2004.8.29
かなり今更な感じがしないでも無いですが、
コミックマーケット66・3日目の戦果に一通り目を通したので簡単な感想など。
明日以降なんて言ってたら半月も経っちゃいましたよ。
しかし今回も買いすぎた感が否めないのは気のせいでは無い筈。
財布とは別に100円の束を3本 (100円×50枚×3本=15,000円) も持っていったのに、
気がつけば財布の中の生活費にまで手を出している始末だし。
感想の前に、一応戦果の写真でも。
それでは感想スタート。
サークル名/作家名/査収物名になってます。敬称は略しておりますので。
むてけいロマンス/安倍吉俊/灰羽連盟脚本集・第壱巻、白雨
灰羽脚本集の第一巻目と7年前に発行された同人誌の再版になります。
灰羽の方はアニメ一話目の脚本と初期設定画で、今後シリーズしていくんだとか。
ファンとしては今後も押さえておきたいところですな。
白雨の方は何となくテクノライズの薫りが漂ってくるような物語でした。
VANISHING POINT/高野真之/PRINCESS MAID
いつものクロエとミサキの話は大王本誌に行ってしまったため、今回はオリジナルものでした。
まあオリジナルものと言ってもいつも通りの似通った設定なので違和感は全くありませんけどね(苦笑)。
今後の同人はこの物語で行くんでしょうか。
何にせよ、まったりとした雰囲気と枠無しでも光るデザインは何時見ても良いものです。
ペン禅一如/純珪一/幼女甲冑
恐ろしいほど繊細なタッチで描かれる少女が纏うのは流れるようなラインの映える甲冑。
いつもサイトで見て凄いなあと思っていたのですが、こうして冊子という形で見るのもまた良いですね。
個人的には裏表紙の甲冑が好みです。あと忘却ネタのベルセルクとかもステキ(笑)。
学園勇者部/剣康之/Something Rough 3
今回もラフ画集でした。しかしまた色んなところで絵を描かれてますね。
その中でも気になったのは「食卓にビールを」かな。
うたたねこ
さんの感想を読んで気になっていた小説なので、今度試しに読んでみようと思います。
Fuku Fuku!/福永ユミ/ツイント (ついんてーるの本)
今回は堀部秀郎さんとの合作ツインテール本でした。
やっぱりツインテールは長いのも短いのもお団子なのも良いですな。
中でもウェーブのかかったふわふわなツインが素敵すぎです。
流れるようなストレートツインも素晴らしいですが、それはそれ、これはこれってことで(笑)。
JEWEL BOX/相田裕/モンマルトルの天使
最初にいきなりエロシーンが出てきたので今回はその手の本なのかと思いましたが、
終わってみればやけにほのぼのとした物語に仕上がってました。前書きを読んで妙に納得。
そりゃ男と女が愛し合っていればやることはやるわな。
アダルトオンリーでもこういった短編ならまた読んでみたいですね。
LAMPBOX/古我望/esprit
こちらは表紙買いです。性格の悪そうな主人公と高飛車なヒロイン。
設定だけ見れば面白くなりそうなんですが、
全体的に薄暗い雰囲気を醸し出しているため今ひとつ盛り上がらなかった気がします。
唐突にエロシーンを入れるくらいなら一冊にまとめてしまった方が良かったんじゃ無いのかな。
ラブポケ+たんぽぽ屋/滝川悠+成瀬ちさと/dandelion and love
今回、購入した同人誌の中で一番高かった代物です。まあB4サイズでカラーな本だから仕方ないのかな。
収録されているイラストの壁紙DLも出来るし。今回も早速壁紙を使わせて頂いております。
レアな1280×1024サイズがあるので大助かりですよ。
ワーカホリック/犬上すくね/チラシ
今回は新刊も無く無料のチラシだけ配布されてました。
そういや恋愛ディストーションの続編が始まるんですね。今度は「疾走編」とのこと。
なんですか、疾走編ってのは。もしかして4巻のカバー裏みたいな展開? 興味は尽きません。
Sound Horizon/Revo/うちわ
実は今年に買ったCDの中で一番ヒットしたのがSound HorizonさんのChronicle 2ndだったりします。
そんなこともあり何か出物はあるかと言ってみたら何にも残ってませんでした。とほほ。
オルゴールは欲しかったんですけどねえ。でも無料でうちわを配布していたので貰って来ちゃいました。
今回の戦果はこれだけです。
保健所/いぬ/しののぬ
オリジナルストーリーのFlash集です。
相も変わらずほのぼのした物語は何回見ても心地よいですな。
最近は物語やデザイン、演出に至る全てが洗練され見ていて楽しいのですが、
保健所だよりやパロディネタのFlashもまた出して欲しいですね。
理数館/原田みどり/Euroassort
タイトル通りヨーロッパの風景画・詰め合わせって感じの画集です。
今回も実に見事と言うか何というか。余り風景画に興味は湧かない方なのですが、
それでも引き寄せられてしまいました。一度、自分の目で見てみたいですね、ヨーロッパの風景を。
WHITE†NOTE/勇魚智歳/FLOWER WHITE
今回はカラーのイラスト本でした。
冬に購入したカレンダーは今も使い続けてますが、やっぱりイラストは大きい方が良いと思うので、
カラー本は大歓迎です。特に目次と奥付の白黒コンビが良いですね。この絵で壁紙を作って欲しいなあ。
居残り掃除当番/高木晋/sinban!
今回買った同人誌の中で一番面白かった気がします。やっぱり漫画ってのは面白いんだな。
3編とも特に変わった設定があるわけでも無いのに、何故かしんみりくるような懐かしいような、
不思議な面白さが光っていました。
奇妙堂/鳥取砂丘/PLanet eable
不思議な惑星で不思議な物語が展開されてます。なんとなく火の鳥の望郷編を彷彿させてくれる惑星ですな。
キノの旅とはまた違った雰囲気も心地よいし、繊細なタッチの風景も見応えあります。面白かった。
平均律/在原晃士/Something incoherent of Mardock scramble.
今回は小説のマルドゥック・スクランブルの紹介本でした。
小説はその存在だけ知っているくらいで読んだことは無いのですが、
なんだか凄く面白そうなのでこんど読んでみようかと。あと無印良品本はチラシだけでした。
コミティアって行ったことがないので冬に期待しますかねえ。
Kaned Fools/AKIRA/EXCUSE
どうもオフセット本は落ちてしまったらしく無料の小冊子が配布されていたので頂いてきました。
文章だけの冊子かと思ったら普通に4コマ漫画が載っていてやけに面白いんですけど。
ラストの実録は素晴らしいなあ。エロスの考察、面白すぎですって。
サンタローザ/石崎遊葵/サンタローザCG集 Vol.3
今回はCG集のその3になります。
前回と同様に色艶やかな民族衣装が散りばめられていて、良い出来映えに仕上がっています。
民族衣装って原色の使い方が本当に見事ですよね。ってよく見たら偽民族衣装シリーズも混ざってました。
面白い試みですが、こういうものは分けて掲示して頂けるとうれしいのですが。
ここからは初めて買ってみたサークルさんが続きます。
AKIBA W.C. Headline!!/wc/秋葉原データブック2003
W.C.さんのところで委託本を出すと告知されていたので、委託先スペースに言ってみたらご本人が座られていまして。
買ったときに声をかけられて驚きました。簡単な自己紹介をしたら、サイトいつも見てますなんて嬉しい言葉が。
コミュニケーション不足でどうもすいません。声をかけるのはこっちの方ですよね、普通。
冊子の方は昨年の秋葉原の動向が月毎にまとめられていてとても参考になりました。
垂れ流し的な秋葉原サイトを作っている人間としては頭の下がる思いです。
私も何か作りますかねえ。過去ログをCD-ROMにしたら少しは売れるんだろうか。
NURSERY TALE/山根真人/twinkle little star
こちらは表紙のデザインが印象的だったので、手にとって確認し買いました。
漫画のすっきりしたタッチのデザインと、イラストの線の太い力強いタッチのデザインが印象的です。
どちらも同じ作者ってことは色々と使い分けているのかな。どちらも味わいがあって良いと思います。
GUERILLA STUNT STUDIO/Logical Divide 1/2, 2, 3、学生街の喫茶店、他一冊
こちらも表紙のデザインに引き寄せられてスペースに立ち寄り色々と物色させて頂きました。
Logicalの方は漫画と言うより何かのダイジェストを見ているような気にさせてくれます。
ちょっと設定が多いので慣れるまで時間が掛かりそう。
個人的には学生街の〜のようなまったりした漫画の方が好きかな。
満月のてっぺん/あをいゆうみ/太陽の芸術 (果実編,花編,半熟編)
こちらも表紙のデザインが気にいって…って表紙買いばっかりだな。
それはさておき内容なんですが、これは農業漫画と考えれば良いのでしょうか。
物語的にも少し掴みにくい印象があります。悪くは無いと思うのですが、どうにもこうにも。
シリーズ物のようなので、次も様子を見てみたいと思います。
UP world/佐藤みーこ/Hello,World !、ねこにメイド、他2冊
スペースのそこいら中が猫耳だったので、つい一揃い下さいなんて口走ってしまいました(笑)。
猫耳オンパレードな漫画も良いですが、「君といつまでも」みたいなしんみりくる話もまた良いですね。
明らかにジャンルが違いますけど、どっちも読んでみたいものです。
Queen Bee/akira/TELEPORTATION QUEEN.
創作系のブースを歩いていたらジョキジョキとA4の冊子をカットしている音が。
どうやらA4の上4分の1をカットして上は後書き、下は本編にしている模様。
面白そうなので買って来ちゃいました(笑)。
本編はアリスのワンシーンを抜き出してきたらしく特に物語を感じさせるものはありませんでした。
折角なのでこのタッチの作画で一通りの物語を読んでみたいですね。
以上で感想はおしまいです。
今回はちょっと時間が掛かってしまいました。
まあ今月中に書き終えただけでも良しとしますか。ではまた冬に。
[更新状況]
●夜を往け akihabara p
2004/8/28 ・ 更新
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