをつけられるなんて」 「ルンルン」 「除夜のカネだ、オラも百八ッつき立てるか」 などと迷セリフを連発する。 今気付いたのだが、マンチン側はただくやしがっているだけなのでバトルグルメ漫画ではない。が、そんなことはどうでもいいことであろう。 |
第14話: 茶ツボにおわれてトッピンシャン | top |
情けなくなってくるタイトルである。 この話は、出てくるおやじと、そのセリフがすばらしい。まずはストーリーをちゃちゃっと紹介しよう。 「万古デザイン学院」にかよう令嬢は、とある古美術店にあったツボに一目惚れしてしまう。 しかしそのツボは10万円もするのでとても買える値段ではない。(この本が出たのは昭和59年なので、現在の10万円ではない) 目ざとい店主は「お嬢さんのツボをおがましてくれたら安くしてあげよう」とたらし込み、パツイチ決めて、実は5千円のツボを3万円で売りつけてしまうのであった。(完) さて、先程も述べたように、この回は店主のおやじのセリフが良いのである。 「そうですニヤニヤ」 「おおっ!! ピンクのカンノン様、ありがたやアリガタヤ」 「おお、オツユがわきでてきたぞ、では利休が使用したといわれる茶たてでツボたてをしましょう」 「さあーて次なるは水谷伊勢守が使用したる小馬標でなでなでするでござる」 「いよいよカッ千まじか、ホラ貝吹いて、カッ戦開始!! ブオー」 「われこそは立野太べ衛、この名刀をうけてみよぅ、 本物は危ないからわしのメイトウを受けてみよ」 完全にイッちゃってる。 |
![]() このセリフにこの顔。 死んだ魚のような目。 MARO東先生はやはり天才である。 |
第15話: オカマ女番長(スケバン)大作戦!! | top |
この話は凄すぎるので、別ページで特集を組んである。ちょっと重いがぜひ御一読あれ。 特集:オカマ女番長大作戦!!へ進む |
第16話: 三面記事ズームアップ | top |
最後の話だというのに、あまりおもしろくない。残念無念・・・・。 一応、唯一のシリアスものである。 外国人の女性(アジア系の女性である)が、付き合っていた男が浮気して捨てられるが、どうしても男と別れたくない女は男の息子を切り取ってしまうのだった ストーリはほんとにこれだけである。 |