Top絵はSAIで線画を起こし、Photoshopで加工しました。
線画の原寸はコレ→■
描線を重視する描き手にとって、タブレットの入力(ライン、筆圧)に対するレスポンスは最重要事項です。勢いのある描線は、ペンを走らせるスピードが速ければ速いほど美しく、生き生きとしたライン(*1)になるからです。
過去に私の試した限りではこの用途に耐えるのはAURA/Mirageのみでしたが、SAIはそれに加えて画面を回転させる事も出来る。
色塗りだけならば他のソフトでも充分だし、最終的な絵の品質がソフトによって左右されるという事は通常はありません。
でもタブペンのレスポンスやフィーリングというのは日光のGペンかタチカワのGペンかというようなもので(笑、絵を見る側からはどうでもいい事ですが、描き手にとっては大問題なんですね。書き味にこだわるというSAIの開発コンセプトは素晴らしいと思いますし、これからも維持していってもらいたいものです。
余談 :ノンアンチエイリアスのオプションがあれば私は多分使います。Mirageでも同様の使い方をしていますから。→■ 同じノンアンチでもPhotoshopの鉛筆ツールとはラインのスムーズさは格段に違います。(16bit処理のおかげ?まあ、実際の所、印刷上でそれほど差が出るとも思えないんですが、これも描き手のフィーリングにとっては大問題なので…)
マイクロソリューションのヘッドホン。
耳に優しいヘッドホンということで試してみました。
装着感が独特ですが、確かに内耳に直接響くような感じが無く、ソフトで自然。外音も割と聞こえますが、音漏れは少なめ。
聞こえ方はSONYの (MDR-W25SP)に近いです。(この機種も愛用してます)
Hi-Fi的には高性能とは言いがたいですが、最近は読み上げ音声かPodcastのトーク番組がメインなので問題なし。
いずれにしても長時間のイヤホン使用は良くないんですが。(電車の中など周囲がうるさい環境ではボリュームを上げてしまうので耳へのダメージは更に増す)
CSに付属していたスクリプトガイドを読み、ネット上の解説サイトを参考に一からスクリプトを組んでみました。
スクリプトプラグインを導入すれば7.0でも使えます。
Photoshop上で動くJavaScriptはファイルの読み書きも出来るので、その気になればかなり色々な事が出来そうです。もっとも、そういう点ではVBScriptの方が強力なようですが。
あと、HSPの最新版はCOM対応してるのでPhotoshopのコントロールも可能になってました。(ちょっと試してみたところ、コントロールは可能ですが、JavaScriptに変数を渡すのが上手くいかないようです。やり方が悪いのかな…?)それにしてもHSPは凄い。ちょっとしたアプリならあっという間に組めますね。
適当な名前を付けて拡張子"js"でスクリプトフォルダに保存。photoshopから実行して下さい。使い方はコメント参照。保存ファイル名は ドキュメント名(連番)_1〜5 となるので作業後にリネームソフトで一括して連番にする必要があります。文字化けでエラーが出る場合は連番画像フォルダおよび上位フォルダ名を英語にするか、スクリプトファイルをUTF-8エンコードでセーブして下さい。(私の環境では特に問題ありませんでした)
フォルダ指定で一括作業も出来るんですが、アクションに組み込む形式の方が応用が利くのでこの方式にしてます。それと安全のため。
//-------------------------------------------------------------------------------------
//-------まず、コンテをスキャンした連番画像のうち、一枚だけ開いてスクリプトを実行して下さい。
//-------連番画像フォルダ直下に"cut"フォルダ が作成され、その中に切り出し画像が保存されます
//-------切り取り、保存が上手くいく事を確認した後、このスクリプトをアクションに登録し、
//-------連番画像フォルダを指定してバッチ実行。(スクリプト単体では一枚の処理しかしません)
//---------------------------------------------------Windows Photoshop7、CS で動作確認
//-------------------------------------------------------------------------------------
var originalrulerUnits = preferences.rulerUnits;
preferences.rulerUnits = Units.PIXELS;
var docRef = activeDocument;
//-----------------------画像の存在するフォルダの直下に保存用のcutフォルダを作成
if (new Folder(docRef.path+"/cut").exists == false)
{
new Folder(docRef.path+"/cut").create();
}
//---------------------------ドキュメントの名前から拡張子を省いたものをbasenameとする
var basename = docRef.name.substring(0,docRef.name.lastIndexOf("."));
//--------------------------------------------------------------------------------------
//----------------** スキャンしたコンテ画像に合わせて以下の代入値を書き換える **-----------
var x1=152;
var y1=223;
var x2=657;
var y2=512;
var ym=0;
var count=5;
//---------コンテフレームの1コマ目の座標[左上隅(x1,y1)右下隅(x2,y2)] (ピクセル指定)
//---------枠線の縦幅 ym (ピクセル指定)
//---------フレームのコマ数count (通常は5)
//------------------------------------------------------------------------------------
var ys=(y2-y1+ym); //選択範囲の上下移動幅( フレームと枠線の縦幅)
//------------------------繰り返し処理-------------------------------------------------
for (i=1; i<=count; i++)
{
//-------------選択範囲の作成、コピー、そして新規ドキュメント作成、ペースト
docRef.selection.select([[x1,y1+ys*(i-1)],[x2,y1+ys*(i-1)],[x2,y2+ys*(i-1)],[x1,y2+ys*(i-1)]]);
docRef.selection.copy();
var doc2Ref = documents.add(x2-x1,y2-y1); // 新規ドキュメントを開く
doc2Ref.paste();
//-------------------------------**jpeg保存用オプション 必要があれば書き換える
jpegOpt = new JPEGSaveOptions();
jpegOpt.embedColorProfile = false;
jpegOpt.quality = 4;
jpegOpt.formatOptions = FormatOptions.OPTIMIZEDBASELINE;
jpegOpt.matte = MatteType.NONE;
//-------------------------------------------------------------------------
//------------------------------保存の後、新規ドキュメントを閉じる------------------
doc2Ref.saveAs(new File(docRef.path +"/cut/"+ basename +"_"+ i +".jpg"), jpegOpt, true,Extension.LOWERCASE);
doc2Ref.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);
}
//-----------------------------------------------------------------------------------------
//--------------終了処理--------------------------------------------------------------
docRef.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);
preferences.rulerUnits = originalrulerUnits;
doc2Ref = null;
docRef = null;
どちらかというとJavaScriptはAfterEffectsのために覚えたかったわけですが、7.0へのアップグレードは迷い中…
カーブエディットは使いやすそうです。
参考:
Photoshop7でのスクリプトの導入(そらかぜ工場)
Adobe Photoshop CS2自動化作戦
AfterEffects6.5日本語版javaScript&Expression
Win32OLE 活用法 【第 1 回】 Win32OLE ことはじめ
Win32OLE 活用法 【第 4 回】 Adobe Illustrator
映画を見る前に読みました。解説で恩田陸が書いていたように、子供の頃に読んでおけばよかった、という感想。
子供の視線で考えた時、大きなワードローブの向こうに異世界に繋がっているというイメージが素敵です。
原題は THE CHRONICLES OF NARNIA 日本語だと「ナルニア年代記」。
既読の知人は皆一様に「全巻読まないと意味が無い」と言うのでこれだけでの評価は保留。
原語で読んでみるのもいいかもしれない。(A Strom Of Swords はちっとも進まなくて挫折気味。作品自体が長いっていうのもあるけど、やはり語彙力が全然足りないですね)
ヒアリング力をつけて、英語読み上げで読書(?)が出来るようになれたらいいなあ。英語ならオーディオブックも豊富にありますから。
Zaurusの新型(無線LANは相変わらず非搭載…)に英語のTTSがついたようで、読み上げのクオリティは高そうです。長文テキストの読み上げには対応してなさそうな感じですが…
Zaurusの定番辞書ソフトZtenvのPopupApplet人柱バージョンでは他アプリとのニ画面表示が可能になってます。
Keyhelperを設定する事によってスタイラスを使わずに全ての操作をキーボードで行えます。(エディタやビューアーからZtenvへのフォーカス移動も)
キーボードでの使い勝手ではPocketPCよりZaurusの方が数段上ですが、漢字変換の頭の悪さがネックになってます。PalmやPocketPCではAtokが使えますから、この差は大きい。
Palmを使っていた時は解像度と素早いレスポンスのおかげでスタイラス操作もそれほどストレスにはならなかったのが、PocketPC(e830)ではイライラすることが多いです。
バカ売れ状態のW-ZERO3ですが、机置き状態でキー入力できる方が使いやすいと思われるので、Zaurusスタイル(クラムシェル型)のウィルコム端末が出るまで様子見。
W-SIM_CFのアダプターが未だに出てないのが気になる。
フリーマインド活用クラブ
FreeMindダウンロード 現在のバージョンは0.8.0.。javaの実行環境が必要です。
アイデアメモ等は以前から階層テキストを使っていました。WZはアウトライン表示が出来るので全体の見通しもしやすく、それなりに便利なのですが、画像やURLリンクは出来ず、そういう場合はHTMLに変換してました。 参考:outliner
FreeMindは「マインドノート」というメモの書き方をPC上で行う物で、図表的なまとめを行うのに便利です(本来はそういうものではないようですが)。画像の表示(HTMLリンク)やURLリンクが可能です。
カーソルキーでフォーカス、項目移動が出来るので、キーボード操作のみでどんどん書き込んでいけます。
階層テキストからの移行も簡単で、タブで区切られたテキストをコピー&ペーストするだけで階層構造をそのまま再現してくれます。
データはXML形式でPDFやHTML、PNGへの書き出しが可能。
MindManagerという市販アプリもあります。表現のバリエーションが多いので見栄えに凝る向きにはこちらの方が良いでしょう。プレゼン重視の場合とか。
FreeMindのシンプルなルック、操作性の方が好みですけど。
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